旅行もOK?安定期の理想的な過ごし方

安定期について

妊娠初期を過ぎると安定期に入ります。安定期は妊娠中の状態が一番安定していることからそう呼ばれていますが、具体的にはいつからいつまでを指すのでしょう?

安定期には旅行もOKと言われますが、実際はどうなのか気になります。安定期の体の状態や過ごし方の注意点などをまとめました。

  1. 1.安定期とは
  2. 2.安定期の過ごし方
  3. 3.安定期に注意したいこと

安定期とは

不安定な妊娠初期を過ぎると、安定期と呼ばれる期間に入ります。
安定期とはいつからいつまでのことを指し、ママと赤ちゃんはどのような状態にあるのでしょうか?

安定期はいつからいつまで?
安定期とは、妊娠中期のことをいいます。妊娠16週~27週までの期間で、母子の状態が一番安定しているためこのように呼ばれているのです。
つわりも治まり、おなかが大きくなってくるなど、マタニティライフが一番楽しめる時期でもあります。

安定期とはどんな時期?
妊娠初期の流産などの危険が高い時期を過ぎると、胎盤が完成し、妊娠状態が安定してきます。
胎盤とへその緒を通じて赤ちゃんに栄養や新鮮な酸素を供給できるようになり、おなかの中で赤ちゃんがどんどん成長していく時期です。
おなかが徐々に大きくなってきて、20週ごろから胎動を感じられるようになってきます。
つわり症状も治まってくるため、心身共に充実した期間といえるでしょう。

安定期の過ごし方

安定期では、妊娠初期よりも活動的に過ごすことができます。安定期はどんなふうに過ごすのが良いのでしょうか?

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ストレスをためずにリフレッシュ
妊娠初期の不安定な時期を過ぎたため、毎日を楽しく過ごすことができる期間です。妊娠初期には出来なかったことを少しずつ行い、ストレスをためないようにしましょう。
また、ママの体の変化が一番大きいのが安定期の特徴です。その分疲れやすくなりますから、休息やリフレッシュを行って、心身の健康を保てるようにしたいものです。

定期的な運動を
つわりが治まると、食事が普通にとれるようになります。食べられなかった反動から、ついつい食べ過ぎてしまうなんてことも…
ママの体や赤ちゃんの成長のためにも食事はしっかりとりましょう。しかし過度な体重増加を避けるためにも、定期的な運動を行っていくことをお勧めします。
運動には体重のコントロール以外にも、お産に向けての体力作りや、むくみや高血圧などのマイナートラブル予防の効果があります。
無理のない範囲で安全な運動を行っていきましょう。

マタニティー用品の準備を
おなかが大きくなるにつれて、妊娠前の服を着続けるのが難しくなってきます。体形に合わない服や下着を使用し続けると、全身を締め付けることになり、血流が悪くなります。
すると、赤ちゃんに必要な栄養を含んだ血液が十分に届かないだけでなく、むくみや高血圧の原因になります。
マタニティウェアやマタニティ下着の着用を始めましょう。
そのほか、妊娠線を予防するクリームを塗り始めたり、虫歯の治療などを行っておきたい時期でもあります。

ベビー用品の準備を
妊娠後期に入っておなかが大きくなってしまうと、体を動かす作業がきつくなってきます。安定期のうちにできるだけ出産準備を進めておきたいものです。
必要となるベビー用品や出産アイテムのリストアップから始めて、少しずつベビー用品をそろえておきます。中には「購入したけれどほとんど使わなかった」「レンタルで十分だった」といったものなどもありますから、情報収集をしっかりと行っておきましょう。
もちろんママ一人ではなく、パパも巻き込んで一緒に行いましょう。

男性は女性とは違ってなかなか父性が芽生えにくいものです。出産準備に係わってもらうことで、父親になる準備を始めてもらう効果が期待できます。

部屋の片づけで赤ちゃんを迎える準備を
赤ちゃんスペースを確保するために、家の中の片づけをしておきましょう。安定期である妊娠中期こそがベストタイミングです。
まだおなかもそれほど大きくないため、大がかりな作業でも体の負担が少なくて済みます。ただし一人での作業は厳禁です。重いものを持つような腹圧のかかる動作は極力避けたいもの。そのような作業はパパにお願いしてください。

母親学級などへの参加を
妊娠中期以降では、お住いの自治体や出産予定の産院などで母親学級や両親学級が開かれるようになります。
特に初めての出産の場合では積極的に参加したいものです。妊娠や出産、育児に関して教えてもらえるだけでなく、心配事の相談やママ友づくりなど、母親学級には大きなメリットがあります。
病気ではないとはいえ、妊娠中や出産、育児に関する不安は尽きないものです。そんな時に相談にのってくれる助産師さんや保健師さん、ママ友などを見つけておくと心強くなりますよ。

戌の日のお祝い
戌の日のお祝いとは、安産祈願の行事の一種です。
妊娠5か月目に入った月の最初の戌の日に腹帯を巻いて安産をお祈りすることを言います。大きな神社などで御祈祷をお願いするのが一般的です。
犬は多産でお産が軽い動物として有名です。そんな犬にあやかって、母子の健康なお産を願う意味が込められています。

近距離・短期間なら旅行もOK
産後の生活の中心は赤ちゃんになります。ゆっくりと自分の時間を持つことはほぼできません。
出産前の最後の楽しみとして、旅行を楽しんでおくのもよいでしょう。
妊娠後期に入ると体の負担も大きくなり、いつお産が始まるかわかりません。妊娠トラブルもなく、医師から許可を得ることができるなら、短期間で近距離の旅行は問題ないでしょう。
ただし、万が一の事態を考えて健康保険証や母子手帳は必ず携帯します。また、あちこち移動するようなハードなスケジュールを組むのではなく、のんびりゆっくり過ごすことを目的にするのをお勧めします。

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安定期に注意したいこと

安定期が妊娠期間中で一番体調の良い時期とはいえ、何をしても良いというわけではありません。
安定期に気を付けたいことにはどんな点があるのでしょう?

体重増加に注意
つわりが終わり胎盤が完成すると、食欲が増してきます。
これは妊娠の自然な摂理ですから、極端な食事制限はおすすめできません。しかし欲望に任せて食べてばかりいると、体重が増加しすぎてトラブルに見舞われるリスクが高まります。
体重が増えていくことは望ましいことではありますが、増やしすぎには注意が必要です。ウォーキングやマタニティヨガなどで定期的に運動を行いながら、体重コントロールを行っていってください。

塩分の取りすぎに注意
つわり時の反動で、なんでもおいしく感じられるのが安定期です。
食事内容に関して、特に注意が必要なのが塩分です。
妊娠すると体内の血液量を増やす必要があるため、体の中に水分が溜まりやすくなります。そんななかで、塩分をとりすぎてしまうとむくみや高血圧などに繋がり、妊娠高血圧症(妊娠中毒症)になってしまう危険があるのです。
だしなどをきかせて、塩分のコントロールをしながらおいしく食べる工夫をしてみてください。

安定期でも流産や早産のリスクはある
いくら安定期と呼ばれていても、何のトラブルも起こらないというのではありません。
無理をしたりすれば流産や早産の危険も存在していますし、妊娠高血圧症や妊娠糖尿病などがおこる可能性もゼロではありません。
無理をせず、何事もほどほどにしておくほうが賢明です。日に日に大きくなる赤ちゃんを思い浮かべながら、マイペースの生活を心がけてください。

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