妊娠週の数え方は?初期・中期・後期それぞれの体の変化

妊娠期間について

妊娠期間は大きく分けると初期・中期・後期に分けられます。それぞれの期間はいつからいつまでなのか?各期間ではお母さんの体にどんな変化が起こるのか?赤ちゃんの成長のしかたは?そんな妊娠期間に関する疑問にお答えします。
  1. 1.妊娠週数の数え方
  2. 2.妊娠期間の分類
  3. 3.各期間の母体・胎児の変化

妊娠週数の数え方

妊娠期間は月単位ではなく週数で管理を行っています。
妊娠週数の具体的な数え方を説明します。

妊娠は週単位で数える
妊娠期間は7日間で1週間と捉え、4週間を1ヵ月とカウントします。
1週間とは0日目から始まり、6日目までを言います。
つまり7日目は翌週の0日目という扱いになりますから、「◯週7日目」という日は存在しません。

妊娠期間は40週間(280日)
妊娠から出産までの期間は40週間と言われています。
妊娠37週0日目から41週6日目までの正産期と言い、この期間に生まれてくる赤ちゃんは十分に成長しています。
妊娠42週0日以降は過産期と呼ばれます。
お腹の中で赤ちゃんが大きくなりすぎたり、羊水や胎盤の状態が悪くなってきたりするので、人工的な出産に踏み切ることとなります。
逆に、妊娠37週未満での出産の場合は早産と呼ばれ、産まれてきた赤ちゃんにはNICU などでの特別な保護が必要となる場合があります。

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妊娠期間の分類

妊娠周期は3つの時期に分かれています。
それぞれ妊娠初期、妊娠中期、妊娠後期といいます。

妊娠初期
妊娠初期とは、妊娠0周0日から妊娠15週6日目までのことをいいます。
ちなみに、妊娠0週0日というのは前回の生理が始まった初日を指します。
つまり妊娠0週0日ではまだ妊娠はしていないということになるのです。

妊娠中期
妊娠中期とは、妊娠16週0日目から妊娠27週6日目までの期間を言います。
妊娠中期は安定期とも呼ばれ、お母さんの心身や赤ちゃんの状態が最も安定している時期です。
マタニティーライフを最も満喫できる時期ではないでしょうか。

妊娠後期
妊娠後期とは妊娠28週0日目から妊娠39週6日目までの期間を言います。
なかでも、妊娠36週0日目から妊娠39週6日目までを臨月と呼んでいます。
臨月とは出産を間近に控えた時期で、いつ赤ちゃんが産まれてもおかしくない時期のことをいいます。

各期間の母体・胎児の変化

妊娠すると、お母さんや赤ちゃんには心や体に大きな変化が起こっていきます。
妊娠各期における、お母さんと赤ちゃんの変化を見ていきましょう。

妊娠初期における母体の変化
妊娠初期においてお母さんの体に起こる1番の変化は、何といってもつわりです。
つわりと一口に言っても症状は様々です。

・匂いや食べ物を食べたりすると吐き気を感じるニオイづわりや吐きづわり
・空腹になると吐き気を感じる食べづわり
・口の中が唾液でいっぱいになるよだれづわり
・とても眠くなったり、逆に眠れなくなったりする睡眠障害もつわりの一種です。

この時期では、ホルモンのバランスが一気に変わってきます。
そのためお母さんの体が変化についていけず、つわりとして様々な症状が現れると言われています。
妊娠16週ごろまでには胎盤が完成します。
胎盤が完成するまでの時期を一般的には妊娠初期と捉え、胎盤の完成とともにつわり症状もおさまってきます。

妊娠初期における赤ちゃんの状態
妊娠初期は赤ちゃんの体が作られていく上で一番重要な時期です。
この時期は、脳や神経系、心臓や腎臓といったとても大切な臓器がつくられていきます。
そのため、この時期にに感染症にかかったり薬を服用したりしてしまうと、赤ちゃんに影響が及ぶ可能性があります。

どうしても薬の服用が必要な場合は、必ずかかりつけの産科医に相談をしましょう。

妊娠初期も終わりに近づいてくると、赤ちゃんの大きさは身長が20センチ程度、体重も20グラム程度となります。
手足や鼻などがエコーで確認できるようになります。

妊娠中期における母体の変化
妊娠中期になると、お母さんの体には多くの変化が現れてきます。
徐々にお腹が大きくなっていき、乳腺も発達していきます。
この頃になってくると、今まで来ていた普通の下着や服がきつくなってきます。
締め付けが血流を阻害するので、マタニティー用の下着や服を着用しましょう。

また、つわりが終わったことから食欲が出てくる時期でもあります。
この時期に体重が増加しすぎてしまうと、出産時に大きな負担となってしまいます。
体に負担の少ないウォーキングやヨガなどを取り入れて、適度な運動を行っていきましょう。

妊娠中期における赤ちゃんの状態
妊娠20周ごろになると赤ちゃんも活発に動くようになり、胎動を感じ始める人が多くなります。
この頃になると、赤ちゃんの身長は25センチ程度、体重は25グラム程度に成長しています。
指には爪が生え始め、指しゃぶりをする姿も見られるようになってきます。
妊娠24週ごろになると男女の判別ができるようになってきます。
胎動は日増しに大きくなり、聴覚も発達してくるので、お母さんの声も聞こえるようになります。
妊娠中期も終盤を迎える頃になると、赤ちゃんの内臓や骨格はほとんど完成してきます。
身長が45センチ程度、体重は2.5キロほどにまで成長します。

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妊娠後期における母体の変化
妊娠後期になるとお腹が一段と大きくなり、お母さんは便秘や頻尿、腰痛などといったマイナートラブルを抱えやすくなります。
また、妊娠高血圧症や逆子などといったトラブルが長引くと帝王切開での出産を視野に入れる必要があります。

妊娠後期における赤ちゃんの状態
妊娠も37週目に入ると、赤ちゃんの体はほとんど完成しています。もう外の世界に適応するだけの十分な力を備えているのです。
この頃から、前駆陣痛と言って不規則で微弱な陣痛が起こることがあります。
これは赤ちゃんが外に出てくるための準備をしている最中なのです。
すると、これまで元気だった赤ちゃんの動きがだんだん弱まってきます。
胎動を感じず心配になるかもしれませんが、これは赤ちゃんが生まれるための準備をしている証拠なのです。

それぞれの期間における変化を知って、体調管理に役立てよう
40週間という長い期間を一緒に過ごすお母さんと赤ちゃん。
それぞれの体には多くの変化が訪れてきます。
今回紹介したのは、あくまで平均的な目安にしか過ぎません。
しかし、およその時期と体の変化を知ることで体調管理に役立てましょう。

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