• 高齢者は食中毒に注意

    65歳以上の人は若い頃よりも免疫が低下している可能性が高く、食中毒になるリスクも高まります。

    高齢になると、身体に以下のような変化がみられるといわれています。

    • 消化管に食物が留まる時間が長くなるため、細菌に繁殖する時間を多く与えることになります。
    • 肝臓や腎臓が、有害な細菌や毒素を十分に除去できなくなることがあります。
    • 消化管の細菌を抑制する胃酸が十分に産生されなくなります。
    • 高齢になると食中毒リスクを高める慢性疾患にも罹りやすくなります。

    情報元:foodsafety.gov

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    HealthDay News 2017年11月27日
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  • 大腿骨近位部骨折の手術を遅らせてはならない理由

    大腿骨近位部を骨折した高齢者は、できるだけ早く手術を受ければ重篤な合併症を回避できるかもしれない―。

    トロント大学(カナダ)のDaniel Pincus氏らが実施した研究から、骨折後24時間以内に手術を受けた患者では、24時間超が経過してから手術を受けた患者と比べて死亡リスクや心筋梗塞などの合併症リスクが低下することが明らかになった。
    詳細は「Journal of the American Medical Association(JAMA)」11月28日号に掲載された。

    大腿骨近位部とは太ももの骨(大腿骨)のうち、足の付け根に近い部分(骨頭、頸部、転子部、転子下)を指す。大腿骨近位部を骨折したら、できるだけ早期に手術することが望ましいとされ、米国とカナダのガイドラインでは骨折後48時間以内の手術が推奨されている。
    しかし、「実際には推奨時間内に手術を受けている患者はそれほど多くはない」とPincus氏は指摘する。

    同氏によると、手術が遅れる理由として考えられるのは(1)すぐに使用できる手術室の空きがない、(2)手術を担当する医師をすぐに確保できない、(3)既に手術を待機している患者がいる―ことなど。
    また、医学的な理由から手術が遅延される場合もあるが、そうしたケースは極めてまれだという。

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    さらに、手術までの待機時間がどの程度までなら許容範囲なのかについて一貫したエビデンスがないことも、早期の手術が広がっていない背景にあった。
    そこでPincus氏らは今回、2009年4月~2014年3月にオンタリオ州の72施設で大腿骨近位部骨折の手術を受けた患者4万2,230人(平均年齢80.1歳、女性70.5%)のデータを解析した。

    その結果、30日後までの死亡率は、骨折後24時間以内に手術を受けた患者の5.8%に対して24時間超が経過してから手術を受けた患者では6.5%と有意に高かった(P<0.006)。また、心筋梗塞や深部静脈血栓症、肺塞栓症、肺炎などの合併症リスクも24時間以内に手術を受けた患者に比べて24時間超が経過してから手術を受けた患者で高かった。

    Pincus氏は「骨折後24時間が経過するとリスクは明らかに上昇し始める」と指摘。
    「今回の研究から、24時間が安全な手術が可能な期間(safe window)であることが示された」と話している。

    付随論評の著者の一人である米シーダーズ・サイナイ医療センターのHarry Sax氏は「高齢者は複数の疾患を抱えている場合が多く、数日間をかけて大腿骨近位部骨折の手術に耐えられるか否かを確認するための検査を行うこともある」とする一方で、「ベッドに寝たきりでいる時間が長くなるほど肺炎や血栓のリスクは高まる。骨折した状態が続くと脂肪が漏れ出て肺まで飛び散る場合もある。
    手術を遅らせることで状況が良くなることはなく、むしろ悪化する」と説明している。

    その上で、同氏は「もし高齢の親族が大腿骨近位部を骨折したら、検査は必要最低限に抑え、できるだけ早く手術をしてほしいと医療チームに頼むべきだ」と助言。
    また、「高齢の大腿骨近位部骨折患者の管理に特化した外科医、老年病専門医、麻酔科医などのチームによる治療プログラムがある病院で治療を受けるのが最善だ」としている。

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    HealthDay News 2017年12月28日
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  • 都市の緑化で喘息による入院が減少か

    大気汚染は喘息の増悪リスクを高めるが、空気が悪い都市部でも樹木が多い地域であれば喘息で入院するリスクは低下することが英国の研究で示唆された。

    この研究を実施した英エクセター大学医学部のIan Alcock氏は「健康に良い環境の整備に向けた都市計画に役立つ知見が得られた」としている。
    詳細は「Environment International」12月号に掲載された。

    Alcock氏らは今回、1997~2012年に英国の都市部2万6,455地区で記録された喘息による入院約65万件のデータを分析し、地区間で喘息による入院率を比較した。

    その結果、大気汚染レベルが最も高い地区では、樹木の多さが喘息による入院率の低下と関連していた。
    例えば、大気中の微小粒子状物質PM2.5の濃度が約15μg/m3あるいは二酸化窒素(NO2)の濃度が約33μg/m3の地区では、樹木が1km2当たり300本多いと喘息による入院が住民10万人当たり50件減少することが示された。
    ただし、大気汚染レベルが低い地区では樹木が多くても喘息による入院率の低下は認められなかった。

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    一方、大気汚染レベルが低い地区では緑地や庭園が多いと喘息による入院率が低下した。
    ただ、大気汚染レベルが最も高い地区では緑地や庭園の多さと喘息による入院率の低下との関連は認められなかった。

    Alcock氏は「都市部の植生はデメリットよりもメリットの方が大きいことが明らかになった」と結論づける一方、緑地や庭園が多いことによる効果は汚染物質の濃度が低い地区で認められ、樹木が多いことによる効果は汚染物質の濃度が高い地区で認められたことから、「植生の効果は一様でないことも分かった」としている。

    なお、植生の種類によって喘息による入院率への影響に違いが認められた理由について、同氏は「草の花粉は大気汚染物質との相互作用でアレルギー症状を引き起こしやすくなるため、大気汚染レベルが高い地区では緑地や庭園によるメリットが小さい可能性がある。
    一方、樹木は大気から汚染物質を除去すると考えられているため、汚染レベルの最も高い地区で最大のメリットが得られるのではないか」との見方を示している。

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    喘息とは?ハウスダウトや排気ガスなど引き起こす原因が色々あがられ何が起因になっているか異なる場合があります。どういった症状があるのか、どういったことで改善できるのか。詳しく解説しています。

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    HealthDay News 2017年11月27日
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