• 子宮筋腫を予防する?食べ物や飲み物の疑問について

    子宮筋腫にならないためにはどういったことに気を付ければよいのか。まず初めに申し上げますと、これをすることで確実に予防できるという方法はありません。女性ホルモン、環境ホルモン、食事内容が強く原因となりえると考えられて有力な説ではあるのですが、医学的な根拠はそこにはありません。ただ、個人差にもよりますが上記のようなホルモンバランスを整えたりと、日々の生活習慣の改善に繋がったというケースもあります。

    子宮筋腫の予防の必要性

    子宮筋腫は良性の腫瘍で、腫瘍と聞くとだれでも不安になると思いますが、悪性への変異(子宮肉腫)する可能性は限りなく0に近い確率であります。それ自体には命を脅かすものではありませんが、筋腫が大きくなっていくと、過多月経(生理痛や出血量の増加etc)など様々な症状を及ぼす可能性もあるため、最大の予防策は定期的な検診、検査を受けること。大きくなる前に状態や症状を把握するというのが非常に大事になってきます。

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    女性ホルモンの乱れを抑止する考えからの予防方法

    女性ホルモンは日常のストレスによる影響を受けやすいため、なるべく避ける。避けれない場合は運動や規則正しい生活習慣を意識しリフレッシュする。過度に負荷をかけないというのも大切です。昼間は自律神経が優位な状態で、精神的な面でも疲れや負荷がかかり、通常の正しい身体のサイクルであれば、夜にかけて副交感神経が優位に働き体のダメージをケアしてくれる自然治癒で修復してくれます。過度な夜更かしをずっと続けていると、自律神経が活発な状態が続くため、ゆっくり体を休ませてあげることで、ホルモンバランスを整えるというのも重要です。ツボや整体でケアをしてあげるというのも有効的と考えられています。

    子宮筋腫の食事に関する予防方法

    子宮筋腫が小さくなる食べ物・飲み物があるといわれてものが諸説ありますが、医師によっては効果はないと否定的な意見もあります。コーヒーは良くなく、紅茶が良いなど、その事実も明確ではありません。
    漢方医学の観点からは、体を温める作用のものが多く(子宮筋腫が小さくなったという事例もあるようです)、しょうがなど身体を温めるものは、血流促進など健康面にも良い影響があり、食べてはいけないものはキュウリなどの水分の多い野菜を避けた方が良いという風に言われています。

    まとめ

    自分で治すことが予防ができたりするのが何よりですが、子宮筋腫自体はまだまだ原因が確定できない病気です。すべてが否定的ではなく、またすべてが効果がないわけではありません。医師の診断の元、相談を受けられる環境があることが何より大切だといえます。

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    子宮筋腫とは?症状や原因、過多月経や貧血。手術やそれ に伴う費用や入院期間の目安。どういった検査方法があるのかなど詳しく解説しています。

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  • 高用量インフルワクチンで介護施設入居者の入院リスク低下

    介護施設に入居する高齢者では、従来ワクチンの4倍量の抗原を含む高用量インフルエンザワクチン(商品名:Fluzone)を接種すると、インフルエンザで入院するリスクを大幅に低減できることが新たな研究で示された。研究を率いた米ブラウン大学のStefan Gravenstein氏は、「本研究では対象者の4分の1が90歳以上であり、高用量ワクチンが超高齢者にも有効であることが示された」と話している。

     本研究はワクチンの製造元であるSanofi-Pasteur社の支援により実施され、結果は「Lancet Respiratory Medicine」7月20日オンライン版に掲載された。

     研究では、米国38州823カ所の介護施設に入居する65歳以上の高齢者3万8,256人を対象として、2013~2014年のインフルエンザシーズンのメディケア請求データを分析した。これらの施設は、入居者に高用量インフルエンザワクチンを接種する施設と、標準用量のワクチンを接種する施設にランダムに割り付けられていた。

     その結果、同シーズンの半年間の呼吸器疾患による入院の発生率は、標準用量群の3.9%に対して高用量群では3.4%で、約13%の入院リスクの低下が認められた(調整後の相対リスク0.873、95%信頼区間0.776~0.982)。さらに、呼吸器疾患以外の原因による入院を含めた全体的な入院率も、高用量群で大幅に低下することが分かった。

     「今回認められた入院リスクの低下のうち、呼吸器疾患を主な原因とする入院による影響は3分の1にとどまった。高用量インフルエンザワクチンは呼吸器疾患以外の原因による入院の回避にも有用だと考えられる」と、Gravenstein氏は述べている。

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     なお、今回の結果を踏まえると、入居者に接種するワクチンを標準用量のものから高用量のものに変更した場合、69件変更するごとに1件、シーズン中の入院を回避できることになるという。一方で、全体の死亡率にはワクチンの種類による影響は認められなかった。

     Gravenstein氏によると、過去にも高齢者に対する高用量ワクチンの有効性を示した1件の研究があるが、比較的健康な人を対象としたものだった。そのため、介護施設に入居するフレイル(虚弱)の高齢者にも効果が認められるのか、確認する必要があったという。

     重篤患者のケアの専門家である米スタテン・アイランド大学病院のTheodore Strange氏は「慢性疾患を抱える患者では、入院せずに住み慣れた環境で過ごすことで生活の質(QOL)が向上する」と話し、「今回の研究は適切にデザインされたものであり、医療費およびQOLの両面で重要なものだ」と結論づけている。さらに同氏は「高用量ワクチンへの変更には費用がかかるが、患者の入院を回避することによる利益の方が上回る」との見解を示している。

     米ノースウェル・ヘルス、プレインビュー・シオセット病院のAlan Mensch氏は「この研究で死亡率への影響がみられなかったのは、研究を実施したシーズンは比較的弱いウイルス株が主に流行していたためだろう」と指摘。また、「全ての人に一律の用量が適するわけではなく、医学的な状態や性、年齢に合わせた個別化医療を目指す必要がある」として、その観点からも今回の知見は役立つだろうと述べている。

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    HealthDay News 2017年7月21日
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  • 溺水による脳障害、高気圧酸素治療で回復

    プールでの溺水事故により重度の脳障害に至った女児に対し、高気圧酸素治療(HBOT)と呼ばれる治療を試みた結果、萎縮していた脳組織が回復したとする報告が「Medical Gas Research」6月30日オンライン版に掲載された。HBOTは、高気圧が保たれた治療装置の中で高濃度の酸素を吸入させる治療法。女児は事故後、歩行や会話ができない状態に陥っていたが、HBOTによってこうした能力を取り戻したばかりか、事故前よりも目覚ましい言葉の発達がみられたという。

     この症例について報告した米ルイジアナ州立大学医学部大学医療センターのPaul Harch氏によると、HBOTによって回復した女児は米アーカンソー州のエデン・カールソンちゃん。エデンちゃんは2歳の誕生日の前日、自宅のプールでうつぶせに浮いている状態で発見された。

     事故後、エデンちゃんの血流を取り戻すために100分の心肺蘇生(CPR)を要し、MRI検査では灰白質や白質といった重要な脳の領域が萎縮し始めていることが確認された。その後約2カ月で身体を動かす力が失われ、会話や歩行、指示への反応などの能力も低下していった。

     この時点でエデンちゃんを紹介されたHarch氏らは、事故から55日目にまずは自宅で通常の気圧下での高濃度酸素療法を1日2回実施。その後ニューオーリンズにあるHarch氏らの施設に搬送し、78日目からHBOTを開始した。HBOT は、1回45分の治療を週5日のペースで計40回実施した。

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     その結果、HBOTを1回実施するごとに飛躍的な改善がみられ、エデンちゃんの母親によると10回目の治療までにはほぼ正常に見えるほどまでに回復した。最終的にエデンちゃんは歩けるようになり、言語能力は事故前よりも向上。MRI検査では萎縮していた脳がほぼ完全に回復していることが確認された。

     Harch氏によると、HBOTはその効果の機序が十分解明されていないことなどから、長年懐疑的な目で見られてきた。しかし、急性脳損傷の成人を対象とする近年の研究では1回のHBOTでも組織回復の促進に必要な複数の遺伝子の活性に変化が認められたという。

     エデンちゃんの例は1つの症例に過ぎず、同じ状況の他の患者にもHBOTが有効であるとの裏付けにはならない。しかし、Harch氏はエデンちゃんのような幼児に限らず、さまざまな年齢の患者でHBOTによる効果が期待できるとの考えを示し、「患者の年齢ではなく『いつ介入するか』が重要。HBOTを実施するなら、早ければ早いほど良い」としている。

     なお、成人を対象とした4件の臨床試験では、損傷から1週間以内のHBOT開始で急性脳損傷患者の死亡率が50~60%低減したことが示されているという。

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    HealthDay News 2017年7月20日
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