• 糖尿病患者がインフルエンザに罹ったら

    インフルエンザは急速に発症し、筋肉痛、高熱、悪寒などの症状をもたらします。糖尿病のある人は、インフルエンザに罹る前に備えておくことが重要です。
    • 血糖値を測定する頻度を増やし、ケトン体を監視するよう医師から勧められることがあります。
    • インフルエンザが治るまでの間、薬を調整するよう医師から指示されることがあります。
    • 咳止めシロップや鼻づまりの薬など、インフルエンザの症状を改善する薬には糖が含まれる場合があることを知っておきましょう。
    • 水分を十分に摂取しましょう。
    • 身体が感染症と戦うための栄養を摂取するために、普段通りの食事を取りましょう。

    情報元:National Diabetes Foundation

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    糖尿病とは?血糖値や症状に関する基本情報。体内のインスリン作用が不十分であり、それが起因となり血糖値が高い状態が続いていきます。症状など分類別に解説しています。

    糖尿病とは?血糖値や症状に関する基本情報

    参考情報:リンク先
    HealthDay News 2017年12月4日
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  • より高強度な運動に高い健康効果 多目的コホート研究から

    ウォーキングなどの中強度運動を週に150分以上、ジョギングなどの高強度運動であれば週に75分以上の運動を積極的に行うほど死亡率は低下する可能性のあることが、国立がん研究センターなどの多目的コホート研究(JPHC Study)グループの調べで分かった。

    男性はより高強度な運動を行うほど死亡率は低下し、運動による健康効果が高まることも明らかにされた。
    詳細は「Medicine & Science in Sports & Exercise」10月19日オンライン版に掲載された。

    健康づくりのためには、国際的にも日常的な運動量を増やすことが推奨されており、世界保健機関(WHO)のガイドラインでは、18~64歳の成人は(1)ウォーキングなどの中強度運動を週150分以上、(2)ジョギングやサイクリングなどの高強度運動を週75分以上、(3)これらを組み合わせた同程度の身体活動-のいずれかを満たして運動を行うことが推奨されている。

    研究グループは今回、JPHC研究に参加した一般住民を長期にわたり前向きに追跡したデータを用いて、中強度または高強度の身体活動量と死亡との関連を調べ、いずれの運動が健康に好影響をもたらすのかを調べた。

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    研究では、1990年および1993年に全国10地域に在住し、10年後(2000年および2003年)の調査時点でがんや心血管疾患の既往がなく、身体活動の制限がない50~79歳の住民8万3,454人を対象に2012年まで追跡した。

    10年後の調査時に行った質問紙調査への回答から、対象者を(1)中強度運動が週150分未満または高強度運動が週75分未満群(対照群)、(2)中強度運動(週150分以上)のみを行う群、(3)中強度運動+高強度運動を少し行う群、(4)中強度運動+高強度運動をかなり行う群の4群に分けて、それぞれの死亡率を対照群と比較した。

    なお、総身体活動量に占める高強度運動の割合が30%以内の場合を「高強度運動を少し行う」、その割合が30%を超えた場合を「高強度運動をかなり行う」と定義した。

    その結果、男性では対照群と比べて中強度運動に加えて高強度運動を少し行った群では死亡率が22%、高強度運動をかなり行った群では26%それぞれ有意に低下していた。
    また、中強度運動のみを行った群と比べて高強度運動もかなり行った群では死亡率は19%低下することも分かった。

    また、女性では対照群と比べて中強度運動のみの群で死亡率は22%、高強度運動を少し行った群では34%、高強度運動をかなり行った群では36%それぞれ有意に低下していた。
    さらに、調査開始後3年以内の死亡例を除外して疾患による身体活動制限の影響を除外した解析でも同様の結果が得られた。

    以上の結果を踏まえて、研究グループは「WHOや厚生労働省が推奨する身体活動量(中強度運動を週150分以上、高強度運動を週75分以上)で健康へのベネフィットが得られることが明らかにされた。
    特に男性ではガイドラインで推奨される以上の高強度運動を行うことが望ましい」と述べている。

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    参考情報:リンク先
    HealthDay News 2017年12月18日
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  • 世界初の両手移植男児、機能回復とともに「脳地図」も変化

    2年前、8歳で小児では世界初となる両手の移植手術を受け、目覚ましい機能の回復をみせ話題を呼んだ米国の男児が再び注目を集めている。

    現在10歳になったZion Harvey君は、2歳の時に重度の感染症のため両手を切断したが、6年間の両手のない期間に変化した「脳地図」が移植後、元に戻りつつあることが明らかになったという。
    移植手術を実施した米フィラデルフィア小児病院(CHOP)のグループが「Annals of Clinical and Translational Neurology」12月6日オンライン版に掲載された論文で報告した。

    論文の筆頭著者であるCHOPのWilliam Gaetz氏によると、身体はあらゆる部位において、感覚刺激を受けるとその部位に応じた脳領域に信号を送る。
    脳内には、こうした身体の各部位の感覚刺激を知覚する機能局在(脳地図)が存在する。
    しかし、手を切断した成人患者やヒト以外の霊長類の脳画像を用いた研究では、手からの信号入力が途絶えると脳地図が再構築されることが示されていた。
    このような脳地図の変化は「大脳皮質再構築(massive cortical reorganization;MCR)」と呼ばれている。

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    Gaetz氏らはこれまでZion君に対し、唇や指に与えた刺激に対して反応する脳領域や反応の強さ、タイミングなどを調べるために脳内の磁場を測定する脳磁図(MEG)検査を複数回にわたって実施し、脳地図の変化を観察してきた。
    その結果、両手を切断した後、唇の感覚に対応する脳領域が、以前は手の感覚に対応していた領域の位置まで2 cm移動するなどの脳地図の再構築、つまりMCRが起こっていることが確認された。小児でMCRが確認されたのはこれが初めてだという。

    しかし、2年前に新たに移植されたZion君の両手が機能し始めたことは、Gaetz氏らをさらに驚かせた。
    それだけでなく、移植後のMEG検査では脳地図が正常化しつつあることも示されたという。
    「Zion君の例では、この(脳地図の再構築の)プロセスは可逆的であることが示された」と同氏は話す。
    ただ、現状では「感覚の信号が脳の正しい領域に届くようになってはいるが、まだ完全には体性感覚のネットワークに統合されていない」と説明している。

    Zion君の両手移植手術を率いたCHOPのLawrence Scott Levin氏は、「Zion君は数多くの“世界初”を成し遂げた子どもであり、これはわれわれ医療チームにとっても、Zion君自身にとっても大きなことだ」と話している。
    Zion君は現在、一人で着替えたり食事を取ったりすることができ、字も書けるという。

    Gaetz氏は「今回の結果から、小児の脳の柔軟性について、期待とともに新たな疑問も浮かび上がってきた」と話す。
    疑問とは、例えば手の移植に最適な年齢は何歳なのか、手を切断すると誰にでも脳地図の再構築が起こるのか、生まれつき手がない場合の脳地図はどうなっているのかといったことだという。
    これらの疑問に対する答えを見つけるために、新たな研究も計画されているとしている。

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    HealthDay News 2017年12月6日
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