自宅ホワイトニングで白い歯に‼

自宅ホワイトニングについて

芸能人などの白く美しい歯に憧れたことはありますか?実は、ホワイトニングは自宅でも行うことができるのです!ホワイトニングに興味はあるけれど、お金がっかかると二の足を踏んでいる方の為に、自宅で行えるホワイトニングの方法を解説していきます。
  1. 1.はじめに
  2. 2.ホワイトニングとは
  3. 3.歯が変色する原因
  4. 4.自宅でホワイトニングを行う方法
  5. 5.歯の着色を防ぐ為には
  6. 6.まとめ

はじめに

「白い美しい歯を手に入れたいけど、あまりお金はかけられない…」と二の足を踏んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

確かに歯科医院でホワイトニングを行えば、確実に白い美しい歯を手に入れる事が出来るでしょう。
しかし、ホワイトニングを歯科医院で行うと保険適用外なので自費負担になってしまいます。

そこで今回は自宅で行えるホワイトニングの方法をお伝えします。

ホワイトニングとは

ホワイトニングは歯の表面に付着した色素のみを落とすのではなく、歯全体を白く美しくする方法です。歯の表面を傷つけずに歯の中にある色素を分解して歯の明るさを上げ、歯を白くしていきます。
歯医者で行う場合は、使用する薬剤や治療院によって費用は大きく異なり、数千円から数万円で行うことができます。

歯に関する治験・臨床試験(新しい治療薬)情報をsmtで検索
お近くの治験情報を全国から検索できます。

歯が変色する原因

歯を変色する原因は外因性と内因性に分かれます。
では、具体的に見ていきましょう。

<外因性>

1.飲食物が原因
色の濃い飲食物や酸性度の強い飲食物、硫黄成分を多く含む食べ物が挙げられます。

・色の濃い飲食物‥コーヒー、紅茶、カレー、赤ワイン、ココア、ウーロン茶、チョコレート、ほうれん草、醤油、ソース、ケチャップ等
・酸性度の強い飲食物‥柑橘系の果物、炭酸飲料、白ワイン、スポーツドリンク等
・硫黄成分の高い物‥ネギ類、ニンニク、ニラ等

またアルコール度数の高い飲み物も歯の表面の水分を奪ってしまって歯の変色を招いてしまうので注意が必要です。

2.タバコ
歯の表面はペリクルという膜で覆われていて、ペリクルにはエナメル質を酸から守る働きがあります。しかし、このペリクルは粘着力を持っており、細菌やポリフェノール等の着色成分を付着させてしまうのです。ここでポイントとなるのは、タバコに含まれているタールも粘着力の強い成分だという事です。

この2つはお互い粘着質ですので、お互い引付ける力も強く、その為歯にヤニが付着しやすくなります。そのためヤニが歯に付着する量が他の着色成分より多くなり、歯が黄ばんで見えます。またヤニは一度付着してしまうと執拗に付着してしまうので、なかなか取れないという特徴があります。

3.虫歯や詰め物が原因
汚れが原因で虫歯になってしまうと、歯が変色してしまう原因になります。
また口の中に入れる詰め物は様々な種類がありますが、どの詰め物にしても材質が劣化してしまうと変色する可能性があります。そしてそれが黒ずみ、黄ばみの原因になるケースもあります。

<内因性>

次に内因性について見ていきましょう。

1.加齢
歯の表面はエナメル質という半透明のもので覆われていますが、その下には象牙質があります。歯磨きの時に強く擦り続けたり、歯ぎしり等が原因で、歯の表面にあるエナメル質が少しずつ年齢を重ねるごとに削られてしまいます。
そのことにより、象牙質の歯が見えてしまって歯が黄ばんで見えてしまいます。これはいわゆる老化現象によるものなので、どんなに気を付けていても避けられるものではありません。

2.テトラサイクリン系の抗生物質
最近は使用が避けられる傾向にありますが、大体20代から40代位の方が小児の時に風邪薬で処方されたシロップに使用されていたのがテトラサイクリン系の抗生物質です。
このテトラサイクリン系の抗生物質が入ったシロップを歯の形成時期に服用していると歯がグレーっぽく変色してしまう場合があります。

3.フッ素
高濃度のフッ素によって、歯に白斑が出来てしまう事があります。また重度の場合、歯が黒褐色になってしまう事があります。
ただし通常の濃度のフッ素では歯の変色は起こりません。

4.失活歯
失活歯とは神経を取った歯の事です。
失活歯は色素沈着が多く見られ、歯の変色の原因になります。

自宅でホワイトニングを行う方法

自宅で歯のホワイトニングを行う方法は主に4つあります。

1.ホワイトニング専用の歯磨き粉を使う
ホワイトニング専用の歯磨き粉は研磨剤の成分が含まれていて、歯の着色をキレイにしてくれる働きがあります。
ただし、磨き過ぎると歯の表面のエナメル質まで傷つけてしまう可能性があります。
エナメル質を削ってしまうとその下の象牙質が露出して却って黄ばんで見えてしまうので注意しましょう。それを予防するのにお勧めなのはフッ素です。
フッ素は歯をコーティングしてくれる働きがあるので、歯磨きの跡にフッ素を使うと効果的です。

歯に関する治験・臨床試験(新しい治療薬)情報をsmtで検索
お近くの治験情報を全国から検索できます。

2.重曹を使う
重曹は大掃除等に大活躍しますが、歯を白くする時にも大活躍してくれます。

重曹を使用するとタバコのヤニを落としたり、歯の黄ばみや黒ずみを落とす事が可能です。ただし、重曹を使い過ぎるとこれも研磨剤の効果が強く出てしまって歯の表面のエナメル質を傷つけてしまうので注意が必要です。
また重曹を使用する場合の注意点として、食用のものを使って下さい。
ちなみにお掃除等に使用する重曹は工業用の物です。

これを万が一、飲み込んでしまうと身体に悪影響を及ぼしてしまいます。
また研磨剤の効果が強いので、歯磨きした後はフッ素を使う事をお勧めします。

3.歯の消しゴムを使う
歯の表面に付着してしまったコーヒーなどのステインやタバコのヤニ等を効果的に落とせる消しゴムが売られています。
」これは歯と歯の間に汚れがあって落とせない時にお勧めです。

歯のホワイトニングに使用する消しゴムの注意点ですが、使用する時は歯茎に当たらないように気を付けて下さい。
また早く汚れを落としたいからといって、ゴシゴシ擦れば良いという訳ではありません。
磨き過ぎるとこれも黄ばみの原因になりますので注意しましょう。

4.ホワイトニングペンを使う
これは歯に塗るだけで歯を白く美しく見せられる物になります。
持ち運びも便利でお手入れが簡単で、気になった時にサッと使える便利グッズです。
歯の色が気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか。

歯の着色を防ぐ為には

歯の変色はホワイトニングをしていても起こってしまいます。そこで気を付けたいのは日頃の生活習慣です。
では、どんな事に注意して生活すれば良いのでしょうか?

1.着色しやすい飲食物や嗜好品をセーブする
コーヒーやワイン、カレー等の飲食物は摂取するのを控え、摂取したらすぐに口腔ケアをしましょう。
またタバコも歯の黄ばみの大きな原因になりますので、出来れば禁煙する事をお勧めします。

2.着色しやすい飲食物や嗜好品を摂取したらうがいしよう
着色しやすい飲食物でも、身体の事を考えたら摂取した方が良い物はたくさんあります。
そして外出中では歯磨きが出来ない事もあると思います。
摂取したら歯磨きするのが鉄則ですが、それが無理な場面ではうがいをするようにしましょう。うがいするだけでも色素が沈着するのを防げます。

3.歯磨きをマメに行う
歯の三大不潔域をいうものをご存知でしょうか?これは「歯と歯茎の間」「歯と歯の間」[奥歯の噛む表面」の事です。
ここは歯磨きしていても磨き残ししやすく、歯垢や歯石が溜まりやすいです。
ここを重点的に歯磨きしましょう。

4.研磨剤の入った歯磨き粉を使おう
歯磨き粉の殆どに研磨剤は含まれていますが、ジェル状等の歯磨き粉には研磨剤が含まれていない事がありますので、成分をしっかり確認して購入しましょう。

まとめ

ホワイトニングは歯全体を白く美しくする方法です。歯が変色する原因は外因性と内因性の2種類があります。
自宅でのホワイトニングの方法は主に4つありますので、自分に合った方法を選んでください。

歯の変色を防ぐ為には、着色しやすい飲食物やタバコを控え、これらを摂取したらすぐにうがいや歯磨きを行いましょう。

今回ご紹介したことを意識しながらホワイトニングをして、きれいな歯を手にいれましょう!

治験に関する詳しい解説はこちら

治験・臨床試験は新しいお薬の開発に欠かせません。治験や疾患啓発の活動を通じてより多くの方に治験の理解を深めて頂く事を目指しています。治験について知る事で治験がより身近なものになるはずです。

治験・臨床試験についての詳しい説明

SMTによる記事情報は、治療の正確性や安全性を保証するものではありません。
病気や症状の説明について間違いや誤解を招く表現がございましたら、こちらよりご連絡ください。