• 妊娠中に魚を食べると抑うつ状態になりにくい? 母親約7万5千人と父親約4万人を調査、富山大

    妊娠中や出産直後に魚を多く食べると、あまり食べなかった女性と比べて抑うつ状態になりにくい可能性があると、富山大学医学部公衆衛生学講座准教授の浜崎景氏らの研究チームが「Journal of Psychiatric Research」12月15日オンライン版に発表した。

    この研究は、全国で10万組を超える親子を対象に2011年に開始されたエコチル調査(子どもの健康と環境に関する全国調査)の一環として行われたもの。
    研究チームによると、この研究は妊娠中の魚およびn-3 系多価不飽和脂肪酸(n-3 PUFA)の摂取量と抑うつ状態のなりやすさとの関係を調べた過去最大規模のものだという。

    妊娠中や産後は子どもを授かった喜び以上に、気分の落ち込みや不眠が続き、抑うつ状態になりやすいとされ、最近では産前産後の妊婦の心のケアの重要性が指摘されている。
    これまで数多くの疫学研究で魚介類やn-3 PUFAの摂取量が多いほど抑うつ状態になりにくい可能性が報告されているが、一致した見解は得られていない。

    研究チームは今回、エコチル調査に参加した子どもの父母を対象に、母親の妊娠前期と妊娠中期~後期における食事調査(父親に対しては母親の妊娠期間中に1回実施)からの魚およびn-3 PUFAの摂取量と父母の抑うつ状態との関係を調べる研究を行った。

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    解析対象とした母親は、妊娠前期が7万5,139人、妊娠中期~後期が7万9346人、産後1カ月が7万7,661人であり、父親は4万1,506人であった。
    母親と父親をそれぞれ魚の摂取量で5つの群に分けて(摂取量が「少ない」「やや少ない」「中程度」「やや多い」「多い」)、摂取量が最も少なかった群を対照として各群の抑うつ状態になるリスクを比較検討した。

    解析の結果、妊娠前期の女性では、魚の摂取量が最も少なかった群と比べて「やや少ない」群〔オッズ比0.83、95%信頼区間(CI)0.73~0.94〕と中程度に摂取する群(同0.79、0.70~0.91)で抑うつ状態になるリスクが有意に低下した。

    また、妊娠中期~後期の女性では、最も摂取量が少なかった群と比べて摂取量が多かった4つの群で抑うつ状態になるリスクが低下し、中でも「やや多い」群でリスクは29%有意に低下した〔同0.71、0.63~0.82、傾向検定でも有意な関連あり(P=0.01)〕。産後1カ月の女性では、「やや少ない」群と「中程度」群、「やや多い」群で抑うつ状態になるリスクが有意に低下した。

    さらに、父親は魚の摂取量が「少ない」群と比べて「やや多い」群で抑うつ状態になるリスクが有意に低下した。

    一方で、n-3 PUFAの摂取量については、妊娠中期~後期では摂取量が「やや少ない」から「やや多い」の3つの群で抑うつ状態になるリスクが低下し、また産後の「やや少ない」群でもリスクは低下したが、妊娠前期や父親では摂取量と抑うつリスク低減との関連は認められなかった。

    以上の結果から、研究チームは「妊娠中~産後の魚の摂取量は母親の抑うつ状態の程度と関連する可能性があり、父親でも同様の傾向がみられることが分かった。

    一方で、n-3 PUFAの摂取量については、抑うつ状態との関連は魚の摂取量よりも弱まることも示された」と結論づける一方で、今回の研究結果はあくまでこれらの関連性を示したに過ぎず、魚をより多く食べる人は一般的に健康意識が高く、そうした要因が結果に影響を及ぼした可能性も否定できないと指摘している。

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    HealthDay News 2018年1月22日
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  • 妊娠中のアセトアミノフェンが児の言語発達に影響か

    妊娠初期に解熱鎮痛薬のアセトアミノフェンを使用すると、生まれてくる子どもの言語発達が遅れる可能性があることを示唆する研究結果が「European Psychiatry」1月10日オンライン版に掲載された。

    ただ、こうした関連は女児のみに認められ、男児では母親が妊娠中に同薬を使用しても言語発達遅滞リスクの上昇は認められなかったという。

    この研究は米マウントサイナイ・アイカーン医科大学のShanna Swan氏らが実施したもの。スウェーデンのコホート研究に妊娠8~13週で登録された女性754人を対象に、妊娠してから研究登録時までのアセトアミノフェンの使用と、生まれてきた子どもの2歳6カ月時の言語発達との関連について検討した。

    対象者の59.2%に妊娠してから研究登録時までにアセトアミノフェンを使用した経験があり、尿検査でもアセトアミノフェンが検出されていた。
    一方、看護師と親の評価に基づくと、2歳6カ月の時点で女児の4%、男児の13%に言語発達遅滞(発話語数が50語以下と定義)が認められた。

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    解析の結果、妊娠8~13週までにアセトアミノフェンを使用した母親から生まれた女児では、2歳6カ月時の言語発達遅滞リスクが高かった。
    特に妊娠8~13週までに6錠以上のアセトアミノフェンを使用したと報告した母親から生まれた女児では、同薬を使用しなかった母親から生まれた女児と比べて同リスクは5.9倍と高かった。

    この研究結果について、専門家らはアセトアミノフェンが子どもの言語発達遅滞の原因になることを示したものではない点を強調しながらも、「妊娠中のアセトアミノフェンの使用は、どうしても必要な場合にとどめておくべき」との見解を示している。

    今回の研究には関与していない米カリフォルニア大学サンディエゴ校教授のChristina Chambers氏によると、アセトアミノフェンは長年にわたって完全に安全な薬だと考えられてきたため、妊婦のほぼ2人に1人はアセトアミノフェンを使用しているのが実態だという。 

    妊娠中に痛みの緩和や解熱のために使用できる薬剤の選択肢が限られており、アセトアミノフェンに代わる薬剤がないことも、多くの妊婦がアセトアミノフェンに頼らざるを得ない要因の一つだ。
    解熱鎮痛薬にはアセトアミノフェンのほか、アスピリンやイブプロフェン、ナプロキセンなどのNSAIDがあるが、催奇形性情報提供団体(OTIS)によると、妊娠中、特に妊娠後期のNSAID使用にはリスクがあるとされている。

    ただし、Chambers氏は今回の研究について(1)アセトアミノフェンの市販薬を使用した時期や頻度のデータは女性の記憶に基づいているため信頼性が低い(2)アセトアミノフェンを必要とした女性にはもともと重症あるいは慢性的な疾患があった可能性があるが、その影響については考慮されていない―といった限界があることを指摘し、「結果は慎重に解釈すべきだ」と強調している。

    一方、今回の研究を率いたSwan氏は「妊娠中のアセトアミノフェン使用に関連したリスクのエビデンスは増えてきている」と説明。
    一例として、妊娠中に1カ月以上にわたって同薬を使用することで出生児のADHDリスクが上昇するとの報告もあると紹介している。
    その上で、同氏は「妊娠中にアセトアミノフェンを使用する場合は医師に相談し、医学的に妥当とされる場合に限り服用することが重要だ」と助言している。

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    HealthDay News 2018年1月10日
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  • 安静時エネルギー消費量が糖尿病妊婦の栄養療法の指標となる可能性 岡山大グループ

    耐糖能が正常な日本人の妊婦は妊娠後期になると安静時エネルギー消費量(resting energy expenditure;REE)が増えるが、糖尿病のある妊婦では血糖コントロールによりこのREEの増加が抑えられている可能性のあることが、岡山大学大学院産科・婦人科学教室の衛藤英理子氏と増山寿氏(教授)らの研究グループの検討で分かった。

    REEは除脂肪量(fat-free mass)と強く相関することから、これらは糖尿病のある妊婦において医学的な栄養療法の指標となる可能性があるとしている。
    詳細は「Journal of Diabetes Investigation」2017年12月27日オンライン版に掲載された。

    厚生労働省は、妊婦の耐糖能が正常な場合には妊娠週数が経過するに伴って摂取エネルギー量を増やすことを推奨しているが、糖尿病のある妊婦にもこの推奨が当てはまるかどうかは結論に至っていない。

    研究グループは今回、1日の消費エネルギーの70%を占め、妊娠後期になると最大で20%増加するREEと、REEとの相関が報告されている除脂肪量に着目。
    2013年7月~2017年6月に、同大学病院で妊娠22週以降に単胎出産した妊婦144人を耐糖能異常の有無で分けて、妊娠前期および中期、後期、産後4~5週の時点に測定したREEと身体組成を比較検討した。

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    対象とした妊婦のうち103人は耐糖能が正常で、41人が糖尿病患者であった(うち妊娠糖尿病が27人、妊娠中の明らかな糖尿病が3人、1型糖尿病が6人、2型糖尿病が5人)。

    解析の結果、耐糖能が正常な妊婦では、REEは妊娠前期(1,461±215 kcal/日)と妊娠中期(1,491±219 kcal/日)、産後(1,419±254 kcal/日)と比べて妊娠後期(1,644±234 kcal/日)で有意に増加した。

    一方で、糖尿病のある妊婦では妊娠前期~後期、産後にかけてREEに有意な変化はみられなかった(各REEは1,568±404 kcal/日、1,710±251 kcal/日、1,716±251 kcal/日、1,567±249 kcal/日)。

    また、血糖コントロールが不良な妊婦と比べて、血糖コントロールが良好な妊婦では妊娠期間を通してREEは低値を示した。
    さらに、糖尿病の有無にかかわらず、除脂肪量はREEと密接な相関関係を示した。

    以上の結果から、研究グループは「糖尿病のある妊婦では、糖尿病治療により良好な血糖コントロールが得られたことで妊娠後期のREEの増加が抑えられた可能性がある。
    除脂肪量はREEと強く相関することから、これらは糖尿病のある妊婦において栄養療法の指標となる可能性がある」と結論づけている。

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  • もう少しで出産!妊娠後期に気をつけたい食事と体重管理

    妊娠後期について

    妊娠後期になると、いよいよ出産に向けて心も身体も準備態勢に入ってきます。そんな時期に特に重要になってくるのが食事と体重管理。この2つは密接な関係にあり、お産がスムーズに進行するかのカギを握ってきます。上手な食事と体重管理の方法をお教えします。
    1. 1.はじめに
    2. 2.妊娠後期とは
    3. 3.妊娠後期に起こる変化
    4. 4.妊娠後期に必要な栄養素
    5. 5.妊娠後期の体重と食事の管理
    6. 6.妊娠後期におすすめのレシピ
    7. 7.まとめ

    はじめに

    妊娠初期、妊娠中期を超え妊娠後期になるといよいよ出産への期間が短くなります。
    この記事では妊娠後期の食事と体重管理の方法についてまとめました。

    妊娠後期とは

    妊娠後期とは、妊娠37週0日から妊娠39週6日目までを言います。

    この時期は臨月とも呼ばれ、出産に向けて母子ともに様々な変化が訪れます。

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    妊娠後期に起こる変化

    妊娠後期になると、赤ちゃんの体はどんどん大きくなります。

    すると胃や腸、膀胱が子宮によって圧迫されてくるようになり、お母さんの体に様々な不調が現れてくるのです。

    例えば、

    • 胃が圧迫されるのであまり食べられない、胃もたれや胸やけがする
    • 腸の圧迫によって便秘がちになる
    • 膀胱が圧迫されるので頻尿になる、尿漏れをする

    などです。

    さらに、骨盤が開いてくることによって、腰痛や恥骨部痛などといった体の痛みを覚える人もいます。

    そのほか、むくみや多汗なども頻繁にみられる症状です。
    また、貧血や糖尿などに特に注意が必要となるのも後期の特徴です。

    妊娠後期に必要な栄養素

    妊娠後期になると、体は出産モードになるため、水分や脂肪分をため込みやすくなります。
    さらに、赤ちゃんに必要となるカルシウムや鉄分が不足しがちです。

    妊娠後期に摂取したい栄養素についてまとめました。

    たんぱく質
    たんぱく質は筋肉のもとになります。
    安産のためには、十分な筋肉がついていることが望まれます。
    運動の効果を最大限に引き出すためにも、良質なたんぱく質を摂取しましょう。

    鉄分
    妊娠中は鉄欠乏性の貧血が起こりやすくなります。
    血液中の鉄分は、酸素の運搬という非常に重要な役目を持っています。
    鉄分の不足は、お母さんにも赤ちゃんにも十分な酸素や栄養が行き届かなくなることを意味しているのです。

    女性は妊娠していない時から鉄分が不足傾向にあります。妊娠中の貧血は、産後の回復にも大きく関係してきますから、かなり意識的に鉄分をとる必要があります。

    食物繊維
    便秘に効果が期待できるといえば食物繊維があると思います。
    ですが、食物繊維には2種類あることをご存知でしたか?
    ひとつは不溶性食物繊維。もうひとつは水溶性食物繊維です。
    不溶性食物繊維は、いわゆる食物繊維のことで、便のカサを増やしてくれます。

    一方、水溶性食物繊維は、便を柔らかくして動きをスムーズにしてくれます。
    妊娠後期の便秘の原因は、腸の動きが妨げられることにあります。
    ですから、この時期に摂取する必要があるのは水溶性食物繊維です。
    不溶性食物繊維を摂ってしまうと、逆に便秘が悪化する可能性があるのでご注意を。

    カルシウムとビタミンD
    カルシウムは骨を作るだけではありません。じつは血液凝固に欠かせない成分です。
    妊娠中に不足したカルシウムは、骨から溶け出して体内に補充されます。つまり、カルシウムの不足によって骨や歯がもろくなってしまう恐れがあります。
    さらに、カルシウム不足によって止血しにくい状態になりますから、お産の時の大量出血につながりかねません。
    そのように重要な役目を持つカルシウムですが、難点として「体内に吸収されにくい」ことがあげられます。
    カルシウム単体で摂取しても、ほとんどが体外に排出されてしまうのです。
    カルシウムが効率的に吸収されるためにはビタミンDも同時に摂取する必要があります。

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    妊娠後期の体重と食事の管理

    妊娠後期に必要な栄養素について触れてきました。
    それでは次に、過剰摂取に注意したい栄養素についてお話します。

    これは体重管理とも深い関係がありますので、あわせてお読みください。
    妊娠後期になると体重は一気に増えだす
    妊娠後期になると、体重が一気に増加し始めます。

    当然、赤ちゃんや羊水・胎盤などの重さも増えるのですが、それ以上にお母さん自身が増えすぎていないかの注意が必要です。

    お母さん側の原因としてあげられるのが、糖分や脂肪分の過剰摂取とむくみです。

    妊娠後期になると、無性に甘いものを食べたくなる人が多いようです。
    出産や育児に備えての本能的なものなのでしょうが、産道に脂肪がつきすぎてしまうことはお産のリスクにしかなりません。
    脂肪によって産道が狭くなり、赤ちゃんがスムーズに通り抜けることができなくなってしまうからです。

    もう一つの要因であるむくみですが、特に後期では下半身に顕著に現れます。
    その理由は、大きくなった子宮が足の付け根の欠陥を圧迫することにあります。それによって、下半身から心臓まで血液が戻りにくくなります。
    これが後期のむくみの原因です。

    下半身のむくみによって、老廃物を含んだ血液が腎臓まで十分に届きませんから、妊娠高血圧症などの原因となることもあるのです。
    妊娠後期に摂りすぎないようにしたい栄養素
    妊娠後期の体重管理のために避けたい栄養素はずばり3つ。
    糖分と脂肪分、そして塩分です。

    理由は先に述べたとおり。
    甘いものの中には脂肪分があまり含まれていないものもありますが、糖質も摂りすぎれば脂肪に代わります。

    さらに、塩分の過剰摂取は余計に体に水分をため込もうとしますから、むくみの原因となります。
    調味料や風味、うま味などを利用しながら、甘いものや塩辛いものの摂りすぎに注意してください。

    定期的な運動を
    体重管理のポイントとして、食事のほかにも運動があります。
    特に、妊娠後期の運動はメリットばかり。

    • 出産に向けた柔軟な筋肉を作る
    • 摂りすぎたエネルギーを消費する
    • 心肺機能の強化
    • 主に股関節を柔らかくする
    • 腰痛などの予防や改善
    • 血流が促進されるのでむくみの軽減

    運動は、妊娠後期に起こりがちなトラブルを防ぐだけでなく、安産に向けた体を作る効果も持っているのです。

    とはいえ、大きなおなかでの無理な運動は危険です。妊娠後期に適している運動は、ウォーキングやストレッチ、マタニティヨガ、温水プールなどです。

    ただし、不安定な動作や腹圧のかかる動作は行わないように注意してください。
    また、おなかの張りを感じたらすぐに中止しましょう。

    妊娠後期におすすめのレシピ

    妊娠後期の栄養で積極的に摂取したいものは

    • たんぱく質
    • 鉄分
    • 水溶性食物繊維
    • カルシウム
    • ビタミンD

    一方、控えたいものは

    • 糖分
    • 脂肪分
    • 塩分

    これらを考慮に入れながら、妊娠後期にお勧めのレシピを紹介します。
    鮭も入ったクラムチャウダー
    アサリと牛乳で作るあったかスープがクラムチャウダーです。そこに鮭の切り身を追加すると、これだけの栄養摂取が可能となります。

    • カルシウム
    • 鉄分
    • ビタミンD
    • たんぱく質

    さらに、アサリのうまみで減塩も可能。
    牛乳を低脂肪乳に変えることで脂肪分の摂取量も減らすことができます。

    クラムチャウダーの作り方はとっても簡単です。

    • 野菜とアサリ、鮭をバターで炒める
    • 少量ずつ小麦粉を加える
    • 水を足して煮込む
    • 最後に牛乳を入れてとろみがつくまで加熱

    アサリは殻付きのもののほうが「だし」が出るのでおススメです。
    しらすとオクラ・長いものサラダ
    しらすにはカルシウムがたっぷりです。
    さらにビタミンDも豊富なので、貧血対策にはもってこいの食材といえます。

    そしてオクラと長いもですが、この二つの食材に共通するのがネバネバ。これが水溶性食物繊維です。

    貧血と便秘解消効果が期待できるのがこのレシピです。

    手順もいたって簡単。

    • 長いもと茹でたオクラを食べやすい大きさに切る
    • しらすと和える
    • 刻みのりや鰹節をちらす

    ただし、しらすには塩分が含まれています。
    刻みのりや鰹節などのトッピングで風味を出し、ドレッシングや調味料は最小限に抑えましょう。
    甘いものが食べたくなったら
    たっぷりの生クリームやチョコレートが不意に食べたくなる事があると思いますが
    そんな時に代用できるのがヨーグルトとココアです。

    ヨーグルトを水切りすると、もったりとした濃厚な食感に変わります。程よく酸味も抜けるので、まるでクリームを口に入れている感じが味わえます。
    低脂肪のヨーグルトを使えば、カルシウムとたんぱく質も同時摂取できます。

    そしてお次はココア。
    基本的にチョコレートとココアは同じものからできています。
    バナナにココアパウダーを振りかけるだけでも立派なスイーツの完成です。
    その際、バナナはシュガースポットのある完熟したものがおススメで
    バナナにはカリウムが豊富なので、むくみの軽減効果も持っています。

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    まとめ

    いかがでしたか?

    妊娠中の栄養管理の重要性やポイントはご参考になりましたでしょうか?
    食事と運動を効果的に組み合わせながら、栄養管理と体重管理を行いましょう。
    しかし何事も、過ぎたるは及ばざるがごとし。
    ストレスや危険のない範囲で楽しみながら、残り少なくなってきたマタニティライフを満喫しましょう。

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  • 増えすぎても増えなくても不安!妊娠後期の体重管理方法

    妊娠後期の理想的な体重増加について

    妊娠後期に入れば出産ももう間近。頑張ってきた体重管理もゴールは目前です。ところが、妊娠後期の体重コントロールは思いのほか難しいもの。後期における理想的な体重増加量の目安と、上手な体重管理のコツをお教えします。

    赤ちゃんとの対面までもう少し。最後まで気を抜かずに体重を管理していきましょう。

    1. 1.妊娠後期の理想的な体重増加ペース
    2. 2.妊娠後期に体重が急増する場合の理由
    3. 3.妊娠後期に体重が増えない場合の理由
    4. 4.体重を管理するための運動
    5. 5.体重を管理するための食事
    6. 6.体重管理は食事と運動の両面から

    妊娠後期の理想的な体重増加ペース

    妊娠中の体重増加量の目安は、妊娠前の体重によって異なってきます。
    まずは妊娠期間トータルでの体重増加量の目安を把握しましょう。

    妊娠期間中の体重増加量の目安
    妊娠期間を通しての体重増加量は、もともとのお母さんのBMIによって変わってきます。

    ・BMI18.5未満(痩せ気味):10~12キロ
    ・BMI18.5~25未満(標準):7~10キロ
    ・BMI25以上(太り気味):5~7キロ

    特にBMIが25以上のお母さんの場合、基本的には医師と相談しながら個別判断となります。最終的にはBMIが28を超えないような体重コントロールが必要です。

    妊娠後期の理想的な体重増加量のペース
    妊娠後期では、週に1回の妊婦健診を行います。そこで、1週間ごとの体重増加量を知っておくことで、増えすぎなのか増えなさすぎなのかを把握する目安になります。
    妊娠後期における1週間の体重増加量の目安も、BMIによって異なります。

    ・BMI18.5未満(痩せ気味):0.3~0.5キロ
    ・BMI18.5~25未満(標準):0.3~0.5キロ
    ・BMI25以上(太り気味):個別対応

    この数値は、あくまでも妊娠中期までの体重管理が順調であった場合の目安です。
    後期に入る前に、著しく増えすぎたり、増えなさすぎたりした場合は、医師と相談しながら体重管理を行っていきます。

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    妊娠後期に体重が急増する場合の理由

    妊娠後期に体重が急増してしまった場合、その原因はどこにあるのでしょう?
    考えられる要因と、その理由について解説します。

    1.食べすぎ
    妊娠後期になると、特に食欲が増してきます。これは、出産や産後の育児に備えた自然な現象です。
    食欲のままに食べていると、どうしてもカロリーオーバーになってしまいます。
    確かに、ある程度は体重を増やしてく必要があります。体力不足で難産になったり、産後の肥立ちに影響する可能性があるからです。
    しかし、食事内容にも十分に気を使い、糖質や脂質の摂りすぎにならないようにしなくてはなりません。

    2.運動不足
    お腹が大きくなるにつれて、動くことが大変になってきますよね。腰痛や恥骨痛などのトラブルもある場合はなおさらです。
    体を動かす機会が不足してしまうと、摂取カロリーと消費カロリーのバランスが崩れてしまいます。
    特に食べ過ぎているわけではないのに体重が増加してしまう場合、運動不足が考えられます。

    3.便秘
    妊娠後期には子宮が腸を圧迫するため、便秘になりやすくなります。
    体重は脂肪のみが原因で増えるのではありません。
    腸の中に溜まった便の重さが体重に反映していることも十分にあり得ます。

    4.むくみ
    定期健診では、むくみの程度も調べていますね。足を指で押される検査です。
    むくみとは、体の中に余分な水分がたまっている状態を言います。
    当然、むくみによる水分が体重の増加に反映されます。

    5.羊水過多
    羊水の量は、妊娠中期の終わりごろにピークを迎え、後期に入ると徐々に減少していきます。
    羊水の量が800mlを超えている場合を羊水過多と言います。様々な要因が影響していますが、お母さんが妊娠糖尿病である場合、羊水過多になりやすいと考えられています。
    羊水の量には個人差がありますが、多すぎる場合はその分、体重が増えることになります。

    6.巨大児
    巨大児とは、出生時体重が4000グラムを超えている赤ちゃんを言います。大きく育った赤ちゃんは喜ばしい半面、難産になったり、出産直後にトラブルになる可能性があります。
    巨大児には、お父さんかお母さんのどちらかが大きいなどという遺伝的なものと、妊娠糖尿病を原因とする病的なものがあります。
    特に、妊娠糖尿病がもとで赤ちゃんが大きくなったことが考えられる場合、出生直後の赤ちゃんに低血糖症状が現れるリスクがあります。

    妊娠後期に体重が増えない場合の理由

    増えすぎても困りますが、逆に体重増加が少なすぎる場合も不安になりますよね。
    体重が増えない要因とその理由についても考えてみましょう。

    1.摂取カロリー不足
    医師や看護師、助産師などから、「体重!体重!」と耳にタコができるくらい聞かされた経験をしているお母さんは少なくないですよね。
    体重を増やさないことに意識が行くあまり、本来摂取しなければいけない栄養素が不足してしまうこともあります。

    2.食欲不振
    妊娠後期には、子宮が胃や腸を圧迫します。
    その結果、胸やけや消化不良、便秘などが起こり食欲自体が低下してしまうことがあるのです。
    食欲がわかないことから自然と食事量が減ってしまい、カロリー不足になってしまいます。

    3.胎児発育不全
    何らかの要因で、赤ちゃん自体の発育が十分でない場合があります。
    赤ちゃんが小さく発育が遅い場合、本来増えるはずの赤ちゃんの重さがプラスされないことが原因です。

    4.羊水過少
    羊水の量が極端に少ない場合も、羊水量が体重に足されなくなるため、体重増加が鈍くなります。

    特に、羊水量が100ml以下の場合は羊水過少という病的な状態です。羊水は赤ちゃんにとってクッションとしての役目のみならず、運動や呼吸の練習をする大切なもの。
    羊水が少ない場合は、胎児機能不全に陥るリスクも想定されます。

    5.ストレスや妊娠中のダイエット
    妊娠中の体系変化に対してコンプレックスや嫌悪感を抱いてしまうお母さんも存在します。そのような場合、体重が増えたり体系が変化しないようにダイエットを行うケースもあるのです。
    また、多くのストレスを抱えている場合も食欲不振などを招き、体重を十分に増やすことが出来なくなってしまいます。

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    体重を管理するための運動

    体重管理には、食事と運動を上手に組み合わせることが必要です。
    まずは運動による体重管理の方法のコツをお教えします。

    有酸素運動で余分なカロリーを消費
    妊娠中の体重管理にぴったりなのが有酸素運動です。
    有酸素運動は激しい動きは少ないため、お腹への衝撃もほとんどありません。また、脂肪燃焼にも最も効果的なのが有酸素運動なのです。
    ウォーキングやマタニティビクスなどがおススメです。
    週に2~3回程度、1回30分程度を目安に行いましょう。

    ストレッチやヨガ、体操などで筋肉の強化
    筋肉が増えると基礎代謝が上昇します。つまり、ただ息をしているだけでも消費カロリーが増えるのです。また、筋肉をつけておくことで出産や育児などにも大きなメリットがあります。

    ストレッチやヨガ、妊婦体操を定期的に行い、適度な筋肉をつけましょう。ただし、腹圧をかけるような動作は厳禁です。

    体重を管理するための食事

    運動だけでは体重管理は上手くいきません。
    特に食事は、体重管理だけでなく、お母さんと赤ちゃんの健康にも影響してくる大切な要素となります。
    妊娠後期の体重管理を食事面から見ていきます。

    体重が増加しすぎの場合の食事のコツ
    体重オーバーの原因を食事から見た場合、次の要素が考えられます。

    ・糖分オーバー
    ・脂肪分オーバー
    ・塩分オーバー
    ・食物繊維不足

    これらを解消することで、体重増加のペースを穏やかにしてくれます。
    昔ながらの薄味の和食が一番健康的な食事であると言えるでしょう。
    さらに、よく噛むことも重要です。噛むことによって、脳の満腹中枢が刺激されます。その結果、食べすぎを防いでくれるのです。消化にも良いですから、食事の際はぜひ意識して噛んでみてください。

    体重が増えない場合の食事のコツ
    体重が増えない場合を食からアプローチすると、「食べたくても食べられない」ケースと「食べたくない」ケースが考えられます。
    まずは前者から。
    「一度に1食分食べる」「1日3食」という考えを捨てましょう。少量ずつでもよいので、食べられそうなときに少しずつ栄養補給をしていきます。

    そして問題は後者です。
    食べたくない原因を見つけ、それを解消しなければいけません。
    女性ですから、太ることに抵抗感を覚えるのは当たり前です。しかし、今はあなただけの体ではないのです。お母さんの食事は赤ちゃんのための食事でもあります。
    たとえ妊娠中に一時的に体重が増加しても、産後に体重を戻すことは可能です。今は少しだけダイエットをお休みしてみませんか?
    そしてストレスなどが原因の場合。
    まずは自分のことを最優先で考えましょう。それが赤ちゃんのためになるベストな行動なのです。わがままになるくらいで調度いいかもしれません。

    体重管理は食事と運動の両面から

    出産までもう少しとなった妊娠後期。体重管理のゴールも目前です。
    上手な体重管理は食事と運動の両面からアプローチすることが欠かせません。
    体重コントロールに問題がある場合、無理のない範囲で少しずつ生活スタイルの見直しを行ってみてください。

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  • 妊活には欠かせない基礎体温のチェック!基礎体温と排卵日との関係とは?

    基礎体温について

    基礎体温を付けていますか?手軽に妊娠や排卵状態を知ることができる方法が基礎体温の測定です。そもそも基礎体温とはなんなのでしょう?基礎体温と妊娠や排卵日の関係について解説します。正しい基礎体温の知識を身に付けて、妊活に役立てましょう。
    1. 1.基礎体温とは
    2. 2.妊娠しやすい時期とは
    3. 3.基礎体温と排卵日の関係
    4. 4.基礎体温の計り方
    5. 5.基礎体温の安定のさせ方
    6. 6.基礎体温は継続してこそ意味がある

    基礎体温とは

    基礎体温と通常の体温の違い
    毎日の健康管理や、発熱時などには熱を測りますよね。いわゆる体温と基礎体温には違いがあります。
    基礎体温とは、女性特有のホルモンバランスの変化によっておこる微小な体温変化のサイクルのことを言います。女性の体は、排卵と月経を堺にして周期的に高温と低温を繰り返しているのです。

    女性ホルモンの影響で、体温が周期的に変わる
    女性ホルモンは大きく分けて2種類存在しています。
    月経から排卵までの期間に分泌されるのがエストロゲンです。
    エストロゲンには卵子を育てる働きがあり、排卵を促します。

    一方、排卵を堺にして、エストロゲンの分泌相は減少し、かわりにプロゲステロンというホルモンが分泌されるようになります。
    プロゲステロンの役割は、妊娠しやすい体を作ることです。子宮内膜を厚くしたり、脂肪をつけやすくしたり、出産に向けての準備をするためのホルモンと言えます。
    この2種類のホルモンの分泌量の違いによって、基礎体温に変化が現れるのです。

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    妊娠しやすい時期とは

    女性の体が妊娠できる時期は非常に限られています。
    月経サイクルから見ると、妊娠が成立しやすい時期はどの程度の期間なのでしょうか?

    卵子と精子の生きられる期間
    卵子と精子には生きられる期間に違いがあります。その日数の違いを見てみましょう。
    卵子が十分に成長すると、卵巣から飛び出してきます。これが排卵です。
    排卵が起こる日を排卵日と呼んでいます。
    排卵した卵子は、卵管を通りながら子宮までやってきます。卵子が生きていられる期間はこのごくわずかな期間に限られるのです。
    卵子の寿命は、日数にしておよそ1日という非常に短い期間なのです。
    一方、卵子と比較すると精子の寿命はやや長くなっています。
    平均で数日間、長くても1週間程度です。

    妊娠が成立できる期間は非常に短い
    妊娠が成立するためには、卵子の寿命である1日の間に精子と出会わなければなりません。
    しかし、まる1日間卵子が元気な状態であるわけではありません。卵子が元気でいられる期間は排卵からおよそ半日程度。その間に精子と出会うことが妊娠成立のポイントなのです。これは精子にも当てはまります。精子が元気に活動できる期間はおよそ1~2日間。
    妊娠しやすい期間はこんなにも短いのです。

    基礎体温と排卵日の関係

    基礎体温を測定して記録をつけていくと、排卵日が把握できるようになります。
    排卵日と基礎体温には密接な関係があるためです。

    基礎体温を付けると排卵日がわかる
    妊娠の可能性を高めるためには、排卵日を正確に把握する必要があることがご理解いただけたと思います。
    そのための方法の一つが基礎体温の記録です。
    排卵日になると基礎体温は一気に低下しますから、そのタイミングを逃さないようにすることが大切です。

    排卵を堺に体温に変化が現れる
    エストロゲンが分泌されている期間(=排卵前)は基礎体温は低温となり、排卵当日に一気に下降します。その後、プロゲステロン優位の時期になると、基礎体温は高温になります。
    妊娠が成立すると月経予定日でも高温期が続きます。
    妊娠が成立せず生理が訪れると体温は低温期に戻ります。

    基礎体温の計り方

    基礎体温には厳密な測定方法があります。
    微小な体温変化をとらえる必要があるため、正しく測定しなければ意味がありません。
    基礎体温の測り方を知っておきましょう。

    基礎体温専用の婦人体温計が必要
    まず、基礎体温の測定は通常の体温計では行えません。
    普段使用する体温計は小数点第1位までしか表示されませんよね。しかし、これではホルモンによる体温変化を捉えることができないのです。
    基礎体温を測定するためには、専用の婦人体温計を使用します。婦人用体温計には小数点第2位までが表示されるようになっています。
    基礎体温は、この小数点第2位の変動を見ていくことが重要になってくるからです。

    基礎体温の正しい測り方
    基礎体温は測定方法が厳密に決められています。

    1.測定は朝目が覚めたらすぐに行う。時刻はできるだけ同じにすること
    2.ベッドから出たりトイレに行ったりしない状態で測る
    3.体温計はベロの下(舌下体温)で測定する

    基礎体温の測定で重要となってくるのは、朝一番の体温をとらえることにあります。
    トイレに行ったり、ベッドから出たりすると、体温に変化が生じてしまいます。そのため、布団の中にいる状態で、目が覚めたらすぐ測定する必要があるのです。

    また、人間の体温は1日のうちでも時間帯によって変動しています。測定時刻を同じにしなければ、体温の上下を把握することができません。
    通常、体温はわきの下で測りますよね。しかし、基礎体温ではベロの下で測ります。その理由は、体の外側(皮膚)よりも、体の内側のほうが正確な体温となるためです。
    基礎体温を測るのは最初のうちは面倒かもしれませんが、継続してこそ意味をもってくるのです。

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    基礎体温の安定のさせ方

    基礎体温はホルモンバランスによって変動します。
    ホルモンバランスが乱れている人は、基礎体温がきれいな2層に分かれなかったり、排卵日がわからなかったりします。
    基礎体温を安定させるコツとはなんでしょう?

    女性ホルモンを安定させる
    妊娠しやすい体を作るためには、女性ホルモンが正常に分泌される必要があります。
    女性ホルモンはストレスや食生活、疲労などによって簡単に影響を受けてしまいます。
    その結果、規則正しい排卵が起こらなくなることもあるのです。
    ホルモンバランスを整えるための工夫としてこんなことがあります。

    規則正しい生活
    女性ホルモンは卵巣から分泌されますが、卵巣に対してホルモンを分泌させるように命令を出しているのは脳です。
    ホルモン分泌を司っている脳の部分は、睡眠や体温など、その他の生命維持に関することも調整しています。
    規則正しい生活を送ることで、自然とホルモンバランスも整ってくるのです。

    ストレスをためない
    妊娠をあせるあまり、それ自体がストレスになってしまっている場合もあります。
    そのほか、仕事や人間関係など、現代はストレスであふれていますよね。

    ストレスを避けることは難しくても、ストレスをためないように心がけましょう。

    体を冷やさない
    体が冷えると血流が悪くなります。すると、卵巣や子宮を含めた内臓全体に十分な血液が供給されません。つまり、冷えは内臓の機能低下を招いてしまうのです。
    特に卵巣や子宮の機能が十分でないと、元気な卵子が育たなかったり、受精しても着床しにくくなったりします。
    冷えは万病の素と言いますが、まさにその通りなのです。

    大豆製品を摂る
    イソフラボンという言葉を耳にしたことがある人は多いことでしょう。
    イソフラボンとは女性ホルモンと非常によく似た成分です。イソフラボンを摂取することで、女性ホルモンと同じような働きをしてくれます。
    イソフラボンは主に大豆製品に豊富に含まれています。
    ホルモンバランスの乱れを感じる人は、大豆製品の摂取を心がけてみてください。

    基礎体温は継続してこそ意味がある

    基礎体温を測る重要性をご理解いただけましたか?
    基礎体温は1か月を1サイクルとしますが、最低でも数か月は続ける必要があります。
    長期間の記録を見ることで、自分の平均的な月経サイクルを把握することができるからです。
    ちょっと面倒かもしれませんが、気長に続けてみましょう。

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  • 妊娠中期のトラブル、出血の原因と対処法

    妊娠中期の出血について

    妊娠中期は安定期とも呼ばれていますよね。そんな時期に出血が見られると不安になってしまうのも頷ける話です。妊娠中期の出血には、様々な原因が考えられます。心配いらないものから、急を要する病的なものまで。出血が起こる原因から対処法まで解説します。
    1. 1.妊娠中期の出血の種類と特徴
    2. 2.妊娠中期の出血の原因
    3. 3.出血したときの対処法
    4. 4.まずは冷静に!

    妊娠中期の出血の種類と特徴

    妊娠中期は安定期とも呼ばれ、妊娠期間中で最も母子の状態が安定している時期です。
    安定期という言葉によって、お母さんもついつい安心しがちになります。
    そのため妊娠中期に出血が起こると、お母さんも周囲もパニック状態に…
    まずは冷静に出血の状態を観察し、急を要する状態なのか、様子見でも大丈夫なのかを見極めましょう。

    チェックしたい情報
    出血が起こったときには、まず一番大切なのは落ち着くことです。
    医師は出血の現場を見ていません。
    お母さんが正確に状況を把握し、医師にできるだけ多くの情報を伝えられるようにしてください。
    出血がみられた際にチェックしておきたいのはこんな情報です。

    出血量:どの程度の出血量があったか(生理〇日目くらいなど、具体的に)
    色:真っ赤な鮮血なのか、茶色っぽいのか
    血液の状態:サラサラなのか、血の塊はあるか、おりもののように粘調なのか
    期間:出血はいつ起こったか、今も続いているか、出血量は増えているか、変わらないか、減ってきたか
    随伴症状:出血以外の症状があるか(腹痛や頭痛、めまいなど、気になることは何でも)

    これらの情報をメモしておくと、受診の際に大変有力な情報となります。

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    急を要するもの
    至急、受診が必要となる出血の特徴はこのようなものがあります。

    • 生理よりも出血量が多い
    • 腹痛も伴う
    • 血の塊などが混じっている
    • 真っ赤な鮮血
    • 出血がおさまらない
    • 出血量がどんどん増えていく
    • 子宮がギューッと収縮するような感じがする

    これらはみな流産や早産、胎盤がはがれかけているなどが起こり始めている兆候です。

    赤ちゃんだけでなくお母さん自身も危険な状態の恐れもありますから、すぐに受診をしましょう。

    様子見で大丈夫なもの
    妊娠中の出血はそれほど珍しいことではありません。
    とりあえずは様子見でも大丈夫な状況は次のような場合です。

    • 出血量が少量
    • すぐに出血がとまった
    • 腹痛がないあってもごくわずか
    • 茶色のおりもののような出血
    • 生理用品などが必要ない程度の出血
    • 出血量が増えていかない

    このような場合は、ひとまず安静にして様子を見ましょう。
    徐々に出血量が増えて行ったり、腹痛が強くなってきたりしたら、かかりつけの産科に連絡して指示を仰ぎます。
    その時のためにも、出血に関する情報を記録しておくのを忘れないでください。

    妊娠中期の出血の原因

    妊娠中期に起こる出血の多くは一時的なもので問題ない場合がほとんどです。
    しかし中には急を要する出血の場合もありますよね。そんな時に考えられる原因にはこのようなものがあります。

    切迫流産・切迫早産
    切迫流産・切迫早産とは、赤ちゃんが流産や早産をしかかっている状態のことを言います。
    妊娠22週未満で起こるのが切迫流産、妊娠22週以降~妊娠37週未満で起こるのが切迫早産です。
    切迫流産や切迫早産では、まだ赤ちゃんをつなぎとめる可能性が残されています。早急に適切な処置を行うことが何より大切です。
    速やかな受診が欠かせません。

    前置胎盤・低置胎盤
    通常、胎盤は子宮の上側~側面に作られます。しかし、なかには正常な位置ではないところに胎盤が形成されてしまう場合もあるのです。
    子宮口をふさぐような位置に胎盤が形成されてしまうことを「前置胎盤(ぜんちたいばん)」と言い、子宮口にはかかっていなくても、かなり近い位置に胎盤が作られている状態を「低置胎盤(ていちたいばん)」と呼んでいます。
    このような位置の胎盤は、妊娠中期以降に子宮が大きくなっていくにつれて、子宮からはがれやすくなります。その結果、出血が起こるのです。
    一時的なものの場合もありますが、切迫流産や切迫早産、これから紹介する胎盤剥離につながる恐れがあります。

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    早期胎盤剥離
    早期胎盤剥離(そうきたいばんはくり)とは、赤ちゃんが産まれる前に胎盤がはがれてきてしまうことを言います。
    胎盤は赤ちゃんにとってまさに命綱。これが子宮からはがれてしまうことは命に関わります。
    また、胎盤剥離では大量出血を起こす可能性が非常に高く、お母さんの命も危険な状態になるリスクも非常に高いのです。
    前置胎盤や低置胎盤では特に起こりやすいですが、胎盤の位置が正常であったとしても油断はできません。高血圧や喫煙、逆子をなおすための処置などが原因となることも考えられます。

    びらん・ポリープ
    びらんとは粘膜の表面がただれている状態のことをいいます。産道などにできやすいのが特徴で、性交渉や内診などの刺激によって微量の出血を起こすこともあります。
    びらんによる出血では、痛みを伴うことがありますが、場所は下腹部ではなく、膣周辺におこります。通常、出血も一時的で、流産の兆候を示すほどの量ではありません。
    ポリープとは良性の腫瘍のことです。子宮内膜や子宮頚管などの粘膜部分にできることが多く、こちらもちょっとした刺激によって出血が起こることがあります。
    ポリープによる出血も、びらんと同様に一時的なものです。
    ポリープの大きさや数によっては出産前に切除を行う場合もありますが、医師によって見解の分かれるところです。
    基本的にびらんやポリープが原因の出血は、妊娠の継続には支障がありません。

    子宮頸管無力症
    子宮頚管とは、子宮と産道(膣)をつないでいる部分で、子宮口を閉じさせている場所です。出産時期までは、子宮頚部が閉じていることで子宮口が開くのを防いでくれています。
    しかし子宮頚管の筋肉が何らかの理由で十分でない場合、子宮口が開いてきてしまいます。これを子宮頚管無力症(しきゅうけいかんむりょくしょう)と言います。
    子宮頚管無力症によって、流産や早産のリスクにつながります。その兆候として出血がみられる場合があるのです。

    出血したときの対処法

    妊娠中期に起こる出血には様々な原因がありますから、それによって対処方法も異なってきます。
    出血時の原則や、原因別の対処法を紹介しましょう。

    原因によって対処法は異なる
    1.切迫流産・切迫早産
    基本的には絶対安静とします。そのうえで、子宮収縮を抑えるための薬を使用し、流産や早産の状態が落ち着くのを待ちます。感染予防のために抗生物質などが併用される場合もあり得ます。
    2.子宮頚管無力症
    開きかけている子宮頚管をしばる子宮頚管縫縮術という治療が行われます。
    3.前置胎盤・低置胎盤
    赤ちゃんの状態を確認し、心拍などの低下がみられた場合は、緊急で帝王切開を行います。赤ちゃんやお母さんの命に関わる問題になってくるため、とにかく妊娠を終了させて胎盤などを体の外に出す必要があるためです。
    妊娠34週未満での出産となってしまう場合、赤ちゃんが自分で呼吸を保てるまでは呼吸器系が発達していない可能性があります。そのため、お母さんにステロイド投与を行う場合も考えられます。

    原則は安静
    出血が起こったときは、原因はなんにせよ、出血がとまるまでは安静を保ちます。
    安静とは「トイレ・食事・シャワー(場合によってはシャワーはNG)」以外の時間はずっとベッドで横になっていることを言います。
    家事や仕事なども当然お休みです。自宅での安静で対応可能な場合もありますが、環境的に安静が保証されない場合は入院指示が出る場合もあります。
    安静については、配偶者や家族、職場の理解が欠かせません。赤ちゃんやお母さんの状態を十分に説明しましょう。

    まずは冷静に!

    実際に出血が起こると、頭ではわかっているつもりでもパニックに陥ってしまうお母さんは決して少なくありません。

    しかし、まずはいったん落ち着いてください。周囲に誰かがいる場合は必ず助けを呼びましょう。
    そして出血状態をできるだけわかりやすく具体的に記録します。
    それによって受診時の処置がスムーズに進みやすくなるためです。
    まずは深呼吸して落ち着く。出血時に一番大切なことです。

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  • 妊娠週の数え方は?初期・中期・後期それぞれの体の変化

    妊娠期間について

    妊娠期間は大きく分けると初期・中期・後期に分けられます。それぞれの期間はいつからいつまでなのか?各期間ではお母さんの体にどんな変化が起こるのか?赤ちゃんの成長のしかたは?そんな妊娠期間に関する疑問にお答えします。
    1. 1.妊娠週数の数え方
    2. 2.妊娠期間の分類
    3. 3.各期間の母体・胎児の変化

    妊娠週数の数え方

    妊娠期間は月単位ではなく週数で管理を行っています。
    妊娠週数の具体的な数え方を説明します。

    妊娠は週単位で数える
    妊娠期間は7日間で1週間と捉え、4週間を1ヵ月とカウントします。
    1週間とは0日目から始まり、6日目までを言います。
    つまり7日目は翌週の0日目という扱いになりますから、「◯週7日目」という日は存在しません。

    妊娠期間は40週間(280日)
    妊娠から出産までの期間は40週間と言われています。
    妊娠37週0日目から41週6日目までの正産期と言い、この期間に生まれてくる赤ちゃんは十分に成長しています。
    妊娠42週0日以降は過産期と呼ばれます。
    お腹の中で赤ちゃんが大きくなりすぎたり、羊水や胎盤の状態が悪くなってきたりするので、人工的な出産に踏み切ることとなります。
    逆に、妊娠37週未満での出産の場合は早産と呼ばれ、産まれてきた赤ちゃんにはNICU などでの特別な保護が必要となる場合があります。

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    妊娠期間の分類

    妊娠周期は3つの時期に分かれています。
    それぞれ妊娠初期、妊娠中期、妊娠後期といいます。

    妊娠初期
    妊娠初期とは、妊娠0周0日から妊娠15週6日目までのことをいいます。
    ちなみに、妊娠0週0日というのは前回の生理が始まった初日を指します。
    つまり妊娠0週0日ではまだ妊娠はしていないということになるのです。

    妊娠中期
    妊娠中期とは、妊娠16週0日目から妊娠27週6日目までの期間を言います。
    妊娠中期は安定期とも呼ばれ、お母さんの心身や赤ちゃんの状態が最も安定している時期です。
    マタニティーライフを最も満喫できる時期ではないでしょうか。

    妊娠後期
    妊娠後期とは妊娠28週0日目から妊娠39週6日目までの期間を言います。
    なかでも、妊娠36週0日目から妊娠39週6日目までを臨月と呼んでいます。
    臨月とは出産を間近に控えた時期で、いつ赤ちゃんが産まれてもおかしくない時期のことをいいます。

    各期間の母体・胎児の変化

    妊娠すると、お母さんや赤ちゃんには心や体に大きな変化が起こっていきます。
    妊娠各期における、お母さんと赤ちゃんの変化を見ていきましょう。

    妊娠初期における母体の変化
    妊娠初期においてお母さんの体に起こる1番の変化は、何といってもつわりです。
    つわりと一口に言っても症状は様々です。

    ・匂いや食べ物を食べたりすると吐き気を感じるニオイづわりや吐きづわり
    ・空腹になると吐き気を感じる食べづわり
    ・口の中が唾液でいっぱいになるよだれづわり
    ・とても眠くなったり、逆に眠れなくなったりする睡眠障害もつわりの一種です。

    この時期では、ホルモンのバランスが一気に変わってきます。
    そのためお母さんの体が変化についていけず、つわりとして様々な症状が現れると言われています。
    妊娠16週ごろまでには胎盤が完成します。
    胎盤が完成するまでの時期を一般的には妊娠初期と捉え、胎盤の完成とともにつわり症状もおさまってきます。

    妊娠初期における赤ちゃんの状態
    妊娠初期は赤ちゃんの体が作られていく上で一番重要な時期です。
    この時期は、脳や神経系、心臓や腎臓といったとても大切な臓器がつくられていきます。
    そのため、この時期にに感染症にかかったり薬を服用したりしてしまうと、赤ちゃんに影響が及ぶ可能性があります。

    どうしても薬の服用が必要な場合は、必ずかかりつけの産科医に相談をしましょう。

    妊娠初期も終わりに近づいてくると、赤ちゃんの大きさは身長が20センチ程度、体重も20グラム程度となります。
    手足や鼻などがエコーで確認できるようになります。

    妊娠中期における母体の変化
    妊娠中期になると、お母さんの体には多くの変化が現れてきます。
    徐々にお腹が大きくなっていき、乳腺も発達していきます。
    この頃になってくると、今まで来ていた普通の下着や服がきつくなってきます。
    締め付けが血流を阻害するので、マタニティー用の下着や服を着用しましょう。

    また、つわりが終わったことから食欲が出てくる時期でもあります。
    この時期に体重が増加しすぎてしまうと、出産時に大きな負担となってしまいます。
    体に負担の少ないウォーキングやヨガなどを取り入れて、適度な運動を行っていきましょう。

    妊娠中期における赤ちゃんの状態
    妊娠20周ごろになると赤ちゃんも活発に動くようになり、胎動を感じ始める人が多くなります。
    この頃になると、赤ちゃんの身長は25センチ程度、体重は25グラム程度に成長しています。
    指には爪が生え始め、指しゃぶりをする姿も見られるようになってきます。
    妊娠24週ごろになると男女の判別ができるようになってきます。
    胎動は日増しに大きくなり、聴覚も発達してくるので、お母さんの声も聞こえるようになります。
    妊娠中期も終盤を迎える頃になると、赤ちゃんの内臓や骨格はほとんど完成してきます。
    身長が45センチ程度、体重は2.5キロほどにまで成長します。

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    妊娠後期における母体の変化
    妊娠後期になるとお腹が一段と大きくなり、お母さんは便秘や頻尿、腰痛などといったマイナートラブルを抱えやすくなります。
    また、妊娠高血圧症や逆子などといったトラブルが長引くと帝王切開での出産を視野に入れる必要があります。

    妊娠後期における赤ちゃんの状態
    妊娠も37週目に入ると、赤ちゃんの体はほとんど完成しています。もう外の世界に適応するだけの十分な力を備えているのです。
    この頃から、前駆陣痛と言って不規則で微弱な陣痛が起こることがあります。
    これは赤ちゃんが外に出てくるための準備をしている最中なのです。
    すると、これまで元気だった赤ちゃんの動きがだんだん弱まってきます。
    胎動を感じず心配になるかもしれませんが、これは赤ちゃんが生まれるための準備をしている証拠なのです。

    それぞれの期間における変化を知って、体調管理に役立てよう
    40週間という長い期間を一緒に過ごすお母さんと赤ちゃん。
    それぞれの体には多くの変化が訪れてきます。
    今回紹介したのは、あくまで平均的な目安にしか過ぎません。
    しかし、およその時期と体の変化を知ることで体調管理に役立てましょう。

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    病気や症状の説明について間違いや誤解を招く表現がございましたら、こちらよりご連絡ください。
  • 月経周期と排卵日を知って妊活に挑戦

    月経サイクルについて

    妊活において欠かせないことの第一は、自分の月経周期を知ることです。特に、排卵日を把握することなしには妊活の成功はあり得ません。自分の体のことなのに、意外と知らない月経周期。月経周期や排卵日を知る方法をまとめました。
    1. 1.月経サイクルとは
    2. 2.排卵日とは
    3. 3.妊娠しやすい時期の計算方法
    4. 4.排卵日に気をつけること
    5. 5.おわりに

    月経サイクルとは

    月経サイクルとは、いわゆる生理周期のことです。妊娠するためには、自分の生理周期を知っておくことが不可欠です。
    意外と知らない月経サイクルについて解説します。

    女性の生理には周期がある
    女性なら当たり前のように起こる生理。生理不順ではない人であれば、約1か月おきに生理がやってきますよね。
    生理から次の生理までの期間のことを月経サイクルといいます。このサイクルの中では、女性の体には様々な変化が起こっているのです。

    月経サイクルの仕組み
    女性の体は月経→排卵→月経と周期的な繰り返しを行っています。
    月経から排卵までの期間にはエストロゲンというホルモンが分泌されます。
    エストロゲンには卵子を成長させる働きがあり、妊娠する力を持った元気な卵子を作り、排卵させることを目的としています。

    一方、排卵が起こるとエストロゲンに変わりプロゲステロンというホルモンが分泌されるようになります。プロゲステロンの役割は、妊娠しやすい環境をつくること。例えば、子宮内膜を厚くしたり、脂肪や水分を体に蓄えたりすることです。
    そして妊娠が成立しなければ、再び月経がやってきます。
    一般的な女性では、月経開始から排卵までが2週間、排卵から月経までが2週間。月経サイクルは約4週間となっています。
    女性の体は何十年もこのサイクルを繰り返しているのです。

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    月経サイクルの異常
    とはいえ、人間には個人差があるもの。
    月経サイクルは25日~38日を正常の範囲とし、それよりも短期間で月経が起こってしまう事を頻発月経(ひんぱつげっけい)と呼び、39日以上の周期となる場合を稀発月経(きはつげっけい)と呼んでいます。
    婦人科的にはこれらの周期は月経異常とみなされています。
    頻発月経や稀発月経の裏には、卵巣や子宮の病気が隠れている場合がありますから、妊活をスムーズに行うためにも早急に婦人科を受診する必要があります。

    妊娠に影響するその他の月経異常
    月経周期だけでなく、月経量の異常も妊娠に影響を及ぼします。
    例えば、極端に出血量が少なく、2日程度で月経が終了してしまう事を過小月経(かしょうげっけい)といいます。これは子宮内膜が十分な厚さになっておらず、着床しにくいことを意味しています。

    一方、極端に出血量が多い場合を過多月経(かたげっけい)と呼び、子宮内膜症や子宮筋腫などが原因となっている可能性があります。
    このような場合も、早急に婦人科を受診して検査を受ける必要があります。

    排卵日とは

    卵子が卵巣から放出される日
    妊活を成功させるためには、排卵日を把握しておく必要があります。
    排卵日や卵子の寿命についてみてみましょう。
    排卵日とは、卵巣から卵子が放出される日のことを言います。
    月経がはじまると、エストロゲンの働きによって、卵子の素が育ち始めます。そしておよそ2週間かけて十分に成長ていきます。
    妊娠できる元気な状態まで成熟した卵子は、卵巣を飛び出し子宮に向かって移動を始めます。
    この、卵子の旅立ちの日が排卵日となるのです。

    卵子の寿命はどれくらい?
    卵子の寿命はとても短いのです。
    卵子が生きていられる期間はおよそ1日。そのなかでも、妊娠できる元気な状態を保てるのはわずか半日程度と言われています。
    1か月の間で、妊娠が可能な期間はこれほど短い間なのです。

    妊娠しやすい時期の計算方法

    妊娠の確立が高くなる期間は1日にも満たない短い間です。
    タイミングを逃さないためにも、排卵日を正確に把握したいものです。そのためには、基礎体温を記録することが重要となってきます。

    基礎体温をつけよう
    女性の体温は、エストロゲン分泌の時期とプロゲステロン分泌の時期で2層に分かれるようになっています。
    排卵前の時期は体温は低めであり、排卵日になると一気に低下します。そして排卵日を過ぎると高温になります。妊娠が成立すると体温は高温を維持し、月経がはじまると体温は低下します。
    このように、基礎体温をつけることによって、排卵日や妊娠の可能性を判断できるようになるのです。

    排卵している?
    排卵日当日の朝になると、基礎体温は一気に下降します。これが正常な排卵が起こっている証拠です。
    しかし、排卵日と思われる極端な基礎体温の低下がない場合、月経自体が起こっていても排卵をしていないことが考えられます。このような状態のことを無排卵月経といいます。
    これではいくら妊活を行っても成果が得られることはありません。早急に婦人科を受診して治療を受ける必要があります。

    妊娠が成立しやすい期間はどれくらい?
    卵巣を飛び出した卵子は、約1週間かけて子宮に到達します。
    しかし卵子が妊娠できる状態でいられるのはわずか半日程度。
    一方、精子の寿命はもう少し長く、数日間は元気な状態で生きていられます。
    精子と卵子が元気な状態で出会わなければ妊娠は成立しません。
    つまり、排卵日から半日間、最大でも24時間が妊娠成立のリミットとなります。

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    排卵日に気をつけること

    排卵日当日こそが妊娠のカギです。
    ですがそのためには旦那さんの協力が欠かせませんよね。
    排卵日当日に心がけたいことがあります。

    数日前から体調を整える
    卵子と精子が出会っただけでは妊娠の成立とは言えません。受精した卵子が子宮に着床してはじめて「妊娠した」と呼べるのです。
    そのためには卵子と精子が元気であることや、子宮内膜が良い状態であることが欠かせません。
    冷えや睡眠不足、栄養状態やストレスなどによって、どれか一つの要素でも十分でなくなってしまっては、妊娠成立の可能性が低くなってしまいます。
    排卵日近くになったらできるだけ規則正しく健康な生活を心がけることが必要です。

    旦那さんと仲良く、プレッシャーを与えない
    男性というのは女性が思っているよりもずっとロマンチックでデリケートな存在です。
    「排卵日だから」という感じで義務的・作業的な態度はNGです。
    それは旦那さんに「自分は赤ちゃんを作るための道具」といった印象を与えてしまいかねません。

    仲良く、プレッシャーや義務感を与えないような言動を心がけてくださいね。

    おわりに

    月経周期を把握することで、排卵日を知るだけでなく、自分の妊娠力や隠れた病気の発見につなげることができます。
    元気な赤ちゃんを産むためには、子宮や卵巣が健康でなければなりません。
    妊活の第一歩として、基礎体温の測定によって自分の月経周期や排卵状態を知ることから始めてみましょう。

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  • 妊娠後期に起こるむくみの原因と解消法

    妊娠後期のむくみについて

    母子手帳の検診記録欄には、体重や腹囲だけでなく、浮腫(ふしゅ)を記録する欄がありますよね。浮腫とはむくみのことで、妊婦さんにとって重要な検査項目なのです。

    特に注意が必要なのが妊娠後期。後期に見られるむくみの症状や原因、解消法を紹介します。

    1. 1.妊娠後期のむくみの症状
    2. 2.妊娠後期にむくみやすい原因
    3. 3.妊娠後期のむくみ解消法
    4. 4.減塩と循環の改善でむくみを解消しよう

    妊娠後期のむくみの症状

    妊娠中は全期間にわたってむくみやすい傾向にあります。
    なかでも、特にむくみやすいのが妊娠後期。
    後期のむくみにはどのような特徴があるのでしょう?

    むくみはどうして起こる?
    むくみとは、体内の水分が正常に体外に排出できなくなっていることから起こります。
    この水分ととは、主に血液の中の水分です。
    血液の中には血漿(けっしょう)という液体成分が存在しています。血漿は血管から徐々に細胞内に染み出し、水分量の調節を行っています。
    そして多すぎる水分は再び血管に吸収されたり、リンパ液として血管に吸収されるようにできています。
    水分量の調整を行っている臓器は腎臓です。
    腎臓では血液中の老廃物や不要な水分をろ過して、尿として排出しています。
    血流が阻害されることで、腎臓に十分な血液が運ばれなくなる結果、むくみが起こるのです。

    妊娠後期には足のむくみが目立つ
    妊娠後期のむくみの最大の特徴は、足がむくみやすくなることです。
    もちろん足だけでなく、手もむくみやすくなり、結婚指輪が外せなくなる人もいます。
    要するに、体の末端に行けば行くほどむくみやすいのです。

    手足がむくむ一般的な理由
    手足がむくみやすくなる原因は、重力と運動にあります。
    地球上で生活するうえで、避けて通れないのが重力です。
    これは血液も同じで、どうしても下から上へは血液は戻りにくくなります。
    大概、手足は心臓よりも下にありますよね。そして心臓から離れた場所に位置しています。遠ければ、心臓まで戻るのには時間がかかったり、戻りきらなかったりします。
    むくみが手足に出やすい理由は、心臓からの位置にあったのです。

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    しかし、手よりも足のほうがむくみやすいのは重力だけが原因ではありません。
    現代の生活では、足を動かすことが少なくなっていますよね。
    足を動かすことは血流を促進しますから、心臓に血液が戻りやすくなります。

    しかし、デスクワークや立ち仕事など、「歩く」ことが少ないと、むくんでしまうのです。
    一方、手というのは動かす機会が多いですよね。パソコンや料理、書き物など、たいてい指先は動かしています。
    これが、手は足よりもむくみにくい理由なのです。

    妊娠後期にむくみやすい原因

    子宮による圧迫
    妊娠後期になると、大きくなった子宮が内臓や血管を圧迫してきます。
    すると、鼠径部(そけいぶ:足の付け根)が圧迫されるようになります。
    鼠径部には、太い血管やリンパ管が走っているため、そこが圧迫されることにより、下半身に血液やリンパ液がたまってしまうのです。
    もともと女性は足などの下半身がむくみやすくできていますが、それが顕著になるのが妊娠後期なのです。

    水分をため込みやすくなる
    妊娠中には血液量が増加します。その量はなんと妊娠前の1.5倍にもなるのです。
    血液は、赤血球や白血球などの固形成分と、血漿(けっしょう)という液体成分からできています。
    妊娠中に増えるのは、主に液体成分である血漿。つまりほとんどが水分です。
    さらに羊水を作るためにも、水分が必要となります。
    このように、妊娠中はとにかく体が水分を欲する状態にあるのです。しかし、必要な水分が必要なところをめぐっていれば、むくみは起こりません。
    水分をため込みやすくなるという妊娠中特有の体質に、子宮による圧迫から起こる循環障害が加わることで、むくみという症状が現れます。

    塩分の摂りすぎ
    しょっぱいものを食べるとのどが渇きますよね。
    これは、高くなりすぎた体内のナトリウム濃度を元に戻そうとする自然な働きです。
    要するに、体内の塩分を水で薄めているのです。
    妊娠中は体内に水分をため込みやすくなることはご説明しました。そこに過剰な塩分が加わることで、体が余計に水分を求めるようになります。
    当然、塩分によって過剰に摂取した水分も子宮の圧迫によって体の中に溜まったままになります。

    妊娠後期のむくみ解消法

    妊娠後期におこるむくみの根本的な原因は、下半身の血液・リンパ液の循環が悪くなることにあります。
    つまり、下半身の循環を良くすることでむくみは解消することができるのです。妊娠後期のむくみ解消に効果的な方法を紹介します。

    ウォーキング
    足は第二の心臓と呼ばれています。心臓とは、いわば血液を送り出すポンプのようなものです。
    足を動かすことによって、下半身に溜まりがちな血液やリンパ液を上半身まで戻すことができるので、このように言われるのですね。
    足のむくみを改善するにはウォーキングが効果的です。
    その際、腕も振りながら歩けば全身運動にもなります。全身運動によって、下半身のみならず全身の血流が促進されます。
    むくみだけでなく、高血圧・高血糖の改善にも効果を発揮してくれるのがウォーキングなのです。

    マッサージ
    足のマッサージも循環を良くするのに効果的です。
    むくみ解消に効果的なマッサージの方法を紹介します。
    ポイントはマッサージの順番です。

    1.足の指先から付け根にかけて揉む
    2.足の裏をつま先からかかとの順で、さするように揉む
    3.足首を回したり、アキレス腱をほぐしたりする
    4.ふくらはぎを下から上に揉み上げる
    5.膝を回したり、膝裏の腱をほぐすように揉む
    6.太ももを下から上にさする
    7.ももの付け根(鼠径部:そけいぶ)を指でくるくる回すようにほぐす

    これを入浴後や運動の前後、寝る前などに行います。
    痛みを感じない、気持ちいと感じる程度の力で行いましょう。
    マッサージのポイントは、足の先から付け根に向かって順番に行っていくところにあります。
    溜まっている水分を下から上に押し上げるようなイメージです。

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    着圧ソックスを履く
    マッサージと同じ効果を持つのが着圧ソックスです。
    コスメショップやドラッグストアでも販売されていますよね。
    着圧ソックスは場所によって締め付ける力が異なっています。それによって、下から上に向けての循環をサポートしてくれているのです。
    着圧ソックスは、医療現場でも正式に採用されているむくみや血栓対策法です。単に美脚効果があると言われているのではなく、その裏には、循環の促進によるむくみの解消という根拠があったのですね。
    ただし、圧が強すぎるものは却って循環の妨げとなりますから、適度な締め付けのものを選びましょう。

    足を高くして寝る
    むくみのそもそもの根源は地球の重力にあります。
    ならばそれを逆手に取りましょう。
    足が心臓よりも高い位置にあればいいのです。そうすれば自ずと低い位置になる心臓まで血液やリンパ液が戻っていきますよね。
    当然、起きている状態でその体勢をとることはできませんから、チャンスは寝るときです。
    ベッドに横になったら、足の下にまくらやクッションを入れて足を高くします。足首に負担のかからない角度になるように調整してください。
    むくみだけでなく脚のだるさも取れますから、ぜひお試しください。
    翌朝のすっきり感が違ってくるはずです。

    減塩

    塩分もむくみの原因の一つですから、食事の際に減塩を心がけましょう。

    妊娠中の線分摂取量の目安は、1日7~8グラム程度です。血圧が高めの人は6グラム程度に抑えるほうがよいでしょう。
    ちなみに、カップ麺1食分には約5グラムもの塩分が含まれています。塩分は意識的に抑えなければどうしても摂りすぎてしまうものです。
    減塩でもおいしく食べる工夫をしましょう。
    たとえば、

    • レモンや酢などの酸味を効かせる
    • だしをしっかりとる(顆粒だしには塩分が含まれています)
    • 暖かいものを食べる(冷たいと味を感じにくくなります)
    • ドレッシングやしょうゆなどは「かける」のではなく「つける」

    このようなちょっとした工夫の積み重ねで、塩分摂取量は減らすことができます。

    カリウムの摂取
    減塩がうまくいかない場合、塩分排出効果を持つカリウムを摂取しましょう。
    カリウムにはナトリウム(塩)と結びついて体の外に排出してくれる効果があります。
    カリウムの豊富な食材を献立に取り入れることで、間接的な減塩効果が得られるのです。
    カリウムの多い食材にはこんなものがあります。

    • バナナ
    • リンゴ
    • プルーン
    • 納豆
    • 海藻類

    どれも手軽に食べられるものばかりですよね。

    減塩と循環の改善でむくみを解消しよう

    妊娠後期のむくみは、塩分と循環障害が大きな原因です。
    むくみは放置しておくと妊娠高血圧症(妊娠中毒症)を招く、大変危険な兆候なのです。
    食事や運動、体勢などをうまく組み合わせながら、むくみを解消していきましょう。

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