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全身性エリテマトーデス(SLE)に良い食事とは?どんな食事療法があるのか

全身に渡るさまざまな症状が起きる、自己免疫疾患で難病指定にもなっている全身性エリテマトーデス(SLE)。日本では6万人以上の患者さんがいると言われています。そんな全身性エリテマトーデス(SLE)を予防。または改善するために、どんな食事が適しているのでしょうか?今回は全身性エリテマトーデスと食生活の関係性についてご紹介します。
  1. 全身性エリテマトーデス(SLE)と食事の関係性とは?
  2. 全身性エリテマトーデスに良い食品は抗酸化作用を多く含んだ食品
  3. 全身性エリテマトーデスなど膠原病に悪いとされる食生活とは?
  4. まとめ
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全身性エリテマトーデス(SLE)と食事の関係性とは?

全身性エリテマトーデスは、現在の医学で解明されていない部分が多い病気です。
またその症状や病気の程度は、患者さんによってさまざま。
とくに共通する代表的な症状といえば、皮膚異常や発熱、身体的・精神的の倦怠感です。
20~40代の若い女性に多く発症するため、精神的な倦怠感しか症状が見られない場合、うつ病や気分障害と診断され、発見が遅れることも珍しくはありません。

現段階で全身性エリテマトーデス(SLE)の原因は明らかとなっていないのですが、食生活や居住空間が大きく影響するとは考えられていません。

ただし、膠原病全体の食事療法の基本としては、

  • 規則正しくバランスの良い食生活
  • 骨や歯の健康を守る青魚、カルシウムの多い食品
  • 適正範囲内のカロリーで食事をする
  • 抗酸化作用を多く含む食品

上記のポイントを踏まえた食生活が良いとされています。

全身性エリテマトーデスと同じく、膠原病の一種であるリウマチは、抗酸化作用を含んだ緑黄色野菜や果物などを多く摂取している人はなりにくいと考えられているようです。

全身性エリテマトーデスに良い食品は抗酸化作用を多く含んだ食品

抗酸化作用を多く含む食品は、リウマチ・全身性エリテマトーデスといった膠原病に良いと考えられています。

では抗酸化作用は体の中でどういった働きをするのでしょうか?

抗酸化作用を含んだ食品と合わせて紹介します。

体の老化を防ぐ抗酸化作用とは?
私たちは生命を維持するために、呼吸から酸素を取り入れ、エネルギーを生み出しています。
酸素は生命維持のために欠かせない存在であるものの、酸素の一部は活性酵素という酸化力が強い物質に変化するのです。

酸化力が強い活性酸素が増えすぎて、細胞や血管がサビてくると……

  • 動脈硬化や生活習慣病のリスクが上がる
  • ガン
  • 視力の低下や目のかすみ
  • 疲れやすくなるなど、体力の低下
  • 肌の老化(シミやシワが増えたり、肌のハリがなくなったりする)
  • 免疫力の低下

上記のような老化現象が見られると言われています。

そして、私たちの体をサビさせて、老化につながる原因でもある『活性酵素』を抑える働きこそが抗酸化作用。

体の中には抗酸化作用のある抗酸化酵素が備わっていますが、その量は加齢とともに現象していきます。
だからこそ、抗酸化作用をもつ食品を摂取して、不足した抗酸化作用を補っていく必要があるのです。

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抗酸化作用を多く含んだ食品とは?
では次に抗酸化作用を多く含んだ食品を紹介します。

【ビタミン類を含んだ野菜・果物】

  • ビタミンEが豊富なアボカドやナッツ類
  • ビタミンCが豊富なブロッコリーやいちご、レモン
  • ビタミンAが豊富なカボチャ

など
ビタミン類を多く含んだ野菜や果実も抗酸化作用が期待できる食品です。
とくに、色素の強い緑黄色野菜は美容や健康に良いとされています。

【ポリフェノールを含んだ食品】
ブルーベリーや緑茶、ごま、生姜、玄米、ココアに含まれている香り成分、『ポリフェノール』にも強い抗酸化作用があるとされています。

【カロテノイドを含んだ食品】
赤、黄、オレンジなどの天然色素であるカロテノイドを含んだ食品も強い抗酸化作用をもっています。
リコピンが豊富なトマト・スイカ。カプサイシンが豊富なトウガラシ・赤ピーマン等がカロテノイドを含む代表的な食品です。

全身性エリテマトーデスなど膠原病に悪いとされる食生活とは?

全身性エリテマトーデスなど、膠原病の食事療法は確立されていないものの、抗酸化作用を含んだ食品は予防や改善のために役立つのでは?と考えられています。
では逆に、悪いとされる食品・食生活にはどのようなものがあるのでしょうか?
予防・改善のために避けたい食品が体を酸化させてしまう食べ物です。

  • 食品添加物を多く含んだ加工食品(ハムやコンビニ弁当)
  • 質の悪い脂質を多く含んだマーガリンやファーストフード
  • 酸化した油を含むインスタント食品、スナック菓子

こういった食品には体を酸化させると言われています。
また、強いストレスや生活リズムの乱れも活性酵素を増やす原因に……。

規則正しい生活、食事の栄養バランスを基本とし、酸化を防ぐ生活を心がけてみましょう。

まとめ

抗酸化作用のある食品を積極的に摂取したり、疲れやストレスを溜め込みすぎない『体がサビない習慣』は、全身性エリテマトーデスなどの膠原病を予防・改善するだけでなく、さまざまな病気を予防するにも有効的とされています。
身近にある抗酸化作用を上手に取り入れてくださいね。

全身性エリテマトーデス(SLE)の治療法に関する詳しい解説はこちら

20~40代の若い女性が発症し、国の難病にも指定されている慢性・炎症性の自己免疫疾患、全身性エリテマトーデス(SLE)には、どんな治療方法があるのでしょうか?
人それぞれ、さまざまな症状が見られる全身性エリテマトーデスの治療は、患者さん一人ひとりに合った治療を行わなければなりません。
この記事では、全身性エリテマトーデス(SLE)の基本的な治療方法について紹介します。

全身性エリテマトーデス(SLE)の治療方法|治療の基本はステロイドってホント?

参考サイト:リンク1リンク2
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