恐ろしい病気から身を守る!予防接種を受けるべき第一類疾病のワクチンとは?

ワクチンについて

学校への入学や海外への渡航などでは感染症などの病気に対してワクチンを打つように推奨される事があります。 本記事では、病気から身を守るワクチンについて解説します。
  1. 1. はじめに
  2. 2. 法律で定められた予防接種
  3. 3. 対象疾病の予防接種の内容について
  4. 4. ワクチン接種の注意事項
  5. 5.まとめ

はじめに

子育てをしてゆくにあたって避けて通れないのがワクチンなどの予防接種です。
予防接種の種類や受けるべき年齢ついては市町村によって定められています。

また子供でなくても成人でもインフルエンザのような予防接種を受ける場合があります。
予防接種に用いられるワクチンには様々な種類があり、受けるべき年齢やうけてはならないタイプの人が存在します。

今回は、その予防接種のワクチンについて受けるべき予防接種である一類疾病のワクチンについて解説します。

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法律で定められた予防接種

一類疾病の予防接種は、予防接種法に基づき対象者は予防接種を受けるよう努めなければならないとされています。

対象となる疾病は以下の通りです。

これらの疾病は致死率が高く、集団感染の予防に努めなければならないとされています。
  • ジフテリア
  • 百日咳
  • 破傷風
  • ポリオ
  • 麻しん
  • 風しん
  • 日本脳炎

対象疾病の予防接種の内容について

ジフテリア・百日咳・破傷風のワクチン
ジフテリア・百日咳・破傷風の3つのワクチンを混合したDPTワクチンが用いられます。
無毒化したジフテリア菌及び破傷風菌の産生する毒素と百日咳菌から取り出した感染防御抗原が含まれています。基本的には生後3ヵ月~生後12ヵ月で接種を行い3週間から8週間の間隔で計3回打ちます。
妊娠している人には接種することができません。
副反応として打ったところの赤・腫脹、硬結が見られますが数日で自然に収まることがほとんどです。

ポリオのワクチン
注射ではなく飲み薬として服用するワクチンです。生後3月に達した時から生後18月に達するまでの期間に接種するのが標準とされています。

ポリオウィルスには3種類のタイプがあり、この3種類の弱毒化したものを適切に混合し、生ワクチンとしたものがポリオワクチンです。

1回の服用では3種のウィルスが必ずしも同じように増殖するとは限らないので、2回の服用が行われます。1回目の服用で増強しなかったタイプのウィルスが2回目で増殖する仕組みとなっており、全てのタイプでポリオの免疫が獲得できます。2回の間隔は基本的に6週間以上とされています。体内に入ったワクチン中のポリオは腸内で増殖し、数週間に渡って大便中に排泄されるので、保護者などの二次感染に注意が必要です。

妊娠している人には接種することはできません。

麻しんのワクチン
生後12月に達した時から生後15月に達するまでの期間に接種するのが標準とされています。
弱毒化した麻しんウィルスを凍結乾燥した生ワクチンです。
副反応として1~2日の発熱がよく見られます。

風しんのワクチン
生後12月に達した時から生後36月に達するまでの期間に接種するのが標準とされています。
弱毒化した風しんウィルスを凍結乾燥した生ワクチンです。
妊娠の可能性のある年代の女性に接種する場合は、胎児への感染を防止するため妊娠していないことを確かめ、ワクチン接種後は2ヶ月の避妊が必要です。

日本脳炎のワクチン
年齢に応じて1期~3期に分けて接種を行います。
1期は生後3歳に達した時から4歳に達するまでの期間に1~4週の間隔で2回接種するのが標準とされています。
2期は9歳に達した時から10歳に達するまでの期間に1回接種するのが標準とされています。
3期は14歳に達した時から15歳に達するまでの期間に1回接種するのが標準とされています。
日本脳炎ウィルスをマウスの脳に植え付け、増殖したウィルスを取り出し、ホルマリンで無効化したワクチンです。

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ワクチン接種の注意事項

複数のワクチンを同時に投与しても良いか?
日本脳炎などの不活化ワクチンは接種後1週間後にワクチンの反応がなくなるので他のワクチンを接種できます。ポリオ、麻しん、風しんなどの生ワクチンはウィルスの干渉を避けるため4週間以上間隔を空けて次のワクチンを接種します。
ただし、上記は医師が必要と認めた場合は、この限りではなく同時に2種類の接種も可能です。

まとめ

ワクチンの予防接種について解説しました。基本的には小さい子供の頃に小学校で定められたワクチンを接種しているのが通常ですが、大人になってから免疫を得れているか不十分、不確定な場合もあります、医療機関では抗体の数値が測れるので気になる人は測ってもらいましょう。
小さなお子さんがいる方はしっかりと予防接種のスケジュールを把握して将来重い病気にかからないようにしっかりと備えてあげましょう。

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