米国の中高生、「初体験」の年齢が上昇

米国の9~12年生(中学3年生~高校3年生)の男女を対象に米疾病対策センター(CDC)が実施した研究から、初めて性交を経験する年齢が上昇していることが明らかになった。

特に中学3年生と高校1年生の男女で性交の経験者の割合が大幅に低下していたという。
この研究結果は「Morbidity and Mortality Weekly Report(MMWR)」1月5日号に掲載された。

研究では、CDCが全米の中高生を対象に2年ごとに実施している調査のデータを分析した。
その結果、性交の経験があると回答した中高生の割合は1995年の53%から2005年には47%に低下し、2015年には41%まで低下していた。
特に性交経験者の割合の低下が著しかったのは中学3年生で、2005年の34%から2015年には24%に低下。
また、高校1年生でも同期間に43%から36%に低下していた。
一方、高校2~3年生ではほとんど低下していなかった。

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人種別では黒人とヒスパニック系の中高生で性交経験者の割合が低下していたが、白人では目立った変化は認められなかった。

米マウントサイナイ青少年医療センターのMatthew Oransky氏は「年齢が上がるにつれて物事の判断力やコミュニケーション能力、計画を立てる能力が高くなる。
性交を初めて経験する時の年齢が高ければ、健康面も考慮した責任ある決断が下せるだろう」と話し、今回の報告を歓迎している。

一方、米レノックス・ヒル病院産婦人科のJennifer Wu氏は、中高生で性交経験者の割合が低下傾向にある主な要因として、性感染症や正しい避妊法などに関する性教育の普及を挙げている。
その上で、同氏は「今後も性教育を継続しなければ、再びティーンエージャーの性行動が活発化してしまう」と指摘している。また、米ジャッカー・ヒルサイド病院のVictor Fornari氏も、性教育を通じて性感染症がもたらす深刻な影響や10歳代で子どもを出産することの厳しさについて中高生が学んだことが、性行動の変化につながったとの見解を示している。

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HealthDay News 2018年1月4日
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