東洋医学で自分を治す!?漢方薬の選び方を学ぼう

東洋医学について

ドラッグストアでは風邪薬や胃薬、脂肪を代謝させるものなど今では様々な種類の漢方薬が販売されています。しかし、1つの病気に対して漢方薬は何種類も販売されており、どれを買えば良いのか迷うことがあると思います。漢方に詳しい医師は東洋医学を用いてその人にあった漢方薬を選んでいます。この東洋医学の一部を知っておけば、あなた自身で漢方薬を悩まずに選ぶ事が出来るので解説いたします。
  1. 1. はじめに
  2. 2. まずは自分の体質を知ろう!
  3. 3. 実証と虚証で選ぶ風邪薬
  4. 4. 漢方薬の飲み方のポイント
  5. 5. まとめ

はじめに

ドラッグストアでは風邪薬や胃薬、脂肪を代謝させるものなど、今では様々な種類の漢方薬が販売されています。
しかし、1つの病気に対して漢方薬は何種類も販売されており、どれを買えば良いのか迷うことがあるかと思います。

漢方に詳しい医師は東洋医学を用いてその人にあった漢方薬を選んでいます。
この東洋医学の一部を知っておけば、あなた自身で漢方薬を悩まずに選ぶ事が出来るように本記事で解説します。

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まずは自分の体質を知ろう!

自分の体質を見極める「証」
証(しょう)とは個人個人の体質を表す用語でその人の体質や体力、抵抗力や症状の現れ方などの状態を表す指標になります。

実証と虚証

証は2つのタイプに分かれます。
体力があり抵抗力のある人の場合は「実証」
逆に体力がなく弱々しい感じの人は「虚証」となります。
この2つを見極めることが漢方を選ぶ際に重要となります。

■実証の人の特徴

  • 体力がある
  • 筋肉質
  • 血色がよく肌ツヤがある
  • 声が太くて大きい
  • 暑がり
  • 食欲旺盛
  • 便秘気味

■虚証の人の特徴

  • 体力がない
  • 華奢
  • さめ肌であれやすい
  • 声が細くて小さい
  • 寒がり
  • 食欲があまりない
  • 軟便、下痢しやすい

実証と虚証で選ぶ風邪薬

実証の人に効果的な風邪薬

風邪(感冒)の引きはじめによく使われる葛根湯ですが、その効能にはこのような記載があります。

「自然発汗がなく頭痛、発熱、悪寒、肩こり等を伴う比較的体力のあるものの次の諸症:感冒、鼻かぜ、熱性疾患の初期…」

「比較的体力のあるものの~」の一文から葛根湯は実証の人向きであると言えます。

虚証の人に効果的な風邪薬

逆に虚証の方へ向けた風邪薬も存在します。
風邪のひきはじめでは麻黄附子細辛湯という漢方が販売されています。
その効能には次のような記載がされています。

「悪寒、微熱、全身倦怠、低血圧で頭痛、めまいあり、四肢に疼痛冷感あるものの次の諸証:感冒、気管支炎」

「四肢に疼痛冷感あるものの~」の一文から麻黄附子細辛湯は虚証の人に効果的な風邪薬であると言えます。

症状・時期で選ぼう
風邪には発熱・頭痛・関節痛や扁桃炎など様々な症状が現れます。
また病期というものが存在し引きはじめから順に急性期・亜急性期・遷延期と3つの期間に分かれています。
風邪に効く漢方は10種類以上あり、その中から証・時期・症状に合わせて自分に合ったものを選ぶのがベストです。

どれを選んだら良いかわからない場合はドラッグストアや薬局にいる薬剤師に尋ねてみましょう。その際に自分の症状やかかり始めた時期をしっかり伝えましょう。

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漢方薬の飲み方のポイント

漢方は食前または食間に飲むのが効果的
食前(食事の30分前)や食間(食事の2時間後)は胃の中が空っぽの状態で胃酸により酸性の状態になっています。
漢方の有効成分は胃が酸性の時によく吸収されます。
また副作用の原因となり、一部の漢方に含まれているアルカロイドの吸収は穏やかになります。

煎じ薬とエキス剤
漢方の飲み方の形態にはエキス剤と煎じ薬があります。
煎じ薬は漢方の主原料(植物の根や葉などを乾燥させたもの) をお湯などで煮たりして抽出し、そのまま液体の形で服用します。
エキス剤は1度煎じたものを乾燥させて顆粒などにした製品で医療用のものや市販のものはこちらが多いです。
その為、エキス剤を熱湯で溶かせば煎じ薬と同じように服用することができます。
鼻血の止血やイライラを解消する黄連解毒湯や吐気を止める小半夏加茯苓湯は冷たくして飲むことで効果が出るものもあります。

まとめ

漢方薬を活用しよう
風邪から肥満症、不眠などの精神的な病気まで漢方薬は色々な症状に効きます。
自分の体質に合ったものを選ぶことがポイントです。
ドラッグストアや漢方薬専門の薬局もあるので購入に迷った際は自分の体質や症状を伝えて薬剤師さんに相談しましょう。
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