血管性認知症について知ろう

血管性認知症は、アルツハイマー病に次いでよくみられる認知症です。脳卒中の後に生じるものが典型的ですが、その他の原因でも起こることがあります。

血管性認知症には主に以下の3種類があります。

多発梗塞性認知症
小さな脳卒中を繰り返し、脳細胞が損傷されることにより生じます。

皮質下梗塞および白質病変を伴う遺伝性血管性認知症(CADASIL)
遺伝性の疾患で、血管の壁が肥厚し、最終的に脳への血流が妨げられることにより生じます。

皮質下血管性認知症(Binswanger病など)
まれな型の疾患で、白質を構成する小血管および神経線維が広範囲に損傷されます。
白質は脳の各部位のメッセージを中継する役割を担うと考えられています。

情報元:米国立老化研究所(NIA)

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軽度認知障害(MCI)の症状や原因、セルフチェック方法。また認知症へ進行しないための予防策や治療方法にはどのようなものがあるのか、詳しく解説しています。

軽度認知症に関する基本情報

参考情報:リンク先
HealthDay News 2017年10月12日
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