子宮筋腫の失血死の可能性もゼロではない放置は危険

子宮筋腫による死亡の可能性はほとんどないと言われていますが、これはあくまでも可能性は低いのであってゼロではありません。ではどういったことを回避することで、そのリスクを避けられるのか?何かの要因で生じるリスクファクターを避けるにはどういったことに気を付ければ良いのか詳しく解説していきます。
子宮筋腫を発症した場合、そのこと自体に対しては急に不安になることも過度に心配することもありません。子宮筋腫による失血死、出血性ショックに至るまでは段階がいくつもあり、あくまでも痛みなどの異変を感じたときに、病院などにかからず自己判断でそのまま放置することが一番危険であるといえます。
子宮筋腫による大量出血は、特に筋腫が大きくなることで、筋腫ができる箇所にもよりますが、臓器や血管を圧迫し傷つけて、それが原因となり、出血が止まらないなどの症状を引き起こす可能性があります。

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特に月経時に多量出血や、出血が止まらない等の症状が出た場合は、いつも以上に異変を感じたら、病院に行くのが何より優先です。この状態を放置し続けると大変危険であり、子宮筋腫もいくつか種類があり、粘膜下筋腫(子宮の筋層の表面部分に近い箇所)で引き起こされるケースも多いと聞きます。
特に出血の量が多いと、初期のうちは過多月経による出血量の多さで貧血を引き起こすなどの症状もあります。大量出血の場合は、血管自体が損傷、もしくは筋腫自体から出血。大量の血が失われることにより出血性ショックを引き起こし、血圧が低下し、意識レベルを低下させ、それ自体も大変危険ではありますが、さらにそのまま対応が遅れてしまうことで最悪のケースは、失血死してしまう可能性もあります。
日々の検診や検査で早期発見をするのも大切なことですが、もし診断された場合は全く病院に行かず経過観察もなく、放置し続けるというのは一番危険な選択肢です。
自分の身を守るためにも継続は重要です。日々の治療やリュープリン注射など治療の幅はさまざまありますので、医師の診断の元、放置せずに無理のない通院を続けるのが大切であると言えます。

子宮筋腫とは?症状や原因、過多月経や貧血。手術やそれ に伴う費用や入院期間の目安。どういった検査方法があるのかなど詳しく解説しています。