初経が早かった女性は心臓病や脳卒中のリスクが高い?

12歳未満で月経が始まった女性は、心筋梗塞や脳卒中といった心血管疾患を発症するリスクが高いことを示した研究結果が「Heart」1月15日オンライン版に掲載された。

この研究では、初経が早かった女性だけでなく47歳未満で閉経を迎えた女性、流産あるいは死産、子宮摘出術の経験がある女性も心血管疾患リスクが高いことが示されたという。

今回の研究は英オックスフォード大学のSanne Peters氏らが実施したもの。
英国内の各地で2006~2010年にUK biobankと呼ばれる研究に登録された40~69歳の女性26万7,440人(研究開始時の平均年齢56歳)を中央値で7.1年間にわたって追跡した。

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その結果、12歳未満で初経を迎えた女性では、13歳以降に初経があった女性と比べて心血管疾患を発症するリスクが10%高かった。
また、47歳未満で閉経を迎えた女性では、それ以降に閉経した女性と比べて心血管疾患リスクが33%高く、心筋梗塞リスクは29%、脳卒中リスクは42%高いことも分かった。

さらに、流産の経験が1回増えるごとに心血管疾患リスクは6%上昇することや、死産の経験がある女性は経験がない女性と比べて心血管疾患リスクが22%高いことも明らかになった。

今回の研究は観察研究であるため因果関係を証明したものではないが、研究規模は大きく、心血管疾患のリスクに影響しうるさまざまな因子を考慮して解析が実施されたという。
この結果を踏まえ、Peters氏らは「初経が早かった女性や生殖医療に関連した問題の経験がある女性に対しては、より高頻度の心血管疾患のスクリーニングが心血管疾患の予防や発症を遅らせることに役立つ可能性がある」との見方を示している。

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参考情報:リンク先
HealthDay News 2018年1月16日
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