軽度認知障害(MCI)の治療体験談、クロスワード -45歳男性-

軽度認知障害(MCI)に気づいたきっかけ。診断を受けた時の気持ち。治療体験談。治療費がいくらかかるのか?治療を受けた感想。気を付けていることや体験者のアドバイスを掲載しています。
  1. 1.病気に気づいたきっかけ
  2. 2.どのような診断を受けたのか?
  3. 3.どのような治療をおこなったのか?
  4. 4.治療費はいくらだったのか?
  5. 5.治療を受けてから感じた変化
  6. 6.診断を受けてから気を付けていること
  7. 7.他の患者さんにアドバイス

病気に気づいたきっかけ

職場の同僚や上司、妻から
「最近話しをしていても、会話が成り立たないときが多いよ」
「頼んだことを忘れているけど…どうしたの?」
と指摘されました。
私自身、「そうかもしれないけれど…会話の内容が耳に入ってこないなぁ」と思っていたので、妻と一緒に精神科が入っている大きな病院へ受診しました。

どのような診断を受けたのか?

私の場合、物忘れ以外で他に当てはまる症状がなかったため、「精神的な病気は考えられない…もしかしたら疲れが溜まっているかもしれません」と言われました。
しかし、ある日妻がテレビで「軽度認知障害」の番組を見て、もしかしてこれじゃない?!と、今度は認知症の専門外来がある日に再受診したのです。
そこで、MRIの撮影、血液検査(MCIスクリーニング検査)、あと簡易テストを受けました。
その結果、軽度認知障害と診断されました。
MRIでアルツハイマー型の認知症に見られるような萎縮などはなかったのですが……血液検査と簡易テストの結果では、軽度認知障害に当てはまったのです。

どのような治療をおこなったのか?

私は薬物治療と生活習慣の改善、あとは脳トレーニングです。
1日1回の飲み薬と、バランスの良い食事。あとはアルコールは脳にダメージを与えると言われたので、飲まなくなりました。
それに加えて、定期的に病院で開催されている、脳を鍛えるトレーニングに参加したり、自宅でも暇なときはクロスワードなどで頭を動かしています。
それでも、どうしても忘れてしまうことはあるので、絶対に忘れてはいけない約束はメモしていつも目に入る場所へ貼っています。

治療費はいくらだったのか?

検査にかかった費用は、血液検査が15,000円程度。MRI検査が20,000円くらいだったと思います。あとは簡易テストや問診も行ったので…自己負担額は30,000円くらいだったかな?血液検査(MCIスクリーニング検査)が保険適用されず、全額負担だったので、高く感じましたが、その後の経過観察のための受診は薬代くらいです。

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治療を受けてから感じた変化

治療を受けてから症状がひどくなったとは感じません。
改善したかと言われると…少し疑問もありますが、「軽度認知障害」と診断され、周りの人からも理解してもらえたので、仕事やプライベートでも生活しやすくなったと感じています。
重要なことについては、同僚が再度確認を取ってくれたり……
戸締まりや火消しについても妻が行ってくれるようになったので、本当に有り難いですね。
認知症や軽度認知障害と聞くと、自分自身も不安になるのですが、周りの人が支えてくれていると思うだけで心が軽くなります。

診断を受けてから気を付けていること

計算やパズルをしたり、なるべく頭の運動をするように心がけています。
また、私は料理も好きなのですが、料理はひとりでしないようにしました。
料理も脳トレの観点からいうと、良いトレーニングになるのですが、火を消し忘れたら怖いので、妻と一緒に行うようにしています。

他の患者さんにアドバイス

もしも軽度認知障害と診断を受けたら、職場や家庭、様々な方面からサポートをしてもらえるよう話し合うだけで、心の負担がグッと減ります。
「軽度認知障害か…大丈夫かな?」とひとりで思い悩むよりは相談できる相手に悩みを打ち明けてみてください。
症状の改善も大切ですが、心の健康も忘れないよう治療に取り組んでくださいね。

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軽度認知障害(MCI)の症状や原因、セルフチェック方法。また認知症へ進行しないための予防策や治療方法にはどのようなものがあるのか、詳しく解説しています。

軽度認知障害(MCI)に関する基本情報