脂肪溶解注射は太ももだけに適応されるもの?

脂肪溶解注射について

脂肪溶解注射って、太ももの脂肪落としと聞いたけど、本当のところはどうなの?危険性はないの?全ての疑問を解決します。脂肪を溶かして細くする脂肪溶解注射の説明です。
  1. 1.はじめに
  2. 2.脂肪溶解注射の種類や仕組み
  3. 3.脂肪溶解注射の適応部位と効果はこれ!
  4. 4.脂肪溶解注射のアレルギー反応や注意点を知っておこう!
  5. 5.脂肪溶解注射の費用は脂肪吸引よりは安価だが…
  6. 6.まとめ

はじめに

脂肪溶解注射は最近の開発ではなく、かなり前となる1950年代からフランスでスタートしました。現在では日本はともかく世界各国で治療の一環となって広がっています。

脂肪吸引はほぼ一度に改善される施術ですが、メスを使いダウンタイムも考慮しなければならなく、デメリットを覚悟しなければなりません。それに比べると時間も数十分、価格も低価格、痛みや副作用も少ない画期的な療法とされています。

しかし、顔や体を施術することには変わりないので、しっかりと内容や安全性を知ったうえで受けるかどうかの判断をしなければなりません。
脂肪溶解注射についてわかりやすく解説いたします。

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脂肪溶解注射の種類や仕組み

脂肪溶解注射の種類や効果は?
フォスファチジルコリン(PPC)と呼ばれる大豆から抽出された成分を主体とした脂肪溶解注射薬。注入後にはある程度の腫れが認められます。

もう一つは、フォスファチジルコリンとデオキシコール酸(DOC)の混合注射薬です。
デオキシコール酸とは、脂肪細胞膜に対して作用し、デオキシコール酸を浸透させやすくするもので、セルライトの破壊に貢献します。
しかし、注射部位の腫れを強くしてしまう難点もあることで、思ったよりも副作用が強いと驚く方も多いようです。

他には、先のフォスファチジルコリンとデオキシコール酸の両方を含まないBNLSという注射薬も開発され、顔の輪郭用に使われるようになってきました。

脂肪溶解注射のメカニズム
脂肪溶解注射のメインとなる「フォスファチジルコリン」は他のリン脂質も含めますがレシチンとも呼ばれます。
このレシチンは細胞膜の主成分としても浸透圧の均衡を維持する大きな役目を持っています。それだけではなく、水溶性のものにも、脂溶性のものにも溶けやすい性質を利点とし、脂質やコレステロール、脂溶性ビタミンなどを抱え込んで水に溶けるようにする働きを担います。

ではこれが直接はどういう内容につながるかと言いますと、皮下脂肪の脂肪細胞を破壊し
脂肪を遊離させながらリンパに流し、最後には代謝させます。
硬くなった脂肪を分解して、エネルギーとして使い切りましょうという仕組みです。

また、脂肪溶解注射には体内酵素やデオキシコール酸も配合されているため、脂肪細胞に薬液が浸透しやすく中性脂肪の代謝を助長する力も加わるのでリバウンドがないと言われます。

脂肪溶解注射の適応部位と効果はこれ!

◆顔:下膨れや二重あごなどを解消し小顔効果やフェイスラインがきれいになります。
◆腕:腕を上げたときに目立つ垂れ下がりがなくなりスッキリします。
◆腹部:徐々にサイズダウンできます。
◆背中:下着からこぼれるぜい肉の除去やウエストにくびれができます。
◆太もも:セルライトが目立つ部分が解消され脚線美がつくられます。
◆お尻:美しいヒップアップラインを形成できます。

脂肪溶解注射のアレルギー反応や注意点を知っておこう!

脂肪溶解注射のフォスファチジルコリン(PPC)が主成分となっている注射液を使用する場合は大豆由来の原材料なため、大豆アレルギーを持っている方は受けることがありません。
施術に当たるクリニックではパッチテストでアレルギーの有無を検査しますが、中にはそういった検査を省いてしまうところがないとも限りませんので注意が必要です。

クリニックによって注射薬の配合が各々変わってきます。フォスファチジルコリンと一緒にデオキシコール酸や血管拡張剤を配合します。
顔などの脂肪溶解注射ではデオキシコール酸の副作用によって、異常な腫れが生じる場合がありますので、施術前にはしっかりドクターとお話して納得する必要があります。

脂肪溶解注射の費用は脂肪吸引よりは安価だが…

顔意外の太ももなどのデオキシコール酸やフォスファチジルコリンを含む脂肪溶解注射には、注射範囲として手のひらを基準に、そのサイズを○○円とカウントしたクリニックが多く、おおよそ10,000円前後。

脂肪吸引だと太ももだけで130,000~150,000と単位も上がってしまうので、こちらに比べると手頃な価格と感じますが、脂肪溶解注射は1回の施術では効果が現れにくく、平均6回は必要とされています。単発の注射ではなくコースで価格表示している場合も多く見られます。1ヶ月に2回ペースで約3ヶ月という長い目で見た治療となります。

また、腫れを軽減させるためにリンパマッサージッもオプションとして準備されているクリニックもあります。
その他、脂肪層が薄い顔などのBNLS使用では500円玉程度で換算し、30,000~40,000円、4回程度が必要となります。

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まとめ

どんなにダイエットしても太ももや背中は痩せづらいですよね。
いつしかそれがコンプレックスやストレスとなって精神的にも悪影響をおよぼす原因にもなります。
医学や医療技術の発展とともに簡単に痩身を手に入れられるようになりましたが、どんな方法でも体を変化させることですので、十分に注意をしなければなりません。
価格だけにとらわれて選択したしたばっかりに失敗したという例も少なくありません。
施術を受けようと思う時は、内容をしっかり把握して、良い選びをするようにしましょう。

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