疾患のセルフチェック法

糖尿病のセルフチェックに関連する基本情報

体内の「インスリン」の作用が正常に機能せず、血糖値が高い状態が続く病気、糖尿病。
この病気でいちばん恐ろしいのが、全身に現れる様々な合併症です。
糖尿病が進行することで、

  • 失明の恐れ
  • 尿毒症で透析が必要となる
  • 動脈硬化

などを引き起こすリスクが高くなります。

自覚症状が感じにくいと言われる糖尿病ですが、深刻化を食い止め、合併症を発症しないためには、早期発見・早期治療がカギとなります。

糖尿病にはいくつかのタイプがありますが、今回は糖尿病が疑われる症状から、その危険性を簡単にセルフチェックする方法をご紹介します。
  1. 生活習慣を振り返りながら、糖尿病の危険度をセルフチェック!
  2. 生活習慣からセルフチェックをしよう
  3. 症状からセルフチェック
  4. まとめ
糖尿病の治験・臨床試験(新しい治療薬)情報はこちら
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生活習慣を振り返りながら、糖尿病の危険度をセルフチェック!

糖尿病を発症する大きな原因は、体質や生活習慣。
そこで、まずは糖尿病の発症の危険度をセルフチェックしてみましょう。

▼糖尿病の危険度セルフチェック

  • 太ってきた
  • 血のつながりがある家族・親族に糖尿病患者がいる
  • 歩行数が少ない・運動不足を感じる
  • 疲れやすい・体がだるくなる
  • すい臓や肝臓が悪いと言われたことがある
  • のどが乾きやすくなった
  • 空腹を感じやすい
  • 食べ過ぎてしまうことが多い
  • トイレに行く回数が増えた
  • 尿のにおいが気になる
以上の質問であてはまる項目が多いほど、糖尿病発症の危険度が高い、または疑いがあると言えます。

生活習慣からセルフチェックをしよう

遺伝的な要素が強い先天性は「一型糖尿病」
生活・食習慣による要素が強い後天性は「二型糖尿病」
妊娠中の代謝異常によって引き起こすものが「妊娠糖尿病」
また、医薬品の影響や他の疾患が原因となる場合が「その他」

糖尿病は「一型」「二型」「妊娠」「その他」と4つの原因にわけて、タイプが異なりますが、その中でも誰もに発症リスクがあるタイプが「二型糖尿病」です。

では、次に生活習慣から「二型糖尿病」になりやすい生活習慣をチェックしていきましょう。

こちらも上記のセルフチェックと同じく、あてはまる項目が多いほど、二型糖尿病を発症する生活習慣をしているということになります。

▼生活習慣からセルフチェック

  • 甘いもの(糖分が高いもの)が好き、よく食べる
  • 脂っこいものが好き、よく食べる
  • 食事時間が不規則だ
  • お酒が好き、よく飲む
  • 野菜・海藻類をあまり食べない
  • 食べるのが早いと言われる
  • 缶コーヒーなども含み、清涼飲料水や栄養ドリンクをよく飲む
  • 喫煙者だ
  • 睡眠時間が短い・あるいは不規則
  • 生活の中でストレスを感じている

食生活の欧米化、ジャンクフードやコンビニ食の普及により、食生活が乱れたり、慌ただしい生活の中でストレスを感じやすい現代人は、遺伝子的に糖尿病を患いやすい人でなくても、後天性の「二型糖尿病」を発症しやすいと言われています。

特に新陳代謝が低下したり、食生活が乱れ、運動不足を抱えている中高年が患いやすく、規則正しい生活・バランスの良い食事・適度な運動を心がけるだけで、糖尿病のリスクをグンと下げれるのです。

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症状からセルフチェック

どんなに生活・食事・運動面に気をつけていても、体質的な要素で糖尿病を発症することがあります。
そこで、次に糖尿病においてよく見られる症状にフォーカスして、身体的な部分からセルフチェックを行ってみましょう!

▼症状からセルフチェック

  • 最近よくのどが乾く
  • 倦怠感がある・疲れやすくなった
  • 尿の回数が増えた・残尿感がある
  • 手足のしびれを感じる
  • 手足が冷える
  • 尿の泡立ちがなかなか消えない
  • 視力障害(目のかすみ・視力低下など)
  • 体重が増えた
  • 体重が減った
  • 立ちくらみがたびたび起こる
あなたはいくつ、あてはまる項目があったでしょうか?

糖尿病は、太っている人がなりやすい・体重が増えてきたときに疑われると認識されていますが、実は「体重の減少」も糖尿病において、よく見られる症状です。

血糖に異常が起きて、血糖を上手にエネルギーとして活用できないため、足りなくなったエネルギーを、体内に蓄えている「タンパク質」「脂肪」で補おうとするので、痩せたり、疲れやすいという症状が現れるのです。

「糖尿病の症状にあてはまっているけれど、最近、痩せてきているから大丈夫」と自己判断するのは危険。

症状は人それぞれ異なるので、不安な点があれば、かかりつけの医者に相談しましょう。

これは、血糖をエネルギーに変えられないため疲れやすくなるだけでなく、不足したエネルギーを補うために体に蓄えている「タンパク質」や「脂肪」をエネルギー源とします。これにより、体を構成するタンパク質や脂肪が減り、痩せるのです。

まとめ

糖尿病は一度発症すると、生活に様々な制限が設けられます。
遺伝的な問題と勘違いされやすいですが、発症原因は日常生活に潜んでおり、年齢・性別を問わず、誰でも患う危険性があるのです。
そんな糖尿病を予防するためには、習慣を見直すだけでなく、疑わしい症状があれば、すぐに医師の診断・治療を受けましょう。
どんな症状が見られるのか?
どんな習慣が危険なのか?
セルフチェックで診断・そして認識を蓄えて、糖尿予防について考えてみてください。

糖尿病の診断プロセスに関する詳しい解説はこちら

インスリン作用の不足が原因で、慢性の高血糖状態になる代謝疾患「糖尿病」。ここでは、糖尿病の疑いがある場合、どういう病院や診療科目を受診すべきか?
また、どういう検査を行い診断されるのかについてご紹介していきます。

糖尿病の診断プロセスについて

参考サイト:リンク1リンク2
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