ヒアルロン酸ってなに?多くの魅力に迫る!

顔だけではなく治療の一つとしても使用されるようになったヒアルロン酸。ヒアルロン酸ってどんな成分?どこに効果がある?などの疑問を解決するための、ヒアルロン酸の性質から効果までの解説です。
  1. 1. はじめに

  2. 2. ヒアルロン酸を詳しくのぞいてみよう

  3. 3. ヒアルロン酸は4つの種類に分けられる

  4. 4. ヒアルロン酸の効果は一つじゃない!

  5. 5. 美容治療におけるヒアルロン酸

  6. 6. まとめ

はじめに

「ヒアルロン酸」かなり自然に耳にするようになってきましたね。しかしその内容についてはわからない点がたくさんあると思います。
最近になって開発された新しい成分ではなく古くから研究されてきた有能な成分です。
美容にいいと聞いたから受けてみようか、使ってみようかという人には必見です。ヒアルロン酸の性質から魅力までを含めてご説明していきます。

ヒアルロン酸を詳しくのぞいてみよう!

ヒアルロン酸の巨大な力
ヒアルロン酸の形を表現すると「N-アセチルグコサミン」と「グルクロン酸」という成分がつながってできているムコ多糖類となります。こういう表現だと難しい気がしますが、ねばねばした触感を出し、それによって水分を保持していることになります。

ヒアルロン酸の特徴である保水能力が非常に優れており、ヒアルロン酸1グラムでなんと6リットルの水をキープすることができるといいます。
6リットルの水を含んだ巨大コットンに1グラムのヒアルロン酸を含ませるとその水が外へ流れ出たり、蒸発しないということを想像したらわかりやすいでしょう。

この「ヒアルロン酸」の知名度が上がったのは最近のような気がしますが、実は発見されたのは相当前となり、1934年に牛の目の成分の研究から発見されました。
私たちの身体の60%は水分でできています。逆に言えばそれだけの水分がなければ身体を維持することができないということです。

年齢とヒアルロン酸の関係
赤ちゃんの肌はサラサラ、ツルツル、しっとり、どんな表現にも水分がたっぷりできめ細かな印象ですね。それに比べて年齢を重ねるたびに水分を補給しなさいというフレーズがついて回ります。水分を維持する力であるヒアルロン酸の減少も起きることからなのです。

20代から徐々に減っていき40代では赤ちゃんの50%、60代では25%まで低下することになります。
私たちの身体にはたくさんのヒアルロン酸があります。代表的なのが皮膚、そして目や関節にも存在し、減少することで美の維持ばかりではなく関節痛や動脈硬化といった病気にもつながってしまうものなのです。

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ヒアルロン酸は4つの種類に分けられる

低分子ヒアルロン酸
粒子を小さくして体内や皮膚から吸収されやすいように人工的に作られたもので、サプリメントや化粧品に多く用いられます。
吸収されやすいメリットがある反面、持続性が弱いという特質もあります。

高分子ヒアルロン酸
粒子が大きいため浸透しづらく速度も遅いという、一見親しまれない印象ですが、浸透してしまうと保水力に優れ水分の蒸発速度を遅らせる、化粧品などではしっとり感が実感できるというメリットもあります。

バイオヒアルロン酸
乳酸菌やミドリムシ、ゾウリムシ、ストレプドコッカスを利用して作られたものです。
乳酸菌は腸内環境にも有利な菌ということで安心できますが、ストレプドコッカスは扁桃炎などの病気を引き起こす有害な菌なので納得いかない人もいるかもしれません。しかしバイオ技術が発達しているので、今のところは安全性がうたわれています。

天然のヒアルロン酸
牛の目や鶏のトサカなどに含まれているもので、中では最も安心なものと言われています。
外国では古くから王宮料理として摂取され、美しさを維持していたという話もあります。

ヒアルロン酸の効果は一つじゃない!

皮膚
ヒアルロン酸は私たちの皮膚には細胞と細胞の間に根強く存在します。
その働きといえば、保湿することで肌をピンと張る機能やシワやたるみの形成を予防します。最近では、紫外線が肌を攻撃してシミを作りますが、この過程においてヒアルロン酸が、炎症を起こす因子を産生させない効力を持っていることが発見されました。

関節
関節は骨と骨のつなぎ目ですが、関節を曲げ伸ばしするたびに骨同士がこすりあったのでは痛くて耐えられません。そうした刺激を無くすのに関節内では軟骨が骨を覆い、その軟骨の間に水分を保持しています。この水分に含まれているのがヒアルロン酸であり摩擦を小さくし動きやすい状態を作っているということになります。


目のレンズ裏側にある「硝子体」と呼ばれる部分にヒアルロン酸は多く含まれています。
目の形を維持しながら目に入った光を屈折させる働きを持ちます。ヒアルロン酸が減少  してしまうと、目が疲れたり、ドライアイを引き起こしたり、また老眼を進行させてしまうため、目にとっては大きな役割を果たしていることになります。

美容治療におけるヒアルロン酸

ヒアルロン酸には化粧品もサプリメントもあり、色々な方法で取り入れることができますが、美容治療としてはヒアルロン酸注射が広まってきました。

年齢を重ねるとどうしてもシワやたるみがでてきます。気になる部分に直接注射していくもので、即効性に富んでいますが半永久的なものではなく3ヶ月~半年程度の効力となっています。

注入液自体の副作用が少なく肌の張りと保湿効果を期待したものですが、リフトアップなどの相乗効果も評価されているものです。
主にヒアルロン酸注入が行われる部位は、鼻(鼻筋を協調する)、涙袋(愛らしいイメージにする)、唇(アヒル口)、顎(横顔栄え)、ほうれい線(若返り)、胸(豊胸)などです。

まとめ

ヒアルロン酸は顔にだけ使われている印象がありますが、病気予防や治療としてその効力を発揮するものだとお分かりいただけましたでしょうか。
私たちの身体はさまざまな成分から成り立ち、また確かな意味を持って作られています。
ヒアルロン酸は、ますます活用される成分のひとつでしょう。だからこそヒアルロン酸をアピールした商品や施術も増えてきています。なかには安全とは言えないものもあるかもしれません。ヒアルロン酸についてしっかり把握し、確かな選択でいつまでも美しさと健康を維持していきましょう。

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