妊娠の徴候?妊娠超初期に現れる様々な症状とは?

妊娠超初期について

妊娠すると様々な兆候がからだに現れます。その兆候に気づき、早くから妊娠の継続、出産の準備をはじめるために、妊娠初期にどのような症状が起こるのかを知っておく必要があります。

今回は、妊娠の徴候が現れる時期とその症状、症状が現れる原因、対処法と注意点をご紹介します。

  1. 1.はじめに
  2. 2.妊娠の徴候のある時期
  3. 3.妊娠超初期に現れる様々な症状
  4. 4.妊娠超初期に症状が現れる原因
  5. 5.妊娠超初期の症状の対処と注意点
  6. 6.まとめ

はじめに

妊娠を願っている女性にとって、妊娠初期に現れる体の変化は見逃せません。

では、具体的にどんな症状が現れるのでしょうか?

今回は妊娠の兆候が見られる症状とその原因、対処法をご紹介します。

妊娠の徴候のある時期

妊娠の徴候が現れる時期は個人差がありますが、早いと生理開始予定日の1週間前から出現します。

妊娠の簡単な経過を説明します。

まず、生理開始予定日の14日位前に排卵が起こります。

卵子は卵巣から出て卵管膨大部という所で精子が来るのを待っています。

そして性交渉が行われると精子は子宮を通って卵管膨大部に到着して卵子と出会って授精し、受精卵となって卵管から子宮に移動し、子宮内膜に着床します。

そして妊娠したとからだが認識する事によって妊娠の初期症状が出現するのです。

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妊娠超初期に現れる様々な症状

妊娠するとホルモンバランスが変化して身体が妊娠を継続する為に様々なことが起こります。

では、順番にみていきましょう。

着床出血
生理開始予定日の少し前に少量の出血をする事があり、これが着床出血です。

これは受精卵が子宮壁に着床する際に出血が起こる事によるものです。

色は茶色っぽいもの、ピンク色が一般的ですが、人によっては鮮血の場合もあります。

その量も通常の生理位、出血量が多い場合からおりものに混ざる程度まで個人差が激しいです。

着床出血が起こるのは生理開始予定日に近く、生理に似た症状なので、生理と間違えやすいです。

ただ、着床出血は長くても3日位で終わり、出血量が少ないのが一般的とされています。

胸が張る、痛い
生理前の胸の張りは早い場合、排卵直後から起こります。

この状態が生理開始予定日を数日過ぎても続いている場合、いつもより張りが酷かったり、乳首が痛くなる等のいつもより酷い症状の場合は妊娠初期症状の可能性が高いです。

胸の張りは妊娠期間を通じて感じ続けます。

これは妊娠し、ホルモンのバランスが大きく変化した事で、乳腺や乳管が発達して母乳の生成が始まる為です。

妊娠週数が進むと乳首や乳輪の色が変化し、大きさも変わり、痛みやブツブツができる人もいます。

嘔気・嘔吐
妊娠すると妊婦さんが最も感じる症状の1つです。

性交渉後、1週間後位経ってから何も食べてないのに吐き気がするのはつわりの可能性が高いです。

生理開始予定日を過ぎても気持ち悪さが継続するならば妊娠の初期症状かもしれません。

つわりは早いと妊娠4週位から出現します。

ただ嘔気や嘔吐は個人差が大きいので、中には殆ど感じない人もいます。

腰痛
妊娠すると骨盤の関節や靭帯を緩める働きがあるリラキシンというホルモンが分泌されます。

リラキシンの働きは骨盤を開きやすくし、出産の時に胎児が産道を通るのを助ける事です。

リラキシンの影響とお腹が大きくなって姿勢や重さが変わる事で妊娠中に腰痛に悩む人もいます。

特に妊娠後期から痛みがどんどん酷くなる方が多いです。

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腹痛・下腹部痛が起こる
子宮辺りがチクチクしたり、子宮がキュッと痛くなる、お腹が引っ張られる等の痛みは妊娠の徴候かもしれません。

ただしこれは月経前症候群でも起こる事が多いので、腹痛だけで妊娠したと判断するのは難しいです。

頭痛
黄体ホルモンは血管を拡張する働きがあり、血管が拡張する事で周囲にある神経等を圧迫して偏頭痛を起こします。

偏頭痛は悪化すると吐き気が起こる場合があり、痛みが持続的です。

偏頭痛は温めると症状が悪化するので、対処法は患部を冷やすことです。

この時期は鎮痛剤を多少服用しても胎児に影響はありませんが、妊娠したかもと思ったら薬の服用を中断し、専門医に診てもらうようにしましょう。

胃痛
黄体ホルモンの影響で胃腸の動きが鈍くなるので胃痛を感じる方がいます。

胃がムカムカする、キリキリするなど症状は様々です。

おりものの変化
おりものは生理周期、体調によって変化します。

おりものの量が増え、水っぽく変化し、クリーム色から茶色っぽい色になり、酸っぱい臭いがしなくなるなどいつもと違う様子が見られると妊娠の徴候かもしれません。

この変化は着床して女性ホルモン、黄体ホルモンの量が増える事で起こります。

ただし、おりものの変化は体調等でも左右されるので絶対ではありません。

味覚、嗅覚の変化と食事の好みの変化
妊娠超初期は味覚や嗅覚が少し変化します。

今まで大好物だったものを受け付けなくなったり、普段は好きな香水の匂いが気持ち悪くなったりします。

これらの変化を感じたらつわりのサインかもしれません。

つわりのピークは妊娠8~11週とまだ先ですが、身体は既に妊娠の継続の為に準備を進めています。

つわりが始まったら無理に食べずに、食べられる時に食べたい物を食べる事が大事です。

脱水症状にならない為に水分はこまめにとりましょう。

頻尿・便秘・下痢
妊娠すると腎機能が活発になり、ホルモンのバランスの変化、少しずつ大きくなる子宮の圧迫等によって頻尿・便秘・下痢の症状が出現します。

特に頻尿に悩まされる妊婦さんは多く、尿漏れを経験する方も多いです。

基礎体温が高い
基礎体温は排卵期を境に高温期に入ります。

通常は高温期が2週間程続いて生理がくると基礎体温が下がるのですが、ここで着床すると基礎体温は高いままです。

高温期が3週間以上続く場合、妊娠していることが多いです。

また体温が高いことによって寒気や身体の火照りを感じる事があり、風邪と勘違いする方もいるので注意が必要です。

身体が怠い、眠気が酷い
これも生理前にも感じる症状ですが、妊娠した場合はこの症状がより顕著に起こります。

人によっては家事や仕事をするのも辛く、横になっていたい、少しでも身体を休めたいと思う位、身体の怠さや眠気を感じます。

ただし、妊娠ではなく、本当に風邪の場合もあります。

基礎体温がポコッと下がる
排卵日を過ぎると基礎体温は高温期に入りますが、生理の数日前に1~2日だけポコッと下がる事があります。

これはインプランテーションディップという現象で、妊娠初期の症状の1つです。

このポコッと下がった時が着床したタイミングですが、何で1~2日だけ基礎体温が下がるのかは医学的にまだ解明されていません。

ただ、これは一時的なもので再び基礎体温は高くなるのが特徴です。

肌荒れ
妊娠してホルモンのバランスが崩れると肌が荒れやすくなり、ニキビや吹き出物が増えます。

妊娠中は肌が敏感になるので今まで使っていた化粧品やシャンプーが合わなくなる事もあります。

吹き出物ができたり、肌が荒れて痒みが出現した場合は、刺激の少ない石けんを使うようにしましょう。

情緒不安定
妊娠すると体調が著しく変化するとともに、ホルモンの影響を受けて情緒不安定になりやすくなります。

妊娠超初期は自分で妊娠を自覚するより早く、身体の方が敏感に妊娠を感じ、情緒不安定になってしまいます。

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妊娠超初期に症状が現れる原因

妊娠超初期は排卵し、着床して妊娠が確定します。

妊娠が成立すると、妊娠を維持しようと身体が様々な変化をもたらします。

その1つにホルモンの大量な分泌があり、これによって様々な症状が出現します。

妊娠超初期の症状の対処と注意点

妊娠超初期は基本的に普段の生活を送って大丈夫です。

ただし、症状が出現したら飲酒と喫煙を止めて下さい。

飲酒と喫煙は流産のリスクを高めるだけではなく、胎児の健康にも影響を及ぼします。

また、全妊娠の約8〜15%は流産になりますが、この内の9割は妊娠初期に起こります。

妊娠初期の流産の大半は染色体異常等の胎児側に問題があって起こるのですが、激しい運動や過度なストレスは避ける等、無理のない生活を送ることが大切です。

まとめ

妊娠超初期に出現する症状は沢山ありますが、どれも個人差が大きいです。

妊娠したかもと思ったら飲酒や喫煙を止め、妊娠検査薬や医師の診断を受けてください。

妊娠による身体の不調は、元気な赤ちゃんを産む為の準備によるものです。

うまく付き合っていき、元気な赤ちゃんを産みましょう!

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