• ホワイトニングしたのにまた変色?白い歯を継続させる為には?

    ホワイトニングの後戻りについて

    折角ホワイトニングしたのにまた歯が黄ばんできたと感じている方の為にホワイトニングの後戻りの原因、後戻りさせない為の生活習慣やケアについてお伝えしていきます。
    1. 1.はじめに
    2. 2.ホワイトニングとは
    3. 3.ホワイトニングの後戻りとは
    4. 4.ホワイトニングに後戻りする原因
    5. 5.後戻りさせない為の生活習慣とは
    6. 6.後戻りさせない為のメンテナンス
    7. 7.まとめ

    はじめに

    折角お金と時間をかけてホワイトニングしたのにまた歯が黄ばんできてしまった経験はありませんか?
    それは後戻りという現象の事です。
    今回はホワイトニングの後戻りとは、その原因や対処法などについてご説明していきます。

    ホワイトニングとは

    ホワイトニングは歯の表面の汚れだけを落とすのではなく、歯全体を白く美しくするものです。
    ホワイトニングは歯の表面を傷つける処置ではなく、歯の中にある色素を分解して歯の明るさを上げていきます。

    ホワイトニングの後戻りとは

    ホワイトニングは、歯を白く美しくしたいと思って始める方が多く、キレイな歯を手に入れると凄く嬉しいですし、達成感を感じる事が出来ますが、白い歯を手に入れる事がゴールではありません。この白い状態をキープする事が大事です。

    またホワイトニングをしたからといって永遠に白い歯でいられるって事ではないです。ホワイトニングした後、放っておくと食事や生活習慣等によってまた着色してしまいます。

    ホワイトニングして折角白い歯が手に入ったのに、何らかの理由で再び黄ばんでしまったり、黒ずんでしまう事を後戻りと言います。
    ホワイトニングした後は後戻りしてしまう可能性がある事を覚えておいて後戻りしないように注意しましょう。

    ホワイトニングに後戻りする原因

    ホワイトニングした後に後戻りしてしまう原因は主に2つの原因が考えられます。
    では、順番にご紹介します。

    1.ホワイトニング後、24時間以内に再着色してしまう原因
    ホワイトニングを施工してから24時間以内は特に歯の色が染まりやすくなっています。
    この時に色の濃い飲食物であるコーヒーやカレー等を摂取するだけでホワイトニングの後戻りが起こってしまいます。
    ホワイトニングしてから24時間以内の色の濃い飲食物の摂取は控えた方が無難です。

    また、この時にタバコを吸ってしまうのも厳禁です。
    タバコのヤニは食べ物等よりも歯の着色を助長してしまうので注意して下さい。

    2.その他の原因
    ホワイトニング後の普段の生活の中でも後戻りの原因があります。

    例えば、ちょっと油断して歯磨きを忘れただけでも歯の表面に色が付着してしまう可能性があるのです。

    またホワイトニングの効果を高める歯磨き粉を使っていないと歯の白さは持続できません。

    そしてしっかり歯磨きしているつもりでも磨き残しがあるとホワイトニングの後戻りするスピードは早まってしまいます。

    自分では完璧に歯を磨けていると思っても、意外に磨き残しがあるものです普段から念入りに歯磨きを行う事で、後戻りを遅らせる事は出来るので、正しいブラッシングの方法を身に付けましょう。

    後戻りさせない為の生活習慣とは

    ホワイトニングは永遠に歯を白く美しく保てる訳ではありません。

    しかし歯の着色の原因は様々ですが、食事や生活習慣を見直す事で後戻りを遅らせる事は出来ます。

    食生活では、歯の黄ばみの原因になる色の濃い飲食物を口にしたらすぐに歯磨きする、うがいする習慣を付けましょう。

    歯の着色しやすい食品の中には醤油やソース、ケチャップといった調味料も含まれていますし、ほうれん草やネギ、ニラといった野菜も含まれています。
    これらを摂取しないというのは非常に難しいですし、身体に必要な栄養素も沢山あるのでお勧め出来ません。食べない選択をするよりも、食べてしっかり歯磨きをする方が懸命です。

    そして最も黄ばみを助長すると言われているタバコですが、歯の黄ばみだけではなく、発ガン性があり、呼吸器官に健康にも大きな害を及ぼすものです。歯の黄ばみが気になった時が禁煙するチャンスですので、思い切って禁煙する事をお勧めします。

    また、口紅が歯に付着している女性ってたまに見かけると思いますが、これも放っておくと歯の着色を招いてしまいます。
    女性はメイクしないと外出できない、オシャレの1つだしと思う方も多いと思います。口紅の対策としては、気付いたら口をゆすぐ、歯に付着した口紅を拭き取るようにしましょう。

    これらの他にイソジンでうがいしていると歯が茶色く変色したというのも良く聞く話です。イソジンでうがいするのは風邪を引いた時や風邪の予防の為だと思います。
    ただ、イソジンに関しては他の物で代用が出来ます。

    うがい薬は使いたいけど、歯の着色が気になるという方には、緑茶や紅茶でのうがいがオススメです。
    こちらも歯の黄ばみの原因になる物ですが、歯磨きすれば問題ありません。
    緑茶に含まれるタンニン、カテキン、テアニン、ビタミンC等が効果を発揮してくれます。また、紅茶は赤い色素のテアフラビンが強い抗酸化、抗菌作用を発揮してくれます。

    しかし、それでも着色するかもと気がかりな方もいるのではないでしょうか?

    そんな方には塩水でのうがいをお勧めします。塩にも抗菌作用、脱水作用があるのです。
    脱水作用とは、炎症部分の水分を取り除く作用で、ウイルスと脱水させて弱らせる効果があります。
    黄ばみが気になる方には塩水でのうがいが良いかもしれません。

    後戻りさせない為のメンテナンス

    先程も言いましたが、歯のホワイトニングは一度行えば永久的に白い歯を保てるわけではありません。

    丁寧にケアしていても少しずつ、以前の状態に戻ってしまいます。白い美しい歯を持続させる為には定期的なメンテナンスが必要です。

    ホームホワイトニングをした場合、マウスピースを持っていると思いますので、歯科医院で追加のホワイトニング剤を処方して貰い、ホワイトニングを行いましょう。

    オフィスホワイトニングの場合、半年から1年を目安にタッチアップしてもらう事をお勧めします。
    タッチアップとは、専門家による定期的なメンテナンス及びホワイトニングの事を言います。

    デュアルホワイトニングを行った場合は、ホームホワイトニングでメンテナンスをするか、歯科医院でオフィスホワイトニングをすると良いでしょう。

    以上のように普段の生活の中で歯のケアを心掛け、定期的なメンテナンスを行う事で後戻りを防ぎ、白い美しい歯をキープする事が出来ます。

    まとめ

    ホワイトニングの後戻りとは、ホワイトニングした後に再び歯が変色してしまう事を言います。

    ホワイトニングの後戻りの原因は、ホワイトニングした後、24時間以内に色の濃い飲食物等を口にした事による再着色と、時間が経過してホワイトニングの効果が薄れてしまった場合に分かれます。

    後戻りを防ぐ為には、食事をしたらすぐに歯を磨く、タバコを止める、うがい薬を使わない等の生活習慣の見直しが必要です。

    そして後戻りさせない為のメンテナンスとして定期的な歯のケアを行いましょう!

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    治験・臨床試験は新しいお薬の開発に欠かせません。治験や疾患啓発の活動を通じてより多くの方に治験の理解を深めて頂く事を目指しています。治験について知る事で治験がより身近なものになるはずです。

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  • ドローンによる生体試料の輸送で最長距離を記録

    小型無人航空機「ドローン」による医療目的の生体試料の輸送で最長距離を達成したことを、米ジョンズ・ホプキンス大学病理学のTimothy Amukele氏らが発表した。

    84人分の血液試料をドローンに積み込み、アリゾナの砂漠の上空を161マイル(約260km)にわたって飛行させたところ、着陸後の検査で血液試料の質に異常は認められなかったという。
    詳細は「American Journal of Clinical Pathology」9月5日号に掲載された。

    Amukele氏らは今回、血液試料をドローンで長距離輸送することによる影響について検討した。
    血液試料は米アリゾナ大学で84人からドローン輸送用と地上での保管用を1組ずつ採取し、同大学から76マイル(約122km)離れた飛行場へ自動車で運んだ。

    飛行場に到着すると、血液試料をドローンに装備した一定の温度に保たれたチャンバーに積み込んだ。
    もう片方の血液試料は飛行場に駐車した自動車の一定の温度に保たれた車内に置いたままにした。なお、この実験中の平均温度はドローンのチャンバー内が24.8度、自動車内が27.3度だった。

    ドローンは161マイルの距離を飛行し、飛行場に戻ってきた。飛行時間は3時間だった。
    このフライト実験の後、全ての血液試料をアリゾナ州スコッツデールのメイヨークリニックまで運び、分析したところ、ドローンで輸送した血液と自動車内に置いていた血液との間に赤血球、白血球、血小板の数、ナトリウム値などの違いは認められなかった。
    ただ、血糖値とカリウム値はわずかだが有意差があったとしている。

    Amukele氏は「道路がなくてもドローンがあれば生体試料の輸送が可能となり、迅速な診断や治療を困難にする交通事情の問題を克服できる。
    これは21世紀で最高の医療用試料の輸送システムになりそうだ」とコメントしている。

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    参考情報:リンク先
    HealthDay News 2017年9月19日
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  • 「アンジー効果」で乳房切除術が倍増―米など2カ国調査

    2013年、米国人女優のアンジェリーナ・ジョリーが乳がんリスクを低減する目的で乳房を切除する予定であることを発表し、話題を呼んだ。ジョリーのこの行動は、各国の一般女性にも大きな影響を与えたことが、米国とオーストラリアの研究で明らかになった。

    研究ではジョリーの発表前と比べて発表後ではリスク低減のための乳房切除術の実施件数が倍増したことが示されたという。

    今回の研究は米ワイル・コーネル大学医学部教授のArt Sedrakyan氏らがニューサウスウェールズ大学(オーストラリア)の研究者らと共同で実施したもの。ジョリーのニュースによるリスク低減乳房切除術の実施件数への影響を調べるため、米ニューヨーク州とオーストラリア・ニューサウスウェールズ州の2004~2014年の退院データを分析した。

    その結果、ニューヨーク州では2カ月間のリスク低減乳房切除術の件数(女性100万人当たり)が、ジョリーの発表前20カ月間の3.3件から発表後20カ月間には6.3件とほぼ倍増していた。
    また、ニューサウスウェールズ州でも同様の結果が示された。

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    2015年の英国の研究でもジョリーの発表によってリスク低減乳房切除術の実施件数が増えたことが示されていた。
    また、2005年にはオーストラリアの歌手であるカイリー・ミノーグが乳がんと診断されたことを公表し、その後乳がんの検査を受ける25~44歳の女性が増加したとする研究結果も報告されている。

    今回の研究結果を踏まえ、Sedrakyan氏は「有名人の行動は一般の人々の医療上の決断を左右することが分かった」と結論づけるとともに、「今後もし有名人が遺伝子検査や治療の選択について公表した際には、それが一般の人々の健康にどのように影響するのかを評価する必要がある」と指摘している。

    この研究結果は「Health Services Research」9月25日号に掲載された。

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    HealthDay News 2017年9月25日
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