前向きに考える癌(がん)治療。癌(がん)の治療法におけるメリット、デメリット

癌の治療法について

「がんは日本人の死因のナンバーワン」と言われており、いまや国民病となっています。その中で、治療法においても広がりを見せており、オーダーメイドの先進医療も登場しています。諦めずに、前向きに癌(がん)治療と向き合いましょう。この記事では癌(がん)の基礎知識と治療法について解説していきます。

  1. 1. 癌(がん)は死因のナンバーワン?
  2. 2. 誰もが、癌(がん)に狙われている?
  3. 3. 50歳を過ぎたら、あなたも癌(がん)年齢かも
  4. 4. 主治医とセカンドオピニオンを選ぶ道とは?
  5. 5. 癌(がん)治療におけるメリットとデメリット
  6. 6. オーダーメイドも登場?進化する癌(がん)の治療法
  7. 7. まとめ

癌(がん)は死因のナンバーワン?

「がんは日本人の死因のナンバーワン」と言われています。

その中でも、3大がん病の「胃、肺、大腸」がトップを競い合っています。

これまで、がんの代表と言われた「胃がん」は診断技術や手術の進歩によって完治する人も増えています。それに伴い、治療率はかなり上昇しています。

現在は、健康診断が市町村や勤務先で行われるようになっており、自分の健康状態も数値で把握できるようになっています。
※胸、胃、大腸検査などはオプションの病院もたくさんあるようです。

検査により、正常であれば心配もないですが、小さくても異常が出れば再検査となります。
健診は結果とその内容が非常に重要です。

また状況によっては即時に治療を開始する必要があります。

異常が指摘されれば、放置せずに年齢に関係なく、再検査は受けましょう。

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誰もが、癌(がん)に狙われている?

最近の医師は遠慮なく、癌(がん)告知をする傾向にあるかと思います。

かつて10年ほど前までは、日本の医師の「がん告知」は控えられていました。
患者本人への告知はタブーであり、告知は家族か身内の人への病理説明が多かったようです。
本人には、潰瘍(かいよう)だと伝えられていたこともあったようです。

この『告知』についても、そうした歴史があるのです。
 
現在では、医師が「残念ですが、癌(がん)です」「ステージ2です」などと告知をして、内視鏡や検査の写真をもとに説明をするのが一般的です。

告げられた本人は、どんなに強気の方でもショックを受けるものです。

癌(がん)は「死」に直結するイメージがあります。
告知を受けて、茫然として、何も感じない人もいるようですが、癌(がん)との闘いはここから始まります。

正確な情報を集めることも必要な対応です。
身近に相談できる方がいれば勇気を出して経験談や情報を聞きましょう。

50歳を過ぎたら、あなたも癌(がん)年齢かも

ここでは、胃癌(がん)を例として取り上げさせて頂きます。
胃癌(がん)には、なりやすい人の特徴に一般的なデータが存在します。

これによりますと以下のポイントが重要です。

  • 煙草や酒を長期間嗜好している。
  • 塩分の多い食生活である。
  • 肉や脂質が多く、野菜不足である。
  • 日常のストレスがある。
  • 慢性的に胃炎を発症している。
  • 胃にポリープがある。
  • ピロリ菌に感染している。

このようなポイントを指摘しています。

さらにこんな症状がある方は特に注意が必要です。

  • 上腹部に痛みや胸やけがある。
  • 慢性的な痛みや食後の痛みがある。
  • 腹部の膨満感がある。

また日頃のトイレでも便の色が教えてくれることもあります。
黒色ではないか?ということも重要な情報になります。

日常的に「貧血がないか?」などの具体的な症状にも注意することを上げています。

こんな症状がある方が、すべて、癌(がん)というわけでもないのですが、
胃がんの診断前には、これらのポイントが自分の症状に思い当たることが多いようです。

これらの症状では、すでに危険エリアに入っていることを示唆するものもあります。
予防や治療をすることで、多くの危険エリアから脱出可能性があるので日頃からの注意が必要です。

癌(がん)は「大きさや、ステージはどのくらいか?」「はたして治る病気なのか?」という恐れや不安、それに「死」のイメージがあります。
さらに「現実の治療費はどのくらいなのか?高額な場合はどうすればよいのか?」などが頭の中を駆け巡り、目の前が真っ暗になってしまうこともあります。

しかし、癌(がん)は適切な治療をすれば、多くの人が完治する時代になっています。
治療費が減額される制度等もあります。

癌(がん)に負けない!癌(がん)を克服するぞ!という前向きな姿勢で対処することが、その治療の第一歩に繋がるのです。

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主治医とセカンドオピニオンを選ぶ道とは?

症状や状況を正しく理解するためにも、情報や知識はとても重要です。

癌(がん)は家族歴なども関係することから、家族や親戚などに癌(がん)治療の経験者がいないか?
ということもポイントになってきます。
もしいる場合は情報源として大切なことを聞けるチャンスです。

主治医には、癌(がん)の大きさや、別の臓器への転移など、検査において自分の置かれた状態をよく聞き、把握しましょう。

そして自分の気持ちに余裕があれば、主治医とは別の医師である「セカンドオピニオン」を訪ねる道もあります。

セカンドは「第二の」という意味です。他の医師の第二の意見「オピニオン」を聞くのです。

もちろん主治医の元で治療をしてもよいし、自分の納得する医師を探して良いのです。
小さなクリニックでは、設備の整った大きな病院への紹介状も書いてくれます。

医師には患者への説明義務(インフォームドコンセント)があるように、医療現場には患者自身が治療法に納得して、同意することで治療を進めることが認められているのです。

自分の大切な「いのち」です。自分が納得するまで意見を聞くようにしましょう。

癌(がん)治療におけるメリットとデメリット

癌(がん)治療の基本には三大療法があります。

  • 手術療法
  • 化学療法、薬物療法 
  • 放射線療法

この中から、病状によって選択されます。
※化学療法、放射線療法については次項で説明しています。

基本は手術療法ですが、他の二療法の進歩で、癌(がん)の状態によって併用という方法がとられます。
しかし、それぞれにメリットとデメリットがあるので注意が必要です。

手術療法のメリットは

  • 癌(がん)を取り除ける。
  • 根治性が高い。
  • 再発のリスクが低い。

デメリットは

  • 組織や臓器が傷つくことにより機能が損なわれることがある。
  • 回復に時間が掛かる。
  • 年齢や体力、合併症などが考えられる。
  • 治療費が高額な場合がある。

上記のメリットとデメリットが一般的です。

手術療法にもさまざまな方法があり「外科的手術(開腹手術)」「腹腔鏡手術」などがあります。
外科的手術(開腹手術)は、皮膚を切開し、がんに侵された部分を切除するので切除をするので回復まで時間が掛かります。

腹腔鏡手術は外科的手術に比べて傷が小さくて済むためメリットも多いのですが、癌(がん)が大きいと適さないとされています。
具体的には、腹部に数か所の穴を開けて、内視鏡や鉗子を挿入してがんを切除します。
これには条件があり、転移がない、癌(がん)の個数が少ない、大きさが切除可能な範囲である。という部分を確認しながら手術が可能か否か、が判断されます。
また適応である場合には、胃癌(がん)、大腸癌(がん)、前立腺癌(がん)、子宮癌(がん)等で行われています。

もう一つご紹介するのは「内視鏡治療」です。
大きな手術ではなく、内視鏡によって胃の中で切除を行うことから、体の負担が少なく、粘膜内にとどまる早期の癌(がん)においてはメリットが多いとされています。

医師でも、どの療法を選択するか、判断に悩む場合があります。
いずれにしても、メリットとデメリットはしっかりと理解することが大切です。

オーダーメイドも登場?進化する癌(がん)の治療法

あと二療法の一つは、「化学療法」です。

いわゆる、抗がん剤治療と言われています。
内服薬、注射、点滴などで薬剤を体内に投与します。

その中にも、分子標的薬があり、一定の遺伝子や酵素を作っている癌(がん)細胞特有の分子だけを攻撃する薬も登場してきています。

これは癌(がん)化した細胞や、癌(がん)細胞が増殖するときに現れる、得意な分子を狙い撃ちすることで攻撃してしまう優れものです。しかしながら個人差もあるので、使用する人の条件が合致する必要があります。また、副作用の発生も考えねばなりませんので、主治医に相談をするなど、効果的に治療を進めましょう。

常に前向きで、癌(がん)をおそれない気持ちで治療に対応したいものです。
医師の指導のもと、自主的に体力作りや運動が治療に大きく役立つことも多いようです。
トレーニングよって筋肉は年齢に関係なく、鍛えれば丈夫になるとされています。
気分のリフレッシュをしながら治療に臨みましょう。

三つ目の療法は「放射線療法」があります。
これは高い放射線を病変部に照射することによって、癌(がん)細胞を攻撃する治療法です。

先進医療では重粒子線治療や陽子線治療というものも存在します。
これは照射量や照射部位が異なるので、オーダーメイドの治療と言われており、高い治療効果が期待されています。末期癌(がん)と言われながら、希望を託して生還した例もあるようです。
先進医療は、まだ保険適用外で高額の料金がかかる場合があります。

集めた情報をもとに病院や医師、ご家族と相談しながら後悔のない判断を心がけましょう。

まとめ

癌(がん)治療には、様々な患者家族支援の組織や団体が存在します。
インターネットで検索すること可能です。
多くの場所で紹介されており、誰でも参加できるのがほとんどです。
こうしたコミニティや情報もとても参考になるだけでなく、精神的にも勇気づけられるはずです。

癌(がん)は生命を脅かす大変恐ろしいものですが、様々な方向性からポジティブな部分を見つけましょう。
前向きに、おそれない癌(がん)治療で完治を目指したいものです。

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