• 問題の抗菌成分「トリクロサン」、歯ブラシに蓄積する可能性

    昨年(2016年)9月、米食品医薬品局(FDA)は「感染症予防に役立つような抗菌作用があるというエビデンスはない」として19種類の抗菌成分が含まれるせっけんなどの販売を禁止すると発表した。

    このうち「トリクロサン」と呼ばれる成分については、長期的に曝露すると健康に悪影響を与える可能性があることも指摘されている。
    しかし、規制の対象外である歯磨き粉に含まれたトリクロサンが歯ブラシに蓄積し、持続的な曝露につながる可能性が新たな研究で示された。

    この研究を率いたのは、米マサチューセッツ大学教授のBaoshan Xing氏ら。研究結果の詳細は「Environmental Science & Technology」10月25日オンライン版に掲載された。

    現在、米国ではFDAが指定する19種類の抗菌成分が含まれたせっけんや抗菌ジェル、ウェットティッシュなどの製品の販売が禁止されている。

    これらの成分の一部については、動物やヒトのホルモンバランスを乱す可能性が指摘されているほか、薬剤耐性菌をもたらし、海洋生物に有害な影響を与える可能性もあるとして問題視されている。

    ただ、トリクロサンについては歯肉炎や歯垢、齲歯の予防効果があるとの報告があるため、歯磨き粉製品への使用は認められているという。

    Xing氏らは今回の研究で、さまざまな種類の歯ブラシと練り歯磨き粉を用いて歯磨きの模擬実験を行った。
    その結果、子ども用歯ブラシ2本を含め、使用した歯ブラシ22本のうち3分の1以上に歯磨き7~12回分に相当する量のトリクロサンが蓄積されていた。
    特にエラストマーと呼ばれる素材で作られた「ポリッシングカップ」や「頬・舌クリーナー」が付いた歯ブラシは多量のトリクロサンを吸収していたという。

    また、トリクロサンを含まない歯磨き粉に切り替えても同じ歯ブラシを使い続けると2週間は歯ブラシにトリクロサンが残存することも分かった。このことから、Xing氏らは「トリクロサンを含まない歯磨き粉に切り替えた後にも、歯ブラシを通してトリクロサンに曝露し続ける可能性がある」と警告している。さらに同氏らは米国化学会(ACS)のニュースリリースで「汚染された歯ブラシを廃棄するとトリクロサンが環境中に排出される恐れもある」と懸念を示している。

    なお、トリクロサンは歯磨き粉のほか、衣料や調理器具への使用も認められており、依然として多くの「抗菌」製品に使用されている。

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    HealthDay News 2017年10月25日
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  • 血糖測定がCOPDスクリーニングに有用な可能性 日本人の健診データを解析

    空腹時血糖値(FPG)100mg/dL以上、HbA1c値5.6%以上といった血糖値の軽度な上昇は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)が疑われる肺機能の低下と関連することが国際医療福祉大学福岡看護学部成人看護学の馬場才悟氏らの研究グループの検討で明らかにされた。

    血糖値の軽度な上昇がみられる60歳以上の高齢者には健診の段階でスパイロメトリーによる肺機能検査(pulmonary function test;PFT)を行うとCOPDのスクリーニングに有用な可能性があるという。
    詳細は「Journal of Epidemiology」11月号に掲載された。

    インスリン抵抗性とCOPDには共通してインターロイキン(IL)-6や腫瘍壊死因子(TNF)-αといったサイトカインの亢進がみられるが、スパイロメトリーによるPFTで評価した肺機能とFPG値やHbA1c値といった血糖コントロールの指標との関連を日本人において検討した研究は限られている。

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    馬場氏らの研究グループは今回、2013年8月~2014年3月に健康診断を受診した成人男女1,019人を対象に、PFTで評価した肺機能〔努力肺活量(FVC)、1秒量(FEV1)、予測1秒量(%FEV1)、1秒率(FEV1/FVC比)〕とFPG値およびHbA1c値との関連を調べた。

    対象患者の平均年齢は51.7歳で、約68%が男性であった。COPDの診断は世界的なガイドラインのGlobal Initiative for Chronic Obstructive Lung Disease(GOLD)基準に基づいて行い、FEV1/FVC比が70~80%を肺機能正常、70%未満をCOPDの疑いと判定した。

    その結果、FPG値が100mg/dL以上だった健診受診者群では100mg/dL未満だった健診受診者群と比べてFEV1/FVC比が有意に低く(P=0.009)、同様に、HbA1c値が5.6%以上だった群では5.6%未満だった群と比べてFEV1/FVC比が有意に低いことが分かった(P<0.0001)。

    FEV1/FVC比が70%未満でCOPDが疑われる人の割合は、年齢や性、BMI、FPG値、HbA1c値、喫煙習慣の有無で有意に異なる一方で、この割合は糖尿病や脂質異常症、高血圧の有無では差がみられないことも示された。
    また、ロジスティック回帰分析により、高齢(60歳以上)とHbA1c値の軽度上昇(5.6%以上)、現在または過去の喫煙習慣はFEV1/FVC比が70%未満であることと有意に関連する因子であった。

    以上の結果から、馬場氏らは「血糖値の軽度上昇がみられる高齢者に対して健診でPETを行うとCOPDが早期に発見され、結果的に医療費の削減につながる可能性がある」と述べている。

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    HealthDay News 2017年11月6日
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  • ラテックスアレルギーの症状を知ろう

    天然ゴムの成分であるラテックスに対するアレルギーは珍しいものではありません。医師や歯科医からラテックスアレルギーがないかを尋ねられることもあるため、検査を受けたことがなくても、その症状を知っておきましょう。

    以下のような症状がみられる場合は要注意です。

    • 痒み、赤み、発疹、蕁麻疹などの皮膚反応。
    • 鼻、喉、目の痒み。
    • 鼻水、くしゃみ、喘鳴。

    情報元:米国歯科医師会(ADA)

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    HealthDay News 2017年10月20日
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  • アスピリンがB型肝炎患者の肝がんリスクを低減か

    毎日アスピリンを使用しているB型肝炎の患者では、肝がんリスクが低下する可能性があることを示した台湾の大規模コホート研究の結果が、米国肝臓病学会(AASLD)の年次集会(Liver Meeting 2017、10月20~24日、米ワシントンD.C.)で発表された。

    今回の研究は台中栄民総医院(台湾)消化器科のTeng-Yu Lee氏らが実施したもの。B型肝炎の患者数は世界で約2億4000万人に上り、特にアフリカやアジアに患者が多い。
    このため、B型肝炎ウイルスを原因とした肝がんによる社会経済的な影響は極めて大きいという。

    そこでLee氏らが着目したのが、大腸がんを中心にがん予防のエビデンスが蓄積しつつある低用量アスピリンだ。
    これまで、低用量アスピリン使用とB型肝炎ウイルスによる肝がんリスクとの関連を検討した研究はほとんどなかったため、同氏らは今回の研究で1998~2012年の台湾の国民健康保険調査データベースを用いて慢性B型肝炎患者20万4,507人のデータを分析した。

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    その結果、1日1回低用量アスピリンを使用しているB型肝炎患者が5年間に肝がんを発症する確率は、アスピリンを使用していない患者と比べて有意に低かった。
    Lee氏は「抗ウイルス薬はB型肝炎患者の肝がんリスクを有意に低下させるが、リスクを完全に排除するわけではなく、全ての患者に適しているわけでもない」とした上で、「この研究結果は慢性B型肝炎患者、特に抗ウイルス薬の適応とならない患者の治療に携わる肝臓専門医にとって、一助となる可能性がある」と話している。

    ただし、今回の研究は関連性を示したに過ぎず、「アスピリンの使用によって肝がんリスクが低下する」という因果関係を示すものではない。
    また、学会発表された研究結果は査読を受けて医学誌に掲載されるまでは予備的なものとみなされる。

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    HealthDay News 2017年10月20日
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  • 小児科待合室のぬいぐるみには触らない方が無難?

    小児科のクリニックの待合室におもちゃが用意されていることは珍しくない。しかし、子どもにはこうしたおもちゃ、特にぬいぐるみには触らせないようにした方がよいかもしれない―。

    米国小児科学会(AAP)は10月23日に発表した小児科外来施設での感染症対策に関する声明(Policy Statement)で、清潔を保つことが難しいぬいぐるみなどのおもちゃは病原菌を媒介する可能性があるため、患者には自宅からおもちゃを持って来てもらうことを勧めている。

    今回発表されたのはAAPが2007年に発表した声明の改訂版で、小児科外来施設での感染症予防を目的としたさまざまな対策がまとめられている。
    全文は「Pediatrics」10月23日オンライン版に掲載されている。

    この声明でAAPは待合室のおもちゃに関して(1)患者の家族には自宅からおもちゃや絵本を持って来ることを勧め、複数の子どもが待合室のおもちゃを共有する機会を減らす(2)おもちゃは使用のたびに洗うのが理想的だが、毎日診察時間が終わったら清潔にすることも許容される(3)おもちゃはせっけんを使用して汚れを洗い流した上で消毒して乾燥させる―などの対策を示している。なお、おもちゃの種類に関しては「ぬいぐるみなどは清潔に保つことが難しいため望ましくない」としている。

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    また、AAPは咳やくしゃみのエチケットや手指衛生の重要性についても強調。
    小児科医に対し、咳やくしゃみが出そうになった場合は手ではなく肘で鼻や口を覆うことを求めるポスターなどを掲示し、待合室にアルコールベースの消毒剤やマスクを用意しておくよう勧めている。

    さらに、外来スタッフには毎年インフルエンザの予防接種を受けること、また百日咳やはしか、おたふくかぜ、風疹、水疱瘡、B型肝炎などそれ以外のワクチン接種歴についても施設に情報を提供することを求めている。

    このほか、特に配慮すべき疾患として嚢胞性線維症を挙げ、「嚢胞性線維症患者の肺は薬剤耐性菌への感染に特に脆弱であるため、他の患者と接触する可能性がある待合室では待たせずに、直接診察室に案内すべき」としている。

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    HealthDay News 2017年10月23日
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  • 米国のがん患者4人に1人が治療費節約、「勝手に減薬」も

    米国で実施されたがんの意識調査から、高額ながん治療費を節約するため予約日に受診しなかったり、薬剤を半量しか使用しなかったり、治療を拒否したりするなどの行動を取った経験があるがん患者が4人に1人に上ることが分かった。

    調査を実施した米国臨床腫瘍学会(ASCO)の関係者は「高額ながん治療費のために米国民は健康状態だけでなく生命までもが危険にさらされている」と懸念を示している。

    この調査はASCOが調査会社のHarris Poll社に委託して実施されたもの。18歳以上の成人4,016人を対象に7月10~18日にオンラインで実施された。

    その結果、がん経験者またはその近親者の27%に治療費を削減するために必要な治療を省いた経験があった。
    具体的な行動としては「予約日に受診しなかった」(9%)、「治療を拒否した」「処方された薬剤を受け取りに行くのを遅らせたか、受け取りに行かなかった」「処方された薬剤を使用しない時があった」(いずれも8%)、「薬剤を半量だけ使用した」(7%)などだった。

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    ASCOのチーフメディカルオフィサーであるRichard Schilsky氏は「がん治療か、それとも衣食住に必要な出費かという選択を迫られることがあってはならない。治療薬の使用間隔を空けたり、半量に減らして使用したりするなど用量の調整を患者が勝手に行うのは危険だ。しかも、多くの医療従事者はそのことを把握できていない」と警鐘を鳴らしている。

    なお、調査では回答者の多くが米国政府に対してがん治療薬の薬価を抑制する措置を講じるべきだと考えていることも明らかになった。
    例えば、回答者の92%が「メディケアが直接、製薬会社と医療用医薬品の価格交渉をできるようにすべきだ」と考えており、「政府が薬価を規制すべきだ」「国外からのがん治療薬購入を合法化すべきだ」と回答した人の割合もそれぞれ86%、80%を占めていた。

    一方、米国民のがん予防に対する関心は薄く、「政府は予防対策にもっと資金を投じるべきだ」と回答した人の割合は半数に満たなかった。
    このほか、肥満やアルコールががんのリスク因子であることを知っていたのは3分の1未満で、がんのリスクについては認識が低いことも明らかになった。

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    HealthDay News 2017年10月24日
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  • 乳房インプラントがまれな血液がんに関連

    「テクスチャードタイプ」と呼ばれる表面がざらざらとしたタイプの乳房インプラントの使用が、まれな血液がんの一種である未分化大細胞リンパ腫(ALCL)に関連するとのシステマティックレビューが「JAMA Surgery」10月18日オンライン版に掲載された。

    過去10年間に乳房インプラントに関連したALCL(BIA-ALCL)が300件以上報告されているが、実際にはさらに多い可能性があるとして、レビューを実施した米ペン・ステート・ヘルス・ミルトン・S・ハーシー医療センター形成外科のDino Ravnic氏らは医師や患者に注意を呼び掛けている。

    Ravnic氏らによると、過去10年間に報告されたBIA-ALCL患者のうち半数以上は乳がん治療のために乳房を切除し、乳房インプラントを用いた再建術を受けた患者だったという。
    BIA-ALCLには標準化された診断基準がないため正確な発症率は不明だが、年間発症率は乳房インプラントを挿入した女性3万人当たり1件と推定されている。

    未分化大細胞リンパ腫に関する治験・臨床試験(新しい治療薬)情報はこちら
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    BIA-ALCLの発症時期は乳房インプラントを挿入してから中央値で10.7年後と報告されている。
    乳房インプラントには表面がなめらかな「スムースタイプ」と、凹凸がありざらざらとした「テクスチャードタイプ」があるが、ほとんどのBIA-ALCLがテクスチャードタイプのインプラントに関連していたことが分かっている。

    今回、Ravnic氏らはBIA-ALCLの発症機序やリスク因子、治療の実態などを調べるため、1997年8月~2017年1月に発表された文献115件で報告されていた患者93人と同センターの患者2人の計95人のデータを分析した。

    その結果、ほぼ全てのBIA-ALCLの症例がテクスチャードタイプのインプラントに関連していた。
    その発症機序について、同氏らは「BIA-ALCLはインプラント周辺における慢性的な炎症に起因する可能性があり、テクスチャードインプラントの微小な孔に入り込んで増殖した組織がその炎症を長引かせるのではないか」との見方を示している。

    Ravnic氏らは「現在も原因について調べている段階だが、テクスチャードタイプのインプラント製品が発売された1990年代以降にこの種のがんがみられるようになったことは確かだ。

    また、テクスチャードタイプのインプラント製品では製造企業にかかわらずALCLとの関連が認められているのに対し、スムースタイプの製品ではALCLとの関連は報告されていない」と説明。
    ただ、「多くの症例で周囲の体液や組織中のリンパ腫細胞の検査をしないままインプラントを抜去しているため、これらの関連を断定することは難しい」と付け加えている。

    その上で同氏らは、乳房インプラントを用いた治療に携わる全ての医師に対し、BIA-ALCLのリスクについて認識し、初期症状に気付けるようにしておくよう助言。
    また、乳房インプラントを挿入する患者に対しては、術前にそのリスクについて説明するとともに、術後には定期的なチェックが重要となることを必ず伝えるよう強調している。

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  • 団体スポーツでの感染症拡大を防ぐ

    団体スポーツはとてもよい運動になりますが、バスや更衣室は感染症の格好の温床となります。

    チームの健康を維持するために、以下のポイントに十分注意しましょう。

    • 水筒、マウスガード、タオルなど個人の持ち物を共有してはいけません。
    • まめにシャワーを浴びる、スポーツ用具を洗浄するなど、個人の衛生を励行しましょう。
    • 事前の身体検査を強化し、皮膚感染症がないかチェックするほか、定められているワクチンの接種を徹底しましょう。

    情報元:米国小児科学会(AAP)

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    HealthDay News 2017年10月19日
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