「右投げ左打ち」がスター選手になる近道に?

将来、メジャーリーグで活躍することを夢見る野球好きの子どもは多いだろう。その夢を叶えるには、「右投げ左打ち」の選手になることが近道かもしれない。

アムステルダム自由大学(オランダ)スポーツ医学のDavid Mann氏らがメジャーリーガーのデータを分析した結果、高打率打者になる確率が最も高いのは右投げ左打ちの選手であることが示されたという。
詳細は「New England Journal of Medicine」10月26日号に掲載された。

Mann氏らは今回、1987~2016年に活躍したメジャーリーガーのデータを分析した。
その結果、通算打率が2割9分9厘以上となる確率、さらに1,000安打を達成して殿堂入り打者となる確率が最も高いのは、右投げ左打ちの選手であることが示された。

同氏らによると、殿堂入りした右投げ左打ちのメジャーリーガーにはタイ・カッブ、テッド・ウィリアムズ、ヨギ・ベラ、ウェイド・ボッグスがいる。
また、現在のメジャーリーガーで打率トップ10に入る打者のうち3人が右投げ左打ちだという。

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右投げ左打ちの選手が高打率打者になりやすいのはなぜだろうか。
まず、右投げであることの利点について、Mann氏らは「左投げの選手は投手のほか一塁手や外野手といった守備のポジションに限定されてしまいがちだ。
これに対し、右投げの選手はさまざまなポジションを任され、試合に出る機会が多い」と分析。

また、左打ちの利点については「左打ちよりも右打ちの打者の方が多数を占めるため、投手にとっては左打ち打者を相手に投球練習をした経験が少なく、攻めにくいという側面がある。

また、左打ち打者はバットをスイングする方向が一塁方面となるため、一塁に向かってより速く走ることができる」と説明している。

同氏らは「右利きの人は右打ちで、左利きの人は左打ちでプレーすべきというこれまでの常識を疑うべきだ」と指摘し、「われわれの研究データからは、長期的に見ると右利きでも左打ちを採用した選手はより活躍できることが示された。

したがって子どもたちには右打ちと左打ちの両方で練習させ、好きな打ち方を選ばせた方がよい」と助言している。

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HealthDay News 2017年10月25日
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