
子宮内膜症に良いと考えられる食事に関連する基本情報


子宮内膜症に良い「お茶」とは?
さまざまなトラブルに見舞われる女性にとって「お茶」の選び方には注意したいところです。ストレス対策にカフェインの含まれていないお茶が推奨されていますが、子宮内膜症については別のお茶が勧められています。
ルイボスティーで活性酸素対策
子宮内膜症に悩む女性にとって「活性酸素」は天敵となります。そこで、活性酸素対策として「ポリフェノール」が多く含まれるルイボスティーなどをお勧めします。ルイボスティー以外にも、ポリフェノールなど抗酸化作用のある飲み物は推奨されますが、ストレスの原因になる飲み物などは子宮内膜症にも悪く作用する可能性がありますので注意してください。
子宮内膜症患者が避けたい飲み物
逆に子宮内膜症に悩む女性が避けたい飲み物があります。例えば「豆乳」です。子宮内膜症は女性ホルモンが関係していることが知られており、豆乳などの大豆製品に含まれるイソフラボンは子宮内膜症に対して悪影響を及ぼす可能性があります。また、ヨーグルトなどの乳製品自体が動物性脂肪のある食品であるため、やはり子宮内膜症に対して悪影響を及ぼす可能性があります。
他にも、子宮内膜症や生理痛などに悪影響を及ぼす要素として「冷える」事が挙げられます。冷たい飲み物もそうですが、血行を悪くして体を冷やす飲み物もできる限り避けてください。
子宮内膜症で避けるべき食べ物
子宮内膜症では、動物性脂肪以外にも避けるべき食べ物があります。
小麦はNG
子宮内膜症に対しては「小麦」の摂取が良くないとされています。理由は小麦に含まれている「グルテン」です。グルテンには、腸の働きを妨げる可能性が高いのです。腸の働きが妨げられると、ホルモンバランスを崩して子宮内膜症を悪化させる可能性があります。小麦以外にも多くの麦や麦を使った食品を避ける食生活を送ることが推奨されます。
麦を排除した食生活を実現するには?
しかしながら、今まで普通に麦を含んだ食生活をしていた人にとっていきなり「麦NG!」と言われても、難しい話ではあります。麦を廃した食事自体はさほど難しくないものの、根治治療である子宮摘出手術などを利用しない限り子宮内膜症は閉経まで付き合っていくことになる病気です。間に合わせの食事だけで子宮内膜症と付き合っていくことは難しいのです。
そこで、子宮内膜症対策となるレシピを数多く手に入れる必要があります麦を使わない、できれば体を温めるレシピを数多く持っていれば、子宮内膜症対策となる食生活も難しくなくなります。その食生活の実現のためには、レシピサイトを活用することをお勧めします。
最近のレシピサイトは特定の食品を廃した病気対策のレシピも数多く掲載されており、食事のバリエーションを限定せずに子宮内膜症対策を実現した食生活を送ることができます。

食事療法に付随して行いたい体質改善
子宮内膜症は、食事療法だけで解消することはできません。子宮内膜症の症状を抑え、生活の質を維持するためには食事療法と並行して「体質改善」にも着目する必要があります。
適度な運動を
子宮内膜症対策となる体質改善には「運動」も推奨されています。ただし体調が悪い時に無理に体を動かすことは勧められていません。体調が良い時に、適度な運動をするということを心がけてください。
子宮内膜症対策の漢方
体質改善に役立つ薬といえば「漢方薬」です。子宮内膜症に効く漢方もいくつかありますが、素人がむやみに漢方に手を出すことは危険です。漢方は病気や症状によってだけ選ぶのではなく、その人の体質や体調によって選ぶという特徴があります。漢方を処方できる病院や薬局で、自身の症状について説明した上で適切な漢方を処方してもらってください。
子宮内膜症を治療するためには婦人科を受診すべき
その他にも子宮内膜症に効くツボなどの対処法はありますが、どれも「子宮内膜症を治療するための方法ではない」ということを理解しなければなりません。食事にしてもそうですが、子宮内膜症は閉経まで自然治癒することはなく、月経に伴って徐々に症状を悪化させてしまいます。
本格的に子宮内膜症を治療したいと思うのであれば、婦人科で適切な処置を受ける必要があります。その上で、食事療法等を併用することをお勧めします。食事療法等だけで子宮内膜症と付き合っていくことはできないということは忘れないでください。
まとめ
子宮内膜症対策となる食事はいくつか存在しますが、どれも子宮内膜症を根本から解消する方法とはならないことがわかると思います。あくまでも症状を緩和し、病気の進行に対して悪影響とならないものであるということを念頭に置き、子宮内膜症であると思ったらまずは婦人科へ行くことをお勧めします。

子宮内膜症、症状によってそれぞれ異なる治療方法。どういった検査が行われチェックされるか。薬物療法や手術に関する情報を、費用は自然治癒の可能性など、情報を掲載しています。