• 妊娠中のおたふく風邪は胎児に悪影響?予防や治療は?

    妊娠中のおたふく風邪について

    子どもがかかりやすい感染症として有名なおたふく風邪。大人でもかかることがありますが、その場合症状がより重症化することがあります。もし妊娠中におたふく風邪になってしまったら、妊婦さんは並々ならぬ不安に駆られるのではないでしょうか?

    今回は、妊娠中におたふく風邪に罹患してしまった時の症状や母体や胎児への影響、おたふく風邪の予防方法、おたふく風邪の治療と感染中の過ごし方を詳しくご説明します。
    1. 1.はじめに
    2. 2.おたふく風邪とは
    3. 3.妊娠中のおたふく風邪の症状
    4. 4.おたふく風邪の母体への影響
    5. 5.大人は重症化しやすい
    6. 6.おたふく風邪の合併症とは
    7. 7.おたふく風邪の胎児への影響
    8. 8.妊娠初期の流産の危険
    9. 9.胎児への後遺症は?
    10. 10.おたふく風邪の予防
    11. 11.おたふく風邪の治療と感染中の過ごし方
    12. 12.まとめ

    はじめに

    妊娠中に注意したい感染症のひとつがおたふく風邪です。
    おたふく風邪は3~5年の周期で大流行すると言われており、季節を問わずかかってしまう病気です。

    妊娠中におたふく風邪に罹患してしまうとお腹の胎児への影響も心配です。
    今回は妊娠中のおたふく風邪の症状や母体や胎児の影響、おたふく風邪の予防法、治療と感染中の過ごし方について詳しく解説していきます。

    おたふく風邪とは

    おたふく風邪はムンプスウイルスが原因で起こる病気で、流行性耳下腺炎と言います。
    2~3週間の潜伏期間があって、その後に発症します。

    主な感染経路は飛沫感染や接触感染なので、感染者のくしゃみやウイルスがついた物に触ることによって感染してしまいます。
    おたふく風邪は片側、もしくは両側唾液腺の腫脹が特徴的で、通常2週間程で回復します。

    おたふく風邪は3~10歳の子どもがよくかかる感染症として有名ですが、大人がかかることもあり、その場合はより強い症状が出ると言われています。
    主な症状としては発熱、耳周りの腫れ、頭痛、悪寒、全身の倦怠感などがあり、合併症を引き起こすこともあります。
    耳周りの腫れによって食べ物が食べれなくなってしまう場合もあります。

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    妊娠中のおたふく風邪の症状

    妊娠中であっても基本的に症状は一般の方と変わりません。
    発症初期は普通の風邪と同じように発熱、食欲不振、倦怠感、寒気等が出現し、2~3日程で耳下腺の腫れ、痛みが現れます。

    耳下腺の腫れは2日程でピークに達し、その後、徐々にひいていきます。
    おたふく風邪は片側の腫れで済む事もありますが、両側が腫れる事が多く、腫れ始めてくる前5日が最も感染のリスクが高いとされています。
    腫れがひくと共に感染力が弱まってくるので、耳下腺が腫れている間は外出を控えた方が良いでしょう。

    おたふく風邪の母体への影響

    妊娠中におたふく風邪に罹ってしまうとどのようなリスクがあるのでしょうか?
    先ずは母体のリスクから見ていきましょう。

    大人は重症化しやすい

    おたふく風邪は子供に罹りやすい病気ですが、子供の頃に罹っていなかったり、予防接種を受けていても抗体が弱まってしまっていると罹りやすくなってしまう場合があります。
    大人が発症すると子供に比べて重症化しやすく、完治に時間がかかってしまいます。

    おたふく風邪の合併症とは

    おたふく風邪で怖いのは合併症です。
    おたふく風邪の合併症として無菌髄膜炎、難聴、精巣炎、卵巣炎、膵炎等が挙げられます。

    卵巣炎・精巣炎
    女性の場合、特に卵巣炎になりやすく、おたふく風邪に罹患した患者さんの5%程の確率で発症します。症状としては、発熱、下腹部痛、不正出血、おりものの増加などがあります。
    これに対し、男性が感染すると精巣炎になることがあります。症状としては、発熱、精巣の腫れと痛み、陰嚢の皮膚が赤くなる等があります。

    もし、妊娠中におたふく風邪に罹患してしまったらパートナーにしっかりと感染予防をして貰う事が大事です。
    卵巣炎、精巣炎ともに炎症が起こるのは片側のみであることが多いので、不妊につながることは多くはありません。

    しかし、放置していると不妊につながるので必ず適切な治療を受けましょう。

    無菌髄膜炎
    無菌髄膜炎は、頭痛・発熱・嘔吐などが症状として出ます。希に嗜眠状態・昏睡・けいれんを来す場合もあります。しかし、ほとんどの場合は軽傷で済み、安静にしていることで治ります。

    難聴
    難聴は、1万5千人に1人の割合で発症します。ほとんどはおたふく風邪が完治するとともに、症状が消えますが、稀にその後も難聴が続くこともあります。

    膵炎
    膵炎(すいえん)は、腹部の圧迫感・痛み、嘔気、軽度の発熱等の症状があります。重症化することは少なく、おたふく風邪によって軽い膵炎を併発することは珍しいことではありません。

    おたふく風邪の胎児への影響

    では今度は母体がおたふく風邪に感染してしまった場合、胎児にどのような影響があるかを見ていきましょう。

    妊娠初期の流産の危険

    妊娠中におたふく風邪に罹患する確率は0.1~0.01%と言われていて決して高くはありませんが、罹患すると流産してしまう危険性があります。
    その為、妊娠中は人ごみに行かない、感染している方に近付かない、外に出る時はマスクを必ず着用し、家に帰ったら手洗い・うがい等、予め感染予防を行う事が大切です。

    特に妊娠初期はおたふく風邪だけではなく、ウイルスや薬の副作用によって胎児に影響がある可能性が高いので気をつけましょう。

    胎児への後遺症は?

    基本的に先天性異常等は出ないとされていますが、近年では低体重児となる可能性が報告されています。
    また心臓や免疫に関わる病気を発症してしまう場合もあります。
    そして危険なのが出産時にママさんがおたふく風邪を罹患している場合で、この場合、産まれた赤ちゃんも感染してしまう恐れがあります。
    新生児は抵抗力が弱く、身体に抗体が作られていないので、深刻な合併症を引き起こしてしまう危険があります。

    おたふく風邪の予防

    おたふく風邪は病院で抗体検査をすると自分に抗体があるかどうかが分かります。
    抗体がない場合、意識して予防するだけでもおたふく風邪になる確率は下がるので、自分が感染したすいのか否かを知っておくことは大切です。
    一番良い予防は妊娠する前に検査して抗体が無い場合は予防接種を受ける事ですが、妊娠してからは予防接種は出来ません。
    予防接種によってワクチンウイルスが胎児に影響を与える可能性がゼロではないからです。

    つまり、抗体がない場合は感染しないように気を付けるしかないのです。
    おたふく風邪の原因はムンプスウイルスで感染している方のくしゃみや咳等による飛沫感染や接触感染です。
    ムンプスウイルスは非常に感染力の強いウイルスで、一番の予防は感染者に接触しない事です。

    その為には人の多い所に行かないのが理想ですが、妊娠していても仕事している方もいますし、住んでいる地域によってはそうはいかないと思います。
    おたふく風邪に罹患しない為に、外出する時は必ずマスクを着用し、帰ったら手洗い・うがいは勿論ですが、出来ればシャワーを浴びて皮膚や髪の毛に付着したウイルスを流してしまいましょう。
    それが出来ない時は洗顔だけでも予防になります。

    また、おたふく風邪は子供が罹りやすい病気なので、妊娠中の胎児以外にも子どもがいる方は特に注意が必要です。
    家族の中に感染者がいると罹患率は一気に跳ね上がります。
    家族全員で感染対策をし、おたふく風邪を引き起こすムンプスウイルスを家に持ち込まないようにしましょう。

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    おたふく風邪の治療と感染中の過ごし方

    おたふく風邪には特効薬がないので、基本的には対症療法になります。
    症状に合わせて、妊娠中でも服用出来る解熱剤や痛み止め等が処方される事が多いです。
    耳の下の腫れは冷やすと痛みが和らぐので試してみて下さい。
    顔の腫れが酷い時は口を開けるのも辛かったり、固形物を飲み込むのが辛い場合もあります。

    その結果、栄養不足や脱水症状になってしまう事もあります。
    そういう時はゼリーやプリン等、飲み込みやすい食べ物で栄養補給を行い、ちょっと辛くてもこまめに水分を取りましょう。
    頭痛や吐き気があって嘔吐してしまう場合は病院で医師に相談し、輸液等の適切な処置をして貰いましょう。

    まとめ

    妊娠中のおたふく風邪について理解していただけたでしょうか?
    おたふく風邪は妊婦さんだけではなく、家族全員で予防することが必要です。
    もし妊娠中におたふく風邪にかかってしまったら、慌てず医師の指示に従いましょう!

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  • 痛みやチクチクなど、妊娠中期のお腹の悩みを解決!

    妊娠中期について

    妊娠中期という比較的安定した時期に起こるお腹のはりや腹痛について原因や対処法をまとめてみました。
    1. 1.はじめに
    2. 2.妊娠中期とはどのような時期か
    3. 3.妊娠中期に現れるお腹のはりや腹痛とは
    4. 4.妊娠中期に現れるお腹のはりや腹痛の原因
    5. 5.妊娠中期に現れるお腹のはりや腹痛の対処法
    6. 6.まとめ

    はじめに

    妊娠中期は一般的に安定期と言われる時期であり、妊娠期間の中でも比較的体調が安定しやすく、動きやすい時期になります。
    そのため、動きすぎてしまう方も多く、お腹に張りや痛みを感じて心配になる人もいるのではないでしょうか。
    今回は、妊娠中期におけるお腹のはりや腹痛について原因や対処法をまとめてみました。

    妊娠中期とはどのような時期か

    妊娠中期とは、妊娠5か月(16週)から7か月(27週)のことを言います。
    妊娠5か月というと、お腹の中の赤ちゃんは骨格が出来上がり、筋肉や脂肪がつきはじめたり、体毛が生えてきたりします。
    子宮の中では胎盤が完成するため、流産の危険性が減ります。
    ほとんどの方がつわりも落ち着き、体調が安定します。

    また、5か月になると、少しずつお腹がふっくらとしてきたり、早い人では胎動を感じられるようになるという変化が見られます。

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    妊娠中期に現れるお腹のはりや腹痛とは

    妊娠中期から後期に起こるお腹のはりや腹痛のほとんどは、何らかの行動に伴って子宮の周りの筋肉が収縮することで感じるものです。
    妊婦さんの主観としては、「お腹がぎゅーっと締め付けられるような感じ」であったり、「お腹ががちがちに硬くなる感じ」といったような表現がされています。
    長時間立ちっぱなしが続いたり、お腹に力が入るようなことをしたときに起こることもありますが、それだけではなく、いつもと同じ時間や距離の散歩をしたときや家事の最中などいつも通りのことをしているときに感じることもあります。

    お腹のはりを感じても、少しの間座ったり横になったりして休憩すると自然に落ち着くことがほとんどで、出産を迎えるにあたって子宮が収縮することは自然なことなので、休んで落ち着くはりや腹痛であればあまり気にすることはありません。

    また、子宮の収縮以外にも便秘のときにはお腹のはりや腹痛を感じることがあります。
    個人にもよりますが、妊娠中は子宮が胃腸を圧迫するため、便秘になる方が多く、腸の中に便が溜まってしまうとお腹がはってきます。

    水分をいつもより多めに摂るようにしたり、繊維質の多い食品を積極的に食べる、ウォーキングなど適度な運動を心がけるようにして、便秘を予防しましょう。

    妊娠中期に現れるお腹のはりや腹痛の原因

    妊娠中のお腹の張りや腹痛の原因ははっきりと特定できるわけではありませんが、いくつかお腹がはりやすい行動があるのでご紹介します。
    休憩すればすぐ落ち着く程度のある程度のはりであれば気にすることはありませんが、切迫早産など医師からあまりお腹がはるようなことをしないように注意されている場合は、気を付けてみてください。

    1.運動のしすぎや仕事などでの身体的な負担
    お腹のはりや腹痛の原因として最も多いのが運動や仕事などでの身体的な負担です。
    ウォーキングをするように医師から言われたからといって、疲労がたまるほどはやりすぎです。

    また、仕事では周りに迷惑をかけないようにと頑張ってしまうかもしれませんが、立ちっぱなしの時間が長くなったり、重い物を持つなど負担がかかりすぎるとお腹のはりにつながります。
    それを我慢し続けていると切迫早産になってしまい、産休に入る前に仕事を休まなければならなくなってしまうなど、結果として迷惑をかけてしまうこともありますので、職場の理解を得て、休憩をとれる環境を確保できるとよいでしょう。

    2.ストレス
    ストレスがたまると脳内から子宮の収縮を促すようなホルモンが分泌されます。
    ですから、夫婦喧嘩や職場内の人間関係など過度なストレスがある場合には、自分とお腹の赤ちゃんのために、なるべくそのような環境に身を置かないように心がけましょう。

    3.体を冷やす
    冬場はもちろんのこと、夏でも部屋のエアコンなどで体が冷えると循環が滞り、便秘も引き起こしやすくなります。便秘になると便が子宮を圧迫してお腹がはりやすくなります。
    前にも述べたように、積極的に水分や繊維の多い食品を摂取するようにしましょう。

    4.お腹を締めつける
    サイズが合っていないものや間違ったつけ方をした腹帯や着物の帯など、過度なお腹を締めつけはお腹のはりや腹痛を助長してしまいます。
    しっかりつけ方など確認するようにし、締めすぎに注意しましょう。

    5.セックス
    妊娠中も状態が安定しているときはセックスを行っても問題ありませんが、オーガズムを感じるときや、乳首を刺激されたときは同時に子宮が収縮しやすいため、お腹がはりやすくなります。
    激しいセックスや乳首への刺激は控えるようにし、行為中にお腹のはりを感じたときは少し休憩するなどパートナーにも理解を得るようにしましょう。

    妊娠中期に現れるお腹のはりや腹痛の対処法

    お腹のはりや腹痛を感じたら、なるべく早く座ったり横になったりして休憩しましょう。
    正常範囲のはりであれば、30分も休憩していれば落ち着いてくるはずです。
    1時間以上横になっていてもおさまらないはりや1時間に数回以上起こるはりは切迫早産の可能性もありますので、医師に早めに相談しましょう。

    また、お腹のはりとともに出血を伴う場合は特に急を要する場合もありますので、すぐに医師に相談してください。

    まとめ

    妊娠中期のお腹のはりや腹痛は、生理的なものであり、過度に心配する必要はありません。

    しかし、仕事が忙しすぎてお腹のはりに気づいていなかったり、はっているにも関わらず休憩しないというのもよくありません。
    ゆったりとした気持ちで受け取めつつも、体のサインにはしっかり応えてあげることが大切です。

    また、いつもと異なるはりや腹痛を感じたら自分で判断せず、医師に相談するようにしましょう。

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  • 妊娠超初期に起こる寒気とは?生理前の症状との違い

    妊娠超初期について

    寒気があるからといって妊娠を疑う方は少ないかもしれません。しかし、妊娠超初期には生理前の症状と似たような寒気が起こる場合があります。 症状が似ている生理前と妊娠超初期の寒気について症状や原因、対処法についてまとめました。
    1. 1.はじめに
    2. 2.寒気とは
    3. 3.妊娠超初期や生理前に生じる寒気の症状
    4. 4.妊娠超初期や生理前に生じる寒気の対処法
    5. 5.まとめ

    はじめに

    妊娠超初期に寒気が起こることがあるのを知っていますか?
    みなさんが感じる寒気はただの風邪や生理前の症状ではなく妊娠のサインかもしれません。
    しかし、生理前の症状と妊娠超初期の症状は似ているものもあり、判別するのは難しいです。
    そこで、今回は生理前や妊娠超初期の寒気について症状や対処法についてまとめました。

    寒気とは

    寒気とは、寒さを感じる要因がないのに体がガタガタと震えたり、背中などがゾクゾクする症状を言います。
    風邪などウイルスや細菌と戦うための症状であることが多いですが、女性の場合は、生理周期によるホルモンバランスの変化や更年期障害が原因となっている寒気もあり、判断に困ることもあります。

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    妊娠超初期や生理前に生じる寒気の症状

    生理前や妊娠超初期にはホルモンバランスの変化から、寒気を感じることがあります。

    生理前の寒気
    女性は排卵から生理が起こるまでの黄体期に黄体ホルモンの分泌量が急激に増加します。
    黄体ホルモンには、女性の体で受精卵が育ちやすくするために体温を上昇させる働きがあります。そのため、この期間は女性の体は通常よりも0.3~0.5度高い『高温期』となります。
    この時期は女性ホルモンのバランスが急に崩れ、寒気などの不調を感じやすくなります。

    また、黄体ホルモンは、子宮に栄養や血流を集め、手足など末端の新陳代謝を低下させる働きもあります。よって手足が冷えるようになり、寒気を感じます。
    さらに、黄体ホルモンが増加すると交感神経が優位になり、ストレスを感じやすくなるなど自律神経のバランスが崩れてしまうこともあります。
    それが寒気につながることもあり、生理前の寒気は様々な要因が混在しています。

    妊娠超初期の寒気
    生理前の寒気だと思っていても、生理予定日になっても生理が始まらず、いつまでも寒気が続く場合には妊娠を疑う必要があります。
    妊娠による寒気は、早い人で超初期である妊娠3~4週目から始まり、つわりが終わるまで続く人もいます。

    妊娠超初期の寒気のメカニズムは生理前の黄体期と同じですが、妊娠している場合には、黄体ホルモンの分泌量が多い状態が続くので、継続して寒気を感じやすい状態が続きます。

    また、妊娠の場合はつわりの症状も伴う場合があるため、食欲が低下し、体内で生産されるエネルギー量も減ってしまいます。
    さらに、妊娠に伴い体内の血液が子宮に集中すると脳貧血状態に陥ることがあります。
    そのようなことも寒気を感じる要因になります。

    妊娠超初期や生理前に生じる寒気の対処法

    妊娠超初期であっても、生理前であっても寒気の症状への対処法はおおよそ同じです。

    自律神経を整えるための生活習慣を心がける
    生理前や妊娠超初期の寒気は、自律神経の乱れが大きく関与しているため、自律神経を整えることが重要です。

    早寝早起きをして睡眠を十分にとること、規則正しい食生活を送ること、アルコールやたばこを控えること、過労やストレスなどの自律神経のバランスを崩す要因を取り除きましょう!

    体を冷やさないようにする
    生理前や妊娠中はただでさえ四肢末端の血流が低下しているため、薄着をしたり冷房の効きすぎた部屋などにいると、余計に体が冷えてしまいます。
    体が冷えると寒気も感じやすくなってしまうので、お腹を冷やさないように腹巻などをすることはもちろん、手首や足首、首元などをストールや靴下などで温めるようにしましょう。
    また食べるものに関して、つわり症状があると冷たくのどごしのよいものを好んで食べがちです。
    しかし、冷たいものを食べると体を冷やしてしまうので、温かいものの中でもスープなど口にしやすいものを選んで積極的に食べるようにしましょう。

    血流を改善する
    生理前の体の重だるさ、妊娠超初期のつわり共に、体を動かすことが億劫になってしまいます。
    しかし、家の中に閉じこもり、ずっと動かずにいると血流がますます悪くなってしまい良くありません。
    妊娠初期は運動することで胎児に悪影響がないかなど不安要素もあるかと思いますが、特に産科の医師からストップをかけられていない限り、散歩程度の運動は血流改善、つわり改善、ストレス解消などよい効果が期待できます。

    血流を改善することが寒気の改善にもつながるので、適度な運動を心がけましょう。

    まとめ

    生理前や妊娠超初期の寒気について理解は深まりましたか?
    全てを改善できるとは限りませんが、生活を見直すことで寒気を緩和することができます。
    生理前や妊娠超初期を少しでも快適に過ごせるようにしましょう。

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  • コーヒーが飲めない?カフェインが胎児に与える影響とは

    カフェインについて

    妊娠中のカフェイン摂取はよくないと知っていますか?今回は妊娠中のママのコーヒー摂取について、コーヒーの成分と控えるべき理由や胎児への影響、摂取していいコーヒーの量の目安、コーヒーの代わりにおすすめの飲み物をまとめました。
    1. 1.はじめに
    2. 2.コーヒーの成分と控えるべき理由
    3. 3.コーヒーの胎児への影響
    4. 4.摂取していいコーヒーの目安
    5. 5.カフェインレスコーヒーと妊娠中におすすめの飲み物
    6. 6.まとめ

    はじめに

    心を落ち着けたり、疲労や眠気を吹き飛ばそうとしてコーヒーを飲む人は多いのではないでしょうか?
    しかし、実は妊娠している女性がコーヒーを飲みすぎるのはよくありません。
    そこで、今回は妊娠中のママのコーヒー摂取について、コーヒーの成分と控えるべき理由や胎児への影響、摂取していいコーヒーの量の目安、コーヒーの代わりにおすすめの飲み物をまとめました。

    コーヒーの成分と控えるべき理由

    コーヒーの約99%は水分です。残りの1%の中に、たんぱく質や脂質が含まれているので、その量はとても微量です。
    また、そのほかにもカフェイン、カフェー酸、クロロゲン酸、タンニン、ポリフェノール、褐色色素、ニコチン酸、トリゴネリンなどの成分が含まれています。
    その中でもコーヒーの成分としてよく知られているのがカフェインであり、妊娠中または授乳中の女性がコーヒーを飲むにあたって気にすべき成分です。
    カフェインの作用として、一般的な成人が感じるものは、疲労感の改善、眠気の抑制などです。
    これは、カフェインが中枢神経を刺激し、一時的に興奮状態にさせるので起こります。
    しかし、妊娠中や授乳中の女性にとっては、それ以外に気をつけるべき作用があるのです。

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    1.カルシウムが排出される
    カフェインを多量に摂取すると、体内のカルシウムを尿中に排出してしまいます。
    妊娠中は赤ちゃんの骨や歯を作るため、授乳中は母乳として赤ちゃんにカルシウムを供給するために、ママはカルシウムが不足しがちです。
    また、将来的な骨粗しょう症のリスクも高まるため、カルシウムを体外に排出してしまう作用のあるカフェインの摂取はおすすめできません。

    2.鉄分の吸収を妨げる
    カフェインには、鉄分の吸収を妨げる作用があります。
    妊娠中は赤ちゃんに血液を送るために血液が薄くなっていて、貧血になりやすいです。その点からも、妊娠中のカフェイン摂取はおすすめできません。

    3.赤ちゃんに悪影響を及ぼす
    妊娠初期のママが多量にカフェインを摂取していると、自然流産の可能性が高くなることが指摘されています。
    また、赤ちゃんの発育不全による低体重なども研究より分かってきています。カフェインの赤ちゃんへの影響については、次項で詳しく説明します。
    このように妊娠中のカフェインの摂り過ぎは、ママの体にも赤ちゃんの体にも影響を及ぼすため控えましょう。

    コーヒーの胎児への影響

    それでは、ここからはお腹の赤ちゃんに対するカフェインの作用をまとめていきます。

    1.自然流産、低体重出産のリスクが高まる
    カフェインは血管を収縮する作用があるため、胎盤への血流も低下します。
    その結果、自然流産や、発育不全による低体重出産のリスクが増加してしまいます。また、乳幼児突然死症候群の発生率も高まります。

    2.赤ちゃんの肝臓に負担がかかる
    赤ちゃんの臓器は未熟なため、カフェインを分解する機能がまだ備わっていません。
    そのため、ママの体ではカフェインが分解できても、カフェインの含まれた血液が赤ちゃんの体内に入ると、それが体内に蓄積されてしまいます。

    特に、妊娠後期はママの代謝機能が低下し、体内にカフェインが残りやすいため、注意が必要です。

    3.興奮作用が赤ちゃんにも働く
    カフェインには、眠気を抑制するなど中枢神経を興奮させる作用がありますが、それがお腹の赤ちゃんに働くと、生まれた後も落ち着きがない、イライラしがちなどの症状が残る場合があります。

    摂取していいコーヒーの目安

    ここでは一日に摂取していいコーヒーの目安をまとめます。
    まず妊娠中期以降、カフェインは一日に200~300㎎にしましょう。
    これは、カフェインを一定以上含む血液がママのへその緒を通して送られてくることが胎児の発達を抑制したり、代謝機能が未熟な胎児にとって負担になったりするということを避けるためです。

    コーヒーの種類によってもカフェインの含有量は違うので、一概には言えませんが、100㎖のコーヒーに含まれるカフェインの量がドリップコーヒーでおよそ100㎎、インスタントコーヒーでおよそ60㎎なので、カップ一杯のコーヒーを2~3杯程度は飲んでもよいということになります。

    しかし、妊娠初期のまだ流産が考えられる時期に関しては、研究によっても異なりますが、100~200㎎/日のカフェインが自然流産の確率を上げるというデータもでているようです。

    それを考えると、健康な赤ちゃんを無事に出産したいと願うママであれば、妊娠初期にはカフェインレスのコーヒーなどを利用しするとよいのではないでしょうか?

    カフェインレスコーヒーと妊娠中におすすめの飲み物

    妊娠中にも量を気にせず飲むことができ、さらには妊娠中の健康によい効果のある飲み物を紹介します。

    1.カフェインレスコーヒー(デカフェ)
    カフェインレスコーヒーは、コーヒーに含まれているカフェインを水や二酸化炭素を使って取り除いたものです。
    完全に取り除けるわけではありませんが、味もほとんど普通のコーヒーと変わらず、安心してコーヒーを飲むことができます。
    最近では、市販のインスタントタイプやドリップタイプの商品のほか、カフェのメニューにある場もあります。

    2.たんぽぽコーヒー(タンポポ茶)
    西洋タンポポの根を乾燥させたものから抽出する飲み物です。
    ノンカフェインである上に、ビタミンやミネラルが豊富に含まれ妊娠中のママにもってこいの飲み物です。

    また、産後に母乳の出を良くする、乳腺炎を予防、体温を上げて血行をよくする、むくみ改善、便秘解消、リラックスできるなどの効果もあり、産後も飲み続けたい飲み物です。

    3.ルイボスティー
    ルイボスティーは、南アフリカの一部の地域でのみ栽培することのできる鉱物を多く含むお茶です。
    ミネラルを豊富に含むため、母乳の質を高めることはもちろん、産前・産後のママに不足しがちなカルシウムも多く含んでいます。

    また、抗酸化作用のある成分も豊富に含んでいるため、アンチエイジング、抗炎症作用、生活習慣病の予防、むくみや冷えの防止、アトピーなどアレルギー症状の緩和、安眠促進など様々な効果があります。
    卵子の質を高めたり、子宮内膜を厚くすることで受精卵を受け入れやすい状態にしたりと、妊活中から産後まで、さらにはその先までも飲み続けたい飲み物です。

    4.麦茶
    ウーロン茶、緑茶、煎茶などのお茶はコーヒーまでは多くないもののカフェインを含みますが、麦茶はカフェインを含みません。
    商品にもよりますが、ノンカフェインのお茶の中で味のくせの少ない一般的なお茶が麦茶です。

    5.スムージー・ジュース
    野菜や果物のスムージーは、カフェインを気にせず飲めるうえに、妊娠中にしっかり摂りたい葉酸や鉄分などを多く含むものも作ることができるので、妊娠中にはおすすめの飲み物です。

    また、つわりの時期であってもさっぱりした味のものなど飲みやすいものを選んで飲むと栄養補給になります。
    市販のものを選ぶ場合は、添加物や糖分、塩分などの成分に注意してなるべく少ないものを選ぶ方がよいでしょう。

    また、果汁100%でない市販のジュースは糖分を多く含むため、少量であれば問題ないですが、飲みすぎには注意しましょう。

    まとめ

    妊娠中にコーヒーを一杯飲んだからといって、コーヒーを全く飲んではいけないわけではなく、適切な量であれば問題ありません。

    また、ママが気にしすぎてストレスをためすぎるとお腹の赤ちゃんにとってよくありません。
    カフェインの作用や許容量を知ったうえで、自分の体、そしてこれから生まれてくる我が子の体を大切に、楽しいマタニティライフを送りましょう!

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    病気や症状の説明について間違いや誤解を招く表現がございましたら、こちらよりご連絡ください。
  • 妊娠超初期の化学的流産を防ぐためには

    化学的流産について

    妊娠超初期に起こる化学的流産を知っていますか?この流産は他の流産とは異なるところが多いです。今回は妊娠超初期とは、化学的流産とは、化学的流産の症状や時期、化学的流産の原因、その予防を詳しく解説していきます。
    1. 1.はじめに
    2. 2.妊娠超初期とは
    3. 3.化学的流産とは
    4. 4.化学的流産の症状と時期
    5. 5.化学的流産の原因
    6. 6.化学的流産の予防
    7. 7.まとめ

    はじめに

    化学的流産という言葉を知っていますか?
    化学的流産は比較的起こりやすい流産の種類です。
    今回は化学的流産とは何か、化学的流産の症状と時期、原因、予防についてお伝えします。

    妊娠超初期とは

    妊娠超初期は妊娠0週から妊娠4週までを指します。
    生理初日が妊娠0週1日となります。

    生理が終わり、排卵日を迎えた頃が妊娠2週、排卵されて卵子と精子が授精し、卵が子宮に着床するのが妊娠3週頃になります。
    卵が着床したら妊娠が確定するのではなく、子宮内膜に着床した卵は子宮内膜に潜り込み、妊娠となります。
    ここで妊娠4週となります。
    ここまでの期間を妊娠超初期と呼び、妊娠検査薬で妊娠が確定できるのはこの更に2週間後です。

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    化学的流産とは

    流産とは精子と卵子が授精し、子宮内膜に着床したが、妊娠継続ができない状態の事を言います。
    化学的流産は胎児が順調に成長している証となる胎嚢が確認出来ない事で判明する事が多いです。
    胎嚢とは胎児を包んでいる袋の事を指します。

    一般的に胎嚢、胎芽、心拍の3つが確認されて初めて正常妊娠とみなされます。
    胎嚢は妊娠6週を過ぎる位までに見られるので妊娠6週を過ぎても確認できない場合、化学的流産の可能性が高いです。

    また、妊娠検査薬で陽性反応が出たにも関わらず、胎嚢が確認できない場合、子宮外妊娠の可能性もあるので早急に検査が必要です。

    化学的流産の症状と時期

    流産と聞くと激しい腹痛と大量の出血を思い浮かべる方も多いと思いますが、化学的流産の場合、このような過程は通りません。

    では具体的にどんな症状があるのでしょうか?
    主な症状は以下の3つです。

    • 生理が少し遅れたなと思う時期に出血が始まる
    • 生理がいつもより重いと感じる
    • 血の塊のような出血がある

    その症状には個人差が大きく、自覚症状がないか、生理と同等の出血がある程度で分かりにくいのが特徴です。
    出血量や出血する期間も普段の生理とさほど変わりがありません。

    ただ、化学的流産が起こる前は正常な妊娠の経過を辿るので、人によってはつわりがあったり、胸が張る、おりものに変化がある、味覚が変化する等の妊娠初期症状があります。
    そしてつわりが急になくなったり、胸が張らなくなった、基礎体温が下がった等、初期症状が消失した場合、化学的流産が起こった可能性があります。
    化学的流産が起こりやすい時期としては受精卵が着床する前、遅くても妊娠6週位までに発生します。

    化学的流産は生理と似通っているので、妊娠にすら気付かず、知らない間に起こっている事も珍しくありません。

    化学的流産が起こる確率ははっきりとは分かっていません。
    参考までにですが、妊娠時期ごとの流産の確率は下記のようになっています。

    • 妊娠初期‥13%
    • 流産全体‥8~15%
    • 妊娠5~7週‥全流産の内、22~44%
    • 妊娠8~12週‥全流産の34~48%
    • 妊娠13~16週‥全流産の6~9%

    化学的流産の原因

    化学的流産が起こる原因ははっきりとは分かっていませんが、殆どの場合、胎児の染色体異常等、母体ではなく、胎児の問題によって流産していると言われています。

    胎児の染色体に何らかの異常があると、正常な成長ができません。
    そのため早期に流産してしまいます。

    これは睡眠不足や疲労、ストレス等の精神的不安等、母体の着床後の生活とは全く関係がありません。
    流産すると「自分のせいで赤ちゃんが駄目になってしまった」と責めてしまう話を良く耳にしますが、化学的流産はママのせいではありません。

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    化学的流産の予防

    化学的流産は妊娠してから胎児の染色体異常等が原因で起こります。
    妊娠する前の段階で着床が続かなかったという事になりますので、化学的流産を繰り返しても不育症ではないので気にする必要はありません。
    不育症とは、妊娠はするけれど、流産や死産、新生児死亡等を繰り返して結果的に子供が持てない症状です。

    化学的流産は胎児側に原因がある事が多いので防ぐのは難しいですが、母体側の問題として考えられるとすれば、着床しにくい体質が挙げられます。

    そのポイントとして子宮内膜(胎盤)に十分な厚みがあるかが大事です。
    胎児が居心地良いと思える子宮内膜を形成するには、受精卵が着床しやすい状態にしてくれる役割を持つ黄体が十分に働いている必要があります。

    黄体の働きが不十分だと子宮内膜が妊娠を継続できるように育たず、着床が出来ません。
    黄体機能不全の特徴としては基礎体温は高温期が短く、高温期の途中で体温が下がる波形を示します。
    黄体機能不全を含めて着床しずらい体質の方の多くは身体が慢性的に冷えている事が原因と言われています。
    子宮内膜を形成し、妊娠を司る卵巣や子宮は身体の器官の中でも特に冷えに弱いです。

    その為、黄体ホルモンを十分に機能させる為には、この冷えを改善する必要があります。
    中でも下半身の冷えは大敵です。

    冷えは妊娠ができないだけではなく、健康面でも悪影響を及ぼしてしまいますので、冷え性を治す為に生活を見直しましょう。

    冷え性を改善する為には、半身浴を行ったり、散歩やストレッチ、ヨガ等を取り入れ、適度に身体を動かす事です。
    また、マッサージをして血行を促したり、リンパの流れを良くするのも効果があります。

    そして冷たい飲み物を避け、朝、一番に白湯等で身体を温めるようにしましょう。
    生野菜を避けて、身体を温める食事を心がけるとよいでしょう。
    これらを上手く日頃の食事に取り入れましょう。

    特に注意なのは冬より夏です。
    冷房の効いた部屋では薄手の羽織る物を1枚着たり、裸足ではなく、靴下を着用して身体を冷やさないように工夫しましょう。

    まとめ

    化学的流産は妊娠超初期の着床前に起こります。
    その大半は胎児側に原因があり、染色体異常等が挙げられます。
    科学的流産が起きないように予防することはもちろんですが、もしそうなってしまっても自分を責めないようにしましょう。

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  • 葉酸サプリで手軽に妊活!

    葉酸について

    妊活中や妊娠中に効果のある『葉酸』について、その効果や正しいサプリメントの飲み方についてまとめました。
    1. 1.はじめに
    2. 2.葉酸とは
    3. 3.葉酸が妊活にいい理由
    4. 4.葉酸サプリの飲み方
    5. 5.おすすめ葉酸サプリ
    6. 6.まとめ

    はじめに

    妊活中や妊娠経験のある女性は、ほとんどの方が妊娠前後の体に『葉酸』がよいことを知っていると思います。
    とはいえ、実際に『葉酸』にどのような効果があり、どんな形で摂取するとよいのかは詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
    そこで、今回は『葉酸』の効果や摂り方についてまとめてみました。

    葉酸とは

    葉酸は、水溶性のビタミンB群の一種で、ほうれん草やブロッコリー、トマトやイチゴ、納豆、レバーなどの食品に多く含まれています。
    貧血の改善、血流促進、がんの予防、疲労回復、認知症の予防、ストレス緩和、新陳代謝促進といった効果のほかに、妊娠前から妊娠初期にかけて摂取することで、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを減らすことができます。

    胎児に対する効果については次の項で詳しく述べますが、葉酸は体内に蓄えることができないので、毎日こつこつ摂取することが大切です。

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    葉酸が妊活にいい理由

    葉酸は妊娠を望む女性、妊娠初期の女性への摂取が特にすすめられています。
    ここでは、妊活中、妊娠初期に葉酸が必要な理由を説明していきます。

    1.妊活中
    葉酸には細胞分裂を促進する効果があります。
    この効果は、『子宮内膜を強化』することにつながります。
    健康でふかふかの子宮内膜になると受精卵の着床率が上がり、妊娠が成立しやすくなります。
    また、葉酸には血流を促進する効果があるので、『子宮内の血流を増加』させます。
    それによって着床した受精卵の栄養状態がよくなり、受精卵の成長を促します。

    2.妊娠初期
    妊娠初期は、胎児のそれぞれの器官が形成される大切な時期です。
    この時期に細胞分裂を促し、胎児の成長を助ける効果のある葉酸を十分に摂取することで、脊椎の形成不全である二分脊椎症などの神経管閉鎖障害のリスクを軽減させることができます。
    ですから、妊娠初期にも妊娠前と同等の葉酸摂取が必要とされています。

    また、妊娠中後期以降も血液からの栄養を通して胎児が成長するため、母体は貧血になりやすい傾向にあります。さらに、出産後も葉酸の十分な摂取が母体の回復を促進したり、母乳の出をよくします。
    ですから、妊活中、妊娠初期に関わらず葉酸は積極的に摂取していくことをおすすめします。

    葉酸サプリの飲み方

    葉酸は熱や水に弱く、摂取した葉酸の半分ほどが調理の過程で破壊されてしまいます。
    さらに、体内への吸収もしにくいので、食品だけではなかなか十分な量の葉酸を摂取することが困難です。そんなときに助かるのがサプリメントです。
    特に妊娠出産前後の女性は、食事で意識的に葉酸を摂取することに加え、サプリメントを併用することをおすすめします。
    次に葉酸サプリの正しい飲み方、サプリメントの選び方についてまとめていきます。

    1.400㎍/日を摂取する
    妊活中、妊娠中の女性に対して厚生労働省で推奨されている一日の葉酸摂取量は400㎍です。
    サプリメントを使用する際には、この基準をクリアできるように設定されていることを確認しておきましょう。

    2.モノグルタミン酸型葉酸である
    葉酸にはほうれん草などの食品に含まれる天然葉酸である『ポリグルタミン酸型葉酸』とそれを人工的に変換させて作られた『モノグルタミン酸型葉酸』があります。
    この二つの大きな違いは体内への吸収率であり、『ポリグルタミン酸型葉酸』が50%なのに対し、『モノグルタミン酸型葉酸』は85%となっています。
    ですから、サプリを選ぶ際には『モノグルタミン酸型葉酸』であることが重要です。

    3.添加物やその他の栄養素
    サプリメントには保存料や甘味料などの添加物が含まれているものもありますが、毎日摂取するものになるので、無添加のものを選択するほうが安心です。
    また、非妊娠時よりも必要になってくるビタミンやカルシウム、貧血予防のための鉄分などが一緒に含まれているとなお効果的です。

    おすすめ葉酸サプリ

    葉酸サプリは様々な商品がありますが、最も多くの方から選ばれているのが『ベルタ葉酸サプリ』です。
    品質管理が徹底している工場にのみ与えられる『医薬品GMP認定』の工場で生産されている商品で、天然由来のモノグルタミン酸型葉酸を配合している商品です。
    放射能検査もされているので安心して飲むことのできるサプリメントです。

    また、鉄分やカルシウム、ミネラルなど妊活中から授乳期までに補っておきたい成分も豊富に含まれているため、このサプリメントを摂取すればほかのサプリメントは必要ないと言っても過言ではないサプリメントです。
    それだけに、お値段が一日あたり約130円と他の商品に比べて高めですが、それだけ内容のあるサプリメントと言えます。

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    まとめ

    葉酸の効果や正しい摂取方法について理解していただけたでしょうか。
    お腹に宿った新しい命を守ることができるのはママだけです。

    ぜひとも正しい知識を持って、胎児の障害リスクを減らせるように、健康なマタニティライフを送れるように、継続的な葉酸摂取をしていただきたいと思います。

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  • 食事で改善!男性も妊活を始めよう

    男性の妊活について

    なかなか知らない人の多い『男性の妊活』について、食生活の面から摂るべき栄養素やおすすめのレシピをまとめてみました。
    1. 1.はじめに
    2. 2.男女の妊活の違い
    3. 3.男性が妊活中に摂るべき栄養素
    4. 4.妊活中の男性におすすめのレシピ
    5. 5.まとめ

    はじめに

    妊活というと女性だけが頑張って妊娠しやすい体作りをすると思っている男性もまだまだ多いかと思います。しかし、不妊に悩む夫婦の半数は男性側にも原因を抱えているのが現実です。
    そこで、今回は男性の妊活について知っていただき、今日からでも始めていける食生活における妊活についてお話していきます。

    男女の妊活の違い

    不妊に悩む夫婦が増えている昨今、妊活や不妊治療の方法は様々ですが、妊活に励む女性の中には、パートナーである男性の妊活に対する考え方や姿勢に悩んだり不満を持つ人がたくさんいるようです。

    妊娠しにくい環境にある原因は、女性でなく男性側にある場合もたくさんありますが、なんとなく昔から不妊の原因は妊娠、出産をする女性にあると思われがちです。

    その結果、女性は体質改善や食事など妊娠に適した体にするためにたくさんのことを試したり、ストレスを抱えたりしているにもかかわらず、男性は特に生活習慣を変えることなく過ごしていてなかなか妊娠に至らないということも多々あります。

    女性の場合、卵子の質を高めたり、受精卵が着床しやすく妊娠を維持しやすい子宮の状態にすることが妊活の中心になるのに対し、男性の場合は、精液の中の精子の数が十分であること、またその精子が卵子と出会い、受精に至るだけの活動性があることが重要なポイントになります。

    妊娠し、元気な赤ちゃんを出産するためには、どちらも良好な状態でなければなりません。
    晩婚化が進んでいる現代の中で、健康な状態で妊娠および出産ができる期間にはリミットがあります。
    年齢を重ねれば重ねるほど、その可能性も低くなってしまうので、夫婦ともに新しい命を望むのであれば、できるだけ早い段階で夫婦そろって妊活、または不妊検査を始めることをおすすめします。

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    男性が妊活中に摂るべき栄養素

    1.亜鉛
    妊活中の男性に最も積極的に摂取してほしいといっても過言ではない栄養素が『亜鉛』です。
    亜鉛は、骨や皮膚の成長を促し、免疫力を高める効果のあるミネラルですが、生殖機能にも大きく関わっています。
    性欲をつかさどる男性ホルモンである『テストロン』の生成を助けたり、精子の生成を促す、精子の運動率を高めるなど大切な要素をたくさん持っています。

    亜鉛を多く含む食品には、牡蠣、牛肉、豚レバー、しじみ、納豆、そら豆などがあります。
    一度に多量の亜鉛を摂り過ぎると、急性中毒になってしまう恐れがあるので気をつけなければならない一方、通常の亜鉛の腸内吸収率は約30%となっており、食べているつもりでもしっかり吸収されていないという問題もあります。

    そこで、亜鉛の吸収を助けるものとして一緒に摂取したいものが『動物性たんぱく質』と『クエン酸』です。
    『動物性たんぱく質』はご存知の通り、肉や魚、卵、乳製品、『クエン酸』はグレープフルーツやレモンなどの柑橘類や梅干しになります。
    逆に、亜鉛をせっかく摂取しても一緒に摂取することで吸収の妨げになるものあります。『食品添加物』と『アルコール』です。

    いずれも多少の量であれば、問題ありませんが、一度に摂取する量が多いと、亜鉛の吸収を妨げてしまい、亜鉛不足になってしまいますので、特に妊活中の男性は注意するようにしましょう。

    2.たんぱく質
    精子は主にたんぱく質から生成されるので、必須アミノ酸をバランスよく含む良質なたんぱく質の摂取が大切です。
    たんぱく質の摂り過ぎは体重増加の原因にもなるので、動物性たんぱく質である肉や魚、卵や乳製品ばかりでなく、豆腐や納豆などの植物性たんぱく質もしっかり摂取するようにしましょう。

    3.ビタミン類
    ビタミンA・C・E群には、抗酸化作用があるため、精子の老化を防ぐ効果があります。ビタミンAはうなぎ、レバー、にんじんなどに、ビタミンCはピーマン、ブロッコリー、ビタミンEはカニ、カボチャ、アーモンドに多く含まれています。

    また、ビタミンB群は疲労回復、精力増強に効果のある栄養素です。
    豚肉、うなぎ、卵、玄米、納豆に豊富に含まれています。
    さらにビタミンB群に含まれる『葉酸』は、妊活中の女性が摂取するとよいことでは有名ですが、男性にとっても、精子の質を高め、染色体異常などのリスクを下げる効果があります。
    葉酸を多く含む食品には、ブロッコリー、納豆、焼きのり、レバー、うなぎなどがあります。

    4.アルギニン
    アルギニンは、鶏肉、大豆、アーモンド、レーズン、ごま、アボガドに多く含まれる成分です。成長ホルモンの分泌を促し、精子の生産量を増やす、精子の運動率を上げる効果があります。

    5.ムチン
    ムチンは、精子を作るのに必要なアミノ酸やたんぱく質の吸収を促進する働きをします。山芋やモロヘイヤ、納豆やオクラなどねばねばした食品に含まれており、熱に弱いので生で食べるのが効果的です。

    妊活中の男性におすすめのレシピ

    それでは、妊活中の男性に必要な栄養素を豊富に含み、日常に取り入れやすいレシピをいくつかご紹介します。

    1.しじみのお味噌汁
    しじみは亜鉛を多く含む食品の一つです。お味噌汁にすれば、作る手間もさほどかからず継続的に作ることができますし、しじみの栄養素が入り込んだお汁ごと飲むことができるので、しじみを使った他の料理に比べて効率よく亜鉛を摂取することができます。

    2.牛肉の野菜炒め
    牛肉の赤身は、亜鉛を多く含む食材です。ビタミンCを含む食品とともに食べることで、亜鉛の体内への吸収率が高くなりますので、ブロッコリー、ピーマン、セロリなどと一緒に炒めて一品にするのがおすすめです。

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    3.ウナギのかば焼き
    ウナギはたくさんの種類のビタミン類を豊富に含みます。
    免疫力を高めるビタミンA、疲労を回復し、スタミナ増進に効果的なビタミンB、ホルモンバランスを整え、生殖機能を高めるビタミンEが全てウナギには入っています。コストの問題もあり、なかなか頻繁には買わない食材かもしれませんが、妊活中のご夫婦は是非妊活に励む自分たちへのご褒美も兼ねてお二人で食べてみてはいかがでしょうか。

    4.アボガド納豆丼
    アボガドにはビタミンEやアルギニンが多く含まれており、精子の量や運動量を高めます。また、納豆には、ムチンが含まれ精子の生産を促進します。
    アボガドと納豆の相性もよく、ご飯にかけるだけで簡単にできるので、是非朝食などに食べていただきたいレシピです。

    他にも前項にあげたような食材を使用したレシピはたくさんありますが、一度に大量摂取するよりは、妊活に適した食材を頭の中にいれておいていただき、日頃の料理にもう一種加えるといった感じでそれらの食材を織り交ぜていくのが始めやすい方法かと思います。

    まとめ

    男性の食生活は、パートナーである女性が管理していることが多く、なかなか自分で食事の内容を変えるということは難しいかもしれません。
    しかし、夫婦ともに妊娠を望んでいるのであれば、男性の妊活に対する積極的な気持ちはきっと喜んで受け止めてくれると思います。
    夫婦の絆を今以上に強くしていくためにも、是非夫婦そろって妊活食に励んでみてはいかがでしょうか。

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  • いつ終わる?つわりのピークや原因、対策を解説

    つわりについて

    妊娠初期のつらい『つわり』について、原因や期間などの基礎知識と対処法や食事についてまとめました。

    1. 1.はじめに
    2. 2.つわりとは
    3. 3.つわりが起こる原因
    4. 4.つわりが起こる時期とピーク
    5. 5.食べづわりとは
    6. 6.つわりがひどいときの対処法
    7. 7.つわりの時の食事
    8. 8.まとめ

    はじめに

    妊娠期間中で、陣痛を除いて一番つらいと言われているのが『つわり』です。
    そんな『つわり』を少しでも楽に乗りきれるよう、今回はつわりの基礎知識や対処法をまとめてみました。

    つわりとは

    『つわり』は妊娠初期に現れる現象で、妊娠した女性の約半分が経験するものです。
    一般的な症状は、吐き気や嘔吐で、症状の強い方はつわりの間ほとんど食べ物を口にできない場合もあります。

    他にもつわりの症状には、だるさ、眠気、頭痛、便秘や下痢、匂いへに対する過敏性、食べ物の嗜好の変化など多々あり、つわりの程度も、吐き気がする原因となるにおいや食べ物、時間帯も個人によってさまざまです。

    つわりが起こる原因

    つわりが起こる原因については、いまだにはっきりしていません。
    しかし、現段階で一般的に言われているのは、妊娠した際に『hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)』というホルモンの分泌量が急激に増え、母体がホルモンの変化についていけないためという説、『プロゲステロン』という女性ホルモンの分泌量が増加して胃腸の機能が低下するためという説が有力です。

    他にも、妊娠初期には胎児を異物として判断してしまうため、一種のアレルギー症状が起こっているという説、妊娠初期という不安定な時期に体を安静にさせるための症状であるという説などなど諸説あります。 

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    つわりが起こる時期とピーク

    つわりが起こる時期は人によってさまざまですが、一般的には妊娠5週前後から始まり、8~11週でピークをむかえ、安定期に入る16週前後には落ち着いてきます。

    つわりが落ち着く原因もはっきりはしていませんが、胎盤が完成するころに『hCGホルモン』の分泌が落ち着くなど、ホルモンのバランスが落ち着いてくるということがあるようです。

    ただし、つわりは精神的なストレスや生活習慣によっても症状が変わってきます。人によっては妊娠後期や出産直前までつわりの症状に悩まされる人もいるため、定かではありません。

    食べづわりとは

    一般的なつわりが、吐き気や嘔吐などで食べ物が食べにくくなるのに対し、『食べづわり』は空腹になると吐き気がしたり、食べ物を口に入れていないと吐き気がするといったつわりです。

    原因としては、妊娠により自律神経が乱れることから交感神経が優位になり、それを鎮めるために食べたくなる、妊娠により今まで以上のエネルギーを使うので低血糖状態となり、吐き気がすると同時に食べたくなるということが言われています。

    つわりがひどいときの対処法

    妊娠初期の数週間で終わることが多いつわりですが、実際経験している女性にとってはとても長く感じるものです。
    つわりを少しでも楽にするために自分でできることはあるのでしょうか?

    1.食べられるときに食べられるものを
    妊娠中の女性は、お腹の赤ちゃんの栄養を考え、どうしても栄養バランスよくきちんと食事をしないといけないと思いがちです。
    しかし、妊娠初期の胎児は必要な栄養の量も少なく、ママの血液からの栄養で十分足りています。
    脱水には注意が必要ですが、栄養に気を遣いすぎることなく、食べられるときに食べられるものを食べるようにしましょう。

    2.一回量を減らして、こまめに食べる
    つわりのときは、お腹が空きすぎることも満腹になりすぎることも吐き気を悪化させる原因になります。
    日に三度の食事にこだわりすぎず、こまめに少しずつ食べることで症状の悪化を防ぎやすくなります。

    3.食べるものを冷やす
    つわりのときは、温かいものよりも比較的冷たいものが食べやすくなります。
    炊き立てのご飯が苦手でも、常温や少し冷たくすると食べられることもありますし、スープなども冷製スープにすることで食べやすくなるかもしれません。
    ただし、極端に冷たいものばかり食べ過ぎると胃腸が冷えてしまい、胃腸の働きが弱くなってつわりの症状を悪化させてしまうこともあるため、程度には気をつけましょう。

    4.ストレス解消法をみつける
    つわり中は体がつらいため、家に引きこもってしまうことも多いようです。
    なかなか終わらないつわりにストレスを感じてしまうこともあるかと思います。しかし、ストレスはつわりを悪化させる原因にもなるので、少し体調がよいときは散歩にでたり、趣味のことをやってみたりして気分転換をしてみましょう。
    実際に、仕事をしている人の方が、仕事をしていない人に比べてつわりの自覚症状が少ないと言われています。

    体調が悪いときにもちろん無理をする必要はありませんが、自分なりのストレス解消方法をみつけ、他のことに気が向く時間を作っていきましょう。

    つわりの時の食事

    つわりの真っ只中で、なかなか食べたいものや食べられるものが見つからず、困ってしまうことがあるかもしれません。
    そこで、吐き気を抑える効果のある食材や一般的につわり経験者が食べやすかったという声の多い食材をご紹介します。

    1.バナナ
    ビタミンB6には吐き気を抑える効果があります。
    バナナはビタミンB6を豊富に含んでいるうえ消化もよく、カロリー摂取にも向いているのであまり食事がとれないときにおすすめの食材です。
    バナナジュースにしてオレンジジュースやヨーグルトなどさっぱりしたものと混ぜるのも飲みやすくなるのでおすすめです。

    2.玄米
    玄米もビタミンB6を豊富に含みます。
    特に炊き立ての白米の匂いが苦手な妊婦さんが多いので、白米の代わりに玄米にしてみるのも効果的かと思います。
    また、玄米は鉄分、葉酸、食物繊維も多く含み、妊娠中の方がしっかり摂取したい栄養も摂ることができるので一石二鳥です。

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    3.生姜
    生姜にも吐き気を抑える効果があります。
    生姜湯にして飲むのもよいですし、生姜焼きなど料理の味付けとして入れて食べやすくするのもよいでしょう。

    4.豆腐
    のど越しがよく食べやすく、消化もよいのでおすすめの食材です。
    また、たんぱく質、ビタミン、オリゴ糖といった妊娠中に積極的に摂取したい栄養分も多く含まれています。

    5.トマト
    つわり中は酸味のあるものや冷たいものが食べやすい傾向があります。
    そこでぴったりなのが、トマトです。
    柑橘系のフルーツももちろんよいですが、食べ過ぎるとカロリーや糖分の摂り過ぎになってしまうこともあります。

    つわり中の短期間であれば、そこまで気にすることはありませんが、トマトであれば糖分やカロリーを気にすることなく食べることができ、水分もしっかり摂ることができるので最適な食材です。

    まとめ

    今回は、つわりの一般的な情報や対処法をまとめましたが、つわりの症状は個人によって様々で食べられるものや症状の改善方法もそれぞれです。
    カフェインや生ものなど妊娠中に控えておいた方がよいものには注意しながら、ご自分がストレスなく食べられるものや方法を見つけてつわり期間を乗り切っていただけたらと思います。

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  • おりものの変化は妊娠の徴候?おりものと生理の関係

    おりものについて

    妊娠するとおりものにも変化が起こります。おりものの役割とは、生理周期とおりものの関係、普段と超妊娠初期のおりものの違い、病気の可能性のあるおりものを解説していきます。

    1. 1.はじめに
    2. 2.おりものとは
    3. 3.生理周期とおりものの関係
    4. 4.妊娠超初期のおりものの違い
    5. 5.病気の可能性のあるおりものとは
    6. 6.まとめ

    はじめに

    おりものの変化は体調やホルモンのバランスに左右されますが、当然、妊娠や性病、感染症等でも変化が起こります。
    おりものの事はデリケートな話題なので人には相談しにくく、病院に行くのも勇気がいるのではないでしょうか?
    今回はそんなおりものの変化についてお伝えします。

    おりものとは

    おりものは性器の分泌物の集合体の事を指します。
    子宮内膜から分泌される粘液、子宮頚管から分泌される粘液、膣粘膜からの分泌液や膣から剥がれた古い細胞、外陰部の皮脂腺や汗腺からの分泌液等が混じり合ったものです。

    女性にとっておりものは煩わしいかもしれませんが、2つの大事な役割があります。
    1つ目は自浄作用といって、膣内を清潔に保ち、外部からの細菌やウイルスの侵入を防ぐ役割です。
    女性の生殖器は外陰部から子宮を通って卵巣まで一本道で繋がっているので外部から雑菌等が入り込むと一気に生殖器全体に感染が拡がってしまいます。
    これに加えて膣口のすぐそばには大腸菌等の菌を沢山保有している肛門が位置していて、雑菌が侵入しやすい環境です。
    これらから守る為におりものが働きます。

    そしてもう1つの役割は授精環境を整える事です。
    膣内で射精された精子をおりものが包んで子宮を通り、卵子の待つ卵管膨大部までスムーズに進めるようにサポートするのです。
    だから排卵期にはおりものの量が増えます。

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    生理周期とおりものの関係

    生理周期とおりものは密接な関係があります。
    おりものは体調やストレス等によっても変化します。普段の状態を把握していく事が自身の健康の指標にもなるので、覚えておくと良いでしょう。

    特に赤ちゃんを望む女性にとって、生理周期とおりものの変化を把握する事は非常に大切です。

    1.生理期
    生理も真っ最中で不要になった子宮内膜や血液等が排出される時期です。
    おりものは血液が混ざって茶色や褐色、人によっては鮮血に近い事もあります。
    段々と出血が治まってくると、それに従っておりものはサラサラな物になります。

    2.増殖器(卵胞期)
    卵子を作る為に必要な卵胞が成長する時期です。
    この時期は基礎体温が低温になります。
    おりものは生理周期の中で最も量が少なく、粘り気のないサラッとした性状をしています。
    色は白っぽい物から乳白色ですが、生理直後の場合、残っていた血液が出てくる事もあります。

    3.排卵期
    卵巣から卵子が排出され、精子を受け入れる時期になります。
    この時期に卵子と精子が上手く出会うと授精します。
    おりものは精子をスムーズに卵子の所まで移動できるように一番量が多くなります。
    色は透明で粘り気の強いゼリー状を呈します。

    4.黄体前期
    受精卵が子宮に着床する為の期間になります。
    おりものは排卵期を境に減り始め、色は白っぽくなってきます。
    性状も少しずつ粘り気がなくなってきます。

    5.黄体後期
    生理前の時期です。
    再びおりものが増える時期でもあります。
    おりものの臭いも酸っぱく、強くなる事が多く、この時期になると少量の出血が混ざる場合があります。

    妊娠超初期のおりものの違い

    着床すると体内のホルモンバランスが変化し、本来なら減少する女性ホルモンの分泌量が維持されます。
    女性ホルモンのバランスが変化し、更に黄体ホルモンの分泌量も増える時期になるのでおりものの量や色も変化します。
    着床して女性ホルモンの分泌が増えると以下のようなおりものの変化が見られます。

    1.おりものの量が増加する
    排卵期を過ぎるとおりものの量は徐々に減っていくのが一般的ですが、妊娠するとおりものは増える傾向を示します。

    2.おりものが水っぽくなる
    おりものは排卵期を迎えるとゼリー状に変化し、黄体期はドロッとしているのですが、妊娠するおりものはサラサラとした水っぽいものになります。

    3.おりものの色の変化
    妊娠するとおりものの色が濃くなり、クリーム色から黄色、人によっては茶色っぽくなります。
    茶色っぽくなるのは着床出血が原因です。

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    病気の可能性のあるおりものとは

    おりものの色や性状が変わるのは妊娠だけではありません。
    性病や感染症でも変化しますので覚えておくと病気を早期に発見できます。

    1.トリコモナス膣炎
    トリコモナス膣炎になるとおりものが黄緑がかった色になり、悪臭がします。
    トリコモナス膣炎はトリコモナス原虫の感染で起こります。
    主な感染経路は性交渉ですが、たまにタオルや下着に付着していて感染してしまう場合もあります。
    症状は外陰部や膣に強い刺激や痒みを感じます。

    トリコモナス膣炎は自力で完治させるのは難しく、少しでもトリコモナス原虫が残っていると再発するので早めに病院に行きましょう。

    2.クラミジア頸管炎
    クラミジア頸管炎はクラミジアという寄生虫が細菌を増殖させる事で発症します。

    これも主な感染経路は性交渉です。
    水っぽいおりものが流れ出る位多くなり、膿や血液が混じっていたり、茶褐色のおりものが出てきます。
    クラミジア頸管炎は自覚症状がないまま進行する事が多く、発熱が続いたり、下腹部の痛みよって気付く事が多いです。

    これも自然治癒はしないので気付いたら速やかに産婦人科を受診して下さい。

    3.カンジダ膣炎
    カンジダ膣炎は膣内の常在菌であるカンジダという真菌が異常に増えてしまって起こります。
    常在菌の異常な繁殖によって起こるので、これは性交渉での感染ではないのが大きな特徴です。
    つまり、性交渉の経験がない女性でも免疫力の低下等によって発症します。
    これに感染するとおりものが白から黄緑色で、ポロポロしたヨーグルト状ものに変化します。
    主な症状はおりものの変化に加えて外陰部や膣内の痒み、時にはヒリヒリした痛みを感じる事もあります。

    まとめ

    妊娠初期のおりものについて理解していただけましたか?
    普段のおりものの状態を把握しておく事が、妊娠や病気を早期発見できる指標になるので、普段から観察しておくとよいでしょう。
    そして、普段と違う様子が見られたら、すみやかに産婦人科を受診しましょう!

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  • 妊娠中、少しだけなら飲酒しても大丈夫なのか

    妊娠中には飲酒すべきでないと考えられているが、1、2杯のビールやワインでも本当に胎児に悪影響があるのだろうか。多くの妊婦が抱くこの疑問に対し、現代の科学は最終的な結論を導き出せていない。

    しかし今回、妊娠中の少量のアルコール摂取により、早産や児の低出生体重のリスクがわずかに高まる可能性が、英ブリストル大学のLoubabaMamluk氏らによる研究で示唆された。

    米疾病対策センター(CDC)によると、妊娠中の飲酒は児のさまざまな医学的問題に関連する。特に大量飲酒は、胎児の小頭症や低身長・低体重、視覚や聴覚の問題、発話や認知機能の問題といった胎児性アルコール・スペクトラム障害(FASD)につながることが明らかにされている。

    今回の研究でMamluk氏らは、妊娠中の少量のアルコール摂取(週32g以下のアルコール摂取と定義)による児への影響を調べた過去の研究結果を検索し、26件の研究を特定。

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    これらの研究のデータを統合して解析した。
    なお、32gのアルコールは、アルコール度数が高めのビールであればジョッキ1杯、白ワインであればミディアムサイズのグラス1杯に相当するという。

    その結果、妊娠中の少量のアルコール摂取による低出生体重や早産のリスクへの影響について検討した研究はあったが、それ以外の医学的問題に対する影響については十分なデータがないことが判明した。

    また、26件中7件の研究を解析した結果、妊娠中に少量のアルコールを摂取した母親から生まれた児では、全くアルコールを摂取しなかった母親から生まれた児と比べて低出生体重となるリスクが8%高いことが明らかになった。

    さらに、9件の研究を解析した結果、妊娠中に少量のアルコールを摂取した母親から生まれた児では早産となるリスクも10%高いことが分かったが、この関連は統計学的に有意ではなかった。

    ただ、今回の解析の対象となった研究の中には母親の喫煙や経済的な状況による影響が考慮されていないものがあるなどの限界もあるため、この解析結果は決定的なものとはいえないとMamluk氏らは説明している。

    この研究結果は「BMJOpen」8月3日オンライン版に掲載された。

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    参考情報:リンク先
    HealthDay News 2017年9月12日
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