いつ終わる?つわりのピークや原因、対策を解説

つわりについて

妊娠初期のつらい『つわり』について、原因や期間などの基礎知識と対処法や食事についてまとめました。

  1. 1.はじめに
  2. 2.つわりとは
  3. 3.つわりが起こる原因
  4. 4.つわりが起こる時期とピーク
  5. 5.食べづわりとは
  6. 6.つわりがひどいときの対処法
  7. 7.つわりの時の食事
  8. 8.まとめ

はじめに

妊娠期間中で、陣痛を除いて一番つらいと言われているのが『つわり』です。
そんな『つわり』を少しでも楽に乗りきれるよう、今回はつわりの基礎知識や対処法をまとめてみました。

つわりとは

『つわり』は妊娠初期に現れる現象で、妊娠した女性の約半分が経験するものです。
一般的な症状は、吐き気や嘔吐で、症状の強い方はつわりの間ほとんど食べ物を口にできない場合もあります。

他にもつわりの症状には、だるさ、眠気、頭痛、便秘や下痢、匂いへに対する過敏性、食べ物の嗜好の変化など多々あり、つわりの程度も、吐き気がする原因となるにおいや食べ物、時間帯も個人によってさまざまです。

つわりが起こる原因

つわりが起こる原因については、いまだにはっきりしていません。
しかし、現段階で一般的に言われているのは、妊娠した際に『hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)』というホルモンの分泌量が急激に増え、母体がホルモンの変化についていけないためという説、『プロゲステロン』という女性ホルモンの分泌量が増加して胃腸の機能が低下するためという説が有力です。

他にも、妊娠初期には胎児を異物として判断してしまうため、一種のアレルギー症状が起こっているという説、妊娠初期という不安定な時期に体を安静にさせるための症状であるという説などなど諸説あります。 

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つわりが起こる時期とピーク

つわりが起こる時期は人によってさまざまですが、一般的には妊娠5週前後から始まり、8~11週でピークをむかえ、安定期に入る16週前後には落ち着いてきます。

つわりが落ち着く原因もはっきりはしていませんが、胎盤が完成するころに『hCGホルモン』の分泌が落ち着くなど、ホルモンのバランスが落ち着いてくるということがあるようです。

ただし、つわりは精神的なストレスや生活習慣によっても症状が変わってきます。人によっては妊娠後期や出産直前までつわりの症状に悩まされる人もいるため、定かではありません。

食べづわりとは

一般的なつわりが、吐き気や嘔吐などで食べ物が食べにくくなるのに対し、『食べづわり』は空腹になると吐き気がしたり、食べ物を口に入れていないと吐き気がするといったつわりです。

原因としては、妊娠により自律神経が乱れることから交感神経が優位になり、それを鎮めるために食べたくなる、妊娠により今まで以上のエネルギーを使うので低血糖状態となり、吐き気がすると同時に食べたくなるということが言われています。

つわりがひどいときの対処法

妊娠初期の数週間で終わることが多いつわりですが、実際経験している女性にとってはとても長く感じるものです。
つわりを少しでも楽にするために自分でできることはあるのでしょうか?

1.食べられるときに食べられるものを
妊娠中の女性は、お腹の赤ちゃんの栄養を考え、どうしても栄養バランスよくきちんと食事をしないといけないと思いがちです。
しかし、妊娠初期の胎児は必要な栄養の量も少なく、ママの血液からの栄養で十分足りています。
脱水には注意が必要ですが、栄養に気を遣いすぎることなく、食べられるときに食べられるものを食べるようにしましょう。

2.一回量を減らして、こまめに食べる
つわりのときは、お腹が空きすぎることも満腹になりすぎることも吐き気を悪化させる原因になります。
日に三度の食事にこだわりすぎず、こまめに少しずつ食べることで症状の悪化を防ぎやすくなります。

3.食べるものを冷やす
つわりのときは、温かいものよりも比較的冷たいものが食べやすくなります。
炊き立てのご飯が苦手でも、常温や少し冷たくすると食べられることもありますし、スープなども冷製スープにすることで食べやすくなるかもしれません。
ただし、極端に冷たいものばかり食べ過ぎると胃腸が冷えてしまい、胃腸の働きが弱くなってつわりの症状を悪化させてしまうこともあるため、程度には気をつけましょう。

4.ストレス解消法をみつける
つわり中は体がつらいため、家に引きこもってしまうことも多いようです。
なかなか終わらないつわりにストレスを感じてしまうこともあるかと思います。しかし、ストレスはつわりを悪化させる原因にもなるので、少し体調がよいときは散歩にでたり、趣味のことをやってみたりして気分転換をしてみましょう。
実際に、仕事をしている人の方が、仕事をしていない人に比べてつわりの自覚症状が少ないと言われています。

体調が悪いときにもちろん無理をする必要はありませんが、自分なりのストレス解消方法をみつけ、他のことに気が向く時間を作っていきましょう。

つわりの時の食事

つわりの真っ只中で、なかなか食べたいものや食べられるものが見つからず、困ってしまうことがあるかもしれません。
そこで、吐き気を抑える効果のある食材や一般的につわり経験者が食べやすかったという声の多い食材をご紹介します。

1.バナナ
ビタミンB6には吐き気を抑える効果があります。
バナナはビタミンB6を豊富に含んでいるうえ消化もよく、カロリー摂取にも向いているのであまり食事がとれないときにおすすめの食材です。
バナナジュースにしてオレンジジュースやヨーグルトなどさっぱりしたものと混ぜるのも飲みやすくなるのでおすすめです。

2.玄米
玄米もビタミンB6を豊富に含みます。
特に炊き立ての白米の匂いが苦手な妊婦さんが多いので、白米の代わりに玄米にしてみるのも効果的かと思います。
また、玄米は鉄分、葉酸、食物繊維も多く含み、妊娠中の方がしっかり摂取したい栄養も摂ることができるので一石二鳥です。

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3.生姜
生姜にも吐き気を抑える効果があります。
生姜湯にして飲むのもよいですし、生姜焼きなど料理の味付けとして入れて食べやすくするのもよいでしょう。

4.豆腐
のど越しがよく食べやすく、消化もよいのでおすすめの食材です。
また、たんぱく質、ビタミン、オリゴ糖といった妊娠中に積極的に摂取したい栄養分も多く含まれています。

5.トマト
つわり中は酸味のあるものや冷たいものが食べやすい傾向があります。
そこでぴったりなのが、トマトです。
柑橘系のフルーツももちろんよいですが、食べ過ぎるとカロリーや糖分の摂り過ぎになってしまうこともあります。

つわり中の短期間であれば、そこまで気にすることはありませんが、トマトであれば糖分やカロリーを気にすることなく食べることができ、水分もしっかり摂ることができるので最適な食材です。

まとめ

今回は、つわりの一般的な情報や対処法をまとめましたが、つわりの症状は個人によって様々で食べられるものや症状の改善方法もそれぞれです。
カフェインや生ものなど妊娠中に控えておいた方がよいものには注意しながら、ご自分がストレスなく食べられるものや方法を見つけてつわり期間を乗り切っていただけたらと思います。

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