• ピクニックでの食中毒リスクを防ぐ

    屋外で食事をするピクニックは楽しいものですが、食中毒が起きては台無しです。そのリスクを減らすためのポイントを紹介します。

    • 肉、魚介類、サンドイッチ、サラダ、果物、野菜、乳製品などはクーラーボックスに入れましょう。
    • 保冷時間を延ばすため、クーラーボックスには氷を詰め、日の当たらない場所に置いておきましょう。
    • 食材を長持ちさせるため、クーラーボックスはあまり何度も開けないようにしましょう。
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      情報元:Foodsafety.gov
      HealthDay News 2017年7月4日
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  • 公園の砂場は細菌の温床     

    子どもが大好きな砂場遊びは、運動技能や社会的技能の発達にも役立つ。しかし、動物にトイレとして使われたり、複数の子どもが接触する場になったりすることで、砂場は細菌や寄生虫などの感染性の病原菌の温床となっている可能性があることが、「Zoonoses and Public Health」7月7日オンライン版に掲載の研究で明らかにされた。

     今回、マドリード・コンプルテンセ大学(スペイン)のJose Blanco氏らの調査で、52.5%の砂場からクロストリジウム・ディフィシル(C. difficile)という細菌が見つかった。C. difficile感染症の症状は軽度の下痢から命に関わる腸炎までさまざまだが、腸内環境も変えてしまうため治療が難しいことで知られる。

     Blanco氏らは、同国のマドリード地域にある子ども用の砂場20カ所とイヌ用の砂場20カ所から砂を採取し分析した。その結果、子ども用の砂場9カ所、イヌ用の砂場12カ所からC. difficileが検出され、その中には毒素を多く産生する型や抗菌薬に対する耐性を示す型も認められた。

     砂場に潜む病原菌はC. difficileだけではない。米疾病対策センター(CDC)によると、米国の調査ではトキソプラズマや回虫、ギョウ虫などの寄生虫が砂場にいることが示されている。イヌやネコに由来するトキソカラ(Toxocara)という回虫の感染症による失明は米国で年間約70症例にも達し、その多くは小児だという。

     Blanco氏は、「身の回りには多数の病原菌が存在しており、私たちはその中で生きていく方法を学ばなければならない。今回、C. difficileが環境中に広く存在していることが示されたが、地域社会における実態を明らかにするには追加の研究が必要だ」と話している。また、別の専門家は、砂場は“塩素消毒をしていないスイミングプールのようなもの”だと評している。

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     米国小児科学会(AAP)は、砂場遊びで病気になることを防ぐための注意点を挙げている。

    • 砂場を使わないときは蓋をして、昆虫や動物を近づけない。
    • 砂が湿っていると細菌が繁殖しやすくなるため、乾燥させてから蓋をする。
    • 定期的に熊手を使い、破片や砂のかたまりなどの異物を取り除く。
    • 砂場をトイレと勘違いする可能性があるため、ペットには砂場で遊ばせない。

    Abstract:リンク先
    HealthDay News 2017年7月7日
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  • 寝室の騒音は男性不妊をもたらす?

    強くて健康な精子は、静かな寝室で作られる可能性が、ソウル大学校(韓国)医学部予防医学のKyoung-Bok Min氏らによる研究で示唆された。この研究では、同国の成人男性20万人超を調べた結果、騒音レベルが高い環境に一定期間住んでいた男性では、その後男性不妊と診断される確率が14%上昇することが示されたという。

     米国立衛生研究所(NIH)によれば、米国人夫婦の約15%は、1年以上にわたって避妊しない状態で性交渉を持っても妊娠に至らない不妊カップルと推定されている。その原因は男性側と女性側のいずれか、あるいは両方にある場合があるが、男性側の要因としては精子の濃度や運動、形状の問題が考えられる。

     Min氏らは今回、20~59歳の男性20万6,492人の医療保険データとともに、居住地と全国騒音情報システムの情報を用いて、2002~2005年の日中および夜間の騒音への曝露と、2006~2013年の追跡期間中における男性不妊との関連について検討した。

     その結果、8年間の追跡期間中に3,293人(1.6%)が男性不妊と診断された。年齢、収入、喫煙、BMIなどの因子で調整したところ、4年間にわたって55デシベル以上の夜間の騒音に曝露した男性では、男性不妊と診断される確率が14%高いことが示された。55デシベルの騒音は郊外の道路の騒音に相当するという。

     なお、これまでにも騒音レベルが女性の早産や流産といった出産アウトカムに関連することが報告されていた。今回の研究には関与していない米ヒューストン・メソジスト病院生殖内分泌・不妊症専門医のJames Nodler氏は、「寝室の慢性的な騒音は、妊孕性に重要な他のホルモンの放出を促す脳内のGnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)の産生を抑制する可能性が指摘されている。GnRHの産生が抑制されれば、男女を問わず妊孕性を維持するためのバランスが崩れる」と説明。その上で、不妊が心配な男性に対する助言として、ベッドでテレビなどを視聴せず、寝室の騒音レベルを抑えて良好な睡眠衛生を維持することを勧めている。

     一方、この研究結果について別の専門家は「寝室の騒音と男性不妊との間に因果関係があることを示すものではない」と指摘。Nodler氏も、今後の研究で騒音のある寝室で眠る男性と静かな寝室で眠る男性のホルモンレベルを測定し、生物学的な要因を明らかにする必要があるとしている。

     この研究結果は「Environmental Pollution」7月号に掲載された。

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    参考:リンク先
    HealthDay News 2017年7月7日
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  • 心不全患者の心臓突然死が20年間で半減

    この20年間で、心不全患者が突然の心停止で死亡する確率はほぼ半減しているという研究報告が、「New England Journal of Medicine」7月6日号に掲載された。研究を実施した英グラスゴー大学心臓病学教授のJohn McMurray氏は、「優れた治療薬を効果的に組み合わせて使用することで、心不全患者の寿命は延長した。現代の薬物療法や医療機器は極めて効果が高いため、心筋の機能不全が大幅に、あるいは完全に回復する患者も珍しくない」と話している。

     同氏らによると、低リスクの心不全患者の多くは薬物療法で十分な効果を得られるため、植込み型除細動器(ICD)を使用しなくても生命の危険はない可能性があるという。「ICDは高額で、植込みによる合併症のリスクもある。ICDで命をとりとめる人がいるのは確かだが、大多数の場合、植込み後のICDは一度も使用されない。ICDの使用基準について明確な結論は出ておらず、今回の知見も含めてもっと議論すべきだ」と、同氏は付け加えている。

     心不全は心臓の働きが低下して身体に十分な血液を送り出せなくなる病態で、特に心室が十分に収縮できなくなる(駆出率が低下する)心不全では、多くの患者が心臓突然死を防ぐためにICDを植込んでいる。

     しかし今回の研究では、1995~2014年に実施された12件の臨床試験に登録された4万人強の心不全患者のデータを分析した結果、この期間に登場した新たな治療薬により、ICDを植込んでいない心不全患者の突然死の発生率は44%減少したことが明らかになった。ランダム化から90日以内の突然死の累積発生率は、今回対象とした臨床試験のうち最も古い試験では2.4%であったのに対し、最新の試験では1.0%にとどまった。また、診断から3カ月以内の心不全患者における突然死の発生率は、診断からより長期間が経過した患者を上回るわけではないことも示された。

     現行のガイドラインでは、ICDの使用を決定する前に3カ月間の薬物療法を行う必要があるとしているが、今回の知見から、より長期間にわたって様子を見ても安全であることが示唆された。「薬物療法中に駆出率が十分に改善し、ICDが必要でなくなる可能性もあるため、植込みを急ぐべきでない」とMcMurray氏は指摘している。

     一方、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のGregg Fonarow氏は、「ガイドラインで推奨される薬剤を全て使用しても、突然死のリスクは残る。患者の多くはICDが不要だという見解には納得できない」と話す。「JACC: Heart Failure」編集長のChris O’Connor氏は、「臨床試験の被験者は一般の患者よりも厳格に経過を観察されているため、実際の患者にはこれほどの突然死の低減は認められないだろう」と指摘し、薬物療法のみで治療できる患者の特徴を明らかにするためには、さらに研究を重ねる必要があると述べている。

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    HealthDay News 2017年7月6日
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  • 米国では農村部でがん死亡率が高い    

    米国では全体的ながんによる死亡率は減少傾向にあるが、農村地域ではわずかな減少にとどまっており、都市部との差が拡大していることを示した研究結果が米疾病対策センター(CDC)発行の「Morbidity and Mortality Weekly Report(MMWP)Surveillance Summaries」7月7日号に掲載された。

     研究を実施したCDC国立慢性疾患予防・健康促進センター(NCCDPHP)のグループは、「地理的条件が単独でがんリスクの予測因子となるわけではないが、予防や診断、治療の機会には影響する可能性がある。このことは、米国における重大な公衆衛生上の問題だといえる」と述べている。

     今回、同グループがCDCのがん登録データなどを分析した結果、得られた主な知見は以下の通り。

    ・がんによる死亡率は都市部に比べて農村地域で高かった。人口10万人当たりのがんによる死亡数は都市部の158例に対して農村地域では180例に上った。
    ・がんによる死亡率は都市部では年間1.6%の低下が認められたが、農村地域では同1.0%の低下にとどまった。
    ・全体的ながん罹患率は都市部に比べて農村地域ではやや低く、都市部の10万人当たり457人に対して農村地域では同442人だった。しかし、肺がんなどの喫煙に関連するがんや、スクリーニングによる予防効果が期待できる大腸がんや子宮頸がんなどの罹患率は、都市部に比べて農村地域で高かった。

     米オハイオ州立大学総合がんセンターのElectra Paskett氏は「この結果は意外ではない」とコメント。「われわれは長年にわたって農村地域で調査などを実施してきたが、農村地域が広がるアパラチア地方ではかなりの期間、がんが死亡原因の首位を占めていた。農村地域にはがん死亡率を高めるさまざまな要因がある」と説明している。

     一方、今回の研究を実施したグループの一員でCDCがん予防・対策部門のLisa Richardson氏は「私ががん患者を治療するときは、私1人で治療しているわけではない。治療中も、治療が終了した後も、他の医療従事者や患者の家族が患者を支援している。これは、地域レベルでの予防を目的とした介入にも必要なことだ。関係者の連携が、がんの罹患率を低減し、それに関連する不均衡を解消するための鍵となる」と指摘している。

     なお、CDCはがん死亡率の地域間における格差の縮小を目指す上で、農村地域の医療従事者も一定の役割を果たしうると強調。「がんリスクを低減させる習慣、例えば喫煙や副流煙に曝露する機会を減らすこと、日光や日焼けマシンから紫外線を浴びる量を制限すること、運動や健康的な食事を心がけることなどを推進することで地域差を解消できる可能性がある」としている。また、大腸がんや子宮頸がんの検診、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンやB型肝炎ワクチンなどのがんを予防するワクチンの接種率を向上させることも課題として挙げている。

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    HealthDay News 2017年7月6日
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  • 「住環境」と「外食頻度」が若年女性の栄養摂取状況に及ぼす影響は?- 日本人の女子学生約4,100人を解析

    家族と同居またはひとり暮らしといった居住形態は、中高年だけでなく若年女性の食習慣にも影響を及ぼし、居住形態によって栄養素の摂取状況には差がみられることが、東京大学大学院社会予防疫学分野の児林聡美氏らの検討で分かった。また、ひとり暮らしの若年女性では、外食の頻度を減らしても必ずしも食事の改善にはつながらないことも示された。詳細は「Journal of Epidemiology」6月号に掲載された。

     家族と同居あるいはひとり暮らしといった居住形態は、食習慣に影響を及ぼすと考えられている。特に中年や高齢者のひとり暮らしは、低栄養や不健康な食生活の危険因子であることが報告されている。児林氏らは今回、若年女性を対象に、家族と同居している女性とひとり暮らしをしている女性の普段の食事から摂取している栄養素の充足状況を比較し、さらに外食の頻度が食事の適切さに及ぼす影響についても調べた。

     対象は、85校の栄養関連学科の学生とその母および祖母が参加した、食習慣と健康に関する女性3世代の横断観察研究の参加者うち18~20歳の女子学生4,107人。このうち3,096人(75.4%;同居群)が家族と同居しており、1,011人(24.6%;独居群)はひとり暮らしをしていた。

     食事摂取量は自記式食事歴法質問票(DHQ)から推定し、「食事の適切さ」は「日本人の食事摂取基準(2015年版)」による基準値を用いて評価した。生活習慣病の予防のために目標量(DG)が設定されている5つの栄養素〔脂質、飽和脂肪酸(SFA)、炭水化物、食物繊維、食塩〕の場合はDG範囲外の摂取量を「不適切」とし、摂取不足の評価のために推定平均必要量(EAR)が設定されている13栄養素(たんぱく質、ビタミン、ナイアシン、葉酸、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅)の場合はEARに満たない摂取量の場合を「不適切」とした。なお、鉄に関しては海外の知見から基準値を設定した。

     その結果、独居群では同居群に比べて、ほとんどの栄養素の摂取量が有意に低かったが、炭水化物だけは有意に高かった。また、DG設定栄養素の摂取量が「不適切」だった学生の割合は、脂質、SFAおよび食塩は同居群で高く、食物繊維は独居群で高かった。EAR設定栄養素の摂取量が「不適切」だった割合は、ほとんどの栄養素が独居群で高かった。同居群ではDGを満たしていない栄養素数が独居群に比べて高かったが(3.3対2.9)、EARを満たしていない栄養素数は低かった(6.0対7.1)。

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     さらに、同居群では外食頻度が増えるに従い、DGを満たしていない栄養素数が増加した。一方で、独居群では外食頻度とDGまたはEARを満たす割合との間に関連はみられなかった。

     以上の結果を踏まえて、児林氏らは「居住形態は若年女性の食習慣に影響を及ぼし、食習慣の改善点はその居住形態で異なることが分かった。また、外食の頻度を減らすことは、家族と同居する学生では食事の改善の一助となる可能性があるが、ひとり暮らしの学生では必ずしも改善につながらないことも示された」と結論。ひとり暮らしの学生に対して健康的な食習慣を啓発する必要性があることを指摘している。

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    保健機能食品には、食品の目的や機能等の違いにより。国が安全性や有効性を個別に審査し許可した「特定保健用食品(トクホ)」・国が定める特定の栄養成分の規格基準に適合した「栄養機能食品」・科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品である「機能性表示食品」の3つがあります。

    健康食品試験についての詳しい説明

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    HealthDay News 2017年7月18日
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  • 玄米食で2型糖尿病患者の血管内皮機能が改善 – 滋賀医大の検討

    2型糖尿病患者が食物繊維を豊富に含む玄米食を8週間摂取すると、体重やHbA1c値に影響を及ぼさずに血管内皮機能が改善する可能性のあることを、滋賀医科大学糖尿病内分泌内科の森野勝太郎氏、同大学公衆衛生学講座の近藤慶子氏らがサンスター株式会社との共同研究で明らかにした。白米食の摂取よりも玄米食の摂取では血糖変動幅が抑えられたことが、こうした血管内皮機能の改善に寄与した可能性が考えられるという。詳細は「PLOS ONE」6月29日オンライン版に掲載された。

     食物繊維が豊富な食事は心血管に保護的に働くと考えられているが、その詳細な機序は明らかにされていない。近藤氏らは今回、2型糖尿病患者において、食物繊維を多く含む「玄米」の摂取が食後高血糖や酸化ストレス、全身性の炎症レベルを下げることで血管内皮機能を改善するとの仮説を立て、検証を行った。

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     近藤氏らは、2012~2014年に登録した外来通院中の2型糖尿病患者のうち、同意を得た28人を対象に、主食を玄米とする群(14人)または白米とする群(14人)にランダムに分けて、それぞれの主食を8週間継続摂取させた。また、これまでにも玄米の摂取で血管内皮機能が改善することは報告されていたが、体重の変化を伴っていた。そこで今回の研究は、栄養指導を行いながら実施することで体重変化の影響を最小限にするようにデザインされた。

     対象患者の血管内皮機能は、プレスチモグラフィー法を用いてFDR(反応性充血時の血流増加面積/駆血中の血流減少面積;FDR値が大きいほど血管内皮機能が良好)で評価した。その他、HbA1c値と食後血糖値、酸化ストレスや炎症マーカーを測定した。

     その結果、空腹時のFDR値で評価した8週間後の血管内皮機能は、白米群に比べて玄米群で有意に改善していた(20.4%対-5.8%、P=0.002)。追跡期間中、体重や体脂肪率のほか、血圧にも両群間で差はみられなかった。追跡終了時点のHbA1c値はベースライン時から両群で改善したが、両群間で有意な差はみられなかった。ベースライン時および介入終了時の米飯負荷試験によると、血糖変動は白米群に比べて玄米群で小さく、この両群間の差は追跡期間を通して維持されていた。

     さらに、総コレステロールやHDL-コレステロール、LDL-コレステロール、尿中8-イソプロスタン(酸化ストレスの指標)の値には両群間で有意差はみられなかった。高感度C反応性蛋白(CRP)値は、白米群に比べて玄米群で改善傾向が認められた。

     以上の結果から、近藤氏らは「玄米食は血糖変動を少なくすることにより血管内皮機能を改善する可能性が示唆された」としている。なお、玄米食と研究費の一部はサンスター(株)から提供された。

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    糖尿病とは?血糖値や症状に関する基本情報。体内のインスリン作用が不十分であり、それが起因となり血糖値が高い状態が続いていきます。症状など分類別に解説しています。

    糖尿病とは?血糖値や症状に関する基本情報

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    HealthDay News 2017年7月18日
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  • 血圧改善のためのシンプルな7ステップ

    7個の健康的な生活習慣を続けると高血圧リスクが低減するという研究結果が、「Hypertension」6月26日オンライン版に掲載された。この研究で効果が示されたのは米国心臓協会(AHA)が提唱する“Life’s Simple 7(以下、LS7)”。LS7では、心疾患予防のためのシンプルな生活習慣の目標として「禁煙」「健康体重の維持」「健康的な食事」「身体活動の継続」「血糖値の管理」「脂質値の管理」「血圧値の管理」が挙げられている。

     研究を実施した米アラバマ大学のJohn Booth氏らは、米国の黒人を対象とした疫学研究であるジャクソン心臓研究(JHS)に参加した5,000人超を対象に、LS7の7個の健康的な生活習慣をどの程度守っているかについて評価した。2000~2004年の研究開始時、対象者には高血圧や心血管疾患はなかった。

     約8年間にわたり追跡した結果、対象者の半数が高血圧を発症した。解析の結果、健康的な生活習慣を守っている人ほど、そうでない人に比べて高血圧の発症リスクが低いことが分かった。研究開始時に健康的な生活習慣を0~1個しか守っていなかった人では81.3%が高血圧を発症したのに対して、6個を守っていた人では11.1%にとどまり、90%のリスク低減が認められた。2個のみを守っていた人であっても、0~1個の人に比べると高血圧の発症リスクは20%低かった。

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     なお、7個全てを守っていた人はいなかった。対象者の中で、若齢、女性、学歴が高卒以上、世帯収入が年間25,000ドル(約280万円)以上といった特徴を持つ人は、より健康的な生活習慣を続けている傾向があった。

     Booth氏は、「心血管の健康がわずかに改善するだけでも、高血圧の発症リスクが低減する可能性があることが分かった」と話す。米国では成人の約3割に高血圧がみられるが、白人よりも黒人で多く、黒人では男性の45%、女性の46%に及ぶ。「LS7はAHAが心血管の健康状態を把握するために取り入れているアプローチだが、アフリカ系米国人の高血圧リスクを確認するためにも利用できる」と、同氏は述べている。

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    治験・臨床試験は新しいお薬の開発に欠かせません。治験や疾患啓発の活動を通じてより多くの方に治験の理解を深めて頂く事を目指しています。治験について知る事で治験がより身近なものになるはずです。

    治験・臨床試験についての詳しい説明

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    HealthDay News 2017年7月5日
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  • プロバイオティクスのサプリ、保育園児の感染予防には効果なし?

    1歳前後の保育園児にプロバイオティクスのサプリメントを使用しても、風邪や感染性胃腸炎といった感染症を予防する効果は認められなかったとする研究結果が「Pediatrics」7月3日オンライン版に掲載された。

     この研究は、コペンハーゲン大学(デンマーク)栄養・運動・スポーツ学のRikke Pilmann Laursen氏らが実施したもの。同国の保育園に通う健康な生後8~14カ月の子ども290人を対象として、そのうち144人を6カ月間にわたって1日1回パウダー状のプロバイオティクスを食事や飲み物に混ぜて摂取してもらう群(プロバイオティクス群)に、146人をプラセボを混ぜて摂取してもらう群(プラセボ群)にランダムに割り付けた。

     その結果、保育園を休んだ日数や風邪の症状、下痢、発熱、嘔吐などの発生頻度がプロバイオティクス群で減少することはなく、プロバイオティクス群とプラセボ群との間に差は認められなかった。また、プロバイオティクス使用による副作用の報告もなかった。

     これまでに報告されている研究では、プロバイオティクスによる感染性胃腸炎の予防効果が示されているにもかかわらず、今回は同様の結果が得られなかった。この点について、同研究の論文に関する論評の著者の1人である米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)小児科学のMichael Cabana氏は、「今回の研究の対象となった子どものほぼ半数で研究期間中も母乳育児が続けられており、全般的に健康状態が良好であったため、プロバイオティクスによる効果が現れにくかったのではないか」と考察。母乳に含まれるヒトミルクオリゴ糖は乳児の消化管に固有の細菌の成長を促進するため、母乳は腸内細菌の健康的なバランスを保つ最良の方法かもしれないとしている。

     また、今回の研究ではプロバイオティクスの副作用は認められず、安全であることは示されたが、同氏は「プロバイオティクスにはさまざまな製品があるため、もし試したいなら、まずは小児科医に相談し、適切な菌株を含み厳格な臨床試験で評価された製品を選ぶとよい」と助言している。

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  • 「ペニシリンアレルギー」の小児、大半は誤診や思い込み?

    安価な抗菌薬であるペニシリンに対するアレルギーがあると疑われる小児の多くは、実際にはアレルギーではないことが新たな研究で明らかになった。詳細は「Pediatrics」7月3日オンライン版に掲載されている。

     今年初めには成人でも同様の研究結果が報告されており、年齢を問わず多数の患者がペニシリンの代わりに高価な広域スペクトル抗菌薬を処方されていると考えられる。しかし、広域スペクトル抗菌薬には重い副作用のリスクがあり、薬剤耐性菌の発生にもつながるほか、家計と医療システムの双方に費用負担の増大をもたらす。

     研究を実施した米ウィスコンシン医科大学小児救急専門医のDavid Vyles氏は、「多くの症例は真のアレルギーではないと考えられるが、ペニシリンアレルギーがあるとされた場合、処方できる抗菌薬の種類は大きく制限されてしまう」と述べている。なお、米疾病対策センター(CDC)によると、米国の薬局における抗菌薬の調剤件数は2014年だけで2億6600万件を超えるという。これは米国人6人につき5件以上に相当する。

     今回の研究では、小児救急を受診し、親の申告で「ペニシリンアレルギーの既往がある」とされた4~18歳の小児597人を対象として、アレルギー症状に関する質問票に記入してもらった。親の回答によると、そのうち302人は発疹、嘔吐、下痢など低リスクのペニシリンアレルギー症状を経験したことがあった。

     これらの低リスク症状がある小児100人を対象に、標準的なアレルギー検査を実施した。これは(1)皮膚テスト、(2)微量のペニシリンを注射する皮内反応テスト、(3)厳重な医学的監視下でペニシリンを服用させる「経口負荷試験」―の3種の検査を実施するもの。その結果、全ての小児でペニシリンアレルギーの反応は認められず、ペニシリンアレルギーの記載は診療録から削除された。

     Vyles氏は、「これまでの診療でペニシリンアレルギーがあると訴える家族を多く見てきたが、本当にそうなのかと疑問を抱いてきた。また、私の子ども3人のうち2人も、誤ってペニシリンアレルギーと判定されたことがある」と話す。このような混乱が生じる理由として、ペニシリンの処方と同時期に子どもに発疹が現れることが少なくなく、その発疹がアレルギーに起因するものだと誤って判定される場合があるためだと、同氏は説明する。しかし、こうした発疹は実際には感染症に起因するものである可能性が高い。発疹を伴う感染症は多く、その治療のために抗菌薬が投与されることもある。

     本研究には関与していない小児感染症の専門家、米クリスティアナ・ケア・ヘルスシステムのStephen Eppes氏によると、一般的に10%近くの人が「自分はペニシリンアレルギーだ」と考えているが、検査をするとそのうち90%以上はアレルギーではないという。「最初から診断が誤っていたか、当初は過敏性があったものの後に消失したかのいずれかだが、前者の方が多いのではないか」と同氏は指摘する。また、ペニシリンアレルギーは遺伝するとの誤解も存在し、そのため、親がアレルギーだから子どもも同じだろうと思い込んでいる場合もある。

     今回検討した3種のアレルギー検査を実施するためには3時間ほどかかるため、受けたがらない人も多い。Vyles氏は今回の研究結果を基にして別の研究を計画しており、低リスクのペニシリンアレルギーの小児には、救急部での治療中に最初から経口負荷試験を実施できないか検討する予定だという。

    Abstract:リンク先
    HealthDay News 2017年7月3日
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