• 妊娠超初期に胸が張ってる?胸が張らない?それぞれの原因とは?

    妊娠超初期について

    妊娠したての時期に胸が張ることがあります。痛みを伴うこともあり、この症状に悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

    今回は、妊娠超初期における胸の張る時期や症状、その原因、対処法、そして妊娠超初期なのに胸が張らない理由を解説していきます。

    1. 1.はじめに
    2. 2.妊娠超初期に胸が張る時期と症状
    3. 3.妊娠超初期に胸が張る原因とは
    4. 4.胸が張った時の対処法
    5. 5.妊娠超初期に胸が張らない原因
    6. 6.まとめ

    はじめに

    妊娠の兆候のひとつに胸が張るという症状があります。妊娠を待ち望んでいる方にとっては見逃せない症状のひとつです。

    この症状の原因や対処法は知っていますか?

    今回は妊娠超初期の胸の張る時期や症状、対処法、妊娠超初期にもかかわらず胸が張らないこともあるは何故かなどをご紹介します。

    妊娠超初期に胸が張る時期と症状

    妊娠超初期に現れる胸の症状は胸の張り、痛み、胸が硬くなる、熱を持つ、乳首の周りが痒い、痛い、ブツブツができる等です。

    これらの症状は月経前でも現れるので非常に見分けにくいですが、目安としては生理開始予定日を過ぎてもこれらの症状が継続されていれば妊娠の可能性があります。

    また、普段の生理前と症状を比べてみましょう。

    原理は同じですが、妊娠の場合、身体の中が妊娠を継続させる為に変化しているので、いつもより症状が重い、いつもと違う症状が現れている事があります。

    胸の張りは個人差が大きいので、落ち着いて他にも妊娠の徴候があるかを確認しましょう。

    妊娠の場合、胸の張りは安定期に入る5ヶ月まで継続する場合が多いです。

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    妊娠超初期に胸が張る原因とは

    胸が張る等の症状は妊娠によって起こるホルモン変化が関係しています。

    妊娠すると急増するホルモンは3つあります。

    • ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)
    • 女性ホルモン(エストロゲン)
    • 黄体ホルモン(プロゲステロン)

    この3つの内、胸が張る原因になるのは黄体ホルモンです。

    黄体ホルモンは血管を拡張させる作用があって、胸を通る血管が拡がった分、乳房が内側から押し潰されてしまうのです。

    また黄体ホルモンは妊娠に備えて乳腺を発達させる働きも担っています。

    この2つのダブルの作用によって胸が張ってしまいます。

    胸が張った時の対処法

    妊娠後は黄体ホルモンが急増するので月経前と似た症状が出現する事が多いです。

    胸の張りに加えて妊娠初期に見られるつわり等も重なるので人によってはかなり辛く、ストレスが溜まってしまいます。

    胸の張りへの対処法を知っておいくことで辛さを緩和できるので、ここではセルフケアの方法をご紹介します。

    1.下着を変えてみよう
    黄体ホルモンが沢山分泌されると乳腺が発達するので、妊娠の超初期であっても人によっては胸が大きくなります。

    こうなると普段身に付けているピッタリとしたブラジャーではキツく感じたり、胸が圧迫されて痛みや苦しさを感じるようになります。

    しかし、この時期、特に初産の方はまだマタニティブラの準備をしていない方が多いのではないでしょうか?

    ワイヤーの無いブラジャーやスポーツブラ、ブラジャーとキャミソールが一体になっている物は比較的手に入りやすいのでおすすめです。

    圧迫感がなくなり、胸の張りによる痛みが軽減されます。

    注意すべきなのは、レースや化学繊維が使われているものです。生地全体が刺激になってしまい、痛みや痒みを増長させてしまう事があります。

    お勧めは天然素材の綿やシルクの物の下着です。

    2.胸が熱っぽい時は冷やす
    胸がバンバンに張ると熱を持っていると感じる事があります。

    この場合は冷却シートや冷たいタオル等で冷やすと楽になります。

    ただし、胸の周辺、特にお腹周りまで冷やしてしまわないように注意して下さい。
    胸の痛みが無くなるまで冷やします。

    ただし、冷やしている最中に下腹部が痛くなったり、手足が冷たくなってしまう場合は身体全体が冷えてしまっているサインですので、一旦中断して様子をみましょう。

    尚、胸が熱っぽい時にマッサージをすると、血行が促進されて更に張ってしまい逆効果です。

    3.入浴について
    妊娠中身体を冷やすのは厳禁ですが、胸の張りが酷い時に湯船に浸かって身体を温めてしまうと血行が良くなり、胸の張りを悪化させてしまいます。胸の張りがあるときはシャワー浴に留めておきましょう。

    しかし、冬場はシャワーだけだと身体が冷えてしまい、下腹部痛の原因になってしまいます。
    入浴前に胸を冷やすなどの対策をして痛みを軽減してからお湯に浸かるようにしてください。

    また、冷やしても胸が張ってしまう方は、あらかじめ浴室を温かいシャワーで温めておいて入浴し、足湯をするのもお勧めです。

    足湯はお風呂場だと身体が冷えてしまうので、温かい部屋で行いましょう。

    4.食生活を見直そう
    胸の張りの有無に関わらず、妊娠したら気を付けたいのが食生活です。

    胎児は母体の摂取した栄養を血液から貰って大きくなるので、ママの食生活は非常に重要です。

    妊娠中のお勧めの食事は和食です。

    和食は野菜をたくさん使っているメニュー多いのでバランスが良く、ローカロリーで薄味なのでおすすめです。

    他にも妊娠中の体重のコントロール、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病の予防にも効果があります。

    更に和食は産後の母乳量を増やす効果もあり、和食中心の食生活は産前産後共に良い影響があります。

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    5.ストレスの軽減
    妊娠すると黄体ホルモンの急激な増加によってホルモンバランスが崩れやすくなります。

    そこにストレスが加わると更にホルモンバランスが不安定になり、胸の張りが酷くなってしまいます。

    妊娠超初期から初期は流産しやすい時期なので激しい運動等は厳禁ですが、ストレッチやヨガ等はストレスを軽減させ、更にはつわりを軽減してくれることもあるので、疲れない程度に取り入れるとよいでしょう。

    またリフレッシュすることも大切です。

    自分の趣味を楽しむ時間を作り、ストレスを発散するようにしましょう。

    6.質の良い睡眠をとる
    妊娠中はしっかりと睡眠をとる必要があります。

    妊娠を継続させる為に必要なホルモンは、睡眠中にたくさん分泌されます。

    妊娠すると常に眠くなる方もいるほど、妊娠中はからだが睡眠を欲しています。

    質の良い睡眠を得る為には22時から2時の間に睡眠をとり、かつ、1日7時間前後の睡眠をとることが必要とされています。

    布団に入る時間を決め、布団に入ったら携帯等は触らずに眠る準備をしましょう。

    妊娠超初期に胸が張らない原因

    妊娠超初期の場合、胸が全く張らない、ちょっと張ったけれど治まってしまって流産してしまったのではないかと心配する方も多いですが、妊娠すると必ずしも胸が張るわけではありません。

    妊娠超初期は妊娠を維持する為に身体が作られている段階なので、体調も日々変化します。

    考えすぎは却ってストレスになり、胎児に悪影響を及ぼす事もあるので、先ずは落ち着いて生理開始予定の週を過ぎるのを待って妊娠検査薬を試しましょう。

    まとめ

    今回は、妊娠超初期の胸の張る時期や症状、対処法、胸が張らないのは何故かなどをご紹介しました。

    妊娠に伴う症状には個人差があり、悩みは尽きないものです。

    しかし、適切な対処法を行えば、きちんと辛さを軽減することができます。

    胸の張りと上手く付き合ってストレスを溜めないように過ごしましょう!

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    治験・臨床試験は新しいお薬の開発に欠かせません。治験や疾患啓発の活動を通じてより多くの方に治験の理解を深めて頂く事を目指しています。治験について知る事で治験がより身近なものになるはずです。

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  • 肥満合併で日本人2型糖尿病患者の医療費が増大 滋賀医大の研究グループ

    肥満を伴う日本人の2型糖尿病患者は、肥満がない場合と比べて外来での薬剤費と入院費が増えることで医療費が増大することが滋賀医科大学糖尿病内分泌・腎臓内科准教授の荒木信一氏らの検討で分かった。

    肥満を合併すると血糖や血圧、脂質コントロールに処方される治療薬の種類が増え、より手厚い治療が必要となるにもかかわらず、血糖コントロールが不十分なケースが多くみられたという。
    詳細は「Journal of Diabetes Investigation」10月25日オンライン版に掲載された。

    糖尿病と肥満は公衆衛生や健康上の問題だけでなく、社会経済的にも大きな負荷をかけることが懸念されている。
    しかし、欧米人に比べて比較的やせ型が多い日本人の2型糖尿病患者では、肥満が血糖コントロールや治療内容、医療費にどのような影響を及ぼすのかは明らかにされていなかった。
    荒木氏らは今回、2型糖尿病患者を対象に肥満が薬物治療や年間の医療費に与える影響を調べるため横断研究を行った。

    対象は同大学で行われている前向き観察研究に参加し、2011年4月~2013年3月に経過観察のため外来を受診した2型糖尿病患者402人。
    平均年齢は66歳、約66%が男性で、BMIは平均で24.7であった。

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    対象患者をBMIが25以上の肥満群(165人;41%)と肥満がない群(237人)に分けて年間の医療費と血糖・血圧・脂質コントロールに要した薬物治療の内容を比較検討した。
    なお、BMIが30以上の極端な肥満は35人(8.7%)にみられた。

    その結果、肥満がない群と比べて肥満群は年齢が若く、ウエスト周囲長やHbA1c値、収縮期血圧値、総コレステロールや中性脂肪(トリグリセリド)の値(いずれも平均値)のほか高血圧の合併率が高かった。

    対象患者全体の年間総医療費の中央値は26万9,333円であった。
    年間の総医療費は肥満群では肥満がない群と比べて有意に高かった(29万4,548円対25万2,263円、P<0.001)。

    特に肥満群では血糖や高血圧、脂質異常症の薬物治療にかかる費用と入院費が有意に高かった。

    さらに、肥満群では肥満がない群と比べて血糖降下薬および降圧薬の平均併用数が有意に多く(それぞれ2.0対1.6、1.6対1.1、いずれもP<0.001)、3剤以上の併用を必要とする患者の割合も高かった。

    以上の結果から、荒木氏らは「肥満を伴う日本人2型糖尿病患者では、主に薬剤費や入院費が増えることで医療費が増大するほか、必要とする治療薬の種類が増えるにもかかわらず血糖や血圧、脂質コントロールは不良であることが分かった。
    今後、過体重や肥満の2型糖尿病患者では減量が医療費の抑制や必要とする治療薬の減少に有用かどうかを検討する必要がある」と述べている。

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    糖尿病とは?血糖値や症状に関する基本情報。体内のインスリン作用が不十分であり、それが起因となり血糖値が高い状態が続いていきます。症状など分類別に解説しています。

    糖尿病とは?血糖値や症状に関する基本情報

    参考情報:リンク先
    HealthDay News 2017年10月6日
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