病気の予防法

慢性心不全の病気の予防方法に関連する基本情報

心不全は、さまざまな症状を呈します。
長期間放置することにより、命を落とす原因にもなるなど、決して油断できない病気です。

どんな病気であれ、発症することでデメリット・リスクが生じるのであれば予防したいところです。そこで、心不全の予防方法について解説します。
  1. 心不全の原因は?
  2. 慢性心不全とは
  3. 慢性心不全の悪化を予防する方法
  4. 慢性心不全の症状チェック
  5. まとめ
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心不全の原因は?

心不全は、心臓の働きが正常に行われない場合に、他の臓器に大きな負担が掛かることで心不全の症状が現れます。
心不全の種類については、心臓の働きがどれくらい低下してしまったか、また、急激な心不全(急性心不全)の症状が発症したのか、あるいは長期の間に除々に心不全(慢性心不全)の症状が悪化したかにより、様々な原因が考えられます。

このように、心不全を未然に予防できる方法を知るためには、心不全がどのような原因で発症するかについて知る必要があります。

心不全の原因で考えられること
心臓機能に原因がある

  • 虚血性心疾患や狭心症、心筋梗塞によって心臓の働きが悪くなること
  • 心筋症により心臓の機能が低下したこと
  • 心筋炎により筋肉が炎症を起こし、心臓の機能が低下したこと
  • 不整脈により心拍数が極端に増減することで心臓が正常に動けず、全身に血液を送り出すことができないこと
  • 先天性心疾患により、心臓の機能が弱いこと

心臓機能以外に原因がある

  • 高血圧
  • 貧血
  • 腎臓病
  • 悪性腫瘍
  • 甲状腺機能亢進症
  • アルコール摂取
  • 感染症
  • 薬物中毒

これらの原因が起こり、心不全を発症してしまいます。

慢性心不全とは

慢性心不全とは、身体に血液を送り出す心臓の正常の働きが低下し、他の臓器に十分な栄養や血液を送ることができず、それが長期間続くことにより、進行する病気です。
加齢に伴い患者数も増えていく病気だと言われていることから、生活習慣病のひとつだとされています。

慢性心不全の症状
慢性心不全の症状は、全身に必要な血液量が不足し、咳や呼吸硬軟、痰、動悸がある、また体重の急激な増加などの症状が現れます。
全身症状としては、突かれやすく倦怠感が起こり、腹部の膨張感を感じたり、食欲不振が現れます。

また、身体にむくみが現れるなど、症状は進行していきます。病気が進行すると、安静にしていても起こることがあります。

慢性心不全の治療法について
慢性心不全の予防の為には、食事療法や運動制限、また、薬物療法など、医師からの指示を守って心不全を慢性化させないことが大切です。

症状が落ち着いても、ストレスや過労などによって症状が悪化することもあります。
塩分を過剰摂取することで、心不全を悪化させてしまうことから、塩分制限も必要となります。
その他、禁煙、また、アルコール摂取を控えるなどが慢性心不全の予防にもつながります。

慢性心不全の悪化を予防する方法

慢性心不全には、予防の為に病気です。しかし、発症後にその症状の進行を予防する方法がいくつか提唱されています。

内服薬を継続する
内服については、症状が快方に向かうと、自己判断により内服を忘れがちになる方も多いようです。
しかし、心不全が悪化する原因のひとつとして挙げられていることは、自己判断による内服の中断です。

心不全については、薬物治療の場合は薬の種類が多い為、つい忘れがちであったり、勝手に内服を中断するなどがないように、必ず継続することが大切です。

食生活に気を付ける
食生活においては、塩分制限が最も重要です。
過剰に塩分を摂取すると、身体の中の血液量が増え、余計に心臓に負担が掛かり、心不全に罹患しやすくなります。
その為、1日に7g未満とし、過剰な塩分摂取は控えるようにしましょう。

自己管理を行い生活をする
心不全を発症した方は、治る可能性はほぼありません。
その為、将来に渡り長く付き合う病気となる為、内服を継続すること、また、食生活に気を付けた生活を送ることが大切です。
また、毎日血圧や体重など、自己管理を行って生活を行うようにしましょう。

心不全の治療法は、薬物療法と手術療法に大別されます。
急性心不全については手術による治療が一般的となります。
ですが治療後も良い状態を維持できるよう努めなければなりません。

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慢性心不全の症状チェック

心不全は、きちんと検査しないと発見が難しいです。
しかし、心不全の症状として知られているものがありますので、これを利用して心不全症を早期に発見する手立てになる可能性があります。

心不全かも?症状チェックシート
心不全で見られるのは、主に以下の症状です。該当項目が多い場合は、早めに循環器内科を受診してください。

心不全の主な症状
心不全になると、平地を歩行していても疲れやすくなったり、今まで感じたことがなかった動悸や息切れを起こすようになります。
その他、咳やたんが長引き、身体全体に浮腫みが生じます。
特に慢性心不全では、主に以下の症状を呈します。

①動悸や息切れ
心臓の筋肉が弱く、血液を送り出す機能が低下してしまうと、1回の拍動で送り出す血液量が既定以下となってしまいます。
この時、拍動回数を多くし、通常よりも速いペースで血液循環を行い、足りない血液量を補おうとする為、脈が早まり、動悸を感じるようになります。
そして、血液循環がうまくなされなければ、肺に水がたまって酸欠を引き起こします。
そうならない為に、呼吸回数を増加させようと息切れが生じます。

②身体の浮腫み
身体の足や足首、すねに浮腫みが生じます。
心不全は悪化することで、身体の末端から中心にむかって浮腫み始めます。
浮腫みが強くなると急激に体重が増加します。

③咳やたんが長引く
肺に水がたまり、咳やたんが長引くことがあります。
風邪の症状に非常によく似ていることから、誤診の可能性もあります。
その為、長引くせきやたんといった症状が起こった場合は、早めに循環器内科を受診するようにしましょう。

他にもいくつか症状が出る可能性がありますが、基本的に「慢性心不全になった!」と明確に自覚できるような症状は無いと言えます。
加えて、慢性心不全は適切な治療を行わず、長期に渡りその状況を放置した場合、徐々に症状が進行していきます。

そのため、特に初期段階では検討がつきにくく、定期検診や別の目的で循環器内科を受診した時に慢性心不全であると判明することも多いです。

まとめ

このように、心不全の初期症状については、様々な症状が現れます。
いずれも早期発見、早期治療を行うことが最も大切であることが分かりました。
このように心不全であるという症状を自覚された方がいらっしゃれば、早急に病院・医院を受診するようにしてください。

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参考サイト:リンク1リンク2
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