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9月 25 2017 子宮筋腫体験談、妊娠をするための手術の選択肢
子宮筋腫に気づいたきっかけ。診断を受けた時の気持ち。治療体験談。治療費がいくらかかるのか?治療を受けた感想。気を付けていることや体験者のアドバイスを掲載しています。- 1.病気に気づいたきっかけ
- 2.どのような診断を受けたのか?
- 3.どのような治療をおこなったのか?
- 4.治療費はいくらだったのか?
- 5.治療を受けてから感じた変化
- 6.診断を受けてから気を付けていること
- 7.他の患者さんにアドバイス
病気に気づいたきっかけ
生理痛がひどくなり、出血も多くなったので、病院に行くことにしました。そこで子宮筋腫が見つかったのです。元々生理不順で、ホルモンバランスが乱れたかな?と軽く考えていたので子宮筋腫が見つかりとてもショックでした。妊娠を望んでいたので、もっと早く病院に来ればよかったと後悔したのを覚えています。
どのような診断を受けたのか?
初診では、問診と内診、血液検査、超音波検査を受けました。筋腫のサイズはそこまで大きくなく、経過観察となりました。しかし、月経が経血過多で貧血状態だったので鉄剤が処方されています。副作用があるとも聞いていたので心配でしたが、私は全く感じませんでした。中には副作用に悩む人もいるようです。
どのような治療をおこなったのか?
経過観察は、三ヶ月に一度の定期検診を行いました。私は、妊娠を希望していたので子宮筋腫核手術をすることになりました。大きな筋腫ではなかったため、子宮鏡下手術ができると判断されました。まずは、薬を数週間処方され、それから手術に臨みました。
治療費はいくらだったのか?
手術・入院費用は、10万円ほどでした。薬などの費用を合わせると、15万円ほどになります。病院によっては、価格の差が大きく出ると聞いていたのでいくつかの病院をリサーチしました。
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他の手術より負担が少ない手術だったので、二日後には退院することができました。手術後は、歩くと少しお腹が張るような痛みがありましたがしばらくすると一週間ほどで痛みは気にならなくなりました。ずっと悩んでいた経血過多もなくなり、生理痛も薬を飲むほどではなくなりました。
診断を受けてから気を付けていること
今までは生理不順でも気にせず、仕事や家事をしていましたが頑張りすぎるのは良くないということに気が付かされました。食生活も意識していなかったのですが、和食をメインに食べるようになりました。栄養成分を気にするようになったことで、今までどれだけ栄養が足りていなかったか、偏っていたかが初めてわかった気がします。
他の患者さんにアドバイス
子宮筋腫と知らされたときはショックを受けましたが、よくある病気のひとつということを知りました。しばらくは、もう妊娠できないんじゃないかと不安に思っていたことを思い出します。やはり受精卵が着床しにくくなったり、筋腫が卵管をふさいだりと不妊の原因にはなるようです。しかし、筋腫があっても絶対妊娠ができないというわけではありません。実際に私も無事出産することができました。
もし、妊娠を望んでいる人は早めに婦人科に行き、筋腫がないか見てもらうのをおすすめします。また、子宮筋腫があっても妊娠できないと心配しすぎてストレスをためないように注意しましょう。
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9月 25 2017 子宮筋腫体験談、生理(月経痛)の痛み。定期健診がきっかけ
子宮筋腫に気づいたきっかけ。診断を受けた時の気持ち。治療体験談。治療費がいくらかかるのか?治療を受けた感想。気を付けていることや体験者のアドバイスを掲載しています。- 1.病気に気づいたきっかけ
- 2.どのような診断を受けたのか?
- 3.どのような治療をおこなったのか?
- 4.治療費はいくらだったのか?
- 5.治療を受けてから感じた変化
- 6.診断を受けてから気を付けていること
- 7.他の患者さんにアドバイス
病気に気づいたきっかけ
正直仕事が忙しくて、生理痛もみんなこんなもんじゃないかなと自分が特にひどい方だとも感じていませんでした。子宮筋腫に気づいたのは会社の定期健診でした。
どのような診断を受けたのか?
会社の定期健診で子宮筋腫に気づき、近くの病院に行き再検査を受けると良性の腫瘍だと判断されました。まだ小さいということで経過観察となりました。良性とか経過観察と言われたことで安心してしまい、また放置していました。
「これはまずいかも…」と思うころには生理の日数が2週間ほどになっていたこと、出血量が多くてめまいや立ちくらみなど貧血もひどくなっていました。病院で検査すると腫瘍の数がとても増えていて、子宮の大きさも普通の人の1.5倍くらいになっていました。経過観察と言われたのだから定期的に病院に行っていれば良かったと深く後悔しました。
どのような治療をおこなったのか?
両親からの後押しもあって勇気を出して手術を受けることにしました。貧血がひどかったので手術までずっと鉄分補給の薬を飲んでいました。食事も鉄分の多いもの、レバーなどを積極的に食べるようにしました。
子宮周りの手術は出血量が多いので自分の血液を事前に採取して輸血用にストックすることになりました。子宮筋腫で貧血がひどかったので採血は辛かったです。
実際の手術では腹部を開き、見つかった筋腫を取り除きました。小さいものも取り除きましたが、子宮筋腫は体質みたいなものなので再発する可能性は高いと医師に言われています。
治療費はいくらだったのか?
手術費用と入院費用で21万円ほど、さらに検査と外来を合わせた通院治療で5万円程度、合わせて26万円ほどかかりました。インターネットで調べてみると大体子宮筋腫の治療にはこの位かかるようです。
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治療を受けてから生理は徐々に軽くなり、1週間ほどで終わるようになりました。いま思えば子宮筋腫が大きくなったり増えたりしている間に、生理が長くなったり貧血がひどくなったり体は私に異常を知らせてくれていました。自分の体に無頓着だったことを、つらい治療を経験して実感しました。大変勉強になったと思っています。
いくら仕事が忙しくても身体が資本ですね、本当に。治療を受けてから自分の体の変化(異常)、特に生理期間については注意するようになりました。先生から再発の可能性を言われているので、注意しています。
診断を受けてから気を付けていること
子宮筋腫の原因は分からないので完全な解決策はないと先生に言われ、個人的に調べてみて血行不良が原因の1つと言われているので体を冷やさないように心がけています。過剰な警戒は生活に支障もあるし、私自身も疲れてしまうので、食事や睡眠など基本的な生活の仕方を見直した程度ですが、どんなに忙しくても自分の体をきちんとケアする気持ちを持つようになりました。
他の患者さんにアドバイス
子宮筋腫は珍しい病気ではないこと、そして腫瘍=ガンと思わないことです。子宮筋腫は基本的に良性であることが多く、治療法もきちんと確立されています。
ただ経過観察と言われたらきちんと経過を見るようにしましょう。放置、とは違うということです(私は勘違いしていました)。症状等により間隔は人によって違いますが、経過観察後そして治療が終わった後も、大体の人が半年に1回の頻度で定期的な健診を受ける様です。
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9月 25 2017 子宮筋腫体験談、下腹部やめまいの症状…検査で発覚
子宮筋腫に気づいたきっかけ。診断を受けた時の気持ち。治療体験談。治療費がいくらかかるのか?治療を受けた感想。気を付けていることや体験者のアドバイスを掲載しています。- 1.病気に気づいたきっかけ
- 2.どのような診断を受けたのか?
- 3.どのような治療をおこなったのか?
- 4.治療費はいくらだったのか?
- 5.治療を受けてから感じた変化
- 6.診断を受けてから気を付けていること
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病気に気づいたきっかけ
私の場合、もともと生理は正常だった方なのに、下腹部の張りがあり、めまいやたちくらみなどの貧血の症状が何ヶ月か続きおかしいなと感じていました。
そんな時、たまたま子宮頸がん検診の無料券が自宅に届いたのがきっかけで、無料の検診のほかに子宮全般を検査してもらうことにしました。どのような診断を受けたのか?
内診と超音波検査の際に子宮筋腫の疑いがあったため、MRI検査により精密検査をすることになったのですが、診断の結果は『粘膜下筋腫』。これが貧血の原因につながっていたのではなかということでした。
この他にも、『筋層内筋腫』や『漿膜下筋腫(しょうまくかきんしゅ)』、いろいろな種類の筋腫がたくさんできる『多発性筋腫』というものもあるらしく、治療法については、筋腫の位置や大きさや症状などをもとに相談しながら決めていくとのことでした。どのような治療をおこなったのか?
私の場合、筋腫が大きかったため、手術をすすめられました。正直不安で、本当に手術が必要なのか?という点や、手術の内容も含め詳しく相談しました。
この先妊娠を希望するということはなかったのですが、子宮がなくなることだけは受け入れられなかったので、子宮全摘術ではなく“筋腫核手術”を選択。
また、仕事の都合上長期入院はできないことから、腹腔鏡での手術が可能なギリギリの大きさだったため、開腹手術ではなく腹腔鏡下手術することになりました。治療費はいくらだったのか?
最初の検査から入院・手術に至るまで、健康保険が適用されましたが、それでも20~25万くらいはかかりました。
ただし、比較的新しい治療法の中には保険適用外の方法もあるようで、入院期間やどの治療法を選択するのかによって費用は違ってくると思います。子宮筋腫の臨床試験(新しい治療薬)情報はこちら
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術後の経過もよく、想像していたよりも痛みなどはなかったので、1週間ほどで職場復帰できました。
検査前にあった貧血の症状も、手術後はまったくなくなって、手術をして本当に良かったと思っています。診断を受けてから気を付けていること
全摘出ではなかったので再発の可能性も残っていますが、普段の食事の内容に気をつけ、定期的に検査を受けているおかげか、今のところ再発には至っていません。
他の患者さんにアドバイス
やはり定期的に定期検診を受けることが大切だと考えています。
自分自身、子宮筋腫が分かった時は手術しか選択できない状態でしたので、症状が重くならないように定期的な検査は必須です。特に妊娠を考えている方には、自覚症状がなくてもスルーしないでほしいなと思います。 -
9月 18 2017 子宮筋腫体験談・病気に気づいた定期健診の重要性
子宮筋腫に気づいたきっかけ。診断を受けた時の気持ち。治療体験談。治療費がいくらかかるのか?治療を受けた感想。気を付けていることや体験者のアドバイスを掲載しています。- 1.病気に気づいたきっかけ
- 2.どのような診断を受けたのか?
- 3.どのような治療をおこなったのか?
- 4.治療費はいくらだったのか?
- 5.治療を受けてから感じた変化
- 6.診断を受けてから気を付けていること
- 7.他の患者さんにアドバイス
病気に気づいたきっかけ
生理にちょっと異常を感じて病院で診てもらったら、子宮筋腫が見つかりました。先生の話によれば、子宮がんの定期検診で子宮筋腫が見つかることも多いそうなのですが、何年もがん検診を受けていなかったことが災いしました。もし、定期的にがん検診を受けていたらと思うと残念に感じました。
どのような診断を受けたのか?
初回の受診で子宮筋腫が見つかったのですが、まだ確定したものではありませんでした。私の場合は、血液検査と子宮がんの検査を受けました。これで、子宮筋腫を確定して、治療方針を決めると説明を受けました。聞くところによれば、人によって検査方法は異なるそうです。
どのような治療をおこなったのか?
最初は経過観察に決まりました。「手術とか、しなくても良いんですか?」と聞くと、目立った自覚症状が無いし、子宮筋腫は基本的に良性なので、ひとまず様子を見るのだそうです。ですが、その後定期的(半年に一度)に婦人科を受診して、結局筋腫が成長して自覚症状もあったため、1年後には手術を受けることになりました。
治療費はいくらだったのか?
手術費用と入院費用、それと定期検診の費用などを合わせると、確か25万円程度だったと思います。同じく子宮筋腫の治療を受けた知り合いに聞いても同じくらいの費用だと言われました。
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筋腫が大きくなるのを感じるかのように、経過観察中はいくつかの自覚症状がありました。まず、生理が長くなりました。不正出血も何度か見られました。それと、おしっこに行く回数が増えました、いわゆる「頻尿」という症状です。先生に聞くと、筋腫が膀胱を圧迫することで頻尿の症状が出るのだそうです。
手術を受けたら、それらの症状が完全になくなりました。ただし手術直後は痛みや違和感もありましたが、入院中に落ち着きました。(入院は1週間ほどでした)診断を受けてから気を付けていること
子宮筋腫だと診断されたときは少なからずショックでした。「何か、気をつけるべきことは?」と先生に聞くと、あまり意識しすぎないことだと言われました。ストレスは体全体に悪影響です、あまり気にしすぎると体を壊すとアドバイスされました。ただし、自覚症状が出たら早めに病院に、とも言われました。
他の患者さんにアドバイス
先生からも言われましたが「子宮筋腫は珍しい病気ではない、基本的に悪性腫瘍でもない、治療法もきちんとしている」ということを頭で理解することが重要です。筋腫という言葉(特に「腫」の字)に怖がる必要は無いということです。
過剰にストレスを感じてしまえば、余計に筋腫が大きくなる可能性があるとも聞きました。筋腫が小さくて自覚症状がなければ経過観察が多いそうですが、私の場合は半年間隔で定期検診を受けるように言われました。経過観察とは言え、放置して良いというわけではないということも理解しておいたほうが良いでしょう。
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