血管性認知症について知ろう


血管性認知症は、アルツハイマー病に次いでよくみられる認知症です。脳卒中の後に生じるものが典型的ですが、その他の原因でも起こることがあります。
血管性認知症には主に以下の3種類があります。
多発梗塞性認知症
小さな脳卒中を繰り返し、脳細胞が損傷されることにより生じます。
皮質下梗塞および白質病変を伴う遺伝性血管性認知症(CADASIL)
遺伝性の疾患で、血管の壁が肥厚し、最終的に脳への血流が妨げられることにより生じます。
皮質下血管性認知症(Binswanger病など)
まれな型の疾患で、白質を構成する小血管および神経線維が広範囲に損傷されます。
白質は脳の各部位のメッセージを中継する役割を担うと考えられています。
情報元:米国立老化研究所(NIA)

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