医療費助成制度

慢性心不全の医療費助成制度に関連する基本情報

病気に罹患すると、それに伴い治療が必要です。病院に罹れば治療費が必要になります。
そんな時に心強いのが医療保険ですね。保険を利用すれば、治療費用の負担を軽減させることができます。しかし、必要な治療の内容によっては、保険適用外となることもあります。また、病気や治療内容により、医療費助成を利用したり、何らかの制度を利用することで、高額費用の免除を受けることができます。ここでは、心不全の医療費助成制度について解説します。

  1. 小児慢性特定疾病医療費助成制度
  2. 心不全の治療費用は?
  3. 心不全及び小児慢性特定疾患に罹患している場合でも医療保険に加入できるか?
  4. 高額療養費制度について
  5. 特定医療費助成制度(指定難病)更新手続き
  6. まとめ
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小児慢性特定疾病医療費助成制度

子供の慢性的な病気は、治療期間が大変長く、医療費負担が高額になることがあります。
小児慢性特定疾患に認定された方へは、医療費の公費負担を受けることができます。
患者家庭の医療費負担の軽減になるよう、医療費の自己負担分を補助する目的で、医療費助成制度の運用を行っています。

小児慢性特定疾患の対象は、悪性新生物、慢性人疾患、呼吸器疾患、慢性心疾患、内分泌疾患、膠原病、糖尿病、先天性代謝異常、血液疾患、免疫疾患、神経・筋疾患、慢性消化器疾患、染色体又は遺伝子に伴う皮膚疾患が対象となります。

心不全の治療費用は?

心不全により、急性心不全の場合は手術の必要性があり、更に入院期間も30日程かかることから、医療費が高額になる恐れがあります。
手術については、保険の対象になりますので、自己負担としての全額負担は必要ありません。

概算費用になりますが、入院&治療等含め、1日当たり48000円ほどの費用が必要となります。

このようなことから、入院期間を考慮すると、相当に高額な医療費が必要となることが分かります。

薬物療法の場合は保険はおりる?
心不全の治療は、手術の他にも慢性心不全については「薬物療法」を行うことになります。
これは根治療法とは言わず、心臓を良い状態に保ち続ける治療という位置付けとなることから、将来に渡り継続的に症状を落ち着かせる治療となります。

心不全及び小児慢性特定疾患に罹患している場合でも医療保険に加入できるか?

保険が適用されても、心不全や小児慢性特定疾患の治療費は決して安いとは言えない費用を負担することになります。

そのような負担を少しでも軽減するために「医療保険」を備えておくことが大切です。
では、心不全及び小児慢性特定疾患に罹患している患者さんは、医療保険に加入することはできるのでしょうか。

保険会社の医療保険や生命保険への加入については、何らかの病歴がある場合、また、現在、病気を患っているという場合などについては、保険加入を断られることがあります。
又は、条件次第では、保険料が通常よりも高くなりますが、保険加入が可能となる場合もあります。

その条件については保険会社によって異なる為、加入を検討されている方は、事前に確認されておくと良いと思います。

心不全は根治治療というすべはなく、保険の種類によっては加入後一定期間は慢性心不全についての保障を対象外とするという条件が付与されることがあります。

心不全だと医療保険に加入できない?
心不全であるからと言って、医療保険や生命保険に加入できないという訳ではありません。
保険会社によっては、告知義務を行うことで医療保険や生命保険に加入できる可能性があります。

ただし、加入する場合には、一定の条件を満たす必要がある場合もあります。
保険へ加入検討されている場合は、事前に各保険会社へ問い合わせをしておくと良いでしょう。

条件を満たしている場合は、慢性心不全である旨診断を受けており、通院中や投薬治療中であっても、慢性心不全であると言うだけで保険加入を断られるとは言い切れません。

小児慢性特定疾患だと医療保険に加入できない?
小児慢性特定疾患の認定を受けている小児においては、医療保険や生命保険に加入可能か否かについては、各保険会社への問い合わせを行ってください。

高額療養費制度について

心不全など、心疾患における大きな治療を行う際は、治療費が高額になることも多い為、高額療養費制度の活用を行うことをおすすめします。

高額療養費制度は、医療費が一定額を超え、高額となる場合、本人の申請によって高額医療費が支給される為、実質必要となる医療費の負担を軽減させることができます。
実際の自己負担は、各個人の所得に応じて異なります。

申請先
また、高額療養費制度を活用する為には、国民健康保険にご加入の場合は、お住まいの住所地のある市町村村役場の国民健康保険課へ、また、全国健康保険協会にご加入の場合は、管轄の社会保険事務局へ、そして、健康保険組合にご加入の場合は、健康保険組合又は会社の保険担当者へ、限度額適用認定書の発行手続きを行うようにしてください。

高額医療費制度の弱点
この制度の適用については、加入している保険制度の保険者に問い合わせてください。
支給されることが確定されている支払いについては一度は窓口にて自己負担により支払いを行わなければなりません。

その後、支給されるまでには数カ月の時間がかかることもあります。

また、高額医療費制度は全ての医療費負担が対象になるというわけではありません。
この制度は「保険適用範囲内の医療費負担」が対象となります。

つまり先進医療を受ける、保険適用外の医薬品等を使用するなどといった場合の負担は対象外となります。
入院に付随する食事療養費や差額ベッド代などの負担についても対象外となります。

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特定医療費助成制度(指定難病)更新手続き

特定医療費(指定難病)受給者証の有効期限が切れる前に、指定の更新手続きを行うことで、引き続き助成を受けることができます。更新の際は、現在お持ちの受給者証の有効期限内に更新手続きを行わない場合は、新規申請扱いとなります。ご注意ください。

まとめ

心不全の治療は、決して楽な負担となるわけではありません。
慢性的な疾患については、長期療養も必要となる病気である為、継続して治療を行うことで治療費の負担が大きくなります。

その費用の負担を少しでも軽減できるよう、対象となる疾病の場合は、様々な医療制度を利用するようにしましょう。

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