• つらい生理痛が今月もやってくる…その苦痛から逃れるための解決法

    毎月訪れるひどい生理痛、体質だからと諦めていませんか?生理痛が起きるのには数々の理由があるのです。生理痛から解放されるための原因から改善方法までをご紹介します!
    1. 1. はじめに

    2. 2. 生理痛はどうして起きるの?

    3. 3. 生理痛を導く原因

    4. 4. 生理痛予防と緩和方法

    5. 5. まとめ

    はじめに

    生理痛はどうして生じるのかご存知ですか?
    わかっているようで、生理痛の知識や対策方法を理解していなく、つらい思いをしている人が多いのかもしれません。
    毎月の痛みやつらさから解放されるための手段をここにご紹介します。

    生理痛はどうして起きるの?

    生理痛とは、不要になった子宮内膜を体外に排出させる際に生じる痛みです。
    この排出を促すのに大きな役割を果たしているのと、痛みの発症源となっているのがプロスタグランジンという物質です。

    生理痛のメカニズム
    生理周期は個人差がありますが25-38日です。
    その間にはいくつかのホルモンが活動します。

    女性ホルモンの一つエストロゲン(卵胞ホルモン)というホルモンが卵を成熟させます。
    次にプロゲステロン(黄体ホルモン)というもう一種類の女性ホルモンが排卵させます。

    二つのホルモンが、赤ちゃんが育つための子宮内膜を作り上げ、妊娠を待っていますが、不要となった場合には「生理」という形で排出しなければなりません。

    この時点で、プロンスタグランジンという生理活性物質が産生され、子宮収縮活動が行われます。
    このプロンスタグランジンに、痛みを放つ作用があるため、生理痛が起きるわけです。

    生理痛って腹痛だけじゃない
    多くの方が生理痛とは腹痛のことだと思っているでしょうが、実は生理が原因で起こる辛い症状すべてを生理痛もしくは月経困難症と言います。

    • 腹痛:子宮収縮によって生じる
    • 腰痛:骨盤が開くために生じる
    • 頭痛:エストロゲンが減少し、脳の血管の伸縮によって生じる
    • 吐き気:子宮の収縮と共に胃の収縮もなされるために生じる
    • 下痢:子宮の収縮と共に腸の収縮もなされるために生じる
    • 便秘:出血することで、内臓機能が衰えるために生じる
    • めまい:自律神経が乱れて生じる
    • 眠気:上がった体温を下げようとする人間の自然な働きの副作用で生じる
    • 肌荒れ:プロゲステロンが皮脂の分泌を促進させるために生じる

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    生理痛を導く原因

    プロスタグランジンが過剰に分泌される
    子宮を収縮させて、子宮内にたまった経血を排出させる物質ですが、人によって分泌量が異なります。
    体内の血流が悪く栄養分が不足してしまうと、子宮収縮に支障を来たします。
    それを助けようとするとプロスタグランジンは人よりも多く分泌されるようになります。分泌量が多いと痛みの発信率も高まるので生理痛が増強します。

    子宮口がせまい 
    子宮の発達が未熟であると、子宮口は狭くて硬いままです。
    経血を体外へスムーズに押し出すことができないので、子宮をより一層収縮させなければならないので痛みは高まります。
    若い時期のほうが、生理痛が強いと苦しむ人が多いのは、このためです。

    体の冷え
    身体の冷えは、血液循環を悪くします。
    そのため子宮収縮に栄養が不足し、プロスタグランジンが過剰分泌してしまい生理痛が増す状況になります。

    ストレス
    ストレスが蓄積すると自律神経のバランスが崩れて、血行が悪くなったり冷え性になります。また不快な症状に対して敏感になります。

    病気による痛み
    痛みの原因となる病気を抱えていることがあります。
    痛みだけではなく生理不順や出血量の過多・過少が見られた場合には特に疑うことがよいでしょう。
    代表的な病気は、「子宮内膜症」、「子宮筋腫」です。

    生理痛予防と緩和方法

    体を冷やさない
    腹痛や腰痛がある場合は、痛みのある場所にカイロなどを当てる、身体全体を冷やさないように、保温性の高い衣服を着る、エアコンの風が直接当たらない場所で過ごすなどの工夫が必要です。

    食べ物の工夫
    バランスの良い食事が健康を維持するための絶対条件ですが、なかでも積極的に摂取した方が良い食べ物もあります。
    大豆イソフラボン、ビタミンB6、ビタミンEなどです。

    また、夏野菜は体を冷やしますので注意が必要です。
    食べ物だけではなく、飲み物でも、効果的なものがあります。
    コーヒーのカフェインも体を冷やしますので、保温効果のあるハーブティーがおすすめです。

    • 大豆イソフラボン:女性ホルモンであるエストロゲンの働きを助ける
    • ビタミンB6:女性ホルモンであるエストロゲンの代謝を促す
    • (マグロ、青魚、鶏肉、ニンニクなど)

    • ビタミンE:ホルモンの分泌を正常にする
    • (アーモンド、落花生、納豆、ゴマ)

      じゅうぶんな睡眠をとる
      睡眠不足は交感神経と副交感神経のバランスを崩します。
      また女性ホルモンの乱れも引き起こして生理痛を増強させるので、質の良いしっかりとした睡眠をとりましょう。

      適度な運動をする
      生理中の激しい運動は逆効果ですが、ゆっくりと身体を動かすような体操や軽いウォーキングは、血行を良くしますので骨盤内のうっ血を防止します。

      ピルの服用
      ピルは、生理痛に対する鎮痛剤ではありません。
      しかし、生理痛を起こす根本部分をコントロールすることによって痛みを軽減させる仕組みの物です。

      ピルは女性ホルモンを含んだ薬剤です。
      子宮内膜の産生を抑制する働きで、子宮内膜が増えないのでプロスタグランジンも増えずに生理痛が減るという仕組みです。

      薬局で購入するものではなく、医師の診断を受けて適切な使用方法で服用することになります。

      まとめ

      生理痛の大小は自分しかわからず、毎月味わわなければならなので苦痛でしかないと思われます。
      生理痛から解放されるためのポイントは、まずは基本的な健康づくりからです。
      普段の生活を見なおして、自分に合った改善方法を見つけてみてください。

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