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12月 17 2017 高齢者は食中毒に注意
65歳以上の人は若い頃よりも免疫が低下している可能性が高く、食中毒になるリスクも高まります。高齢になると、身体に以下のような変化がみられるといわれています。
- 消化管に食物が留まる時間が長くなるため、細菌に繁殖する時間を多く与えることになります。
- 肝臓や腎臓が、有害な細菌や毒素を十分に除去できなくなることがあります。
- 消化管の細菌を抑制する胃酸が十分に産生されなくなります。
- 高齢になると食中毒リスクを高める慢性疾患にも罹りやすくなります。
情報元:foodsafety.gov
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7月 21 2017 ピクニックでの食中毒リスクを防ぐ
屋外で食事をするピクニックは楽しいものですが、食中毒が起きては台無しです。そのリスクを減らすためのポイントを紹介します。
- 肉、魚介類、サンドイッチ、サラダ、果物、野菜、乳製品などはクーラーボックスに入れましょう。
- 保冷時間を延ばすため、クーラーボックスには氷を詰め、日の当たらない場所に置いておきましょう。
- 食材を長持ちさせるため、クーラーボックスはあまり何度も開けないようにしましょう。
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HealthDay News 2017年7月4日
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7月 13 2017 アウトドアで食事するときの注意点
公園でのピクニックや庭でのバーベキューを計画するとき、メニューは何にしようか、どこで食料を買ってこようか、といったことで頭がいっぱいになるかもしれない。しかし、食中毒を避けるためには、調理方法や持ち運び方、配膳の方法にも注意が必要だと、米国食品医薬品局(FDA)が呼びかけている。
①生の牛肉や豚肉、鶏肉、魚介類は、庭先で食べる場合も容器に詰めて持ち運ぶ場合も、細菌による相互汚染を防ぐために他の食品と分けて保存すること。これらの食品を調味料に漬け込むときは、調理台の上に放置せず冷蔵庫に保管する。グリルに運ぶ途中で汁をこぼさないように気をつける。使用したボウルに残った液体は処分する。
②生肉に使用した皿や調理器具は、焼き上がった食品に使用する前に洗うこと。焼き加減を確認するときは料理用の温度計を使うよう習慣づけ、温かい料理はグリルの脇に置くことで冷めにくくする。
③冷たい料理は十分に冷やしておくこと。自宅では、食事の準備ができるまで料理を冷蔵庫に入れておく。ピクニックの場合は、断熱材を使ったクーラーボックスに保冷剤と一緒に入れておく。ただし、クーラーボックスを開ける頻度を最小限に抑えるために、飲料は別のクーラーボックスに入れること。
④アウトドアで食事をする場合の一般的なルールとして、冷蔵保存されていた食品は外に出してから2時間以内に食べ切ること。ただし、気温が32℃以上の場合は1時間以内に食べ切らなければならない。暑い季節ほど細菌の繁殖は速くなる。
⑤果物や野菜は丁寧に洗って乾かしてから、食卓に並べたりクーラーボックスに詰めたりすること。
アウトドアでの食事会は夏のイベントにぴったりだが、暑さで食品が傷むことのないよう、衛生管理を怠らないようにしたい。
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