• 不全流産とは?症状・原因・対処法を説明します

    不全流産について

    不全流産を知っていますか?流産の原因にはママの責任ではなく、胎児に原因がある場合があります。今回は不全流産とは何か、不全流産の原因・症状・処置の方法、不全流産した後、どれくらいで次の妊娠ができるか等を詳しく解説します。
    1. 1.はじめに
    2. 2.不全流産とは
    3. 3.不全流産の原因
    4. 4.不全流産の症状
    5. 5.不全流産の処置とは
    6. 6.不全流産後の妊娠は?
    7. 7.まとめ

    はじめに

    流産は進行状態によって名称が異なります。切迫流産、進行流産、化学流産などがありますが、不全流産もその中のひとつです。
    折角授かった命う亡くしてしまうのは辛い事ですが、早めに対処しないと母体にも悪影響を及ぼします。
    今回は不全流産とは、不全流産の原因、症状、対処法などをご説明していきます。

    不全流産とは

    流産は主に妊娠22週までに何らかの理由で胎児が妊娠を継続出来ずに亡くなってしまう事を言います。
    不全流産とは、胎児は亡くなっていて、胎児や子宮内容物が残ってしまっている状態のことを言います。
    これと対になる完全流産は胎児や子宮内容物が全て排出している状態を指します。
    不全流産を放っておくと次の妊娠に影響したり、感染症のリスクが伴うので早めに対処する事が大切です。

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    不全流産の原因

    誰のせいでもない胎児の染色体異常による流産
    不全流産の理由のひとつに胎児の染色体異常があります。特に妊娠初期の流産の原因は胎児の染色体異常であることが多いです。
    胎児を授精した時に染色体が上手に作れない事があるのです。
    染色体に異常があるとお腹の中で胎児が成長できない事があり、結果として流産してしまいます。

    また、上手く胎内で育つことができたとしても、長く生きられなかったり、生まれつき重い障害を持っている事もあります。
    この染色体異常は珍しい事ではなく、流産はどんなに健康な方であっても、誰にでも起こりうる可能性があって、決してママさんのせいではありません。
    妊娠経験のある方の内、15%が流産を経験しているという研究結果もあるんですね。

    しかし、そうは言っても流産を経験された方は深い悲しみに苛まれることでしょう。
    特に初めて赤ちゃんを授かった方は喪失感や孤独感に苛まれてうつ状態になってしまう方もいらっしゃいます。
    しかし、流産は本当に誰にでも起こってしまう事ですし、流産したという事は裏を返せば妊娠出来る、授精する力があるという証拠でもあります。
    そして処置をしっかりと受けることで子宮環境が整い、次回の妊娠に備えられるのようになります。

    胎児の染色体異常による流産はママさんの生活習慣やストレス、疲労等が原因で起こってしまったわけではありません。

    そして、先にも述べましたが、妊娠初期の流産は胎児の染色体異常が原因であることが多いです。あまり自分を責めないようにしましょう。

    不全流産の症状

    身体的な症状が出たら病院へ
    不全流産の場合、子宮の内容物が完全に出ない状態なのでダラダラと出血が続きます。
    そして胎児を包んでいた胎嚢や胎盤が体外に排出される際にはレバー状の血の塊が出てきます。
    また下腹部痛や鈍痛が続くのが特徴です。
    不全流産は子宮頚管を開こうとして子宮収縮が起こるので、経産婦さんより初産婦さんの方が痛みが強いと言われています。
    こういう症状が出たら我慢せず、すぐに病院に行きましょう。

    精神的ケアにはパートナーや家族の支えが必要
    そして身体症状の他に精神的に大きなな負担がかかってしまいます。
    これは流産してしまった方は流産した悲壮感や喪失感、赤ちゃんに申し訳ない、可哀想な事をしてしまったと自分を責めてしまいがちだからです
    他にも自分は元気な赤ちゃんを授かれないんじゃないかをいう不安感からも精神的に負荷がかかってしまうこともあります。
    しかし、不全流産はママの責任ではないことがほとんどですし、悩んでいるでけでは前に進めません。
    次の妊娠の為に身体と一緒に心のケアをしっかりしておきましょう!
    心のケアはパートナーや家族の支えが大事になります。
    1ヶ月程は安静にする必要がありますが、気分転換等を行って次の妊娠に備えましょう。

    不全流産の処置とは

    子宮内容除去術
    不全流産はお腹に胎児や子宮内容物が残っているので、これらを除去して子宮の中をキレイにする必要があります。
    折角宿った命を除去するのは大変辛いことですが、不全流産になってしまった場合、これ以上胎児が成長する事はありませんし、これらを取り除かないでいると感染症等のリスクもあります。
    次の妊娠の為にも母体の健康の為にも、強い気持ちを持って処置に臨んで下さい。
    不全流産の場合、子宮内容除去術が行われます。
    これは子宮に残留している内容物を鉗子やキュレット等の専門の器具で子宮の中身を掻き出す手術になります。
    処置が終わったら子宮の収縮を促す薬と抗菌薬を投与します。
    これは子宮内容除去術の合併症である子宮内膜炎等を防ぐ為に行われます。
    手術自体は15分から30分程で終わるのが一般的です。
    手術は母体の健康を守る為に行われますので、健康保険が適応されます。
    手術の費用は3割負担で、3~5万円程度で、日帰り手術、または1泊入院で行われます。

    また不全流産であっても待機療法が行われる事もあります。
    これは子宮の中身が自然と排出されるのを待つ治療です。
    この場合、暫く様子観察し、超音波検査やホルモン検査を行い、子宮内容物が排出されていると確認出来れば処置は行われません。

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    不全流産後の妊娠は?

    不全流産してしまった場合、最低でも生理が一度きてから妊娠を図るのがベストです。
    最初の1ヶ月は激しい運動を控えてゆったりと過ごしましょう。
    ここで無理すると体調の回復が遅れてしまいます。
    不全流産した後、生理は3~5週間位でくるとされていますが、不全流産は精神的負荷も大きいので、多少前後する場合もあります。
    先ずは基礎体温を測定し、病院で卵胞と身体の回復をチェックして貰いましょう。

    そして身体が妊娠、出産できる状態かを専門医に確認して貰ってから子作りを始めましょう。
    通常、不全流産した後は1~3ヶ月程様子をみるようです。
    早く次の子が欲しいと焦る気持ちがある方もいらっしゃるかもしれませんが、心身が十分に回復するのを待ちましょう。
    この間に身体の痛みや不調が改善したら、身体を冷やさないように工夫し、食生活や生活習慣を見直す事をお勧めします。

    身体が回復したら適度に身体を動かして体調管理やリフレッシュを行って妊娠しやすい身体を作って次の赤ちゃんを迎える準備をしましょう。

    まとめ

    不全流産は非常に辛い事ですが、誰にでも起こりうる事です。
    不全流産の原因は胎児の染色体異常であり、ママさんの生活習慣やストレス、疲労が原因ではありません。
    次の赤ちゃんをお腹に迎える為にも家族に協力して貰い、妊娠に備えましょう。

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  • 体外受精の採卵の痛みや方法は?採卵徹底解説!

    体外受精について

    体外受精の過程においては必ず卵巣から卵子を取り出す採卵があります。 いったいどうやって採るのか、どういう方法があるのかなど不安や疑問に思うことを解明したします。
    1. 1.はじめに
    2. 2.体外受精の採卵方法とは
    3. 3.代表的な体外受精の採卵方法、種類と特徴
    4. 4.採卵に使われる主な薬剤
    5. 5.採卵するときは痛い?
    6. 6.採卵費用はどのくらい?
    7. 7.まとめ

    はじめに

    体外受精は体力も精神力も使う大業です。その中の段階で女性が最も気を遣う部分は採卵ではないでしょうか。良い状態の卵子をつくる、正常な排卵をさせるなど薬やタイミングが重要となります。

    治療の一環は医師に任せることになりますが、ある程度は把握しておきたい物です。体外受精の採卵方法や種類、痛みの度合いなどさまざまな観点からご説明いたします。

    体外受精の採卵方法とは

    体外受精は自然に受精できない場合に卵子と精子を取り出し体外で受精させ、再度子宮に着床させて出産へと運ぶものです。その段階で必ず行われるものが採卵です。

    採卵する当日までは、月経周期を利用しながらさまざまな方法で卵巣を刺激することになります。
    卵巣で卵子が育成させ採卵となりますが、麻酔が覚めたら帰宅可能となります。

    採卵手法は膣内から腟式超音波(エコー)を挿入し位置を確認しながら、腟式超音波についている採卵針を卵巣内にある卵胞に刺し卵胞ごと吸引。
    卵胞液を抜き取り卵子の採取に至ります。

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    代表的な体外受精の採卵方法、種類と特徴

    卵子の育成や排卵方法などを女性の体や環境に応じて組み合わせ方が違ってきますので採卵方法の種類も数多くなります。
    採卵方法によって一番大きく変わるものは卵子の数となります。
    代表的な採卵方法をご紹介いたします。

    完全自然排卵周期法

    女性の子宮や卵巣の状態が若く元気で排卵誘発剤を使わずに自然に排卵できると判断された場合に用いられます。
    平均採卵数は1個となります。

    何度も病院へ行かなくて良く、排卵誘発剤を使用しないので女性の体に対する負担が少ない。月経周期に間を開けずに連続で採卵可能という点がメリットになります。

    デメリットは、採取卵が複数ではないので自然排卵してしまっていると機会が延長される。
    また卵子が未熟であったり卵子がいない卵胞だけの採取となったりする可能性があり、妊娠率が低くなります。

    クロミフェン法

    排卵誘発剤のクロミフェンを使った採卵方法です。
    多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)などで卵巣機能が低下している女性に対応され、薬剤的には刺激が少ないほうなので体への負担も小さくなります。

    完全自然排卵周期法同様に月経周期に間を開けずに連続で採卵可能、平均採卵数は1~5個となります。

    反面クロミフェンの副作用として、子宮内膜が薄くなり受精卵を着床させづらくすることもあります。

    hMG・rFSH注射法

    クロミット法で効果が見られなかった場合や採卵数を増やしたい場合に用いられます。
    採卵数は1~10個と多くなり、妊娠率が高くなりますが、薬剤の副作用で卵巣過剰刺激症候群になる可能性もあるというデメリットもあります。

    クロミフェン法+hMG・rFSH注射法

    クロミフェン法にhMGとrFSH注射を合わせた方法で、採卵数をもっと増やしたい場合に用いられます。
    平均採卵数は1~15個なので、メリットに多くの胚凍結が出来るということもありますが薬剤の副作用の可能性は増えることになります。

    アンタゴニスト法

    排卵はあるけれど卵子の成長が未熟であるなどの人に対して効果的です。卵胞の育成を一時的に抑えておいて採卵めがけて育成させるといったものです。
    排卵誘発剤の量が少ないので副作用のリスクは低くなり、排卵のコントロールがしやすくなるメリットがあります。
    反面卵胞の育成をおさえすぎてしまうと未成熟になるデメリットもあります。

    ショート法

    卵巣機能が低下してきた人や、働いていることで通院時間をとれないといった人に適しています。
    GnRHアゴニスト製剤を使用し卵子の成長を一時止め、採卵に合わせて成熟させていくという方法になります。

    ロング法と似た治療法なのですが、薬を使う期間が少し短いだけのものです。
    排卵誘発剤を減らせるメリットと卵胞の質が落ちてしまう可能性があるというデメリットがあります。

    ロング法

    GnRHアゴニスト薬剤の投与するタイミングがショート法よりも前となるため採卵までの時間が延びます。
    採卵できる卵子数も多いのでスタンダードな方法となります。

    ただし卵巣機能の落ちている人には適さないデメリットがあります。また刺激が強いため、卵巣が腫れたり、下垂体が通常通り働くまでに時間がかかる場合があります。

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    採卵に使われる主な薬剤

    卵子を成熟させる薬

    • クロミフェン製剤
    • ゴナドトロピン製剤
    • シクロフェニル製剤

    排卵させやすくする薬

    • hCG製剤
    • GnRHアゴニスト製剤
    • GnRHアンタゴニスト製剤
    • アロマターゼ阻害剤
    • hMG・rFSH注射薬
    • エストロゲンリバウンド

    採卵するときは痛い?

    採卵時は麻酔を使用します。
    全身麻酔を使うところもありますが、ほとんどが局所麻酔か静脈麻酔です。
    点滴の中に注入したり座薬やガスなど投与方法もさまざまです。

    施術中はほとんど痛みを感じることはなく、お腹を切開することもないので麻酔が切れた後も傷の痛みなどはありません。
    穿刺するので多少の出血はありますが、施術の数時間後には普通に体動できます。

    採卵費用はどのくらい?

    採卵の費用はクリニックや病院によっても異なり、卵巣刺激法の選択や麻酔方法によっても費用は大きく変わってきます。

    採卵手技費は2個までとすれば60000円程度ですが、麻酔や診療代を含めると13,000円~170,000円程度となります。

    採卵するまでには受診料や検査費もかかり、卵巣刺激法では200,000円前後が別途となりますので、体外受精全般であれば高額になることを把握しておくことが良いと思われます。

    まとめ

    体外受精に臨む際には、赤ちゃんが欲しいという気持ちがあれば痛みは覚悟という人達も多いのかもしれません。
    しかし採卵までの苦痛を薬剤の投与法や手法などで減らすことも可能と思われます。信頼できる病院を選び、医師や家族との打ち合わせを綿密に行いましょう。
    一人で痛みに耐えるのではなく、新しい命の誕生までは多くの人々の協力を得られるように環境づくりから始めることが大切ですね。

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  • 「朝食抜き」で動脈硬化症リスク2.5倍

    朝食を取らない人は、朝食をしっかりと取る人に比べてアテローム性動脈硬化症のリスクが高いという研究結果が「Journal of the American College of Cardiology」10月10日号に掲載された。

    中年期の成人では、特に高カロリーの朝食を取ることで動脈内にプラークが沈着しにくくなる可能性が示されたという。

    アテローム性動脈硬化症は、血管内に脂肪やカルシウムなどが堆積してプラークを生じることで血管が硬く狭くなってしまう病態で、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こすこともある。

    今回の研究では、心血管疾患の既往のない40~54歳のスペイン人を対象に無症状のアテローム性動脈硬化症に関する追跡調査を行った前向きコホート研究である「PESA研究」の一環として、冠動脈石灰化スコアと血管の超音波検査、生活習慣の調査データを入手できた4,052人の横断解析を実施した。

    3つの朝食パターンに分類した結果、対象者の3%が朝食抜き(1日のカロリー摂取量に占める朝食の割合が5%未満)で、70%が低カロリーの朝食(1日のカロリー摂取量の5%以上20%以下)、27%が高カロリーの朝食(1日のカロリー摂取量の20%超)を取っていた。

    朝食抜き群では約75%に無症状のアテローム性動脈硬化症がみられたのに対し、低カロリー朝食群では64%、高カロリー朝食群では57%にとどまった。

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    朝食を取っている人たちは他の面でも健康的で、果物や野菜、魚介類、脂の少ない肉を食べる頻度が高く、肥満や高血圧、糖尿病、脂質異常症のある比率も低かった。
    しかし、こうした従来知られている心血管リスク因子を考慮して解析しても、朝食を抜くこと自体が全般的なアテローム性動脈硬化症のリスク上昇に関連することが分かった(オッズ比2.57、95%信頼区間1.54~4.31)。

    この研究は朝食抜きが血管に害を及ぼすという因果関係を証明しているわけではないが、研究を率いた米タフツ大学フリードマン栄養科学政策学部のJose Penalvo氏は「朝食を食べないことがアテローム性動脈硬化症リスクに影響する理由はいくつか考えられる」と指摘。
    「多くの場合、朝食を抜くことは悪い習慣の一端に過ぎない。朝食を取らない人は外食も多い傾向があり、栄養学的に好ましくないインスタント食品を選びがちだ。
    さらに、食欲を調節するホルモンや血糖値、インスリンの分泌にも、朝食を抜くことが悪影響を及ぼす可能性がある」と説明している。

    Penalvo氏は「健康的な朝食を取ることは、楽しみながら心疾患のリスクを低下させる手段になり得る」とした上で、「全般的な食生活に気を配り、定期的な運動など他の良い習慣を取り入れることも欠かせない」とアドバイスしている。

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    参考情報:リンク先
    HealthDay News 2017年10月2日
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    記載記事の無断転用は禁じます。
  • 妊娠後期の腰痛や背中の痛みに効くストレッチやグッズを紹介!

    妊娠後期の腰痛や背中の痛みについて

    日に日にお腹が大きくなる妊娠後期の腰痛や背中の痛みについて原因や対処法をまとめてみました。
    1. 1.はじめに
    2. 2.妊娠後期とは
    3. 3.妊娠後期の腰痛や背中の痛みの原因
    4. 4.腰痛や背中の痛みに効くストレッチとマッサージ
    5. 5.腰痛や背中の痛み対策グッズ
    6. 6.まとめ

    はじめに

    長い妊娠期間の中、出産までもう一息という妊娠後期をむかえる頃に起こりがちなのが腰痛や背中の痛みです。
    そこで、今回はそんな腰や背中の痛みの原因や対処法についてまとめてみました。

    妊娠後期とは

    妊娠後期とは、妊娠8か月(28週)から10か月(39週)のことを言います。
    28週ではおよそ身長40㎝、体重1500gほどの赤ちゃんが39週には身長50㎝、体重3000gになり、出産にむけてお腹の赤ちゃんは一気に大きくなります。
    そんな変化にともなってママの体重も増えやすくなります。
    また、腰痛や背中の痛み、胃の圧迫感や足のむくみなど妊娠後期ならではの体の不調もいろいろとでてきます。

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    妊娠後期の腰痛や背中の痛みの原因

    妊娠後期の腰痛や背中の痛みの原因は大きくわけて二つあります。

    1.ホルモンの影響
    妊娠後期になると『リラキシン』というホルモンが多く分泌されるようになります。これは、出産時に骨盤が開いて赤ちゃんがでてきやすいようにするためのホルモンで、骨盤周囲の靭帯などを緩める働きがあります。
    よってこのホルモンの分泌が増えると、重たいものを持った時に通常以上に骨盤周りの関節に負担がかかり、関節が炎症を起こしてしまうことがあります。
    また、緩くなった関節を固定しようとして腰などの筋肉が通常以上に頑張り始めるので、腰回りの筋肉が張ってきたりします。

    2.お腹が大きくなることによる影響
    赤ちゃんの成長に伴ってママのお腹が大きくなると、重心の位置が妊娠していない時に比べて前方に移動します。
    また、腰はいつもより反りやすくなり、背中は反対にバランスをとるために丸まりやすくなります。
    そのような背骨の弯曲の変化により、腰や背中周りの筋肉の緊張が変化し、張りや痛みを感じるようになります。

    腰痛や背中の痛みに効くストレッチとマッサージ

    妊娠後期になると、体も重たくなり、日常生活内の動きも少なくなってしまうため、筋肉が硬くなり、血流が悪くなってしまいがちです。
    そんなことも腰痛や背中の痛みの原因になるので、状態が安定していれば妊娠中はなるべくストレッチを継続することをおすすめします。

    また、日頃からストレッチができていない場合も、動くのが苦痛なほどの痛みになってからでは、ストレッチが億劫になってしまうので、違和感や張りを感じ始めたらなるべく早く始めることがおすすめです。
    では、実際に妊娠中にできる腰痛や背中の痛みに対するストレッチをご紹介します。

    1.ネコのポーズ
    床の上で四つ這いになり、ネコのように背中を丸めたり反らしたりを繰り返します。
    背中が丸まった姿勢のときに、背骨の周りの筋肉がストレッチされます。ゆっくり行うこと、背骨の動きは小さく始めて少しずつ大きくしていくことがポイントです。
    特に反らしたときに腰が痛い場合は無理をしないようにしましょう。

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    2.腰ひねり
    膝を立てて仰向けに寝ます。そこから左右にゆっくり膝を倒して腰をひねります。
    膝を倒すときには勢いよく行わないように注意し、倒す幅も少しずつ大きくするようにしましょう。
    また、仰向け自体が痛くてできない方は無理をしないことが一番ですが、横向きに寝て少し慣れてから仰向けになったり、仰向けになった状態で腰の下に丸めたタオルを入れるなどして工夫をしてみると痛みなくできる場合もありますのでやってみてください。

    妊娠中はホルモンバランスが不安定であり、関節の緩さが原因の痛みである場合は、ストレッチによって痛みが増してしまうこともあります。
    痛みを伴うストレッチは無理をしないことはもちろん、最初のうちは軽めのストレッチから少しずつはじめ、翌日に状態が悪くなっていないか確認しながら進めていきましょう。

    次にマッサージについてお話します。
    基本的に腰や背中を自分でマッサージするのは難しいですし、妊娠後期ともなるとお腹が大きくなってなおさらやりにくいので、マッサージをする際はなるべくパートナーや家族にお願いするようにしましょう。

    マッサージをする際は、ママが押されて気持ちいいと思う場所を気持ちよく感じる強さで押してあげるのが適切だと思います。

    注意しておきたい点としては、何度もお伝えするように妊娠中は骨盤周囲の靭帯を緩めるホルモンが分泌されていて関節を痛めやすい状態であるため、無理な力を加えたり勢いよく押したりしないようにすることです。あくまでママの様子を聞きながら、ゆっくりマッサージしてください。

    腰痛や背中の痛み対策グッズ

    ストレッチやマッサージももちろん有効ですが、それでは対処しきれなかったり、すぐには効果が現れない場合もあるので、痛みに対する対策グッズをご紹介します。

    1.骨盤ベルト
    腰が痛いときに持っておくと心強いのが『骨盤ベルト』です。
    リラキシンによって緩んだ骨盤周囲の関節を固定する効果があるので、重いものを持つときや体勢を変えるときなどに関節にかかる負担を減らすことができます。
    また、腹筋や背筋の役割を助けてくれるので、背骨の弯曲が強くなりすぎることを防いだり、関節を守るために筋肉が働きすぎることも防いでくれます。

    骨盤ベルトにはガードルタイプや腹巻タイプなど色々な種類があるので、自分に合ったものを見つけることや、お腹の赤ちゃんを圧迫しすぎないようにすることが大切です。

    2.テニスボール
    自分で腰や背中をマッサージしたいときに便利なのが、テニスボールなど適度な大きさと硬さのボールです。
    立ったままでも座った状態でも壁と背中や腰の間にテニスボールを挟んでゆっくり体重をかけていき、自分の心地よい強さのところでしばらく止めます。押して離してを何回か繰り返していくうちに硬くなった筋肉の緊張が緩和されます。

    まとめ

    妊娠中の腰や背中の痛みは出産後に落ち着いてくることが多いですが、出産までなるべく健康的にマタニティライフを送るためには、腰痛や背中の痛みに対して早めに対処することが大切です。症状が個人によって異なるため、今回お伝えした対処法が全ての方に通じるものではありませんが、参考にしていただきながら、体のケアを行ってみてください。

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  • 妊娠中期に多い下痢の原因と対処法

    妊娠中期の下痢について

    妊娠中は悩まされることの多い便秘や下痢などの便事情ですが、妊娠中期の下痢について特徴や対処法についてまとめました。
    1. 1.はじめに
    2. 2.妊娠中期の下痢や腹痛の特徴
    3. 3.下痢の対処法
    4. 4.下痢がひどい場合の注意点
    5. 5.まとめ

    はじめに

    つわりなど体調の不安定な妊娠初期を超えて体調が安定してくる妊娠中期ですが、そんな頃に起こりがちなのが下痢症状です。
    症状がひどいと早産なども心配になってしまうと思いますので、今回は妊娠中期の下痢の特徴や対処法などをまとめてみました。

    妊娠中期の下痢や腹痛の特徴

    妊娠中の下痢は、妊娠初期・中期・後期とそれぞれの時期によって主な原因が異なります。
    今回は妊娠中期の下痢について、妊娠中期の特徴とそれによって起こる下痢について説明します。

    1.ホルモンバランスの変化
    妊娠中には、『プロゲステロン』というホルモンが通常よりも多く分泌されます。
    このホルモンが妊娠を継続させるために働いているのですが、それと同時に腸の働きを抑制する効果もあり、それが下痢の原因につながってしまいます。

    2.つわりが落ち着き、食欲が増す
    妊娠初期のつらいつわりが落ち着いてくると、だいたいの方は食欲が増してきます。そうすることで食べたものを胃腸が消化しきれなくなり、下痢を起こしてしまいます。

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    3.免疫力の低下
    妊娠中は免疫力が低下しています。そのため、食中毒や細菌感染を起こしやすく、下痢になりやすい体になってしまいます。

    4.消化機能の低下
    妊娠中期以降は、子宮がだんだん大きくなってくることで胃腸を圧迫してしまいます。そうすることで胃腸の働きが低下し、消化不良を起こし、下痢になってしまいます。

    これらの特徴を理解することで日頃から気を付けられることもあり、妊娠中期の下痢をある程度予防することができます。

    下痢の対処法

    妊娠中は基本的に自己判断で市販の薬を飲むことは控えたほうがよいので、下痢症状がひどいときや長く続くときは、早めに病院を受診しましょう。
    胃腸の症状なので、内科を受診するのもよいですが、基本として妊娠があるので、まずは検診を受けている産婦人科を受診するのが安心かもしれません。

    そうはいっても、妊娠中期は上でも述べた通り、下痢を起こしやすい状態でもあるので、まずは自分で次のようなことをして様子をみてみてもよいかもしれません。

    1.水分補給をする
    下痢のときは、体に必要な水分も便と一緒に体外に出てしまうので、脱水状態になりやすくなります。
    ママが脱水状態になると赤ちゃんにもよくない影響がでてしまうことがあるので、こまめに常温か温かい飲み物を飲むように意識しましょう。

    2.体を温める
    妊娠中期の下痢の原因で多いのが、冷たいもののとりすぎです。つわりが落ち着き、食欲が増してくることや、ホルモンバランスの乱れ、皮下脂肪が増えることから暑く感じやすくなり、冷たい飲み物やアイスなどを食べたくなる方が多いようです。
    しかし、冷たいものを摂り過ぎると胃腸の刺激になり、下痢を起こしやすくなるので、摂り過ぎには注意して温かいものを飲むようにしたり、クーラーなどで体が冷えすぎないように腹帯をするなどしてお腹を温めるようにしましょう。

    3.食生活に気を付ける
    冷たいものを摂り過ぎないようにすることももちろんですが、それ以外にも食生活の中で下痢のときに気をつけておきたいことがあります。
    まずは、消化のよいものを食べるようにすることです。揚げ物や脂肪の多い肉などは控え、うどんや野菜スープなど胃腸に負担のかかりにくい食事をするようにしましょう。

    また、カレーや唐辛子など辛い物は胃腸への刺激になりますし、生野菜も胃腸を冷やしてしまうので控えるようにしましょう。
    逆に、ヨーグルトやリンゴ、納豆などは腸を整え、丈夫にしてくれる食材なので積極的に食べるようにしてみましょう。

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    下痢がひどい場合の注意点

    妊娠中期に多少の下痢症状があることは、さほど心配なことではありませんが、次のような症状がある場合は注意が必要です。

    1.続く水下痢や嘔吐を伴う下痢
    下痢といっても軟便であったり、短期の水下痢であればあまり心配はいりませんが、水下痢が日をまたいで続いたり、嘔吐を伴ったりする場合には食中毒やウイルス感染を疑う必要があります。
    妊娠中は免疫力が低下しており、通常以上に感染を起こしやすいので、このような症状がある場合にはすぐに病院を受診しましょう。

    2.発熱を伴う下痢
    発熱を伴う下痢の場合は、インフルエンザやその他の感染症が考えられます。
    高熱が続くとママの水分が奪われ、赤ちゃんへの栄養供給も不足してしまうので、この場合もすぐに病院を受診しましょう。

    3.規則的な腹痛を伴う下痢
    下痢の際は腹痛を伴うことが多いですが、この腹痛が規則的であったり、お腹の張りである場合には、子宮が収縮している場合があり、切迫早産の可能性もあるので注意が必要です。受診している産婦人科の医師の判断を仰ぎましょう。

    4.不正出血を伴う下痢
    妊娠初期の不正出血はよくあるものですが、妊娠中期の不正出血は切迫早産の可能性があります。下痢に伴う痔による出血と間違ってしまうこともありますが、不正出血が疑われる場合には産婦人科を受診するようにしましょう。

    まとめ

    妊娠中期の下痢は異常がなくても起こる症状であり、通常はすぐに心配するようなことはありません。しかし、症状が長く続く場合や下痢と一緒に気になる症状がある場合には、ママのためにも赤ちゃんのためにも早めに病院を受診するようにしましょう。
    また、下痢だけでなく妊娠中はちょっとしたストレスが体の不調として現れることも多いので、なるべくリラックスした状態で過ごせるよう心がけましょう。

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    病気や症状の説明について間違いや誤解を招く表現がございましたら、こちらよりご連絡ください。
  • 妊娠中に風邪をひきやすい?風邪になった時の対処法

    妊娠中の風邪について

    妊娠中は何故、ひきやすいのか、妊娠中に風邪をひいてしまった時の胎児への影響や薬の服薬について、そして風邪の予防法を解説していきます。
    1. 1.はじめに
    2. 2.妊娠中に現れる風邪の症状で注意すべき点
    3. 3.妊娠中の風邪の胎児への影響
    4. 4.妊娠中の風邪の治療と薬の飲み方
    5. 5.妊娠中の風邪の予防
    6. 6.まとめ

    はじめに

    妊娠中はホルモンのバランスが崩れやすく、身体の抵抗力が下がってしまいます。
    これにより細菌やウイルスを撃退できずに風邪をひきやすくなってしまうんですね。
    では、もしも風邪をひいてしまったらどうすれば良いのでしょうか?

    妊娠中に現れる風邪の症状で注意すべき点

    風邪をひくと体内に侵入したウイルスを追い出そうと身体が働きます。
    これによって咳やくしゃみ、発熱といった普段、風邪に罹患する風邪と同じ症状が出現します。
    この中で一番用心しなければならない症状は発熱です。
    37℃前後の微熱であれば身体を温かくし、安静にしていれば問題ありません。
    しかし、38℃以上の高熱が出た時は要注意です。
    普段でも38℃以上の熱が出ると身体が怠くなったり、食欲がなくなったりしますよね?
    これによって体力が低下してしまいます。
    妊娠中の場合、こういう症状がプラスされて余計に辛い状態になる可能性かあります。

    妊娠初期
    つわりや妊娠初期症状と重なってしまって食事や水分が満足にとれない事態に陥る事があり、これによって慢性的な栄養不足や脱水症状を引き起こしてしまいます。

    妊娠後期
    体力が消耗し、それによって子宮収縮が起こってしまって早産や切迫早産を引き起こす事があります。

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    妊娠中の風邪の胎児への影響

    軽度の風邪であれば大事への影響はありません。
    ただ高熱が3日以上続くと羊水の温度が上昇してしまって胎児に影響が出てしまう事があります。

    また激しい咳が続くと腹圧がかかってしまってお腹が張りやすくなり、激しい咳はママさんが酸欠状態になってしまって、胎児に十分な酸素を送れなくなってしまう危険もあるんですね。
    そして一番胎児に影響が大きいのがママさんの不安による精神的負荷です。
    あまり心配し過ぎると胎児に影響してしまうので、心配し過ぎないようにし、不安がある時は早めに医療機関を受診しましょう。

    妊娠中の風邪の治療と薬の飲み方

    風邪をひいても市販薬で治そうと考えるのは止めましょう。
    妊娠初期の薬の服用は胎児の身体の形成に大きな影響を及ぼし、奇形等になる可能性があるんですよ。
    市販薬の注意書きで妊婦さんの服用がしないように書いてあるのは胎児の影響があるからなんですね。
    これらの中には胎児の心臓に影響してしまったり、大きな血管を収縮されてしまう成分が含まれていくからなんです。
    よって市販されている薬や処方された薬であっても妊娠前に貰ったものを自己判断で服用するのは止めましょう。
    胎児の成長状態等で飲んでも胎児に影響のない薬が異なるので自己判断は大変危険です。
    一番良い方法は薬を飲まずに療養し、症状が軽い内に治すのが理想的ですが、そうは言ってられませんよね?

    風邪をひいてしまって症状が辛い場合は、専門家のいる産婦人科等を受診して、胎児に影響のない薬を処方してもらい、容量、用法を守って服用する事が大事です。

    妊娠中の風邪の予防

    妊娠中の風邪は本当に辛いですので、出来るだけ予防して風邪をひかないようにしましょう。
    その具体的な風邪の予防方法をご紹介します。

    1.手洗い・うがい
    妊娠していなくても手洗い・うがいは風邪予防ですよね?
    外出した後だけではなく、何か食べたり、飲んだりする前にも必ず実施しましょう。
    手洗い・うがいを徹底する事が大事になります。

    2.外出中は必ずマスクを着用
    妊娠中は人ごみに行かないのが一番ですが、そうは言っていられませんよね?
    その予防として外出時は必ずマスクを着用をしましょう。
    風邪は主に飛沫感染で人から人に移ります。
    つまり、人の多い所に細菌やウイルスは漂っているんですね。
    マスクをする事で、細菌やウイルスを遠ざける事ができます。
    また、マスクをする事で口や鼻の粘膜の乾燥を防ぐ事ができ、湿度が保てるので風邪をひきにくくなります。

    3.外出から帰ったら洗顔
    仕事や買い物等で人の多い所に行かなければならない場合、その対策として帰宅したら手洗い・うがいと一緒に洗顔もしましょう。
    できれば、帰宅してすぐに入浴するのが一番良いです。
    その理由としては手と同様に身体や髪にも細菌やウイルスは付着しています。
    これらを帰宅したらキレイに洗い流しましょう。

    4.疲れやストレスを溜めない
    妊娠中は胎児が成長すれば当然、身体が重くなります。
    またホルモンや自律神経が乱れやすいので、ストレスが溜まりやすいんですね。
    疲れやストレスが溜まるとそれだけで風邪をひきやすくなります。
    妊娠中は家事や仕事を頑張り過ぎないようにし、こまめに休憩を挟むようにしましょう。

    5.栄養のある物を摂取しよう
    妊娠中つわり等の影響で食生活が乱れやすいですよね?
    風邪を予防する為、また風邪を早く回復される為にビタミンを摂取するように心がけましょう。
    ビタミンはフルーツに沢山含まれていますのでおやつ等に摂取する事をお勧めします。

    6.身体を冷やさない
    妊娠中はホルモンのバランスや自律神経の乱れで体調を崩しやすく、風邪をひきやすいんですね。
    外出時のみならず、家の中でも暖かくして過ごす事が大事になります。
    特に注意して欲しいのが下半身の冷えです。
    下半身が冷えてしまうとお腹が張りやすくなり、胎児にも悪い影響を及ぼしてしましますので、靴下を履く等の工夫をして過ごしましょう。

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    まとめ

    妊娠中はホルモンや自律神経が乱れやすく、免疫力が低下して風邪をひきやすい状態になります。
    妊娠中に風邪をひいてしまった場合、熱が38℃以上、咳が酷くて腹圧がかかってしまってお腹が張る等の症状がある時は早めに病院に行きましょう。
    特に発熱が3日以上続くと羊水の温度が上昇してしまって胎児に影響してしまいます。
    また内薬は自己判断で服用するのは胎児に悪影響を及ぼしてしまう場合がありますので、必ず医師の処方された物を服用しましょう。
    風邪の予防や症状が軽い場合の対処法としては、手洗い・うがい、外出時のマスクの着用、外出から帰ったら洗顔する、疲れやストレスを溜めない、ビタミンを摂取する、身体を冷やさないで過ごす事です。
    妊娠中に風邪をひいてしまうと赤ちゃんは大丈夫かな、薬飲めないしと不安に思うと思います。
    しかし、症状によっては胎児に影響のない風邪薬や咳止めを処方して貰える事がありますので、先ずは医師に相談してみて下さい。

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  • 輸血用の血液は「新鮮」でなくてもOK

    集中治療室(ICU)で輸血が必要となった重症患者に対し、保存期間が20日を超えている赤血球製剤を使用しても、保存期間がより短い「新鮮」な赤血球製剤を使用した場合と死亡リスクは同程度だったとする研究結果が欧州集中治療医学会(ESICM 2017、9月23日~27日、オーストリア・ウィーン)で発表された。

    この研究を実施したモナシュ大学(オーストラリア)公衆衛生・予防医学部のJamie Cooper氏らは「これまで輸血には新鮮な赤血球製剤が最適だと考えられていたが、新鮮でなくても良いことが分かった」としている。

    この研究は、2012年11月~2016年12月にオーストラリアのほかフィンランド、アイルランド、ニュージーランド、サウジアラビアの5カ国にある59カ所のICUで実施された。
    これらのICUで赤血球製剤の輸血が必要となった18歳以上の重症患者4,994人を、その時に使用できる赤血球製剤の中でも最も新しい製剤を使用する群(新鮮血群)と、最も古い製剤を使用する群(非新鮮血群)にランダムに割り付けた。
    実際に使用された製剤の平均保存期間は新鮮血群で11.8日、非新鮮血群で22.4日だった。

    このうち4,919人を対象に解析した結果、90日後の死亡率は新鮮血群で24.8%、非新鮮血群で24.1%と同程度であることが示された。また、6カ月後の死亡率についても両群間の差は1%未満であった。

    血液製剤に関する治験・臨床試験(新しい治療薬)情報をsmtで検索
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    Cooper氏は「今回の研究では2つの予想に反した知見が得られた。1つ目は、輸血の副作用(発熱性非溶血性輸血副作用)の頻度は、新鮮な血液製剤を輸血した方が高かったという点だ。
    そして2つ目は、新鮮ではない血液製剤を輸血した重症患者でも、その多くで優れた生存率が認められたという点だ」と説明。
    その上で「赤血球は赤ワインのように少し時間がたっている方が良いのかもしれない」と話している。

    なお、輸血用の血液製剤の保存期間は現在、保存方法や規制の違いなどから国や地域によって異なるが、最長で42日間とされている。
    しかし、古い血液製剤を使用することに対する懸念から使用期限を短縮している国や施設もあるという。

    ただ、使用期限を短縮すると廃棄される血液製剤が増え、輸血用の血液製剤が不足する可能性がある。

    Cooper氏は「時間がたっている血液製剤がもっと使用されれば輸血に利用できる血液製剤が増える」と指摘し、「血液製剤の使用期限を短縮している国は42日に延長することを検討すべき」と主張している。

    今回の研究には関与していない米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)のEdward Murphy氏によると、血液は長く保存すると赤血球が硬くなり、ヘモグロビンが流れ出してしまうこともあるという。
    また、保存に使用する溶液やプラスチック製の保存バッグによる影響も懸念されていた。

    しかし近年、複数の研究で新鮮な血液製剤を使用しなくても生存率に影響はないことが示されていたため、Murphy氏は「この問題は既に決着がついている」と指摘。
    「今回の研究結果もこれまでの報告と一致したものだ」と話している。

    この研究結果は「New England Journal of Medicine」9月27日オンライン版にも掲載された。

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    参考情報:リンク先
    HealthDay News 2017年9月27日
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  • 銃による負傷の医療費は年間28億ドル―米ER受診者データ

    米国で2006年から2014年までに銃創で救急科(ER)を受診した患者数は約70万人に上り、その医療費は年間約28億ドル(約3136億円)に達していたことが、米ジョンズ・ホプキンズ大学医学部外科学のFaiz Gani氏らによる研究で明らかになった。

    この研究結果は米ラスベガスで米史上最悪の銃乱射事件が起こった翌日となる10月2日発行の「Health Affairs」10月号に掲載された。

    Gani氏らによると、米国では外傷による死亡の原因として銃創は3番目に多く、重大な健康問題となっている。
    しかし、近年の銃創に関する詳細なデータは不足していたという。
    そこで同氏らは今回、米国内の最大規模のERデータベースを用い、2006~2014年の銃創患者のデータを分析した。

    その結果、同期間に全米でERを受診した銃創患者は70万4,916人に上ることが分かった。
    このうち約89%が男性で、約49%が18~29歳の若年者だった。
    ERにかかった銃創関連の医療費は1人当たり5,254ドル(約58万8,000円)、入院費は同9万5,887ドル(約1074万円)で、米国における銃創関連の医療費は年間約28億ドル(約3136億円)と推定された。

    また、ERを受診した患者の割合(ER受診率)は、2006年の人口10万人当たり27.9人から2013年には同21.5人へと22.9%低下したが、2014年には同26.6人と増加に転じたことが分かった。
    さらに、2006年から2014年にかけて精神障害の診断歴がある銃創患者の割合が5.3%から7.5%に、誤射による負傷患者の割合が33.7%から37.4%に増加したことも明らかになった。
    同期間にERを受診した全ての銃創患者において、銃創の原因で最も多かったのは意図的な発砲(49.5%)で、次いで誤射(35.3%)が続き、銃による自殺企図は5.3%だった。

    なお、銃創患者の8%以上がERまたは入院後の病院で死亡していた。
    死亡率は60歳以上の患者(23.3%)、重傷患者(32.7%)、自殺企図患者(38.5%)で特に高かった。

    ただ、今回の研究では病院に到着する前に死亡した患者や、病院を受診しようとしなかった患者は対象から除外されているため、Gani氏らは「実際には銃創による死亡者や負傷者の数はもっと多い可能性が高い」との見方を示している。

    ラスベガスの銃乱射事件の犯人とされるスティーブン・クレイグ・パドック容疑者(64歳)は、マンダレイ・ベイ・ホテル&カジノの32階から、コンサート会場に集まる群衆に向けて発砲した。
    特別機動隊がホテルの部屋に突入したとき容疑者は既に自殺していたが、ライフル銃を含めて銃10丁を保有していたことが報じられている。
    この事件では少なくとも58人が死亡し、約500人が負傷したとされている。

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    HealthDay News 2017年10月2日
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