• 朝食の欠食と遅い夕食が蛋白尿出現と関連――金沢市の健診データ

     朝食を食べないことと夜遅い時間に夕食を食べることが、蛋白尿の出現に関連していることが報告された。金沢市医師会との協力により、金沢大学附属病院栄養管理部の徳丸季聡氏、同大学大学院腎臓内科学の遠山直志氏、和田隆志氏らが、一般住民の健康診断データを用いて実施した追跡研究の結果で、「Nutrients」に8月19日掲載された。

     蛋白尿や推算糸球体濾過量(eGFR)の低下で定義される慢性腎臓病(CKD)は、心血管疾患や末期腎不全のリスクであり、その発症抑制は公衆衛生上の重要な課題である。過剰なエネルギー摂取や栄養バランスの偏りは各種生活習慣病を介してCKD発症につながるが、今回の研究では、朝食の欠食などの好ましくない食習慣に着目して、蛋白尿出現との関連を後方視的に検討した。

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     解析対象は、1998~2014年に健診を受けた40歳以上の金沢市の住民のうち、ベースライン時のeGFRが60mL/分/1.73m2以上で1年以上追跡可能であり、蛋白尿陽性、食習慣などのデータがない人を除外した2万6,764人。平均年齢は、68±9歳、男性が44%、BMI22.8±3.1、eGFR77±12mL/分/1.73m2。

     好ましくない食習慣は、健診の問診票に基づき以下の4項目を検討した。朝食の欠食(朝食を抜くことが週に3回以上ある。該当者は全体の9%)、遅い夕食(就寝前の2時間以内に夕食をとることが週に3回以上ある。同19%)、早食い(人と比較して食べる速度が速いかという問いに、「速い」「普通」「遅い」から「速い」と回答した人。同29%)、夕食後の間食(夕食後に3食以外の夜食をとることが週に3回以上ある。同16%)。

     結果について、まずベースライン時のBMIと好ましくない食習慣の関連を見ると、検討した四つの食習慣のうち、朝食の欠食を除き該当者の方が有意にBMIが高かった(遅い夕食の該当者のBMIが23.0、非該当者は22.7。早食いは同順に23.3、22.5。夕食後の間食は23.1、22.7。すべてP<0.001)。朝食の欠食はベースライン時のBMIとの有意な関連は認めなかった(該当者22.8、非該当者22.7。P=0.788)。

     平均追跡期間3.4年で2,844人(10.6%)に蛋白尿が出現し、1,000人年当たりの罹患率は32.7だった。蛋白尿出現に影響する可能性のある、年齢、性別、BMI、収縮期血圧、eGFR、ヘモグロビン、中性脂肪、総コレステロール、HbA1c、尿酸、飲酒・喫煙習慣で調整の上、Cox比例ハザードモデルを用いて好ましくない食習慣と蛋白尿出現との関連を検討した。

     その結果、朝食の欠食〔ハザード比(HR)1.15(95%信頼区間1.01~1.31)〕および遅い夕食〔HR1.12(同1.02~1.22)〕と、蛋白尿出現との間に有意な関連が認められた。早食いと夕食後の間食は有意な関連を認めなかった。なお、朝食の欠食と遅い夕食との間に交互作用は認められなかった(P=0.222)。また、年齢(65歳未満/以上)、性別、BMI(25未満/以上)で層別化した解析では、それぞれの群間に交互作用は認められなかった。

     この結果から、研究グループでは「朝食の欠食と遅い夕食は、蛋白尿の出現に関連している可能性がある。一般住民からのCKD新規発症を抑制することが重要であり、摂取量や栄養バランスだけでなく、これらの是正可能な食習慣の改善を促すことが、それに寄与する可能性がある」と述べている。

     なお、著者らは今回の研究はあくまで観察研究であり、今後は因果関係などの検証が必要としているが、遅い時間帯の夕食は夜間のコルチゾールレベルの上昇、朝食の欠食は空腹ストレスを介して、ともに血圧を上昇させることなどの関与を考察している。

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    HealthDay News 2020年9月14日
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  • CKD患者の貧血有病率とESA製剤使用状況――J-CKDデータベースの解析

     国内の慢性腎臓病(CKD)患者のデータベース「J-CKD-DB」のデータ解析の結果から、CKD患者のヘモグロビンレベルやESA製剤の使用状況の詳細が明らかになった。香川大学医学部循環器・腎臓・脳卒中内科の祖父江理氏、川崎医科大学腎臓高血圧内科の柏原直樹氏らによる論文が、「PLOS ONE」に7月20日掲載された。

     J-CKD-DBは、厚生労働省の臨床効果データベース整備事業、臨床研究等ICT基盤構築・人工知能実装研究事業の一環として、日本腎臓学会と日本医療情報学会が共同で構築しているデータベース。国内の主に大学病院受診患者のデータが登録されている。現時点で15大学病院から総計14万8,000人の患者データが収集されており、本邦のCKDの実情、診療実態の可視化が期待されている。今回の研究ではこのデータを基に、日本人CKD患者の貧血有病率と赤血球造血刺激因子(ESA)製剤の使用状況が調査された。

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     7大学病院の外来CKD患者のうち、eGFRが5~60mL/分/1.73m2の成人3万1,082人のデータが解析に用いられた。急性腎障害(AKI)を除外するため対象を外来患者のみとし、また透析導入または腎移植後の患者を除外するためにeGFR5mL/分/1.73m2未満の記録がある患者は対象に含めなかった。

     主な患者背景は、年齢中央値72歳、男性54.5%、eGFR中央値50.0mL/分/1.73m2、平均ヘモグロビン13.02±1.88g/dLで、CKDステージはG3aが65.7%、G3bが23.5%、G4が7.6%、G5が3.1%だった。性別のヘモグロビン値は男性13.6±1.9g/dL、女性12.4±1.6g/dLで、男性の方が有意に高かった。

     全体をeGFR5mL/分/1.73m2ごとに11のグループに層別化した検討の結果、eGFRが低下するに従いヘモグロビンレベルが低下していることが明らかになった。また、全てのeGFRカテゴリーで女性は男性よりヘモグロビンレベルが低く、eGFR15mL/分/1.73m2未満の群を除いて有意差が認められた。

     貧血有病率については、日本透析医学会やKDOQIなどによる、4種類の貧血の定義に基づいて検討。いずれの定義で検討しても、CKDステージが進むほど貧血有病率が上昇した。そのうち日本透析医学会による腎性貧血の定義による有病率については、CKDステージG3aで7.8%、G3bで18.1%、G4で40.1%、G5では60.3%であった。年齢、CKDステージ、アルブミン、CRPで調整しG3aを基準に貧血のリスクを検討すると、G3bはオッズ比(OR)2.32(95%信頼区間2.09~2.58)、G4はOR5.50(4.80~6.31)、G5はOR9.75(8.13~11.7)となった。

     ロジスティック回帰分析の結果、CKD進行以外の貧血リスク因子として、65歳以上、女性、アルブミン3.5g/dL以下、CRP0.3mg/dL以上、Na-Cl30mEq/L以下が浮かび上がった。これにより、栄養不良や炎症、代謝性アシドーシスなども、貧血のリスク因子であることが示唆された。

     ESA製剤を使用している割合は、CKDステージG3aは0.0%、G3bは0.7%、G4は7.9%、G5は22.4%だった。年齢階層別に見ると、75歳以上で特にESA使用率が低かった。

     ヘモグロビンがガイドラインの示す管理目標内(ESAを用いていない場合は11.0g/dL以上、ESAを用いている場合は11.0g/dL以上13.0g/dL未満)にある患者の割合は、CKDステージG3aで81.2%、G3bで71.6%、G4で54.6%、G5で44.8%だった。

     また、CKDステージG4の患者のうちESAが使われている患者のヘモグロビンは10.1g/dLで、ESAが使われていない患者(11.7g/dL)より有意に低かった。同様に、ステージG5の患者のうちESAが使われている患者のヘモグロビンは10.1g/dLであり、ESAが使われていない患者(11.1g/dL)より有意に低かった。これらより、国内のCKD患者に対するESA使用率は比較的低く、ヘモグロビンがガイドラインの管理目標を満たしていないケースも少なくないことが分かった。

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    HealthDay News 2020年8月17日
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  • CKD患者ではBMI低値が感染症や全死亡と関連

    慢性腎臓病(CKD)患者ではBMIが低いことが感染症による死亡や全死亡のリスクの高さと関連するとの報告が、「BMC Nephrology」6月30日オンライン版に掲載された。仙台市立病院内科の山本多恵氏(研究時点の所属は東北大学大学院医学研究科腎・高血圧・内分泌科)らが、CKD患者を対象とした前向き観察コホート研究「艮陵研究」のデータを解析した結果、明らかになった。

     BMIが高いことは、一般的には心血管疾患や腎疾患の発症率の高さと関連している。しかし、CKD患者ではむしろBMIが高いほうが死亡リスクは低いとする報告があり、BMI低値は予後不良のリスクと捉えられている。また、CKD患者の死因として心血管死以外では感染症関連死が多いことが知られている。ただし、感染症関連死とBMIの関連は明らかでなかった。

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     山本氏らが解析に用いた艮陵研究は、宮城県を中心とする腎臓専門医所属医療機関11施設で行われており、登録患者数は4,015人。その中から、データに欠落のある患者などを除き、2,648人を今回の研究の対象とした。BMIの四分位で4群に群分けして前向きに5年間(中央値3.9年)追跡。全死亡および末期腎不全への進行をエンドポイントとし、それらの発生率と、死因別に関連因子を解析した。死因のうち感染症関連死は、肺炎、インフルエンザ、敗血症などによるものを集計した。

     対象者の主な背景は、年齢中央値63歳、男性53.5%で、eGFRは中央値53.4mL/分/1.73m2、BMIは男性23.8±3.5、女性23.1±4.1。追跡期間中に、114人が死亡し、308人が末期腎不全に進行した。

     全死亡リスクはBMI低値群で高いという有意な関連が認められた(P=0.0014)。一方の末期腎不全への進行については、BMIカテゴリーとの関連は認められなかった。なお、最も多い死因は心血管疾患(41%)で、感染症(21%)、がん(19%)と続いた。心血管死とがん死は全世代で見られたが、感染症関連死は65歳以上のみで見られ、その25%が前期高齢者、75%が後期高齢者だった。

     年齢、性別、血清アルブミン、喫煙、糖尿病、心血管疾患の既往、血圧、CKDステージなどで調整後、BMI低値群の全死亡リスクはハザード比(HR)1.26(95%信頼区間1.04~1.52)で、有意なリスク因子であることが分かった。末期腎不全への進行はHR1.03(同0.92~1.15)であり、BMI低値は有意な因子ではなかった。多変量解析の結果、全死亡と関連する因子としてBMI低値以外に、高齢、喫煙、心血管疾患の既往、血圧低値が抽出された。

     死因別に見ると、高齢であることは、心血管死、感染症関連死、がん死の全てにおいて有意な関連因子だった。BMI低値は感染症関連死と有意な関連が認められたが〔HR1.56(同1.05~2.33)〕、心血管死やがん死との関連は有意でなかった。このほか、カプランマイヤー法により、BMI低値による死亡リスクへの影響は、後期高齢者と血清アルブミン4g/dL未満の群でより大きくなることが明らかになった。

     これら一連の結果から研究グループでは、「CKD患者においてBMI低値は、全死亡と感染症関連死の独立した重大なリスク因子。感染症予防がCKD患者の転帰改善に寄与する可能性がある」とまとめている。

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    HealthDay News 2020年7月20日
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  • 男性は睡眠時間が短い方がCKDになりにくい?――京都府医大

    健康な男性では、睡眠時間が少ない人の方が慢性腎臓病(CKD)になりにくい可能性を示唆するデータが、京都府立医科大学内分泌・代謝内科学の中島華子氏、橋本善隆氏らによって「Kidney & Blood Pressure Research」3月4日オンライン版に報告された。

    CKDはほとんど自覚症状が現れないまま腎不全に進行したり、心臓血管系の病気のリスクを高めたりする。近年、睡眠時間が高血圧や糖尿病などの生活習慣病のリスクに関連することが分かってきたが、CKDとの関連は明確になっていない。研究グループは、岐阜県で行っている朝日大学病院との共同による人間ドック受診者住民対象コホート研究「NAGALA研究」のデータを用い、睡眠時間とCKDリスクの関連を後方視的に検討した。

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    解析対象は、朝日大学病院で1994~2013年に健診を受けた人から、腎機能が低下している人(eGFR60mL/分/1.73m2以下)や、高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症に関する薬および睡眠薬を服用している人を除いた1万4,474人(うち男性53.6%)。睡眠時間を6時間未満、6~7時間、7~8時間、8時間以上の4群に分け、男性は7.0年(中央値)、女性は6.7年(同)にわたり追跡した。

    追跡期間中に、男性の19.5%、女性の10.2%がCKDを発症した。CKDを発症した人の割合を睡眠時間別に比較すると、男性では6時間未満群12.5%、6~7時間群17.5%、7~8時間群25.0%、8時間以上群24.2%であり、女性では同順に9.4%、10.7%、9.9%、11.2%だった。男性では、睡眠時間が短いほど血清クレアチニンの変化量が少なく、弱いながら有意な相関が認められた(r=0.0316、P=0.006)。女性では、睡眠時間と血清クレアチニンの値に相関は見られなかった。

    次に、腎機能低下に関連する因子である、年齢、性別、BMI、喫煙・飲酒・運動習慣、血清クレアチニン、尿酸、トリグリセライド、血圧などで調整の上、睡眠時間7~8時間群を基準として、他の群のCKD発症リスクを比較した。

    すると男性では、睡眠時間6時間未満群でハザード比(HR)が0.54、6~7時間群ではHR0.73であり、有意なリスク低下が認められた(いずれもP<0.001)。8時間以上群はHR0.93で有意でなかった(P=0.433)。一方、女性では、6時間未満群はHR0.89、6~7時間群1.16、8時間以上群1.08で、いずれも7~8時間群と有意差がなかった。

    研究グループの濵口真英氏、福井道明氏らは結論として、「健康な男性では、睡眠時間が6時間未満の群でCKDリスクが最も低かった。睡眠時間の変化がCKD発症の初期兆候として見られる可能性があり、臨床において睡眠時間を継続的に把握する必要があるかもしれない」とまとめている。

    なお、短時間睡眠がCKDリスクを低下させる機序については「詳細は不明」としながらも、文献的考察から短時間睡眠が、抗炎症作用のあるグレリンレベルの上昇、腎機能低下と関連するレプチンレベルの低下を介して、腎保護的に働く可能性があるとしている。

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    HealthDay News 2020年4月20日
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  • 日本人の慢性透析の生涯リスクは男性3.14%、女性1.42%――新潟大

    日本人男性の32人に1人、女性の71人に1人は、亡くなるまでの間に慢性透析が必要になるとする報告が「Clinical and Experimental Nephrology」2月10日オンライン版に掲載された。

     生まれてから亡くなるまでの間に何かの疾患・状態になる確率のことを「生涯リスク」といい、その疾患・状態の危険性を一般市民へ端的に伝える際によく使われる。例えば、がんの生涯リスクは男性49.01%、女性37.36%と報告されており(2001年時点)、「男性は約2人に1人、女性は約3人に1人が生涯で一度はがんにかかる」といった言い方がされる。しかし国内の末期腎不全の生涯リスクはまだ報告されていない。

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     今回、新潟大学大学院医歯学総合研究科地域医療長寿学講座の若杉三奈子氏らは、日本透析医学会の年次調査データおよび厚生労働省の人口動態統計を利用。末期腎不全のため慢性透析療法(急性疾患による一時的な透析を除く透析療法)が必要になる生涯リスク、および死亡リスクを割り出した。

     その結果、慢性透析療法のリスクは男女ともに40歳ごろから上昇し始め、90歳前後で頭打ちになることがわかった。そして生涯リスクは、男性3.14%(95%信頼区間3.10~3.18)、女性は1.42%(同1.39~1.44)と計算された。これは、男性約32人に1人、女性約71人に1人が生涯の一定期間、慢性透析が必要になることを意味する。

     5歳ごとに層別化すると、男性は75~79歳、女性は80~84歳の5年間に、リスクが大きく上昇することがわかった。また年齢別に将来のリスクを計算すると、40歳の男性が80歳までに慢性透析が必要になるリスクは2.21%、50歳の男性は2.04%、60歳の男性は1.69%となった。同様に女性では、40歳の0.88%、50歳の0.82%、60歳の0.68%が、80歳までに慢性透析が必要になると考えられた。

     今回の研究では、男性の慢性透析リスクが女性の2倍以上という大きな性差が見られたが、研究グループによるとこのような性差の存在は日本だけでなく他国も同様であり、例えば米国では男性3.96%、女性2.84%という生涯リスクが報告されているという。なお、日本は人口当たりの透析患者数が多いにも関わらず、慢性透析の生涯リスクが米国の報告より低いことに関し、その理由を「透析患者数は新規透析導入件数と透析期間の積であるのに対し、生涯リスクは透析期間の長さに影響されないため」と解説している。

     著者らは、「この研究は慢性透析を必要とする末期腎不全の生涯リスクに関する国内初の研究」とし、「このような容易に理解できる情報は、公衆衛生における疾患啓発に役立つだろう」と述べている。

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    HealthDay News 2020年3月9日
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  • 慢性腎臓病の早期発見に有用な「D-アミノ酸」を発見 血中および尿中のD-セリン同時測定が有効

    いまや国民病ともいわれる慢性腎臓病(CKD)の早期診断には、血中に微量に存在するD-アミノ酸の一つ、「D-セリン」の測定が有用な可能性があることを、医薬基盤・健康・栄養研究所(大阪府)難治性疾患研究開発・支援センター長の木村友則氏らの研究グループが突き止めた。血中および尿中のD-セリンを同時測定するとCKDの早期診断に最も有効であったという。研究の詳細は「Scientific Reports」3月25日オンライン版に掲載された。

    CKD患者は日本国内では1300万人、世界では8.5億人に上ると推計されている。自覚症状なく進行する腎臓病は、気づいたときには透析導入を余儀なくされる患者も多く、早期発見、早期治療が課題とされている。しかし、今のところ腎機能を予測するのに有用なバイオマーカーは確立されていない。

    木村氏らはこれまで、体内にはL-アミノ酸だけでなく微量のD-アミノ酸が存在し、これが腎臓病の予後と関連することを見出していた。今回、同氏らは、CKD患者と健康な成人を対象に、血中および尿中のアミノ酸を一斉に測定するメタボローム解析を用いて、D-アミノ酸がCKDの早期発見に有用なバイオマーカーになり得るか否かを検討した。

    研究では、D-アミノ酸を正確かつ高感度に測定できる2次元HPLC(high performance liquid chromatography;高速液体クロマトグラフィー)システムを搭載したメタボローム解析装置を用いて、CKD患者11人と健康な成人ボランティア15人の血中および尿中のD-アミノ酸を測定した。

    その結果、D-アミノ酸のうちD-セリン値が腎機能(糸球体濾過量)自体と強く相関し、これらの関連は従来の腎臓病マーカーと同程度かそれ以上であることが分かった。一方、尿中のD-セリンは糸球体濾過量以外の腎機能を反映しており、血中と尿中のD-セリンを組み合わせると腎臓病を診断できる確率が向上することも明らかになった。

    これらの結果から、木村氏らは「CKDの早期診断には、体中に微量にしか存在しないD-アミノ酸であるD-セリンが有効であることが分かった」と結論。「このような診断技術を活用してCKDの早期診断、早期治療が進むことで、透析導入患者の抑制や腎臓病の個別化医療の実現、病態解明などにつながることが期待される」としている。

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    HealthDay News 2019年7月8日
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  • 日本腎臓学会と日本糖尿病学会が専門医間の紹介基準を公表

    日本腎臓学会と日本糖尿病学会はこのほど、専門医間の紹介基準を作成し、それぞれの学会ホームページで公表した。両学会は2018年2月に、かかりつけ医から専門医、専門医療機関への紹介基準を発表している。両学会は合同で「STOP-CKD宣言」を採択し、同基準を活用して専門医間の連携を密にすることで、糖尿病性腎臓病への対策を強化していくとしている。

    腎臓専門医から糖尿病専門医への紹介基準は、「糖尿病治療の大幅な変更等が望まれる場合」と「糖尿病専門医による糖尿病の継続管理が望ましいと考えられる場合」に大きく分けて記している。前者では、(1)血糖コントロール不良が一定期間持続する場合(HbA1c 8.0%以上、高齢者ではHbA1c 8.5%以上が3カ月以上持続することが目安)、(2)糖尿病治療の見直しを要する場合(腎機能低下に伴う薬剤効果増強による低血糖を予防する場合など)、(3)糖尿病急性増悪の場合もしくは急性合併症-といった5項目が挙げられている。糖尿病専門医に紹介後は、診断結果に応じて併診あるいは腎臓専門医での治療を継続する。

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    また、後者では、1型糖尿病や低血糖を頻回に繰り返すなど、内因性インスリン分泌が高度に枯渇している可能性がある場合とし、紹介後は両専門医による継続的な併診加療を含めて検討するとしている。

    一方、糖尿病専門医から腎臓専門医への紹介基準は、「腎臓専門医による腎疾患の鑑別を目的とした場合」と「腎臓専門医による継続管理を目的とした場合」に大別。前者では、糖尿病網膜症を伴わない0.5g/gCr以上の尿蛋白、顕性蛋白尿を伴わない腎機能低下、3カ月以内に推算糸球体濾過量(eGFR)が30%以上低下する急速な腎機能低下など5項目を挙げ、紹介後は、診断結果に応じて併診あるいは糖尿病専門医での治療を継続する。

    また、後者では、保存期腎不全(eGFR 30mL/分/1.73m2未満)、ネフローゼ症候群など6項目を挙げ、紹介後は腎臓専門医での継続管理あるいは糖尿病専門医との併診加療を含めて検討するとしている。

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    HealthDay News 2019年3月4日
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  • 保存期の慢性腎臓病患者にも肥満パラドックスの可能性 東京医歯大の研究グループ

    透析導入に至っていない保存期の慢性腎臓病(CKD)患者は、BMIが高値なほど短期的な予後が良好となる可能性があることが、東京医科歯科大学腎臓内科の菊池寛昭氏と同大学茨城県腎臓疾患地域医療学寄附講座教授の頼建光氏らの研究グループの検討で分かった。透析患者だけでなく、保存期CKD患者においても十分なカロリーを摂取し、体重を維持することが重視される可能性があるという。詳細は「PLOS ONE」2018年11月29日オンライン版に掲載された。

    これまでの研究で、血液透析患者はBMI値が高いほど寿命が延びる「肥満パラドックス」が報告されている。一方、保存期のCKD患者については、肥満度と予後との関連は不明な点が多かった。そこで、研究グループは今回、保存期CKD患者を対象に、感染症や糖尿病の有無で層別化した上で、BMIと院内死亡率の関連について調べる研究を実施した。

    研究では、全国1,700以上の病院が参加する大規模診療データベースであるDPC(Diagnosis Procedure Combination)データを用いて、緊急入院となった透析導入に至っていない保存期CKD患者2万6,103人のデータを抽出。対象患者をまず、BMI値で4つの群に分けた上で、感染症の合併の有無で分けて、入院後100日以内の院内死亡との関係を調べた。

    その結果、感染症の合併の有無にかかわらず、BMIが低値であると院内死亡率が高いことが分かった〔感染症合併なし+BMIが適正(24~26)群に比べて、感染症合併+BMI低値(20未満)群では1.82倍、感染症合併なし+BMI低値群では1.39倍〕。また、BMIが高値であるほど入院中の予後は良好となる傾向がみられた。

    さらに、対象患者を糖尿病の合併の有無に分けて解析したところ、BMI低値は予後不良と関連したが、感染症を合併していない群では、糖尿病を合併すると肥満度と予後良好との関連は減弱することが明らかになった。一方、糖尿病を合併していない群では、感染症の有無にかかわらず、BMIが高値なほど短期的な予後は良好となる傾向がみられた。

    以上の結果から、頼氏らは「緊急入院を要する保存期CKD患者では、感染症がある場合には、糖尿病の有無にかかわらず、BMIが高値だと予後は良好であった。一方、感染症を合併していない患者では、BMI高値と予後良好との関連は、糖尿病の有無に影響されることも明らかになった」と結論。この結果は、「保存期CKD患者においては、BMI高値が生命予後の改善に有利となる可能性を示唆しており、CKD患者における十分なカロリー摂取と体重維持の重要性を示した点で臨床的な意義がある」と述べている。

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    HealthDay News 2019年1月15日
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  • 睡眠障害は慢性腎臓病進行のリスク因子か 睡眠の質と睡眠時間がCKD進行と関連

    日本人の慢性腎臓病(CKD)患者では、睡眠の質が悪く、睡眠時間が適切でないとCKDが進行し、透析導入に至るリスクが高い可能性があることが、大阪大学キャンパスライフ健康支援センター講師の山本陵平氏らの研究で明らかになった。日本では透析患者は増加の一途をたどり、医療費増大の一因になっている。同氏らは「CKD進行のリスク因子として睡眠障害の可能性にも注目すべきだ。睡眠障害を含む生活習慣の是正により、透析導入に至るCKD患者の抑制につながる可能性がある」と述べている。詳細は「Clinical Journal of American Society of Nephrology」12月号に掲載された。

    山本氏らは、2011年には同大学の職員約6,800人の健診データを用いた分析で、5時間以下の短時間睡眠が蛋白尿のリスク因子であることを報告している。その後、国内外の研究で、短時間睡眠などの睡眠障害はCKDのリスク因子であることが示されたが、保存期CKDの患者ではこれらの関連は明らかになっていなかった。そこで、山本氏らは、腎機能が低下しているCKD患者を対象に睡眠に関するアンケートを実施し、CKD進行と睡眠障害との関連を検討した。

    対象は、国内多施設の外来CKD患者約3,000人を追跡しているCKD-JAC(Chronic Kidney Disease Japan Cohort)研究に参加し、研究開始時にピッツバーグ睡眠質問票に回答し、睡眠の質と睡眠時間を評価し得た患者1,601人。約4年間の追跡期間中の透析導入リスクを評価した。

    その結果、睡眠の質が正常な患者に比べて、質が低い患者は透析を導入するリスクが約1.3倍であることが分かった。また、睡眠時間が約7時間の患者と比べて、5時間以下の短時間睡眠の患者と、8時間を超える長時間睡眠の患者はそれぞれ、透析導入となるリスクが約2.1倍および約1.5倍であることも明らかになった。

    これらの結果を踏まえ、山本氏らは「睡眠の質が低いCKD患者と睡眠時間が適切でないCKD患者は、透析に至るリスクが高いことが明らかになった。睡眠障害の原因を特定し、適切な治療を行うことがCKD進行の抑制につながると期待できる」と結論づけている。また、諸外国と比較して日本人の睡眠時間は短いとされていることから、同氏らは「日本人の健康を増進し、医療費を削減するには、日常生活で十分な睡眠時間を確保することが重要だ」と述べている。

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    HealthDay News 2019年1月7日
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  • 活性型ビタミンDで透析患者の心血管疾患リスク低減せず 大阪市立大によるRCTで判明

    ビタミンD欠乏とさまざまな疾病が関連するため、ビタミンD補充による疾病予防効果の有無が注目されている。血液透析患者は、腎不全に伴うカルシウムやリン代謝異常から生じる骨病変を減らすため「活性型ビタミンD製剤」を服用することが多く、骨ミネラル代謝以外への効果もあると考えられていた。しかし、血液透析患者が活性型ビタミンD製剤を服用しても心血管疾患の発症リスクは低下しないことが、大阪市立大学大学院血管病態制御学研究教授の庄司哲雄氏らの研究グループの検討で明らかになった。日本人の透析患者を対象としたランダム化比較試験であるJ-DAVID試験の結果で、詳細は「Journal of the American Medical Association(JAMA)」12月11日オンライン版に掲載された。

    透析患者では、腎臓でビタミンDを活性化する機能が失われ、骨ミネラル代謝異常を生じ、心血管疾患リスクが高まることが知られている。観察研究では、透析患者が活性型ビタミンD製剤を服用すると、服用しない場合に比べて全死亡率や心血管疾患による死亡率、心血管疾患の発症率が低いとする報告が相次いでいる。そこで、庄司氏らは今回、日本の透析患者を対象に、活性型ビタミンD製剤の心血管疾患リスク低減効果を検討するため、ランダム化比較試験を実施した。

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    対象は、全国108施設から2008~2011年に登録した20歳代~80歳代の血液透析患者976人。二次性副甲状腺機能亢進症を有する患者は対象から除外し、副甲状腺ホルモン(PTH)が180pg/mL以下を呈する血液透析患者とした。対象患者を、活性型ビタミンD製剤(経口アルファカルシドール0.5μg/日;495人)服用群または同剤を服用しない従来治療を受ける対照群(481人)にオープンラベルでランダムに割り付けて、中央値で4年間追跡した。

    その結果、心筋梗塞、うっ血性心不全による入院、脳卒中、冠動脈血行再建術などの複合心血管イベントの発生率は、活性型ビタミンD製剤服用群の21.1%に対し、対照群では17.9%と両群間に有意差はみられず、むしろ服用群で高い傾向にあることが分かった。また、全死亡率についても両群間で有意な差は認められないことも明らかになった(18.2%対16.8%)。

    これまでの観察研究に基づいて、透析患者では、活性型ビタミンD製剤の服用により心血管疾患リスクは低減すると考えられてきた。そのため、庄司氏は「今回の結果は意外だった」と述べつつ、「PTH値の高い患者を対象から除外しているため、PTH高値の患者に対する活性型ビタミンD製剤投与の有用性を否定するものではない点に注意が必要だ」と指摘している。今後は活性型ビタミンD製剤の投与により心血管リスクが低下する患者と低下しない患者を事前に見分ける方法などについて、検討を進めたいとしている。

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    HealthDay News 2018年12月25日
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