病気の予防法

喘息の発作や病気・予防方法に関連する基本情報

喘息は子供の病気といったイメージをお持ちの方も多いかもしれません。実は、子供の喘息患者ほど多くはありませんが、大人も3~4%の方が喘息による治療を受ける方が急増しているのです。特に、大人の喘息は成人してから急に発症したり、何らかの原因によって喘息症状が現れ、発作の対処をすべく、喘息治療を行っています。
また、40歳を過ぎてから発症する方が半数以上を占めており、喘息発作が軽症という方でも、生命に関わる激しい喘息発作を起こす可能性もある為、適切な治療が必要であると言われています。

喘息については、近年、様々な研究により、その原因や治し方、対処など、従来とは大きな変化を遂げています。
ここでは、喘息発作を発症する前に、可能な限り喘息を予防する方法について解説したいと思います。
  1. 喘息の原因は?
  2. 喘息の悪化を予防する方法
  3. 喘息の症状チェック
  4. まとめ

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喘息の原因は?

喘息の予防方法を知るためには、喘息がどのような原因で発症するかについて知る必要があります。

喘息発作は、ダニやほこりといったような特定の抗原へのアレルギー反応によって引き起こされる場合と、アレルギー反応以外の要因によって引き起こされる場合があります。

アレルゲンが原因の場合

  • ハウスダスト
  • ホコリ
  • ダニ
  • 花粉
  • 牛乳
  • 大豆
  • 小麦
  • そば
  • 動物の毛など

アレルゲン以外が原因の場合

  • 気圧や湿度、温度変化
  • 風邪などの感染症
  • ストレス
  • 喫煙
  • 運動
  • 過労
  • 香水などの香り
  • アスピリンなどの薬物

喘息発作の症状
喘息で起きる発作とは、激しい咳や吐く息が「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった喘鳴の症状となった場合を指します。中には、肋骨や鎖骨上部がへこむほどの苦しい呼吸となることもあります。また、呼吸回数が多くなったり嘔吐するなど、発作は夜寝ている時に起こることが多いと言われています。
発作が起きた場合は、発作を抑える薬を使用し、対処しなければなりません。

喘息の悪化を予防する方法

喘息は、日常生活においても予防することが可能です。喘息発作を発症する前から、適切な予防法を知っていると安心できることもあります。

ストレスをためない
人はストレスをためると、自律神経に乱れが生じ、喘息が悪化しやすくなると言われています。日々忙しいあまりにストレスをためこんでしまうと、健康上の問題が生じてしまいます。そうならない為にも、休養を取り、ストレス発散できる趣味などを上手に取り入れましょう。

喫煙を避ける
タバコの煙は喘息を悪化させます。また、喘息の基本治療薬となる吸入ステロイド薬効きが悪くなる為、喫煙は避けるようにしましょう。

睡眠をしっかりとる
睡眠不足になると、身体に疲労がたまり、風邪を引きやすくなってしまいます。また、アレルゲンに対し敏感に反応してしまい、喘息発作が起きやすくなります。そうならない為にも、しっかりと睡眠時間を確保し、ゆっくり休む環境作りが大切です。

感染症を避ける
風邪やインフルエンザが流行する時期は、喘息発作も起こりやすい為、マスクなどを装着して外出するようにしましょう。

飲酒を避ける
アルコールは喘息発作を誘発する為、過剰に飲まないことが原則です

食生活を見直す
食物アレルギーのある方は特に、アクの強いタケノコやヤマイモといった食べ物や、刺激物の強い食事は避けるようにしましょう。

適度な運動を行う
過度な運動は避け、水泳やウォーキングといったように、毎日少しでも行える手軽なものを取り入れるようにしましょう。

ゆっくりとした入浴を行う
のどの奥に湿り気を与えることで風邪予防効果もあり、リラックスできます。

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喘息の症状チェック

喘息は単なる風邪の症状と非常に似ている為、喘息であると判断しにくい場合があります。しかし、対処の方法を誤ることで生命に関わる病気である為、自分自身で喘息の症状をセルフチェックすることをおすすめします。
該当項目が多い場合は、早めに呼吸器内科(アレルギー科)を受診してください。

喘息かも?症状セルフチェックシート

  • 子供の頃小児ぜんそくだった
  • 花粉症やアトピー性皮膚炎など別のアレルギーがある
  • 家族にぜんそくの人がいる
  • 風邪を引くと治った後にせきだけが残る
  • 少し運動するとせき込んだり、息が苦しくなったりする
  • 季節の変わり目や寒暖の差が激しいときに症状が出る
  • 梅雨や台風のときなど天気が悪いと症状が出る
  • 仕事などでストレスが強いときにせきが止まらなくなる
  • 煙草の煙やクーラーからの冷たい風などの刺激で悪化する
  • 換気の悪いほこりっぽい部屋など特定の場所で症状が出る

まとめ

喘息は、日常生活において予防することができる病気です。喘息発作が起きる前に、日常的にセルフチェックを行い、発作を予防する生活習慣を心掛けることも大切です。

喘息の症状は風邪と似たようなところもありますが、呼吸が苦しくなるという点においては、大人も子供も同じような症状が現れます。それらの症状を風邪と軽視することなく、正しい治療法により喘息発作を予防することが大切です。

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