更年期とは?更年期障害に関する基本情報

昨今、アンチエイジングが流行していますが、人は時間とともに歳をとるものです。そして、高齢の女性にとって避けられない「更年期」というものがあります。これから更年期を迎える人のため、更年期についての基本的な情報を説明していきます。
  1. 更年期とは?
  2. 更年期に発生するさまざまな症状
  3. 更年期障害の治療法
  4. 若い女性に見られる更年期障害
  5. まとめ

更年期とは?

まず、そもそも「更年期」とは何のことであるのかということを説明します。

更年期とは何か?
更年期とは、閉経を挟んだ前後の約10年間(個人差はあります)のことを言います。単純に閉経前後の10年間の呼称として更年期という名称が使われているというわけではなく、この時期特有の症状があるからこそ警戒されているのです。

更年期に発生する症状
詳しくは後述しますが、この時期の女性には心身ともにさまざまな症状が発生します。主な症状としては「イライラ」「だるさ」「ほてり」「頭痛」といった、身体と精神の両方に何らかの症状を呈することが多いです。

これらの症状のことを総称して「更年期障害」と言います。また、卵巣機能が低下する40代から生じる生理不順を「更年期生理不順」と言います。

更年期はいつから?
更年期は、一般的に「閉経の前後10年間」であると言われています。もちろん、人体に関わることなので人によって具体的な期間および発生時期は異なります。では、一般に多く見られる「更年期が始まる年齢」とはいつなのかといえば、45歳からであるとされています。

閉経とは、年齢を重ねることで月経が無くなることを言います。女性は高齢になることで卵巣機能が低下し、月経が永久に停止します。更年期はその前後10年間であり、要するに更年期の開始時期は「閉経の5年前から」ということになります。一般的な閉経の時期は50歳であるため、更年期は45歳~55歳の10年間が一般的であるということになります。

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更年期に発生するさまざまな症状

次に、更年期に生じる症状について、もう少し具体的に解説します。

イライラ
更年期障害では、自分で自分の気持ちをコントロールできなくなることがあります。イライラしたり、他にも憂うつ感や不安感など、気持ちの波が通常時よりも激しくなってしまいます。

ほてり
突然、顔が熱くなり、首や背中と言った部位から汗を流してしまいます。一般に「ホットフラッシュ」と呼ばれる症状です。逆に、手足の冷えといった症状をもたらすこともあります。

頭痛
更年期障害では、頭痛を起こすことがあります。また、頭痛の他にも肩こりや腰痛といった症状を呈することもあります。もし、今までに生理痛の症状として頭痛や肩こりを経験していた人は、更年期障害でこれらの痛みの症状を呈することが多いとされています。

その他の症状
上記で挙げた他にも、以下のような症状を呈する可能性があります。人によって呈する症状とその度合は異なりますが、更年期障害の可能性がある場合は以下の症状をチェックしてください。

  • 倦怠感
  • 疲れやすくなる
  • 排尿関連のトラブル
  • 耳鳴り
  • 手足のしびれ
  • 動悸
  • 口が渇く
  • 不眠

なぜ更年期障害は発生するのか?
こうした症状がなぜ発生するのか、その理由は閉経による「ホルモンバランスの乱れ」によります。閉経が近づくにつれて卵巣機能が低下し、女性ホルモンの分泌が弱まります。それに対して脳の視床下部は女性ホルモンの分泌を命令しますが、うまく分泌されないことで混乱が起こります。

さらに、視床下部は「自律神経」にも深く関係しています。卵巣機能低下による視床下部の混乱は、自律神経のコントロールにも悪影響を及ぼします。これにより自律神経に乱れが生じ、さまざまな症状を呈するようになるのです。

更年期障害の治療法

さまざまな症状を呈し、女性を苦しめる更年期の症状に対しては、以下の治療法が用いられます。

ホルモン補充療法
更年期障害は女性ホルモンが不足することによる症状であるため、不足している女性ホルモンをホルモン剤によって補充します。

精神症状に対する医薬品の処方
更年期の症状には、不安感などの精神的な症状も現れます。それに対して「抗不安薬」や「向精神薬」、不眠に対しては「睡眠薬」が処方されます。

漢方薬
更年期に対しては、漢方薬も有効であるとされています。女性向けの漢方である「桂枝茯苓丸」や「当帰芍薬散」などを、発生している症状によって使い分けます。専門家に漢方を選んでもらうことが重要です。

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若い女性に見られる更年期障害

更年期は、45歳からという比較的人生の中盤から終盤にかけてのイベントとなります。しかし、世の中にはそれよりもさらに若い世代で既に更年期障害の症状に悩まされる女性もいるのです。これを「若年性更年期障害」と言います。また、最近では「プレ更年期」とも呼ばれています。

若年性更年期障害の原因
なぜ、10年前後も早く更年期障害が生じるのかと言えば、多くの場合は「日常生活」が関わっています。若い女性が、ストレスを溜め込んでいたり、無理なダイエットで食生活が不健全であるといった事情を抱えていると、それらを原因として卵巣機能が低下してしまいます。

更年期障害は、閉経に伴う卵巣機能の低下が原因であるため、同じ卵巣機能低下を若い世代で発生させてしまうことで更年期障害の症状を呈するようになります。軽度の場合は生活習慣を改善することで改善できることもあります。しかし、別の原因で症状を呈している事も考えられますので、早めに医療機関を受診してください。

まとめ

余談ですが、実は更年期障害というものは男性にも関係するものです。男性ホルモンの減少による影響であり、女性の更年期障害と同じく心身の症状を呈します。男女問わず、相応の年齢になったら注意しなければならないということですね。

更年期はどんな人にも必ず訪れるものです。人によっては目立った症状を感じないこともあれば、逆に劇的な症状に苦しめられることもあります。誰にでも訪れるものであるとは言え、対策をしないということにはなりません。「更年期かな?」と感じる症状を自覚したら、早めに医療機関を受診してください。場合によっては命にかかわる病気である可能性もあります。

更年期障害のセルフチェックに関する詳しい解説はこちら

更年期のセルフチェック。高齢女性の更年期の時期にすべての人がなるわけではありませんが「更年期障害」を及ぼすときもあります。どういったことが該当し、どういったことに気を付けてチェック項目をご紹介しています。

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更年期とは、閉経を挟んだ前後の約10年間(個人差はあります)のことを言います。この時期の女性には心身ともにさまざまな症状が発生します。主な症状としては「イライラ」「だるさ」「ほてり」「頭痛」といった、身体と精神の両方に何らかの症状を呈することが多いです。

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